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■■メールマガジン「PUBLICITY」No.1616 2007/07/02月■■
▼ここ2、3カ月、殆ど全く新聞を読んでおらず、テレビも殆
ど観ておらず、ビックカメラで売ってて一番安かったので買っ
たラジオは1年経たずに壊れ、インターネットを見る時間すら
も激減していた。
べつに藍山みなみたんのDVDばっかり観ていたわけではない
のであしからず。ってあの号ももうひと月ほど前になるのか。
感じる時間の流れが速くなっている。
▼で、昨日久しぶりに毎日新聞をみたら、久間章生防衛大臣が
麗澤大学での講演で、アメリカの広島、長崎への原爆投下を、
「しょうがない」と発言した(6月30日)、というニュース
が載っていて仰天。
▼が、松沢呉一さんのメルマガを読んで、
「市議会議員が風俗雑誌で働いていた過去を理由に辞職を求め
られるというとんでもない事件が進行」
しているという仰天ニュースを知り、こっちの方が知られてい
ないから、取り敢えず松沢メルマガの方から取り上げることに
する。
他の本誌読者何人かからもメールをいただいた。既にインター
ネット内ではかなり知られている問題なのかも知れないが、知
らない人もまだ多いでしょう。適宜改行と▼を入れた(タイト
ルの「東村山事件」は、連載2回目からは「東村山セクハラ捏
造事件」に変更されている)。
▼では「マッツ・ザ・ワールド」1513号を前後半に分けて
転載。まず前半。
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<<<<<<<<<<マッツ・ザ・ワールド 第1513号>>>>>>>>>>
<東村山事件1>
▼名称がまだ定着していないので、ここでは「東村山事件」と
しておきますが、市議会議員が風俗雑誌で働いていた過去を理
由に辞職を求められるというとんでもない事件が進行してます。
▼今現在も風俗雑誌で働き、違法業種の広告を出したり、違法
なサービスを推奨しているのであれば辞職勧告の理由にもなり
ましょうが、過去に働いていたに過ぎず、なおかつ違法性のあ
る業務に就いていた事実はありません。
にもかかわらず、これを「違法」として辞職を求める根拠は「
セクハラ」。どんな飛躍的な解釈をもってしても、この事例が
セクハラであろうはずがなく、「セクハラさえ持ち出せば、自
分が気に入らない職業を理由に個人を潰すことが可能になる」
と信じ込んだ人たちが、差別意識をばらまきながら暴走したっ
てわけです。
今なお彼らは誹謗中傷を繰り返しており、これこそ違法でしょ
う。
▼こういういかれた人たちはそこかしこにいるわけですから、
これ自体、驚くには当たらないのかもしれません。しかし、こ
れもまた議員であり、新聞の発行人や編集人だとしたらどうで
しょう。
この話を聞いて、久々にエキサイト。とても「政治家なんてこ
んなもの」「地方議会なんてこんなもの」「東村山なんてこん
なもの」と黙過できるような話ではなく、こいつらをとことん
追及します。
▼ミクシィで先行していたのですが、今朝方、この件について
のサイトができました。
長いので、賛同メッセージは省略します。
http://swash.huu.cc/html/
-------------------------------------------------------
東村山市議の職業差別に反対します。
みなさんにお願い
以下、読んでほしいのですが、東村山市議の薄井さんは、風俗
記者だったことを理由に、辞職勧告申出書提出などの嫌がらせ
をうけたり、薄井さんを差別する新聞を撒かれたりしています
。先日8日の市議会でも過去の仕事が問題にされ、悔しい思い
をしています。
それについて抗議しないと、本当に辞めさせられてしまうかも
しれません。そこで、いろんな賛同団体とか賛同人と連名で抗
議文を出して抗議したいと思っているのですが、賛成してくれ
ますか?賛同団体と賛同人を増やしてこのことを幅広く訴えた
いです。一番下に抗議文の文章を貼っておきますので読んでく
ださい。
もし賛同団体・賛同人になってくれる人は、賛同団体名Or賛同
人名(ペンネームでも可。所属や肩書きも一緒に書いておいて
ください)を、SWASHの要友紀子までお送りください。
swash@kitty.jp
※一言、賛同メッセージを添えてもらえるとたいへんうれしい
です。
第一次締め切りは、6月24日(日)までです。
月曜に矢野、朝木両議員に提出します。
25日(月)以降また二次募集を開始します。
提出の報告は、
http://swash.sakura.ne.jp/
で報告予定。
薄井さんのブログ
http://usuimasayoshi.blog98.fc2.com/
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▼と、ここでいったん区切っておく。賛同団体には
関東神学ゼミナール
靖国・天皇制問題情報センター
日本基督教団羽生伝道所
戦争と治安管理に反対するPINCH!
「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会
▼賛同人は6月30日現在で220人を超えている。
顔ぶれの中には
松沢呉一(ライター)、
武者小路公秀(反差別国際運動日本委員会理事長)、
宮台真司(首都大学東京教授)、
小倉利丸(ピープルズ・プラン研究所共同代表)、
本橋哲也(東京経済大学教員)、
スガ(糸+圭)秀実(近畿大学教員)、
増山麗奈(画家/桃色ゲリラ代表)、
赤木智弘、
中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン(モノノケ・サミット))、
下関マグロ
などなど、とても豪華な、この人たちが名前を並べる問題って
どんな問題だろう、と、興味を持ってない人も思わず興味を持
つ顔ぶれだ。
▼さて後半。抗議文の転載と、松沢さんの短いコメント。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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「東村山市民新聞」における薄井政美・東村山市議会議員に対
する誹謗中傷と、朝木直子・同議員による薄井議員の辞職勧告
申出書の内容についての抗議文
▼風俗に対する偏見はまだまだ根強いものがありますが、私た
ちは風俗や風俗に関わる仕事をしている人たちが、「風俗」を
理由に差別されるのはおかしいと考えています。
それゆえ、先の統一地方選挙で東村山市議会議員に当選した薄
井政美議員が、過去の職歴・元マンゾクニュース記者を理由に
、差別や誹謗中傷を受けていることに強く抗議し、すぐに差別
を止めるよう要求します。
▼薄井議員は東村山市議になる前まで、風俗情報誌であるマン
ゾクニュースで記者として働いていました。そのことについて
、「東村山市民新聞」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/index.html
発行人の矢野穂積氏は、薄井議員がしていた風俗情報誌の仕事
をセクハラ同様に位置づけ、それを理由に薄井議員の辞職を要
求。
風俗についてもまた、セクハラ類似行為を売り物にしているか
ら消滅すべきだと言っています。
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page027.html
▼また、同新聞の編集長である東村山市議の朝木直子議員は5
月25日、市長あてに、薄井市議の辞職勧告措置を求める文書を
提出しました。
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page038.html
▼矢野議員、朝木議員による一連のこうした言動は、風俗や風
俗に関わる仕事をしている人々を貶めるものです。風俗関連で
働く人たちはセクハラを売り物にしていませんし、セクハラを
許していません。それに何がセクハラ行為にあたるかは、矢野
議員が勝手に決めて判断することではありません。
▼朝木議員は、インターネット上で自ら探し出した過去の薄井
議員のマンゾクニュース記者時代の動画について、朝木議員自
身に対するセクハラだと言いますが、薄井議員が朝木議員に向
けて情報発信したものではなく、風俗情報を知りたいと思う視
聴者が自主的、主体的にアクセスして得られる情報なので、そ
れを知りたくないと思う公衆に向けたものではありませんし、
朝木議員が自分に対するセクハラだという論理はおかしいと思
います。
▼また、風俗に関連する仕事をしていた人が政治家になる資格
がないというのは、職業差別であり、人権侵害です。私たちは
むしろ、過去に風俗で働いていた人たちや風俗に関わる仕事を
していた人でも政治家になれる道やチャンスをつくっていくこ
とが大事なのではないでしょうか。風俗の当事者や現場という
のは、まだまだ支援や社会保障の行き届いていない領域です。
▼そこから社会の問題、政治の問題へと発展させていく人がい
なければ、風俗で起こる不幸を止めようとする人はないに等し
いのです。
▼そういう意味では、これまで薄井議員は記者として現場の声
をメディアで伝える努力をしてきてくれた数少ない理解者なの
です。
薄井議員の記者としての仕事は、ただ風俗情報を伝えるだけで
はありませんでした。薄井議員は、内外タイムスでの連載や、
マンゾクニュースの記事、市民集会などを通じて、人々に、H
IV/STD予防、客のマナーについての呼びかけや、風俗嬢
の人権問題(ストーカー被害や店の問題)、法的・社会的支援
体制の必要性について訴え、風俗嬢の実態調査でもボランティ
アで協力してくれるなど、風俗で働いている女性たちの安全と
健康、人権について、言葉だけでなく、労力を惜しまず動いて
きてくれた人なのです。
▼こうした薄井議員のこれまでの貢献は、風俗のユーザーだけ
でなく、私たちの風俗嬢の労働環境改善と人権問題への取り組
みに一石を投じただけでなく、多くの風俗嬢の女性たちにエン
パワメントをもたらしてくれました。
▼矢野議員と朝木議員は、薄井議員の職歴と仕事の一面だけを
取り上げて、セクハラで男女共同参画社会を阻害すると言って
いますが、それによって、風俗嬢の社会進出や、政治進出が阻
害されることについては全く問題意識がないと言わざるを得ま
せんし、薄井議員が風俗で働く女性たちの抱える問題にどう取
り組んできた人なのかを全く知らずに批判しています。
▼薄井議員は職歴についてブログで包み隠さずプロフィールを
オープンにして当選しました。風俗情報誌を出す出版社で働い
ていたからといって議員を辞職しろというのは、職業差別以外
の何ものでもありません。
▼矢野議員と朝木議員の、薄井議員に対する言動によって、薄
井議員だけでなく、風俗に関わる仕事をしている人たちや、性
にまつわる仕事をしている人たちが怒り、傷つき、嫌な思いを
しました。もうこれ以上、風俗を差別する言動を続けるのは止
めてください。そして、東村山市長へ提出した薄井議員の辞職
勧告申出書を取り下げてください。薄井議員の誹謗中傷活動を
する時間があったら、もっと他の重要な課題に取り組んでもら
いたいです。それが有権者や市民に対する役割と責任ではない
でしょうか。
【賛同人】(6月21日現在)
松沢呉一(ライター)
神田敏晶(KandaNewsNetwork,Inc.代表取締役)
吉村英二(消費者リポート編集長)
塚本まこと(AIDS Poster Project)
木下茅(ピープルズプラン研究所)
澁谷知美(東京経済大学専任教員)
武者小路公秀(反差別国際運動日本委員会理事長)
環さくら(会社経営・元AV女優)
麻姑仙女(TG活動家)
徳永信一(弁護士)
ランス(ライター/bolg『For Weekender』主宰)
坪内達昭
松田さおり(教員)
吉住亜矢(株式会社新評論)
宮台真司(首都大学東京教授)
金子慎一郎(AV男優)
郭金明(風俗情報誌記者)
富永さとる(美しい国/都民)
水谷和子(都民)
松田遊人(風俗ライター)
早川行雄(武蔵野在住)
坂本公佳(風俗嬢)
ひなぎく(ストリッパー)
福田能文
すずきゆい(風俗嬢/都民)
山田太雲
清末愛砂(大阪大学大学院教員)
ちさと(風俗評論同人誌サークル「世間様って何?」代表)
黄金咲ちひろ(心理カウンセラー)
--------------------------------------------------------
わずか3日程度で、これだけの賛同が集まっています。そのく
らいにひどい話でありまして、ここまで私がさんざん繰り返し
てきた「セクハラの野放図な拡大解釈」が行き着いたもっとも
滑稽な事例であり、もっとも恐ろしい事例でもあります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
▼中心的なサイトとしては「職業差別は許しません!」
http://www.ganbareusui.com/
になるが、どうも掲示板形式は個人的に読みにくくて苦手だ。
しかしここと、掲示板の種々の文章からのリンク先を一通り読
むと、「東村山セクハラ捏造事件」の全容がわかる。
同時に、貶められた「風俗」という言葉の印象の壁を痛感する
。それは本誌の問題意識とぶつかるものだ。
性に纏わる根深い差別意識の壁。そして、昨今流行している「
セクハラの悪用」に象徴される自意識の流れ。この二つが東村
山でスパークしている。
▼しかし、なぜ性産業の出版社で働いていた事実がセクハラに
なるのかね。その後の薄井議員の活動も、素晴らしいじゃない
ですか。そもそも、よくもここまで極端なトンデモ議員が当選
していたものだ。
長崎新聞7月2日付「水や空」は、「久間防衛相はきのう、自
らの発言で迷惑をかけたと陳謝した。が、このような政治家を
持つ不明を被爆県民として恥じざるを得ない」と書いた。
矢野・朝木という議員を出した東村山市民もまた、深く恥じる
べきだろう。
が、結局、東村山市民がまたトンデモ議員に投票したら元も子
もないわけだ。次の選挙っていつなんだろう? 数年後か。
それまでいくらインターネットの内部だけで騒いでも、市民の
大半は次の選挙の頃には忘れる可能性が高い。問題の論理が複
雑になればなるほど、とっつきにくくもなる。
これは明らかに東村山市の範疇を超えた問題だが、議員を選択
するのは東村山市民であり、東村山市民自身に知らしめる方法
を考えることに最大の力を入れなければならないだろう。
つまり、オンラインからオフラインへの流れではなく、オフラ
インからオンラインへの流れだが、お堅くこんなところで書か
なくても、現時点でこれだけの賛同人が集まっていれば、なん
らかのオフラインでの動きがこれから起きるだろう。
賛同するぞという人は、第2次募集もするそうなのでどうぞ。
すでに本誌読者で投稿をいただく方のお名前もちらほら。
しかし、具体的にどういうことができるだろうね。ぱっと思い
浮かぶのは、インターネット以外のメディア(テレビ、新聞、
週刊誌、月刊誌、ラジオ)で取り上げることだろう。
「SPA!」あたりなら小気味よい特集をしてくれそうだ。東
京新聞の特報欄の右側でも、扱えるんじゃなかろうか。
freespeech21@yahoo.co.jp
http://www.emaga.com/info/7777.html
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