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時にはちょっと、マジメなお話。【1日10秒【夜の】漢字書き取り】

発行日時: 2008/5/17

さて今日は。どんなお話をいたしましょう。

…。……。………。…………。
うーん、話が出てこない。

そこで今日は、ちょっと真面目な、仕事の話をいたしましょう。
ぼくの仕事のお話です。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(*≧▽≦)第85回:時にはちょっと、マジメなお話。(≧▽≦*)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ゴールデンウィークが終わりまして、
二週間目に入っているわけなのですが

五月の真っ只中ということで、大学一年の新入生のみなさんや
就職したての新人さんの中には、ちょっと気分が落ち込んで、
五月病っぽくなってる人も、いらっしゃるかもしれませんね。

でもまぁ自分などは、そんなみなさんに、申し訳ないくらい脳天気なものでして
かつては、この時季など、
「五月病だ。元気出さなきゃ」といいながら、飲み歩いてたものでした。

夜がね、だんだんと過ごしやすく、いい陽気になってくものですから、
屋台もね、ちょっとしたお店もね、
立ち飲みで飲ましてくれるお店がいいものでして。

一杯飲んでお酒が回る。
五臓六腑にしみわたり、血のめぐりがよくなりますのが、
それはもう、格別♪なものなのであります(*≧▽≦*)/




ただね、気をつけなければいけないこともありました。
ことにぼくが、市場調査の仕事に就いてからのことなのですが、

何に気をつけなければいけないかと申しますと、
社長や上司に捕まること。

市場調査という仕事、専門職の集まり。

この仕事、人それぞれにお客様がいて、やってる仕事がそれぞれ違う。
その日の仕事が片付く時間も、みなそれぞれに違ってて。
みんなで飲もうたって、時間が合わない。

それで職場で仕事が終わってから、
どうだ飲むか♪ってお誘いはないんですが、

夜、道ばたで、バッタリ上司や社長なんかに出くわしますと
もういけない(笑)

自分の行きつけで一杯ひっかけ「さあ帰るか」
ところが、そこからの家路、ついうっかり、気を抜きますと
交差点の街角なんかで、はしご酒やってる社長や専務に出くわすもので

出くわしたら最後。
首根っこをつかまれて、もう返してもらえない(笑)

どの路地を、どう抜けてきたのか分からない
そんなお店に連れ込まれ。

飲め飲め飲め・・・と、脳梗塞やったはずなのに
それでも毎晩ビール3本は飲んでる専務にビールをすすめられながら、
隣では社長がカラオケ歌い、マイクを全然離さない。

あの社長の十八番、
というか、ただ一曲だけのレパートリーというのが
ほら、あれ。

青江三奈の、伊勢佐木町ブルース。

隣であの歌。エンドレスで歌われながら
(だって社長、マイク手放さないんだもの)
−−何杯飲まされたかなぁ。


あの歌の前奏が流れるでしょ?
すると社長が、大の男が、例の声あげましてな。

で、その脇で、
「さあ飲め飲め飲め」と、ひっきりなしにつがれるビール。

伊勢佐木町ブルース、三番まであるし。その上社長、エンドレスだし。

しかも、
飲まされて飲まされて「うぅぅ、しんどい」なんて顔しますとね、
専務にこんな事言われて。

言われた言葉がふるってる。

「お前、女の子がケーキ食べる時、よく“別腹”って言うだろう?」
「はぁ」

「実は肝臓にも、それがあってな。
 “別肝”で飲めばこんなビール、どんどんイケる♪さぁ飲め飲め」


ものすごい業界。
ものすごい会社にいたものです(^▽^;)。




そんな最初に務めた会社は、実に老舗の小さなところ。

そこを離れてから
わが国でも最大手の部類に入る会社にもぐりこみ、十年近く仕事をし、
今ではそことも距離を置いて、仕事を続けているのですが、

先日、久々にこの会社の人たちと飲みました。

すると、彼らがこぼす悩みというのが、「新人がいつかない」
いつもこれ。

市場調査というと、総合研究所や経営コンサルタントと並んで
(もちろん、格上・格下はありますが)頭を使う仕事と見られる。

それで最大手の会社など、シンクタンクと自称しているのですが、
ある最大手など、一年中、求人している。

裏を返せば、その分、入ったそばから退職してしまう。
社員が長くいつかない。離職率が高いのですね。


でも、なぜでしょう?

「頭を使う仕事だから?」「仕事が難しく、ついてゆけない?」
みなさん、そうお思いかも知れません。

でも実は、違うんですね。

市場調査の世界。なぜ社員の離職率が高いかと言いますと
一言で言いますと、応募する人が、優秀すぎるんです。

ちょっと語弊があるかな?コレどういうことかと言いますと、

求人して、応募してくる人たちは、
業種や会社の名前から、頭を使う仕事と思って来るものですから、
確かに頭のいい人が来る。そんな人が採用される。

で、そんな優秀な人の優秀さと申しますのは、
机の上での、ペーパーテストやレポートの優秀さ。

ところがこの仕事、
いくら頭を使う仕事といいましても、お客様を相手にする“商売”です。

お客様から
「○○市場の将来性を調べてほしい」とか
「消費者のみなさん、どんな新製品が欲しいのか調べてほしい」
と言われては、お客様に代わり、知りたいことを調べにゆく。

人に触れ、話をうかがい、快くお話いただき、それを謹聴する。
そっちの方が、数倍も、数十倍も大切なのです。

ところが、採用されるみなさんは−−
こんなこと書いてますと、自分も身につまされるのですが

自分で頭がいいと思っていても、人と接する方は・・・って人が多いのですね。
人と交わるのが苦手な分、その代わりに「頭を使う」なんて人もいる。

でも採用されますと、
第一日目から、社内で、社外で、人と接する・話をうかがう。

まことに信じられないかも知れませんが、
初日からつまづいてしまう人が、案外と出てしまうのです。




それにしましても、
この歳になりましたから、それなりに気がつくのですが、

市場調査の仕事を皮切りに、情報の仕事についてから、はや15年。
気がつくと、何とも「恥ずかしいこと」をしてきたものです。

都心をちょっと外れたところに参りますと、
東京ビッグサイトや幕張メッセなど、大きな貸し会場がございまして、

一年間、毎週毎週、
例えば東京モーターショーとか、環境博とか、
いろいろな産業の業種ごとに行われる、メーカーさんの展覧会が行われます。

そこに参りますと、いろいろな業者さん・その客先の会社の方に混じりまして
総合研究所や、経営コンサルタント会社や、市場調査の若い人がいる。

でも、ひと目見ただけで、
スーツの着方から、面構えから、人との接し方から、
「あ、この人、“その世界の人”だ」って、分かっちゃうのですよね。

いかにも頭よさそうな顔をしてる。
自分は頭がいいなんて、プライドが顔に出る。


でも、今お話したとおりで、
この仕事は、人一倍、人の話を聞く仕事。
こちらから、足を運んで、頭を下げて、教えを乞う仕事です。

それが証拠に、
私どもの仕事、ひと頃は企業参謀と言われたそうですが、
参謀ということは、軍隊の参謀になぞらえて言われているわけですが

軍隊において、作戦を立てたり、その遂行をサポートする参謀。

世界軍事史上においてナンバーワンの参謀と言われる、
プロシア(後のドイツ)のモルトケ参謀総長は、七ヶ国語を話せました。
しかし、「七ヶ国語で沈黙する男」と言われました。

なぜ“沈黙”なのか?−−人の話を聞くためです。

自分に課せられた、頭を使う仕事のために、人の話を聞く。
そのために、頭を下げる。人を敬い、謙譲する。
−−こうして初めて、仕事になったということなのです。

軍事−−戦争とは恐ろしいものですが、
戦前の、陸海軍の参謀さんは、大本営で立てた作戦をすすめるために、
前線の部隊に出張し、現地部隊の指揮官に、叱られに行くのです。

現場には理不尽かも知れない作戦を、行ってもらえるよう
もう本当に、頭を下げて、頼み込んだらしいのですね。

するとです。
そんなことを知り、教わります時に、
「自分は今まで、何してきたのかな?」

何も気付かずに、カッコつけてたのかな?
−−恥ずかしくて、たまらなくなります。

もっと早く、気がつけていたら、いい仕事が出来たかな?
−−今さらながら気がつかされ、身につまされることばかり。


縁あって、この仕事についてから、15年。
年経れば経るほど、大変な仕事についたなぁ、と思います。

でも!それでもこの仕事を続けてきましたのは、
この仕事には夢がある。
夢があると教わったからなのです。

さて。この、『夢がある』と申しますのは−−

★ではそろそろ、本題といたしましょう★




ぼくが市場調査の仕事についたのは、
前の仕事の営業で、ある市場調査会社をお訪ねしたのが、きっかけでした。

そこは社長さん一人の会社だったのですが、
ご注文を頂戴し、親しくしていただき、
それから、この仕事のことを教わりました。

その社長さん−−Kさんがおっしゃいました言葉に、
心動かされたのですよね、ぼく。

Kさん、市場調査という仕事について、こんなこと
こう説明されたのです。

「今までに、どんなに失敗・挫折しても、この仕事なら、今からやり直せるんだ。

 勉強しなければいけないことは山ほどある。
 人と接するには、頭の勉強じゃない、人としての器量が問われる。
 追いつくのは大変だ。

 でも、何とかしがみついて、頑張りぬけば、
 就職に失敗しようが、仕事で大穴あけようが、
 この仕事なら、やり直せるんだ。

 この仕事、頭を使う仕事だから大変だけれど、やれば今から花が咲く。
 だからさ、興味があるなら、やってごらんよ!」

そして、教えてもらったんです。
Kさんが尊敬する、頭を使う仕事の、史上ナンバーワンの偉人。
プロシア軍の参謀総長、ヘルムート・フォン・モルトケのことを。




プロシアの軍隊の頭を使う仕事で、一番偉かった、モルトケ参謀総長。
ところが、この方、初めからスポットライトを浴びていた、
エリート中のエリートではなかったらしいんです。

この方。デンマークの貴族の生まれで、
ベルリンの陸軍大学校に学んだのですが
生徒の中で光っていたというほどでもなく、評価は上の中くらいだった。

卒業しても、いきなり出世コースは歩めず、プロシア軍の傍流。
プロシア本国から遠く離れたトルコへの、出張勤務も長かった。

しかしその間、常日頃から研鑽を怠らず、
どんな任務であっても、今の自分のなすべき事は一体何か?
自問自答し、職務に精励した。

その甲斐あって、中年になってから、だんだん注目され、
それから昇進が早まって、58歳で参謀総長になる。

若い頃の苦労が実ったか、
参謀として作戦計画に、その実施に携わった戦争は常に勝ち

60を過ぎ、本来ならば引退するはずの歳を過ぎても
参謀総長の職にあり、

戦争に勝てる作戦を立て、勝てるように戦いを進めて、
小さい領国だったドイツの諸邦を一つにまとめあげた。
ドイツ帝国の建国に多大な役割を果たしたんだ−−。


「ドイツが出来上がった時ね。モルトケは70歳だった。
 でも、時の皇帝に辞めさせてもらえず、
 何と88歳まで、参謀総長の位にあった」

−−スゴイ。 ぼくは目を丸くしました。

「91歳で亡くなったけど、その歳まで現役の軍人だった。
 どうだい、遅咲きの花だろう?」

−−はい。

「キミもこの、モルトケ参謀総長を目標にしなさい。

 今うまくいかなくたって、何するものぞ。
 周りの雑音なんか気にせず、今日やることを頑張れば、

 年季が入るほど、いいことがある。
 後から後から、努力が形になってくるんだ」

−−はい♪

 世の中捨てたもんじゃないんだ。
 みんなが衰え感じてさ、「もう歳だ」って嘆いても

 この仕事なら、大きな仕事を成し遂げられる。出世だって夢じゃない。
 身を立て、名をあげ、亡くなるまで生涯現役!

 そんな人生を歩むんだ」

−−はい!

「「もう歳だ。人生おしまい」なんて事はない。
 今からでも遅くないんだよ!

 でも、まだ分かってないだろう?
 モルトケみたいに頑張ると、どんないいことが起きるのか?」


そうしてKさん。おっしゃったのです。

「遅咲きのモルトケ参謀総長。
 回り道しながらでも、ひとつひとつ、着々と実績あげてってな、
 それが認められてな。出世の道が開けてな・・・

 それからついに結婚した。
 いくつで結婚したと思う?」

−−何歳ですか?

「42歳なんだ。

 その上だよ、昌輝くん。

 遅咲きの42歳の晩婚が、どんな結婚だったのか。
 ぜんぜん想像つかないだろう?」

−−と、申しますと?

「あのな、あのな、42歳で初婚のモルトケな。
 この夫婦な。
 旦那が42歳なわけだ。

 ところがな、ところがところが
 嫁さんがな−−























 16歳!!!!」(///▽///)


−−ではさっそく、今日の問題です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
☆次の会話の、『 』内のカタカナを漢字にしましょう☆
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「26歳年下の、義理の姪と結婚したらしい。」(///▽///)
「16歳・・・それはちょっと『ビミョウ』だなぁ・・・」

−−“はっきりととらえられないほど細かく、複雑で難しいこと”です

   いまどきこんな結婚したら・・・周りから何言われるだろ・・・。



さあ、書きましょう♪




(↓ 答えはこの下です)




(↓ 答えはこの下です)




(↓ 答えはこの下です)




(↓ 答えはこの下です)




みなさん、書けましたか?




正解は…

「26歳年下の、義理の姪と結婚したらしい。」(///▽///)
「16歳・・・それはちょっと『微妙』だなぁ・・・」

−−でした。


こんなアドバイスを受けまして、
市場調査の会社に入ってから、この仕事ではや15年。

いいことも、難しいこともありましたが、
働き甲斐がありましたことは間違いありません。

ただし、ネットが広まった結果、
お客様が自前で調べられることも増えました。

それで仕事を工夫して、ネットの世界に仕事の幅を広げたり
さらに勉強したりしてます。

ということで、今日の問題は
プロシアのモルトケ参謀総長の結婚から、『微妙』。

みなさん、書けましたか?

−−プチアンケートさん故障につき、
  クリックアンケートさんを使います−−

☆今日の問題(5月16日夜:微妙)は

◆難しい
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002119Q0026027A116ac
◆ちょうどいい
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002119Q0026027A285c3
◆やさしいかな
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002119Q0026027A3688b
◆ぼくの“別肝”へたっちゃった(×_×)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002119Q0026027A40575
◆マジメな話って、オチはコレかよ!
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002119Q0026027A55fdf
◆昌輝が42までに結婚できるかも“微妙”だ。
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002119Q0026027A62a3e
◆若い人って、どんな職場でも、居つかないなぁ
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002119Q0026027A72d38
◆その他(コメント欄にご記入ください)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002119Q0026027A8f7d8
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0026027C8d95
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0026027P00Ce52b

締切:2008年05月23日00時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/

では今週も、宜しく御願いいたします。m(_ _)m


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【編集後記】

先週は【タダ酒の飲み方】と称しまして、
若くてお金がないときに、どんな風にしてお酒にありついたか。

そんな話を大学の同窓生としながら
なぜ同級生で、下宿していた人は、結婚が早いのか?
というお話になりました。

友だちが言うには、学生時代の彼女と結婚したからだそうで、
上京して下宿暮らしが落ち着くと、『暇』になって、
彼女作りたくなるのだとか・・・

今日の問題(5月9日夜:『暇』もてあます)は

難しい 3(6%)  
ちょうどいい 9(18%)  
やさしいかな 15(29%)  

※ご回答、有り難うございます。m(_ _)m

懐かしい。学生のころを思い出した。 4(8%)  
一人暮らししても、彼女出来なかったよ・・・。 6(12%)  
タダ酒なんてまったくもう!親の心子知らずとは、このことよ! 4(8%)  

※ぼくの学生時代は、今よりも仕送りの額は豊かでしたが
 それでもみんな、けっこう大変でした。
 でも、今から振り返りますと、やっぱり親不孝だったのかな?

エッチな話はどうした! 6(12%)  

※今日のお話。モルトケ参謀総長の新妻が16歳。
 ちょっと幼な妻すぎますね。

その他(コメント欄にお書き下さい) 4(8%) 

※お便り有り難うございます。
 でもぼく、音痴なのです・・・。


ハイ。といったところで・・・。
夜があけました。

日がのぼりましたら【今週のおさらい】号を配信します。
お昼前後に配信しますから、
ぜひみなさん、おさらいしてみてくださいね。


本日も、ご愛読、まことに有り難うございました。m(_ _)m


◆◇◆【1日10秒漢字書き取り】創刊1周年・謝恩プレゼント◆◇◆
表のプレゼントはこちらから(^_^)⇒ http://qmkanji.web.fc2.com/o_pre.html 
裏プレゼント第一弾・H編!(^m^)⇒ http://qmkanji.web.fc2.com/u_pre01.html 
裏プレゼント第二弾・長嶋編(^o^)⇒ http://qmkanji.web.fc2.com/u_pre02.html 

 
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