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【PUBLICITY】1726:読者から〜田中森一の涙

発行日時: 2008/3/20

 
 
■■メールマガジン「PUBLICITY」No.1726 2008/03/20木■■


▼いいなと思った本は紹介しておくもので、『どん底の流儀』
について、読者から以下の投稿をいただいた。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3月17日の18時より、帝国ホテルで『どん底の流儀』(情報セ
ンター出版局)出版記念パーティーがありました。田中森一さ
ん(元特捜検事)と筆坂秀世さん(元共産党政策委員長)とい
う濃い二方が揃ったことと、先日田中さんの実刑が最高裁で確
定したこともあり、会場は300人の超満員に。テレビカメラも
たくさん入ってましたね。

ちょっと会場を見渡しただけでも、田原総一朗氏、鈴木宗男議
員&超長身のムルアカさん、宮崎学氏、鈴木邦男氏、「スーパ
ーモーニング」でおなじみの山口一臣編集長(「週刊朝日」)
……とテレビやオピニオン誌でおなじみの面々が。

民族派関係者だと思いますが、場内にはコワモテの方も大勢い
ました。なぜかイエローキャブの野田義治社長が参加していた
のが謎(笑)。

パーティでは田原総一朗氏や鈴木宗男議員、大谷昭宏氏や鈴木
邦男氏らが続々挨拶。宗男さんはさすが演説がうまく、鈴木宗
男劇場みたくなっていましたね。

「『どん底の流儀』を読みました。筆坂さんは、共産党議員時
代に私を追及した急先鋒です。この本がもっと早く出ていれば
、私が6年前に国会で追及されることはなかった!」

と笑いを取っていました。

宗男さんはホームページの日記に、パーティのことを早速アッ
プしています。


//////////////////

18時から元特捜検事の田中森一さんと、元参議院議員・共産
党政策委員長の筆坂秀世さんの出版記念パーティーに出席。
『どん底の流儀』という対談本だが、この本の158ページで
「政治家斯(か)くあるべし」のモデルとして、筆坂さんは私の
ことを扱ってくれている。6年前、私を追求した共産党の責任
者であった筆坂さんが、今、色々なテレビ番組や雑誌等の対談
で私のことに触れてくれるのは有難い。6,7年前の逆風とは
大きな違いである。

「今、世論は鈴木さんを支持している。この空気を検察官や裁
判官はどう考えているのだろうか」といった声が私のところに
寄せられる。正義、真実とは何かを明らかにするために、私は
闘っていく。

//////////////////


『どん底の流儀』の158〜160ページを開いてみますと、宗男議
員と筆坂氏の人間関係がまことに味わい深く感じられます。

パーティには、松山千春さんもスペシャルゲストとして登場。
「大空と大地の中で」を熱唱したうえに、政治家顔負けのアジ
演説で会場を盛り上げていました。

豪華ゲストが続々登壇する中、パーティ終盤では田中さんの娘
さんから寄せられた手紙が披露されました(代読)。これから
刑務所に入るという田中さんへのエールが披瀝され、結婚式の
最後みたいな感じで田中さんも目を真っ赤にして感極まってお
られました。

田中さんは挨拶で「ひとたび出た判決は受け入れ、潔く刑に服
しようと思っていました。しかし、盛大なパーティを開いてい
ただき皆さんのお話を聞いているうち、後ろ髪を引っ張られる
ような思いになっています」と感無量の面持ち。

「1年になるか2年になるかわかりませんが、とにかく1日も
早く戻ってきて、奨学金財団設立へ向けてがんばります」と語
っておられました。

田中さんについては最近もキナ臭い報道がチラホラ見受けられ
ますが、民族派の大物幹部から巨乳アイドルの親分まで300人
も駆けつけてくれるというのは、彼の人間的魅力の為せる業な
のだよなあと思いました。多忙で知られる鈴木宗男さんなど、
開会から閉会までずっと会場におられました。

「浪花節なんてくだらない」と冷笑する向きもあるかもしれま
せんけれども、今日のパーティに参加していると「どん底」を
経験した者同士が奏でる浪花節はマジすげえと感嘆しました。
パーティ終了時に参加者全員を握手で見送る田中・筆坂両氏を
観察しながら、浪花節も悪くないな、と改めて思ったしだいで
す。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


▼投稿感謝。こういうメールをいただくと、メルマガも悪くな
いな、とあらためて思ったしだいです。しかし、なんで野田社
長が来てたんだろうね。

そういえば、鈴木宗男父娘の対談も週刊文春に載っていた。あ
れだけ叩いておいてよく載せるなあと強靱な売文魂に感心する
が、叩かれていた渦中に、ああいうふうに書くのが彼等の仕事
なんだ、と娘を諭し、今インタビューに応じる宗男がエライ。

『どん底の流儀』は、『国家の罠』などと並んで、「司法の季
節」を代表する一冊である。どれほどニッポンの司法がいい加
減な組織であり、にもかかわらず目を付けられたら終わりであ
り、それにもかかわらず輝く人間の心意気と知的活動の素晴ら
しさを感じることができる。売れてほしいもんだ。

▼こういう二重基準が続くと、損をするのは司法の方だろう。
なんてったって、ウソばっかついて、権威が失墜し続けてるん
だから。

しかし。二重基準が明らかに認識されて、司法の無理強いが明
らかに認識されるってのは、それはマスメディアが正確に報じ
れば、の話だ。報じなければ、司法の権威は失墜しない。今は
ちょうどそういう状態だ。

テレビは報じないし、新聞はチラとだけ触れる。ラジオ、雑誌
、書籍、インターネットの順で、情報の公開度はなんでもアリ
になっていく傾向があるわけだが。

やっぱりテレビと新聞が取り上げないかぎり、「常識」にはな
らんのだなあ。ただし、司法の権威が決定的に失墜する契機が
、裁判員制度で訪れるような気がするんだが。だってさあ、極
端な話、死刑判決をド素人に下させることになるわけでしょう
。おかしなことになると思うんだけどなあ。気のせいかなあ。。


freespeech21@yahoo.co.jp
http://www.emaga.com/info/7777.html
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