げげ、猛抗議の(週刊 自転車ツーキニスト207)
発行日時: 2005/9/15
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
げげ、猛抗議の207号
■民主党から抗議が来た
連日のメルマガなわけだが、げげげげげ、前号206号に対して、民主党の組織委員会から猛烈なる抗議がきた。
そんなことはない、事実誤認である、と。国会の委員会質疑では、きちんと議論しとる、と。
そうだったのか。そうであると言うのなら、そうなのだろう。私はこのメルマガに関しては、抗議が来るとすぐに謝ってしまうのだ。すまん。だが、私にはそうは見えなかったのだよ。郵政関連労組に配慮するあまり、民営化の対案をついに用意できなかったかに見えた。私の誤解だったのだろう。
だがね、前号をよくよく読んでみると分かると思うが、私は決して民主党を闇雲にクサしてるわけじゃない。むしろ民主党への期待と愛(?)が込められていると思うんだがなぁ。そう読めないだろうか。旧社会党みたいになっちゃいかんよ、と言ってるだけで(今回そこの部分の萌芽が見えた。これは私だけじゃないはずだ)、決して「ぼろくそに書いた」とか「負け犬を叩くのは気持ちいい」(いずれも抗議メールからの引用)というワケじゃないのよ。
そもそも私は自民支持でもなければ、民主支持でもない。もちろん公明でもない(←頼むからもうやめてね)。典型的ないわゆる「無党派層」だと思ってる。だが、一つだけいえるのは、政権選択可能な二大政党制、というのには大賛成なのだ。早くそうなって欲しいと真面目な話、願ってるわけで、民主が発憤してくれないと困るのよ。前号はいわば愛の鞭、というような烏滸がましいものではないが、実際そうなのだと思っていただきたい(本当)。
小杉氏(自民)がどうの、谷垣氏(自民)がどうの、というのは、あくまで自転車のことを理解している議員だと思うからであって、自民党が好きだからというワケじゃない。
だいたい、前回のメルマガ「スゴい結果になったなぁ」と言ってるだけで、それを喜んでるなんてどこにも書いてない。それどころか、あまりの勝ちすぎにちょっと危ういモノを感じているぐらいだ。
それにしても民主党の組織委員会の幹部がこれをお読みになっていたとは。
私としてもちょっと驚いたが、いやもう、どんなメルマガなんだ。本来"Melma!"の紹介文に書いてあるとおり「ヒキタからのバカメールが届きます、ご容赦」なんだから、あんまり目くじら立ててくれちゃいかんよ。
■それからもう一つ
他にも抗議メールが、結構来たのだ。
いわく「郵政だけを取り上げるな」とか「一方的な見方を垂れ流すな」とかね。
いやまあ、そりゃそうなんだけど、郵政以外もあれやこれやじゃ、このメルマガが大論文になってしまいますがな。それと「一方的な見方」と言われても、私ヒキタが一人で書いてるんだからして、そりゃ見方もヒキタ的になりますよ。そんなこと言われても困るのだ。「あー、ヒキタがまたバカなことを書いてるよ」というぐらいに聞き流していただきたい。
と、そういうことを書くと、またしても「メルマガを出す責任を考えなさい」とか「影響力を自覚しなさい」とか言われるんだが、そんな影響力なんてないってば。
そもそもこのメルマガは、先もあげた如く「バカメール」であり「エッセイメール」であり「書評メール」なんだから、そんなにジャーナリスティックなモノを求められても困るし、ましてや両論併記、なんてことを言われても当惑するばかりなのだ。個人的には、できるだけ公平でありたいとは思ってはいる。が、やはり限界はある。どうしたって「ヒキタバイアス」はかかってしまうのだ。
だいたい考えていただきたいのは、このメルマガは、誰一人として「強制的に読ませられている」人はいないということだ。誰もが自らクリックした結果な筈。そうだったでしょ? それにイヤになったら、いつでもメルマガ一番下の「メルマガの退会・解除はこちら」を選べるわけで、あんまり「こうであれ」とされてしまうと、こちらの指も萎縮しちゃうよ。特に「ヒキタさんにはガッカリしました」というようなことを言われると、やはり萎えてしまう。すまん、ガッカリさせてしまったのか、申し訳ない、ってね。
しかし、不特定多数の前で政治と宗教の話をするな、というのは、本当だね。私もちょっと反省した。これからは自重しますです。何だか「第三文明」のインタビューからこっち、こげなことばかりじゃ。
じゃが一方でこうも思ったよ。こうして私のところにたくさんの抗議メールが来るということは、民主党も捨てたもんじゃない。それだけたくさんの支持者がいるということだからして。
是非とも捲土重来を。真面目な話、期待しています。
■残暑厳しき折
この2日間というもの、残暑というのか、暑いっすね(首都圏)。
でも、空の色が変わった。朝夕はかなり涼しくなった。やはり秋だ。また自転車ツーキニストにとってベストシーズンがやってくる。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「楽しい古事記」阿刀田高著 角川文庫
わわわわわ、この本はアレだ。アレに似てる。アレって何かというと、何を隠そう拙書「日本史の旅は、自転車に限る!」のことだ。いや、短編小説の名手にして、日本推理作家協会元理事長の阿刀田氏と較べるなんざ、烏滸がましいにもほどがあるというものだが、つまりはコンセプトが似てるのだ。
「古事記」を分かりやすく解説しながら、その場所に行ってしまう。で、そこで何かを発見してくる、と。先生がその手段に自転車を使ったらならば、やってることはほぼ同じだ。私もそのうち古事記を取り上げてみよう。なんちて。
内容はといえば、まあ、阿刀田氏としては当然のことながら、普通に面白い。軽妙洒脱で楽しめる。だが、氏のどこかバタ臭い資質は、やはり「旧約聖書を知っていますか」「新約聖書-」「コーラン-」「ギリシア神話-」「アラビアンナイト-」などの一連の方面の方が向いているような気がしてしまった。
それにしても古事記は懐かしいね。私の母方の実家は島根県にあるせいか(つまり出雲の近くだ)、私の祖母はよく「いなばの白ウサギ」やら「八またのおろち」などの話をしてくれた覚えがある。でも考えてみれば、そういう「馴染みのある古事記」は、そこまでなのだ。
大抵の場合、子供の頃は、それ以降の物語を知らない。
この本にも当然、出てくる後半部分。すなわち仁徳天皇、雄略天皇のエピソードなど、あー、古事記の方に書かれていたのね、と、思ったことであった。ふーむ、それにしても内容はあれだ。「本当は恐い『古事記』」とかの本を書く余地はアリアリだな、これは。
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「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーションパブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951
【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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