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5分でわかるデジタル家電のABC Vol.023
【振動する回数・・・周波数の謎】
発行:2007.08.25 23:00
配信数:206部
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【目次】
1.今日はブルブル
2.ヒモと周波数
3.交流・直流
4.商用電源
5.オシロスコープ
6.まとめ
7.次回予告
8.編集後記
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【1.今日はブルブル】
私
「今日は紐をつかいましょう!」
X君
「ヒモ??何なんですか。急に」
私
「実験をするのだよ」
X君
「あ、何か前回【周波数】の話がでましたね。そのことですか?」
私
「ま、そういうところかな。さ、紐の端を持って」
X君
「何だか妙に太い紐ですね。それにしても・・・あっ」
私
「こうやってブルブルすると、紐が震えるでしょ。
それが上下に震動していて、
その波が移動しているように見えるわけ」
X君
「これは、小学生のときに、
縄跳びの紐を蛇のようにくねらせて遊んだのと同じです。
縄跳びの遊びって、電磁波に関係があったのですか?」
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【2.ヒモと周波数】
私
「図を描かないと分かりにくいんですが、
このブルブルした波の振動する回数のことを周波数と言うんだね。
正確に言うと、【一秒間に何回変化するか】ということなんだ」
X君
「ふーん。この波の変化する回数のことですか。
じゃあ、一秒間に10回ブルブル変化したら、周波数は10ですね」
私
「周波数の単位はヘルツというから、10ヘルツだね。
ヘルツは、人の名前で、ヘルツさんは確かドイツ人だ。
専門的にはヘルツは【Hz】と表記するよ。
10ヘルツは【10Hz】、50ヘルツなら【50Hz】、60ヘルツなら【60Hz】
前回「電波法」の話で、三百万メガヘルツというのがでたけれど、
三百万メガヘルツというのは、
3,000,000,000,000 Hzのことだね(専門的には3THz=サン テラ ヘルツ)」
X君
「えーとえーと、いちじゅうひゃくせんまん・・・3兆ヘルツですか!」
私
「そういうことになるかな。0が多すぎて分かりにくいけれど」
X君
「ということは、一秒間に3兆回!振動しているんですね」
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【3.交流・直流】
私
「周波数を考える上で、分かりやすいのは、コンセントだね。
いわゆる【商用電源】とかって言われているものだ。
この商用電源、日本では、50Hzと60Hzの二種類存在している。
東日本は、50Hzで、西日本は60Hz。
同じ国なのに、二つの周波数が存在しているんだ。
これは世界でも稀に見るほどの、特別な出来事だね」
X君
「ちょっとちょっと、何訳のわかんないことを言っているのですか。
何で、コンセントが振動するんですか?」
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【4.商用電源】
コンセントの電圧は振動しています。
例えば、東日本だったら、50Hzだから一秒間に50回ですね。
こういう電源を【交流電源】といいます。
振動しない電源は【直流電源】といいます。
例えば、バッテリーの電圧は振動していません。
また、パソコンの内部回路は、直流を使っています。
パソコンなどは、交流から直流に変換するための
「アダプター」が付いているはずです。
(エンジニアの世界では「AC-DCコンバータ」などと言う)
ところで、何で、コンセントでは、交流電源なんか使うかというと、
発電所では、モータ(タービン)を使って発電している訳ですが、
モータを使って発電すると、
出力電圧が、交流電圧になってしまうためです。
で、実は、この交流電圧というのは、都合がいい。
何で都合が良いかというと、変圧が楽だからです。
変圧というのは、電圧を変換することです。
日本では一般的にコンセントの電源は100Vですね。
(これも世界的に見たらとても珍しい。多くの国は200V以上)
しかし、発電所で100Vを作って、
それを送電線で運ぶと、損失が大きくなるのです。
損失が大きくなるということは、
熱に変わって電気のエネルギーが逃げてしまうということです。
せっかく、発電しても熱として逃げていってしまう。
というのは、本当に、もったいないことですよね。
それを防ぐために、電圧を上げる方法が取られています。
さっきも書いたように、電圧が高ければ、損失は低下するからです。
発電所から送られてくる電圧は、27万5000V〜50万Vぐらい。
それが、供給地に近くなると、電圧は段々下げられていき、
各家庭に届くときには100Vにまで落とされるのです。
しつこいですが、交流だと、電圧を変化させるのが容易なのですね。
そのほかにも「3相」などを使うと
損失を減らせるというメリットも、交流にはあります。
X君
「またさりげなく、難しそうなことを言うのですね・・・」
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【5.オシロスコープ】
X君
「でも、本当に、コンセントの電圧は振動しているんですかね。
何だか、騙されているような気もしますが・・・」
私
「実際に、変動している波形を見ることができます。
オシロスコープという測定器を使うんですね」
X君
「オシロスコープですか。また難しそうなものがでてきましたね」
私
「50Hzと60Hzの続きは、次回にやりましょうか」
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【6.まとめ】
「周波数」というのは、
「一秒間に何回(電圧などが)振動するか」という概念である。
50Hz(ヘルツ)なら、1秒間に50回、
60Hz(ヘルツ)なら1秒間に60回変化すること。
電波法で、は周波数が三百万メガヘルツの電磁波を電波というが、
三百万メガヘルツというのは、
3,000,000,000,000 Hzのこと(専門的には3THz=サン テラ ヘルツ)。
一秒間に、3,000,000,000,000回
振動しながら進んでいる波ということになる。
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【7.次回予告】
次回は、商用電源の周波数の謎を書くつもりです。
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【8.編集後記】
暑い日が続く。
しかし平日は、早朝に家を出て、0時過ぎに帰ってくるので、
寝苦しい夜を耐えれば、職場では少しは涼しい。
クールビズとはいえ、28℃に設定されているので、
外気温よりは涼しいのだ。
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【5分でわかるデジタル家電のABC】
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