信州小布施で七代二百年続く栗菓子の老舗「桜井甘精堂」の歳時記。老舗の心意気、素材の話し、小布施の四季で綴る。イベントの文字ライブや新製品の案内、季節の企画なども伝えます。
- 最新号:2008-01-25
- 発行周期:月刊
- 読んでる人:105人
- 創刊日:2000-09-14
- Score!:-点
- コメント数 : 1
- メルマガID:16529
- バックナンバー:全て公開
- 発行者サイト:あり
- >> 月間ランキング
栗の木通信
発行日: 2004/12/25************************************************************
☆☆平成16年12月25日☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆第56号☆☆☆☆
信州小布施 純栗菓子老舗「桜井甘精堂」の歳時記【12月】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■発行部数950部■■
-----------------------------------------------------------
今月の目次
●北信濃の師走
●ちょっと嬉しかった出来事
●はなまるマーケット総集編に
●酒造りに学ぶもの
●出張催事のお知らせ
●桜井甘精堂の商品
-----------------------------------------------------------
●北信濃の師走
まだ冬は来ていないという感じです。里にまだ初雪は降っていませんし、
昼間などは汗をかきそうなほど暖かい日が続きます。といっても夜とも
なれば北風がつのり、冬なのだなと思う冷たさです。やはり厳冬はすぐ
そこまでやってきています。
雪マークの天気予報も何回かありました。そのたびに冬タイヤに履き替
えた車が増えていきます。冬タイヤとはスタッドレスタイヤのことです
が、おそらく大晦日までには、北信濃の99%の車は冬タイヤに履き替
えるでしょう。残りの1%は、冬には車の運転をしない人の車です。
リンゴの収穫期も終わり、ミカンが出回る季節になりました。さすがに
ミカンは、北信濃では栽培されていません。静岡、愛知、和歌山、愛媛
などの産地のものが、この辺のスーパーにも出ています。果物のなかで
江戸時代まではこの季節の女王であったものは柿です。もちろん今でも
見事な姿をスーパーでも見かけますが、いにしえの栄光はないのではな
いでしょうか。
柿と言えば、甘柿と渋柿があり、形も尖ったものと平べったいものがあ
って、種類も豊富のようですが、なぜか最近はどちらかというと日陰の
存在かもしれません。しかし、木に残った柿の実に雪が積もった景色、
これほど懐かしく郷愁を誘う風景はありませんね。
その、木に残っている柿の実は、実は渋柿でして誰も採らなかったから
残っていたわけですが、渋柿も枝からとって冷暗所に並べ、焼酎を吹い
ておいて置くと、渋みがなくなって甘くなります。とろりと溶けるよう
になったその実を、スプーンですくいながら頂くのですが、その美味し
さは格別です。
渋柿は甘柿に比べて種が小さく、また少ないのでとろっとした実を、甘
柿のように種には邪魔されずに、思うがままに楽しめます。スプーンで
すくった時の感触は、ようかんをもう少しプルンプルンにしたような感
じで、寒天ほど粘りはありませんからもう少し柔らかいと言っていいで
しょう。暮れからお正月にかけて楽しめる果物の食べ方のひとつですが、
スーパーにも売っていませんし、自分で仕込んでおかなければなりませ
ん。最近はあまり頂けなくなりました。
柿といえば、冬の風物詩は干し柿です。皮を剥いて串にさし、軒下につ
るして白い粉が吹いてくると食べごろです。これは商品としてスーパー
にも出ていますので、おなじみだと思いますが、昔はちょうど冬至のこ
ろに各家の軒下にたわわに干し柿がぶら下がっていたものです。最近は
そうした風景も見られなくなりました。
筆者の家の庭には、昔甘柿と渋柿の木が一本ずつありました。柿は一年
ごとに当たり年とはずれの年を繰り返します。不思議と庭の2本の柿の
木は、甘柿が当たり年は渋柿ははずれ、翌年は逆だったように思います。
はずれの年の実の数は、当たりの年の実の数の10分の1くらいのよう
だったような気がします。
その2本の柿の木も今はなく、甘柿の枝から実をもぎとって食べた日の
ことは、遠い昔の幼い日の思い出となってしまいました。幼いころの、
師走の思い出といえば餅つきがあります。風邪をひいたためカイマキに
くるまって見ていた、庭先で行われた餅つきの光景が、網膜に焼きつい
たように覚えています。
18日の土曜日、筆者は町内会で子どもたちのために行った、餅つきに
参加しました。蒸篭で米を蒸し、石臼で木の杵を用いてつきました。つ
きあがった餅はまるめて、あんこや黄な粉、おろし大根、擂りゴマなど
を、子どもたちも手伝ってまぶし、次々に平らげました。一番売れ行き
がよかったのがおろし大根と生醤油で、次いであんこ、擂りゴマが意外
と不人気でした。
さて、今年もあとわずかです。皆さんはどんな年でしたか。弊舗にとっ
ては、新本社工場の竣工と、七代佐七社長の77才の誕生日にラッキー
セブンコンサート、というビッグな出来事がありました。来年もよろし
くお願いします。
------------------------------------------------------------
●ちょっと嬉しかった出来事
○長野の地元テレビ局NBS「夕がたGET」プレゼント当選者で60
才代の女性の方がお店にお見えになり、「栗もなかをたくさん頂きまし
た。ありがとうございました。今年は五回も当選していろいろなものを
頂きましたが、こちらの栗もなかが、一番おいしかったわ!社長さんに、
どうぞよろしくね。」と何回もお礼を言われました。
------------------------------------------------------------
●はなまるマーケット総集編に
■TBSの「はなまるマーケット」「おめざ」コーナーで真野響子さん
が、当社のモンブランを紹介してくださったことは、このメルマガでも
お伝えしましたので、皆さんもご存知かと思います。
この暮の「2004年おめざ総集編」は、年間で特に反響の大きかった
「おめざ」十品を選んで紹介する番組として放送されます。その十品の
中にモンブランが選ばれました。
12月9日にそのための取材が行われました。当初の予定ではモンブラ
ンの紹介なので、小布施栗の木テラスのみの取材予定でしたが、真野さ
んが番組のなかで弊舗の社長のことをかなり話されたので、社長インタ
ビューが急遽加わり、さらに和菓子の栗菓子舗が創ったモンブランとい
うことで、栗ようかん、栗かの子などの商品撮影も行われました。
実際に放送されるのは2分だそうですが、一日がかりで小布施の町の中
も撮影されていきました。
放送日時:12月31日(大晦日)午前8時半〜
TBS「はなまるマーケット」
■このほか、フジ系列でも取材がありました。10月に、本社にて弊舗
社長と栗きんとんの取材、小布施栗の木テラスにてモンブランの取材が
なされました。(栗きんとんは10月だけの季節商品です)
放送日時:1月2日(日)午後2時半〜
フジテレビ「日本ど真ん中 三枝グルメ ご当地自慢料理」
どちらの番組も、ぜひご覧ください。
------------------------------------------------------------
●酒造りに学ぶもの
今月号の社内報に弊舗社長七代桜井佐七が、栗菓子づくりについて一文
を寄せていますので紹介します。
社内報、弊舗社長の寄稿「社長の願い」より(抜粋)
(中略)書評に釣られて買った「うまい日本酒はどこにある?」という
題名の本、これが大変面白かった。酒と栗の違いはあるが、酒づくりの
苦労、努力は栗菓子を作る上で真剣に学びとらなければならない。
長野県下のとある酒蔵の例であるが、最盛期は2級酒を中心に6千石以
上あった生産量を、2千石程度に減らして大吟醸づくりなどに移行した
蔵の話しである。以前は「美味い酒」などという評価のまったくなかっ
たその酒は、今では県を代表するような美味い酒としての評価も高い。
美味いと言って貰える酒、作り手が自信と誇りを持てる酒。そんな酒の
復活を目指して仕込みの量を思い切って減らし、質の向上を計ったのだ。
「いい酒を作るには手間ひまを惜しんではいけない。酒を作るプロセス
はどの蔵もそれほど違いはない。要は作業工程がきっちりしているかが
問題。」
(中略)日本人の主食の米を原料とする、日本の食文化の華ともいうべ
き酒と、栗を同列に考えることは無理だが、この酒づくりに全身全霊を
込めた執念と同じものを、我々も栗菓子づくりに持たなければならない。
小布施では多くの栗菓子専門店が栗菓子を作っている。原料は同じ栗と
砂糖でありながら、その店独自の味を作り出し、同じ「栗ようかん」と
言っても、それぞれの味を持つ。
お客様はご自分の舌にあった栗菓子を選ばれるわけだが、「味覚は人そ
れぞれ」と言ってしまっては何も始まらない。「美味しい」と言っても
らえる、自信と誇りを持って販売のできる栗菓子づくりを、更に追求し
なければ、桜井甘精堂の未来はない。
------------------------------------------------------------
●出張催事のお知らせ
12月24日〜1月5日 新宿伊勢丹 おせち栗かの子販売
伊勢丹プロモーション 本館地下ギフトコーナー
1月18日〜23日 三越横浜店 栗おこわ実演販売
「全国うまいもの会」 4階催事場
1月20日 エスパ松本 マロンシュー実演販売
2月15日〜21日 ながの東急ライフ 栗の木テラス実演販売
2月18日〜28日 高松天満屋 栗おこわ実演販売
「信州の物産と観光展」 7階催事場
春にかけて、上記以降も各所で催事を行います。お楽しみに!
------------------------------------------------------------
●桜井甘精堂の商品
(消費税法改正に伴って、消費税込の価格表示になりました)
季節商品
・純栗もなか 来年5月までの季節商品です。
1個158円、サービスケース 5個入788円、10個入1575円
化粧箱 9個入1575円、12個入2100円、16個入2730円
※地方発送を承ります。
・おせち純栗かの子 お正月までの季節パッケージです。
(大)410g入:1缶1365円/(小)270g入:1缶945円
2缶入2730円/ 2缶入1890円
3缶入4095円/ 3缶入2835円
4缶入5618円/ 4缶入3938円
定番商品
・純栗ようかん
1本(300g)1050円、2本入2100円、
3本入3150円、4本入4358円
・純栗かの子ようかん(300g)
1本1680円、2本入3360円、3本入5040円
・純栗かの子
(大)410g入:1缶1365円/(小)270g入:1缶945円
2缶入2730円/ 2缶入1890円
3缶入4095円/ 3缶入2835円
4缶入5618円/ 4缶入3938円
ひとくち 栗ようかん・栗かの子
・ひとくち栗ようかん(55g):
6本入1313円、12本入2625円
18本入3938円
・ひとくち栗かの子 (80g):
3個入1050円、6個入2205円
9個入3150円、12個入4200円
北海道冨良野の赤エンドウ豆から作られる落雁3種
・善光寺落雁
1号(18枚入) 578円、2号(24枚入) 735円
3号(36枚入)1050円、5号(48枚入)1365円
・花逢瀬
(阿波の和三盆糖を使った、はんなりとした甘さの高級な落雁)
ミニ(12枚入) 420円、1号(18枚入) 578円
2号(24枚入) 735円、3号(36枚入)1050円
5号(48枚入)1365円、
・花逢瀬ひとひら
小さな花の形の落雁100g入 525円
栗の洋菓子
・マロンフィナンシェ
10枚入 1260円、20枚入 2415円
・マロンパイ
5個入 1050円、10個入 2205円
・小布施浪漫 好評です。
1個158円、8個入1365円、12個入2048円
(しばらくの間、本店、小布施栗の木テラス、長野店の店頭販売
のみとさせていただきます)
栗の木テラス商品もどうぞ
・栗の渋皮煮:(280g)1260円
・栗ペースト:(280g) 840円
・栗の渋皮煮(280g)+栗ペースト(280g)セット:2205円
※上記の価格に消費税は含まれますが、送料は別途です。
※初回ご注文のお支払いは代引き又はカードでお願いします。
代引きの場合は配達の時、運送会社に代金と送料、代引き手数料を
お支払いください。
代引き手数料; 1万円未満 =315円
1万円以上〜3万円未満 =420円
3万円以上〜10万円未満=630円
※2回目以降のご注文は、郵便為替もしくはコンビニエンスストアでの
お支払いが可能です。ご注文の際にお書き添えください。
■商品のご注文は メールでお受けいたします。
kanseidm@valley.ne.jp
ホームページでもご注文をお受けしています。
http://www.kanseido.co.jp
こちらから弊舗ホームページの商品ページに入れます。
http://www.kanseido.co.jp/product/shohin-shokai.html
新本社工場の案内と写真を掲載しました。全体と内部、かの子充填の
写真です。是非ご覧ください。
----------------------------------------------------------
■取扱販売店
○東京:大丸東京店・高島屋東京店・高島屋新宿店・東急渋谷東横店
西武池袋店・伊勢丹新宿店・伊勢丹吉祥寺店・伊勢丹立川店
伊勢丹府中店・町田東急
○神奈川:伊勢丹相模原店・京急上大岡店
○埼玉:伊勢丹浦和店
○茨城:つくばね
○千葉:新千葉そごう・伊勢丹松戸店・高島屋柏店
○大阪:大丸心斎橋店・スーパーラッキー
○名古屋:丸栄
○静岡:伊勢丹静岡店
○九州:博多大丸・熊本鶴屋百貨店
○札幌:さっぽろ東急・札幌大丸
※札幌から熊本まで全国66の良い食品づくりの会協力店でも扱ってい
ます。良い食品づくりの会のホームページもご覧下さい。
http://www.yoisyoku.org/
------------------------------------------------------------
次号は平成17年1月25日ごろ発行予定です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
[ 執筆 ]Massartosh Smith
[ 発行 ]桜井甘精堂
・ご意見、ご感想をメールでお寄せください。お待ちしています。
・メールをお寄せくださった方の中から、毎月1名様に詰合せセットを
進呈。お名前・ご住所・電話番号・年齢・男女を、メールにお書きく
ださい。
メールアドレスは kans@valley.ne.jp
・「桜井甘精堂」のWebページは、
http://www.kanseido.co.jp
トピックスもご覧ください。
http://www.kanseido.co.jp/topics/news.html
・掲載記事を文書による許可なく転載することを禁じます。
配信されたメールを書面による許可なく第三者に転送したり、
Webサイトへアップするなど、メールの再配信はお断りします。
*Copyright Reserved 2004(c) kanseido.co.jp
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- 癌めーる
- 医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと、西洋医学・東洋医学などの垣根を作らず癌に関する情報を公正に配信し、一般人が癌に関する正...
- 京のおかし歳時記
- 京都生まれの京都育ち、和菓子屋に嫁いで?年のマサコはんが、京都のお菓子と、それにまつわる伝統や行事をやさしく楽しくご紹介します。
- 医療21
- 21世紀は生命科学が急速に進展し、それに伴ない医療も大きく変わろうとしています。「医療21」は医療・健康・薬学に関する情報を提供するメルマガです。遺...
- クラシック音楽夜話
- クラシック音楽とのつきあい方に決まりはありません、人さまざまですね。エンタテインメントとして楽しみたい、作品・作曲家・演奏家にまつわるエピソードを知...
- 特選海外ジョーク画像
- 海外のお笑い面白ジョーク画像をお届け致します
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/backnumber_article/melma_logo.gif)


