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なんだか感謝の日々の(週刊 自転車ツーキニスト240)

発行日: 2006/4/20

【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
 なんだか感謝の日々の240号

■グリーン洗浄液・続報

「グリーン洗浄液」とは、例の会社やデパートなどのトイレの洗面所に必ず付いてる手洗い用の石鹸液のことなんだが、前回のメルマガで「汚れが落ちない、泡立ちが悪い、匂いも良くない、色も良くない、何だか不潔感がある、などなど」と、こき下ろしていたのはご存知の通り。
 ところが驚いたことに、即日、私のもとに、この緑色の洗浄液のメーカーに勤める人から丁寧なメールが届いた。いわく「人十倍筆不精な私ですが、今日のメルマガを拝見して、これは私が返事を送らねばならないと思い、思い切ってメールをお送りしました」とのこと。話の内容は、次のごとくだ。
「匂いや色に関しては、今後もより良いものを開発していかなければいけないのですが」と、これは前提。で「汚れが落ちない、泡立ちが悪い、のは、その洗面所のメンテナンスをされている方の希釈率の問題ではないかと思います」。
 この緑の洗浄液は、濃縮された原液を何倍かに希釈して使うワケなのだが、その希釈率が適切でない(規定以上に薄めている)場合が非常に多いとのこと。この希釈率は、そのままメンテナンス会社のコストの問題となるので、なるだけ薄めて、というのか、極端な話、色が緑に見える範囲ならどこまでも薄めてやろう、というフラチなビルメンテナンス会社もあるのだという(これはヒキタが聞いた話)。
「希釈率が適当でない場合、汚れ落ちも泡立ちも悪くなります。ヒドい時はシャバシャバの水のようなものも見かけます」ふむ。私もよく見る。そこまではメーカーとしても面倒を見切れない、というのが本音のところだろう。
「製造元は当社だけではありません(疋田註:つまり競争はある)。不潔感についても、最近はセンサーを内蔵して、触れずに洗浄液が出るようにするなど、改良をすすめています」ということでもあるそうだ。
 なるほどねぇ。メーカーにはメーカーの苦労と努力があるのだ。まことに失礼いたした。

■とにかく大感謝である

 しかし、私はこのメールを受け取って、感謝するとともに、なんだか感動してしまったのだよ。新しいことをこの他にも色々知った(たとえばこの洗浄液、最初に作られたのは、私が生まれるはるか前のことなのだそうだ)ということもさることながら、やはり自転車通勤というものが各方面に認知されてきたという事実だ。
 メールを送って下さった御本人も「片道20km超で、気が向いたときだけのツーキニスト」氏だとのこと。なんだか私は嬉しいよ。当メルマガも発行4年目にして、まもなく1万部(現在9,500部強)になる。読者には色々な人がいるのだ。これはちょっとした「メディア」ではないか。
 ただ、惜しむらくは、私のメルマガ読者は女性率が非常に低いということなんだけどね(笑)。
 いやまあそれはさておき、時々いただく「ファンメール(ありがたや)」には次のようなことが書いてあったりする。
「メールマガジンは各種、色々とってたりするのですが、大抵はそのままゴミ箱直行のことが多いです。でも、ヒキタさんのメルマガだけは『来た来た』という感じで、必ず読みます」
 いや、お世辞も多々含まれているのではあろう。でも、そういうメールが複数くると、やはり発行者としては嬉しいのであるよ。いやホントに、これからもよろしくお願い申し上げます。

■新庄くん、カムバック・アゲイン!

 日本ハムのSHINJOが電撃引退宣言なのだ。
 残念至極。というのか、早いとこ撤回していただきたい。彼のキャラクターだったら「まだ打てることが分かったんで、引退撤回しまーす♪」と言っても許されると思う。少なくとも私は許すぞ。
 現在の日本プロ野球界にとって、あの希有なキャラクターに辞められてしまうことは、大げさなようだが、ほとんど致命的な話だろう。少なくとも私はそう思う。
 ただでさえね、あのWBCを見た後では、日本の国内リーグがチマチマ見えて仕方がないんだから。G戦中継の視聴率だって低迷中だ。史上最低だった去年とあまり変わらない。
 原監督になったのに、ジャイアンツは強いのに、WBCの盛り上がりはプラスに作用するはずだったのに、それでもG戦視聴率は平均13%程度。テレビ局にとってプロ野球中継の損益分岐点はだいたい14%というくらいだから、このままではプロ野球中継そのものがヤバい。
 じゃあ、お前がプロ野球中継を見るのか、と言われれば、見ないわけなんだが(あの長い試合を見続ける時間がない)、なんだかね、あの昭和の風景がまたひとつなくなってしまうかと思うと、そこが寂しくてね。

■「自転車シンポジウム」の告知

 最近、自転車に力を入れてる東京第二弁護士会が、またまた自転車行政関連のシンポジウムを開きます。前回は私もパネリストの一人だったわけですが、今回は小杉代議士と、環境自治体会議・環境政策研究所主任研究員の上岡直見氏、環境派弁護士の村松昭夫氏です。
 ご興味のある方は是非どうぞ。世話人の一人、工藤弁護士はリカンベント・ツーキニストとして地裁に通う日々だそうです。

【都市交通シンポジウム「くるま依存社会」を考える 〜激論!道路特定財源見直し〜】
 地球温暖化、大気汚染、年間10,000人に迫る交通事故死、路上で遊べない子供たちや商店街の空洞化。現代の都市が直面する問題をつきつめて行くと、そこにはかなりの確率で「くるま社会」=モータリゼーションの問題が横たわる。「くるま依存からの転換」の声をよそに、自動車も道路も増え続けている。こうした道路建設を長年ささえてきたのが「道路特定財源」という制度だった。そこでは、年間約5兆8000億円(2006年予算)という巨額の自動車諸税がほぼすべて道路建設に使うよう義務づけられている。2005年12月、政府与党は税の一般財源化の方針を決定した。しかし、自動車業界などを中心に反対論も根強く、制度のゆくえはいまだ不透明である。
 果たして年間数兆円もの道路建設はこれからも必要か。各界を代表する論者を招き、今後のくるま社会のゆくえに決定的な影響を与えるであろう、「道路特定財源」見直しを徹底討論する。

【日時】2006年5月18日(木) 18時より20時30分まで (17時45分開場)
【会場】弁護士会館 10階 1003会議室 地下鉄/霞ヶ関駅(丸の内、日比谷、千代田線)B1-b出口より直通、A1出口より徒歩2分、C1出口より徒歩3分
 申込み不要・入場無料
【パネリスト】(予定)
 上岡直見氏 環境自治体会議 環境政策研究所 主任研究員。交通権学会事務局長・鉄道まちづくり会議事務局長。
 小杉隆氏 衆議院議員。自由民主党環境調査会長。元文部大臣。
 村松昭夫氏 弁護士。日弁連 公害対策・環境保全委員会 副委員長。
(パネル司会 第二東京弁護士会 公害対策・環境保全委員会 委員)

主催:第二東京弁護士会(http://www.niben.jp/
共催:日本弁護士連合会(http://www.nichibenren.jp/
お問い合わせ先 第二東京弁護士会人権課 石井 TEL:03-3581-2257

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)

「必笑小咄のテクニック」米原万里著 集英社新書

 ロシア語通訳の第一人者にして名エッセイスト、米原万里氏の「ジョークの指南書」。ジョーク(この本の中では「小咄」)のパターンを12に分け、それぞれを分析しつつ、例をあげつつ、ジョークの作り方を解説していく。例も面白いし、分析も面白い。彼女の軽妙なエッセイやトークの本質は、なるほど、こういう法則、テクニックに基づいているのだなと分かる。
 章の終わりに必ず出てくる「小咄製作の応用問題」も、慣れてくると解けるようになる。ちょっと自分のユーモアセンスが上がった気になる。
 第7章なんかを読んで考えてみれば、この間、書いた「迷惑なおでん屋」にしても、こうしたジョークでサラリとかわしつつ、オヤジをぎゃふん(死語)と言わせることも可能だったな。ちょっと反省だ。
 ただし、好みは分かれるとは思うが、随所に挟まれる「小泉批判」は不要だと思う。批判内容の正否はさておき、こういう時事モノを入れてしまうと、せっかく「ジョークの法則」を普遍化しているのに、すぐに話が古びてしまうから。これだと本書の寿命は今年の9月までしか持たないよ。それではちょいと惜しいと思うのだ。

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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*昨年12月発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。

「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951

【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
 
 
 
 
 

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