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5分でわかるデジタル家電のABC Vol.031
【振幅と周波数・・・ラジオの謎】
発行:2008.01.12 02:00
配信数:220部
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【目次】
1.振幅と周波数
2.ダイヤルで周波数を合わせる
3.ラジオの周波数
4.チューナー
5.復調
6.まとめ
7.次回予告
8.編集後記
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【1.振幅と周波数】
X君
「前回は、最後に振幅と周波数について出てきましたね。
【振幅変調がAM】で、【周波数変調がFM】って言うことでしたが。
振幅と周波数って、今ひとつ良く分かりません。
【5分でわかるデジタル家電のABC】では、何回も出てきてますけど」
私
「振幅というのは、電波の大きさのことだよ。簡単にいうと。
電波って、ブルブルと震えながら空間を伝わっていくんだったね。
この【震え】が無いと、空間を進めなくなって消えてしまう。
その【震え】の大きさのことを振幅というのだよ」
X君
「えーっと、じゃあ、周波数って、何でしたっけ?
前にも同じようなことを聞いたような気もしますが」
私
「周波数というのは、振動数のことだね。
電波が一秒間に何回振動するかだったね。
(正確に言うと、Hzの場合=1秒あたりの振動数)
振動数が同じ電波は、干渉し合うという性質があるよ。
つまり、混信の原因になる。
だから、混信しないように、周波数を効率よく使う必要があるんだね」
(このあたりの問題は、デジタル技術の進歩によって、
少しずつ克服されてきている。
詳しくは、「デジタル放送」や「携帯電話」の項で説明する予定)
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【2.ダイヤルで周波数を合わせる】
X君
「振幅と周波数については、何となく分りました。
両方とも電波にはとても大切なものなんですね」
私
「うん。
ところで、電波には【振幅】と【周波数】があるんだけれど、
空間を飛んできた電波は、ラジオのアンテナで受信されるよね」
X君
「そうみたいですね。
そして、ダイヤルを回すと、好きなラジオ局に合わせられますよね。
ラジオって、いったいどんな仕組みになっているんですかね。
目に見えない電波が音を出すって、やっぱり不思議な気がします。
何だか騙されているような気もしますし・・・」
私
「じゃあ、今日は、ラジオ受信機について説明しようか」
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【3.ラジオの周波数】
空間を飛んでいる電波には、たくさんの周波数があります。
周波数が違う電波は、混信しませんが、
周波数が近い電波は混信してしまいます。
まず、これを押さえて置いてください。
だから、ラジオ局が発信する電波は、
混ざらないようにわざと周波数を変えています。
ラジオ受信機は、自分の聴きたいラジオ局の周波数を選び出します。
周波数を選ぶ回路を「チューナー」(同調回路)と言います。
X君
「チューナーなら聞いたことがありますねえ」
X君の言うように、「チューナー」というのは
聞いたことがある言葉かもしれません。
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【4.チューナー】
チューナーは、「コイル」と「可変コンデンサ」で構成されています。
「コイル」や「コンデンサ」は、非常に面白い性質があるのですが、
ちょっと専門的になりすぎると思いますので、ここでは省略します。
(機会があれば、詳しく説明したいですが・・・)
「可変コンデンサ」(あるいは「可変コンデンサー」)
のことを「バリコン」などとも呼びますね。
この「可変コンデンサ」の容量を変化させることで、
ラジオ局の周波数と【共振する点】に合わせているのです。
共振するとどうなるかというと、
【ラジオ受信機の中に、電波が流れ込んできます】
つまり、欲しい周波数の電波を取り出すことができるわけです。
共振しないと、インピーダンス(抵抗成分)が見えてしまうので、
ラジオ受信機の中の回路に、電波は流れることはできません。
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【5.復調】
さて、前回やったように、ラジオ局から送られてくる電波は、
【変調】されていますよね。
(【変調】= 搬送波に音声などの情報を乗せること)
変調された電波から、音声などの情報を取り出すことが必要です。
これを、【復調】と言います。
(【復調】= 搬送波に乗せられた情報を取り出すこと)
復調された音声などの情報は、とても弱くて小さいため、
そのままでは、スピーカーを鳴らすことができません。
スピーカーを鳴らすにはエネルギーが必要です。
エネルギーを加えることを増幅などといいます。
増幅する回路を「増幅器」とか「アンプ」と呼びます。
「増幅器」は、通常トランジスタで構成されています。
(昔は真空管でしたが)
増幅するには、電気エネルギーが必要で、
増幅器は、結構エネルギーを必要とします。
大きなスピーカーを鳴らそうとすると、
出力パワーの大きな増幅器が必要で、
そうすると消費電力も大きくなりますね。
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【6.まとめ】
1)ラジオ受信機は、チューナー(同調回路)で、
聴きたい放送局の周波数に合わせる。
これを、チューニング(同調)という。
2)チューニングされると、
その周波数の電波がラジオ受信機内部に流れ込んでくる。
3)ラジオ受信機内部で復調されると、
「搬送波」に乗せられた音声信号が取り出される。
4)復調された音声などの情報は、とても弱くて小さいため、
そのままではスピーカーを鳴らすことができないので、
「増幅器」を用いて増幅を行っている。
5)用語
【変調】= 搬送波に音声などの情報を乗せること。
【復調】= 搬送波に乗せられた情報を取り出すこと。
【搬送波】= 情報を送るための乗り物の役割をする電波。
通常、放送局の周波数というと、搬送波の周波数のことを指す。
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【7.次回予告】
次回はいよいよテレビ放送の話。
その後は、こんな感じでいきたいと思います。
テレビ(地上デジタル、ワンセグ、衛星放送など)
携帯電話や無線LAN、WiMAXなど。
(予定は未定です)
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【8.編集後記】
年末年始は中国の大連に行ってきました。
詳しくは、こっちに書いています。
【SHIZA旅 3年4ヶ月世界一周ひとり旅】
http://www.melma.com/backnumber_87737_3957144/
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投票をして頂いた皆様、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
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