あがり症・どうしよう?【1日10秒【夜の】漢字書き取り】
発行日時: 2008/3/29三月も下旬。
そろそろ桜も咲きそうだ、という時。
日曜日、ちょっとのんびりしてますと、
ピンポン♪チャイムがなりました。
玄関を開けますと−−おや!
「あ、いたいた!昌樹兄ちゃん」
近所に住む幼な馴染みの、たーぼーの、一番下の弟・ヒロシです。
ぼくより15、年が下。なぜか子供の頃からぼくに懐いてるんです。
「よぉ、ヒロ。久しぶりだな。どうした、ヒロ?」
「それがね・・・」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(*≧▽≦)第78回:あがり症・どうしよう?(≧▽≦*)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヒロ「今度、勤め先で品質管理サークルの発表会があってさ」
工場内で、生産活動の効率を上げようと、職場のグループで
いろいろと考え、工夫する。そのサークル活動の発表会があるわけだ。
ヒロ「今度おれ、発表することになったんだ」
ぼく「おっ、大役だね、頑張れ。本社でやるのか?」
ヒロ「うん」
ぼく「だったら、ますます頑張りどころだ。見た目も報告もビシっと決めて、
社長やお歴々や、本社でないと会えなさそうな先輩や同輩や、
女の子に、いいとこ見せなきゃ、頑張りどころだぞ」
ヒロ「そんな〜〜〜!!!」
おっと、うっかり忘れてた。
ヒロ「兄ちゃん、ぼく、あがり症だって、知ってるだろう〜〜!
失敗しそうで怖いよぉ!
昌輝兄ちゃん、どうすればいいんだよう・・・」
1
というわけで、会社で行われる発表会で発表の大役を引き受けた。
けれども、ヒロはあがり症。
いちおう、分かってるけど、彼に聞く。
ぼく「どうしようって、お前、兄貴に相談したか?」
ヒロ「ダメだよぉ。兄貴、オレに輪をかけてあがり症だもん」
ぼく「そんなことないよ。そりゃ、たーぼー、いや、お前の兄貴は
確かにあがり症だった。でも、克服できたんだよ。
自分はあがり症だって、職場の仲間に相談して、フォローしてもらうんだ。
本番も、バックアップしてもらって、
みんなで取り組む意識で発表してご覧。
みんなときちっと取り組めば、何とか形になるって」
ヒロ「・・・」
ぼく「お前の兄貴だってそうだ。小5の時、林間学校のキャンプファイヤーの
出し物で、あいつが主役になったけど、
「どーしよー!」って騒ぐのみんなでなだめて、
「ぼくらが付いてる」って言って、みんなでバックアップしたら、
本番の劇は大成功だったんだから!」
ヒロ「ウソだ!兄ちゃんゴマカスナ。オレ知ってんだぞ。何で大うけしたのか!」
なんだバレてたのか(^^;
忘れもしない、あの日の出し物。西部劇。
悪役のぼくが、女の子人質にしてたてこもってるところに、
正義の保安官役のたーぼーが救いに来る。
ぼく(いいか、トチってもいいから。トチってもぼくたちが、
何とかアドリブして、うまくごまかすから)
なんてみんなで声かけて、たーぼーのヤツ励ました。
たーぼー「ウン」って、うなずいたんだけれども、どこか頼りない。
そうしたら本番でたーぼーのヤツ。
「人質を返せ」って言うところを・・・。
「やい、昌輝!」
↓
「犯人を返せ!」
−−アレはフォローできなかったんだよな(^^)
2
ぼく「でも。ヒロ。確かにお前、兄貴ゆずりのあがり症かも知れないけどさ。
兄貴よりもずっと、度胸あるじゃん。
噂に聞いたけど、お前が中学三年の時の体育祭だって・・・」
ヒロ「うわ、うわ、うわ、よしてくれ!恥ずかしい」
ヒロって子は、ちょっと考え込むと、いろんなことが気になっちゃって、
気もそぞろ、シドロモドロになっちゃう子です。
でも、この子なりに、自然な気持ちで、やりたいようにやらせれば、
自分からみんなを引っ張って、みんなをまとめられる子。
それが証拠に、中学三年生の時、クラス対抗の体育祭で、
かれ応援団長をした。
どんな応援をやるのか、決まった上で、しかし誰もなり手がいなくて、
3時間も学級会が紛糾した末に、ヒロのヤツが思いきって、
「分かった。みんながやらなきゃ、オレがやる!」って言って
クラス中、みんなの感動を呼んだそうです。
それがきっかけで、女の子にも、体育祭当日まで、モテたのだとか。
そうして体育祭本番。
家族の誰も、観に来ないと聞いていたこともあったのでしょう。
思い切ったヒロ。学級会の決定どおりに、
どこから集めてきたのか、
↓
編みタイツを履き、
女子用のスクール水着を身につけ、
カフスをつけ、ウサギの耳をつけ、
バニーちゃんになって、必死に、真剣に、応援団長をした。
足をあげて、みんなを鼓舞し、盛り上げた。
そんな彼を、たまたま見かけた、隣のミヨちゃんのお母さんが、
スワ一大事!と目を白黒させて、
ゴロ寝していたヒロの親父と、アジを焼いてたお母さんを連れてきても、
クラスの盛り上げのために、踊り続けた、立派なヒロなのです。
真剣になれば、一生懸命になれば、立派に事をなす。
どんなことでも、使命を果たす。それがヒロなのです
3
だからぼく、ヒロに言いました。
ぼく「いいか、ヒロ。人間誰だって、あがる時はあがる。
上がってトチっても、何も恥ずかしいことなどないんだよ。
本番で一回トチれば、そりゃ笑われるかも知れないけど、
その後は、ずっと落ち着くって」
ところがヒロは、
ヒロ「やだ。笑われるのやだ。怖いよぉ」
−−とりつくしまもありません。
ぼく「あのね、ヒロ。上がりまくってさ、言うべきことをトチっちゃっても、
真剣に思いの丈を伝えようとすれば、その真剣さは伝わるんだから、
怖がることなんかないんだよ。
あのね、寺島しのぶのお母さん。富司純子さん、大女優だけれども、
前はワイドショーの司会をしていてさ。
その時に、もう二十年以上前か。
大変な事件が起きた時、被害にあわれた方のご家族を案じて、
「不幸のどん底に・・・」って言うべきはずだったのが、
トチっちゃって、
「不幸のズンドコに・・・」って言っちゃったこともあった。
だけれど、それは今でも知る人ぞ知るで、HPに載ってたりするけど、
どんな思いを伝えようとしたのか、どんなに思い、案じていたのか
テレビカメラが伝えていたから、笑う人なんて、いなかったよ」
すると、ヒロ。
ヒロ「兄ちゃん、だって、オレ、工場のみんなを代表して、
工場の取り組みを発表するんだよ。失敗したら、工場の恥なんだよ」
−−かなり思いつめてます。
ヒロはもともとがひたむきで、一生懸命な子です。
わき目をふらず真剣にやる、頑張り屋さんなのですが、
ちょっとのめりこみ過ぎ。全然遊んでないようです。
酒もやらないからなぁ、ヒロは。
ぼく「大丈夫だよ、ヒロ。サークルのみんなで取り組むんだろう。
発表で映写する資料とか、みんなが準備してくれるんだろう?
話すお前がダメだって、そっちがしっかりしてれば大丈夫だよ」
ヒロ「だって、工場で発表会して、選抜されて本社に行くんだけれども
今まで発表してくれた先輩が入院しちゃって。
それでいきなり、ぼくが発表役にされちゃったんだ。
できないよ〜。どうしよう〜。兄ちゃん助けて〜〜」
さて、どうしたものか。もう23なんだぞ、ヒロのヤツ。
でも、いつまでも懐いてる、かわいい奴だ。何かしてあげないと。
・・・ひと肌脱ぐか。
ご褒美で励まし、ヤル気を引き出してみよう・・・。
☆★ではそろそろ、本題としましょう★☆
4
ヒロ「ウー。どうしよう・どうしよう」(>_<)
ぼく「なぁ、ヒロ」
ヒロ「何、兄ちゃん」
ぼく「頑張ってやってみろ。頑張ったらな、ご褒美やろう」
ヒロ「え?ご褒美って、ナニ?ナニ?」
(現金なヤツめ)
ぼくはヒロの耳元に、コチョコチョコチョ
ぼく「たまには新宿に出ておいで。そうしたらご馳走してやる。
お前の行ったことないようなとこでな・・・」
コチョコチョコチョ。
あれあれ?
だんだんと、聞いてるヒロのこんな顔(>_<)が
こうなって、(*≧▽≦*)
こうなったぞ。(///▽///)
ぼく「いいか。兄貴にもナイショだぞ」
ヒロ「ウン!昌輝兄ちゃん、オレ頑張る」
これにて一件落着。まぁぼくのお財布で払える限りでね。
ヒロのヤツ、きちっとやれるといいな。
−−ところがです。
どうもぼく、ヒロのこと、励ましすぎたみたいでして。
発表会の当日が過ぎても、何も彼から連絡がない。
後でコッソリ調べてみると、何とヒロのヤツ、
ぼくが約束したご褒美に、ハッスルしすぎて、根つめすぎて、
発表本番直前に、ダウンしちゃったらしい。
うーーむ。何と言うべきか・・・。
−−ではさっそく、今宵の問題です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
☆次の言葉の、「 」内のカタカナを漢字にしましょう☆
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ご褒美、「フンパツ」し過ぎたかな?
−−“思い切りよく金品を出すこと”です。
さあ、書きましょう♪
(↓ 答えはこの下です)
(↓ 答えはこの下です)
(↓ 答えはこの下です)
(↓ 答えはこの下です)
みなさん、書けましたか?
正解は…
ご褒美、「奮発」し過ぎたかな?
−−でした。
ちょっとウキウキ♪しちゃう、自分の行きつけに連れて行こうとしたのですが(汗)
堅物なあの子には、刺激が強すぎたかな?
贔屓の引き倒しになっちゃったかな?
でも、少ししたら、連れて行ってあげるつもりです。
ということで今日の問題は、奮発でした。
みなさん、いかがでしたか?
今日の問題(3月28日夜:奮発)は
1 難しい
┗ http://personal-dictionary.com/enq/in.asp?ans=321651116
2 ちょうどいい
┗ http://personal-dictionary.com/enq/in.asp?ans=321651117
3 やさしいかな
┗ http://personal-dictionary.com/enq/in.asp?ans=321651118
4 ヒロ君はとてもいい子、たぶらかしちゃダメでしょう。
┗ http://personal-dictionary.com/enq/in.asp?ans=321651119
5 ヒロ君を連れてく店、おれも連れてってくれ。
┗ http://personal-dictionary.com/enq/in.asp?ans=321651120
6 エッチな話はどうした?ヒソヒソしないで、ちゃんと書け。
┗ http://personal-dictionary.com/enq/in.asp?ans=321651121
7 昌輝の失敗談も読みたかったな。
┗ http://personal-dictionary.com/enq/in.asp?ans=321651122
8 その他(コメント欄にお書き下さい)
┗ http://personal-dictionary.com/enq/in.asp?ans=321651123
結果だけをみる
┗ http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=55393
集計:2008年04月04日
協力:プチアンケート
http://www.personal-dictionary.com/enq/index/index.asp
※原稿が長くなりすぎて、ぼくのあがり症のこと、掲載できませんでした、
たーぼーにもヒロ君にもフェアじゃない。
来週、きちっと書きましょう。
では今週も、宜しく御願いいたします。m(_ _)m
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【編集後記】
先週は、私のお師匠さまの、何と申しますか、ちょっと微妙な
得がたいお言葉をいくつかご紹介しました。
頭のよく回るお師匠様に、敬服の意を表しましたら
「うふふ。すごいだろう。
ぼくって、頭が切れるみたいなんだ。
ついこないだも、頭が切れてさ・・・
頭を四針「ヌッタ」んだ」とのこと。
さすがの私も、思わず「くだらない」と
大恩あるお師匠さまに、非礼を申してしまいました。
ということで、「縫った」を出題いたしましたが、
この漢字、つい先日、通常配信の号で出題していましたね。
☆先週の問題(3月22日夜:縫った)は
難しい 1(2%)
ちょうどいい 11(22%)
やさしいかな 24(47%)
※ご回答、有り難うございます。
師匠に「くだらない」とは!何という弟子だ! 2(4%)
※わが身を恥じ入る次第です。
嗚呼この師匠にしてこの弟子あり・・・。 5(10%)
※首カックンであります。
恋の秘術を教えてください・・・。 2(4%)
※男性専門でありますが、その方面のメルマガの編集など、しております。
エッチな話はどうした! 3(6%)
※スイマセン。
その他(コメント欄にお書き下さい) 3(6%)
※お便り有り難うございます。
ご指摘の通り、かぶってしまいましたね。縫うという漢字。
このところ、糸へんの漢字の出題が多かったかな?
昭和44年生まれです。パソコンが身近になったのは、
就職してから何年もたってからでした。
それ以前は調査報告書に引用する図表など、出典の資料からコピーして、
切り貼りしていたため、文書が出来上がる頃には紙くずの山が出来ていたのが
ネットが広まると、紙に刷りださなくとも、ネットからダウンロードしてきた
画像や書面を、はさみ代わりにマウスで切り取り、マウスで糊付けできる。
現場の手作業が多かった分、こうした重宝さがとてもありがたい。
それで、ネットが広まって「便利になった」「便利になった」と言ってます。
手作業のごみが出ない・やり直しが何度も利くなど、
こういうところは、PCやネットの、OA化の本当にありがたいところです。
仕事しながら、サッカーや高校野球の実況も分かりますものね。^^
みなさま、有り難うございました。m(_ _)m
ハイ。といったところで・・・。
夜も相当更けましたね。
今宵はこれまで。
本日も、ご愛読、まことに有り難うございました。m(_ _)m
◆◇◆【1日10秒漢字書き取り】創刊1周年・謝恩プレゼント◆◇◆
表のプレゼントはこちらから(^_^)⇒ http://qmkanji.web.fc2.com/o_pre.html
裏プレゼント第一弾・H編!(^m^)⇒ http://qmkanji.web.fc2.com/u_pre01.html
裏プレゼント第二弾・長嶋編(^o^)⇒ http://qmkanji.web.fc2.com/u_pre02.html
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