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カニの季節の(週刊 自転車ツーキニスト221)
発行日時: 2005/12/24
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
カニの季節の221号
■メルマガ・オブ・ザ・イヤー2005
受賞してしまいました。パチパチ。ありがとうございます。惜しくも(?)大賞は逃したものの「カテゴリー賞スポーツ部門」というのをいただきまして、すでにMelma!のホームページには掲載されてます。
http://melma.com/contents/moy2005/result.html
いやー、それもこれも皆々様が投票してくれたおかげです。私の「喜びのコメント」はこれから書いて送るつもりです。
2005年というのは、私にとって、個人的にイヤなことばかりが相次いだ年だったのですが、最後の最後になって、ちょっとハッピーなクリスマスプレゼントでありました。本当にありがとうございます。
それにしてもね。スポーツ部門のカテゴリー賞に、このメルマガとは。
「スポーツ」が最も似合わないメルマガかもしれないのにね。
■一人でカニ食べ放題
さて、忘年会シーズンたけなわなわけだが、つい先日、私はかねてよりの野望を実現させた。
その野望の名は「一人でカニ食べ放題」。私はカニが好きで好きで、特にズワイガニの足が好きなんだが、赤坂の居酒屋「北の家族」で、食べ放題1時間一本勝負1980円というのをやっていたのだ。
コレをやってみたかった。ただ食い放題ということでなく「一人で喰う」と、ここの部分が肝要なところだ。多人数でワイワイ、だとか、誰かと一緒に、ということでも悪くはないが、やはりカニは無口になる。
さらには、まだ結婚前にとある女性と「カニ食い放題」に行った経験があって、その際(多分彼女はあまりカニが好きではなかったのであろう)彼女はひたすらほじくりほじくり、皿にカニ肉をためた後に、細々と食べる、ということを、やっていて、何だか「ああ、ツマランところに連れてきてしまったな、悪いことしたな」という感じがして、何だか気を使いつつも、カニに没頭できなかったことであったのだ。
日本史の旅は、自転車に限るわけだが、カニ食い放題は、一人に限る、と、その時、確信した。だが、それが実現されないままに、この39歳の冬まで来てしまった。
で、先日、私はそのプロジェクトを一人秘かに決行したのである。
ズワイは多少小振りだった。もちろん冷凍物だ。だが、そんなことは何の問題もない。カニなのだ。目の前の紛う事なきカニ。そもそも料理に関しては「質より量」がポリシーである私は、多少のカニのクオリティの上下など関係ないのである。
実は私はカニを食べるのが大変巧い。中をほじくる棒など、まったく必要としない。ハサミにしても、爪(ハサミ)の部分の一部以外は、全然使わない。ポキッと折って、つるりっ、だ。
実はコツがある。
カニの足は、付け根にいくほど太いから、多くの人は、太い方から身を抜こうとする。そちらの方が一見合理的だから。ところがカニの肉繊維は、それでは抵抗が大きく、抜けにくくなってしまうのだ。細い方を折って抜く。簡単なことだが、これこそがカニ食いの極意なのである。
まあいい。一人食べ放題1時間一本勝負である。
店にとっては迷惑な客だろう、私は最低10パイは食うぞ、と意気込んでいた。
ところが、何てこった、結論を先にいうと、私はわずか4ハイでギブアップとなってしまったのだ。
やはり飽きるな、カニオンリーだと。おまけに塩茹でのカニだから、ある程度以上食べると、しょっぱくてそれ以上食べられなくなる。やるな、北の家族。
まあ、幸せではあったが、そこまで幸せでもなかった。そればかりか、しばらくはカニを見るのもイヤになった。やはり好きなものは「ホントはもう少し欲しいのに」というレベルで止めておいた方がいいのであろう。
とか書きながら、私は「またチャレンジするぞ」との思いに燃えているのではあるが。
■自転車神社「高神社」
そうそう、随分前にご紹介しようしようと思って、そのまま忘れていた。
京都には、恐らく日本で唯一であるところの「自転車神社」というものがありましてな。その名を「高神社」という。自転車交通安全お守りステッカーなども用意されていて、実は私のMR-4Fにもそれが貼ってある。おかげでなのか、ここ数年来、事故をしたこともない。ウェブサイトもあるので、是非一度訪れてみてはいかが?
【高神社ウェブサイト】
http://www.interq.or.jp/power/namazu/
■ところでメリークリスマス
神社の話題の次に何なんだが、メリークリスマス。皆さまにとって、今日が良いクリスマスイブであらんことを。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)
「扉は閉ざされたまま」石持浅海著 ノン・ノベル
密室殺人の話なのにも関わらず、最後の最後まで扉が開かれないままにストーリーが終わる、という実にアクロバティックかつ意欲的なミステリー。そういうストーリーなのに、探偵はいるし、犯人はいるし、謎は解かれ、きちんと解決される。その手法は見事としか言いようがない。
実際「このミス」でも今年の2位にランクされていた。
だが、だ。この本を読んで誰もが思うのは「動機が弱い」の一言なのではあるまいか。
ストーリーは精緻。確実に面白い。それなのに解決編で明かされる動機が、あまりに優等生的で、弱いのだ。普通はそんなことでは人を殺さない。画竜点睛を欠いた、実に惜しい瑕疵だと思う。
読むのはオススメ。面白いのは間違いない。だが、たぶん誰もが私と同じ感想を抱くと思うよ。
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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*25日発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーションパブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951
【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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