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疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

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今週は「お願いッ」の(週刊 自転車ツーキニスト219)

発行日: 2005/12/7







【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
 今週は「お願いッ」の219号

■寒いな

 アッという間に秋が過ぎて、冬になった。もう12月だ。ジングルベル。
 さすがに首都圏も寒い。東北、北海道の方々はもっと寒いでしょう。自転車通勤・冬眠に入った方々も多いのではないでしょうか。特に雪が降ったりすると、やはり自転車はどうもね。

 そうそう、先週の「萌えー」の続きというワケではないんだけど、先日、用事があって秋葉原に行ったんだわ。寒い日でありました。
 有楽町の旧そごうの跡地にビックカメラができてからというもの、どうもこのところ秋葉原から足が遠のいていたんだけど、久しぶりに行ってみてビックリした。
 ヨドバシカメラの側(駅東方向)の様変わりぶりにも驚いたけど(あ、つくばエクスプレス駅もある!)ホントもう秋葉原「萌えオンリー」の街になっていたのだね、私の知らないウチに。ありとあらゆるビルの壁面が、美少女アニメのポスターだらけになってた。すごいな、これは。なにやら途轍もないリビドーのようなものを感じてしまうよ。

 かつてラジオ少年だった私にとっては、秋葉原といえば「コンデンサー」やら「抵抗」やら「バリコン」やらの街だった。宮崎に住んでいた際にも、東京に出張するオヤジに頼んでは「秋葉原でこれこれのトランジスタ買ってきて、ダイオード買ってきて」などと言っていたものだ。いやはや、それから幾年月。随分変わったものだなぁ。
 街中極彩色のカラーコーディネート自体は変わらないものの、雰囲気が「商売の街」から「趣味の街」になった。それもかなりニッチな趣味。
 まあね「パソコンの街」になった頃から、その萌芽は確かにあったといえる。随分前の"ラオックスMAC館"の横にあったのも、たしかアニメの同人誌屋さんだったし。

 秋葉原は日本で一番外国人観光客が訪れる街の一つなのだという。
 彼らはここで様々な日本製電化製品を買って、自国に持ち帰るわけだが、彼らにとって、この街の風景はどう見えるのだろう。ただでさえ実年齢よりも若く見られがちな日本女性だが、これらの「萌えポスター」に描かれている姿は、彼らにとっては、まさに幼女そのものであろう。
 街中ベタベタにコケティッシュな幼女。「おお、日本人は児童福祉に熱心なのだな」と思うだろうか。そんなわきゃないな。
 日本人はやはりヘンだ、と、彼らはこの光景を目に焼き付けて国に帰るに違いない。それは私などにとってはちょっと恥ずかしい。
 だがまあ、こういうのも日本の文化の一つであるのも一方の事実ではあって(日本の文化史に通底する「ロリコン文化」は「源氏」などの作品にも顕著だ)、こういうものが即、昨今のおぞましい事件に結びつくのだ、という意見にも私は与しない。人は必ずどこかで解消しなくてはならない黒い衝動を持っているのだろうから。妄想を禁ずることはできない。
 だが、この光景を目の当たりにするに、やはり恥ずかしいには恥ずかしいのだ。せめてもう少し隠れてやってくれと思う。

 いやまあしかし、そういう萌え少女のアニメ絵は、なぜ必ず耳がとんがっているのだろうか?
 私などに言わせれば、どちらかというと丸い方がカワイイのではないかと思われるのだが。

■2005年メルマガ・オブ・ザ・イヤー

 さて、今回はちょっとしたお願いがありましてね。
 このメールマガジンの配信元"Melma!"が「メルマガオブザイヤー2005」という人気投票をやってるのですよ。
 で、よろしければ、私のこの「週刊 自転車ツーキニスト」に投票をお願いできないか、という話なんであります。受賞すれば「トロフィー・バナー」が戴けるそうで、それをウェブサイトに貼ることができる、と、ただそれだけなのですけどね。

 でもまあ「自転車のメルマガが、メルマガ大賞? ナンデだ? 自転車ってやっぱりブームなのか??」というようなことになると嬉しいではないですか。是非是非よろしく頼みます。〆切は12/18だそうですが、今すぐGO! URLは下記の通りです。

http://melma.com/contents/moy2005/

 私のメルマガは、

タイトル   「週刊 自転車ツーキニスト」
マガジンID  「m00016703」

 であります。よろしくお願いします。
 周囲の自転車好きを巻き込んで、投票だー!というようなことになりますと、もっと嬉しいです。でへへへ。

■姉歯物件

 いや、泥沼のマンション耐震偽装問題ではある。
 テレビに頻出する耐震強度0.37の「グランドステージ住吉」なんて、私の自宅のご近所さんであって、到底、人ごとと思えない。もちろん私もマンション住民の一人である。
 姉歯は二回目の国会の参考人招致も欠席。その無責任さ加減には呆れるほかないが、ただ、この問題で私にはちょっと驚いたことがあるのだ。
 ネットを覗くと「安物を買った住民も悪い」という意見が意外なほど多い。
 住宅マンション関連のブログなどを読むと分かるが、これには私は驚いた。何でそんなに冷たいことが言えるのだろうか。そもそもそんな問題じゃないだろうと思う。
 建築基準法もある。一級建築士が幾重にも検査する(筈だった)。最低限の安全性能は保証されていると信用して買うのは当たり前ではないか。
 駅からの距離、面積、立地、環境、さらには防音、防犯、と、それ以外のあらゆることを勘案して、値段とにらめっこしながら、人々は一生の買い物をするのだ。
「グランドステージ住吉」の住民にしても、目の前が工場、内装は安手、駅からは遠目、だが、広くてこの値段。うーん、考えどころだなぁ……とか色々と悩んで、熟慮の末にコレを買ったのだ。誰が耐震強度のような一番ベースの事柄を偽装しているなんて思うだろうか。

 そこには言ってみれば「日本社会に対する最小限の信頼」のようなものが前提として存在した筈だ。
 姉歯をはじめとする一連の登場人物は、その社会への最後の信頼さえをも壊した。
 真面目な話、万死に値すると思う。徹底的に追及していただきたい。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)

「ヒューザーの100m2マンション物語-最新版欧米型永住マンションの魅力」小嶋進編・著 IN通信社

 タイトルを見てお分かりの通りちょっと特殊な本だ。小嶋社長自らが著者のヒューザー宣伝本。
 広いマンションがいかに快適か、ヒューザーのコストダウンがいかに優れているかが、小嶋社長本人、住民の声、住宅ジャーナリストの寄稿などで、延々と語られている。
 特に「100平米以上は快適だ」とする住人の声はリアルな満足感に溢れている。読んでいると「ヒューザーのマンションってちょっといいかも」と思ったりする。
 だが、この声の前提条件が、すべてウソだったのだ。
 なんて悲しい本なのだ、これは。

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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*25日発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。

「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーションパブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-a
uthor=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951

【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/





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