『施設長の資格』〜障害者施設の舵取り指南 |
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■■『施設長の資格』■■ 〜障害者施設の舵取り指南〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.60 2008/08/04
8月1日は、私が勤務する施設の開設記念日であり施設主催の最大イ
ベントである『明朗塾夏まつり』を毎年開催しています。施設の存在
を地域の知らせることを通じて障害者就労支援や自主生産品等の販売
を拡充していくことを目的としているので、いかにご来場者を増やし、
今後の施設からのお知らせを届けられるように来場者の住所氏名等を
受付で集められるかをポイントに開催しています。
夏まつりの目玉はここ数年「打ち上げ花火」としてきましたが、今年
はそれに加えて地域初の「大型熱気球」を用意しました。朝7時から
の搭乗のために早朝5時から並ぶ方がいました。早朝の熱気球体験に
160名が空中散歩を楽しみました。
このほかにもさまざまな集客のためのしかけがたくさんありますが、
一人ひとりの施設職員がボランティアさんと(施設利用者の方とも)
ともにイベントを作り上げていくその醍醐味は、大型のイベントを企
画運営しなければとうてい想像できないと思います。
一人ひとりがすべて大切な仕事をやり遂げたときに、イベントは成功
します。その瞬間を共有できることもまたイベントの良さなのです。
今年の『明朗塾夏まつり』には3500名の方が受付カードの記入を
してくださいました。
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★★☆ 本日の内容 ☆★★
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本日の内容は
1 食品部会での販促セミナー(再演)その3
2 行政F氏の思い 後編
3 今後の講演会(発表)・セミナーのお知らせ です。
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★★ 食品部会での販促ポイント(再演)その3 ★★
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前回に続き、販促ポイントをお知らせします。
なお、この「販促ポイント」は、このメルマガの後半でお知らせして
いる8月20日開催予定の「平成20年度 売上を確実にアップさせ
る集中販促講座」の内容の一部となりますので、ご興味ある方は、ぜ
ひ8月20日のセミナーの受講をお勧めします。
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☆☆ 経営の目的は何でしょうか ☆☆
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ビジネス(福祉事業も含まれます)の究極の目的は、お客様を獲得す
ることです。お客様を増やすことです。お客様に圧倒的に支持されて
いることが安定的な経営には不可欠だからです。
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☆☆ なぜお客様を増やすことが大切なのでしょうか ☆☆
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お金を支払うのはお客様だからです。商品やサービスが売れても自動
的にお金は貯まりません。お客様がお金を支払うからです。もちろん
このことはその商品やサービスがお金を支払うだけの価値があること
だといえますし、お客様はこの価値の入手によって「幸せ」になるの
ですから、お金はお客様が獲得した幸せの対価といえます。
それでもここでは、商品やサービスを受け取るお客様が「お金を支払
う」ということをはっきりと意識することが大切です。
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☆☆ 商売・ビジネスの基本的なながれ ☆☆
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お客様の成長を助けることです。お客様はどのように成長するのでし
ょうか。
(1)世の中の見ず知らずの人の中から「見込み客」を集めます。
(2)見込み客に「購入決意」して「既存客」に成長します。
(3)「既存客」が継続して購入し続け「固定客」に成長します。
(4)「固定客」が流出しないように定期的に働きかけます。
このようにお客様の成長を促すことが「販売促進」です。このときお
客様が自ら進んで成長したがるしくみを作ることを考えることがポイ
ントです。
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☆☆ 見込み客を集めることが原点 ☆☆
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お客様があるとき突然「固定客」や「既存客」で登場するわけではあ
りません。かならず「見込み客」がスタートします。だから販促の原
点は「見込み客」を集めることです。ここが入り口です。入り口が狭
ければその先に進むのが大変です。入り口を広げることを考えましょ
う。
ニーズに合致し価格と品質がよければ集客できる(自然にお客様が集
まる)わけではないのです。お客様が集められるから、その結果とし
てニーズがわかり、商品改良ができて、販売量が増えるから、その結
果として価格を下げることができるようになる、と考えましょう。
見込み客とは、自分から行動するお客様のことです。自分から行動し
ないうちは「見込み客」になったとはいいません。だからお客様の行
動を引き起こすための何か、これが見込み客づくりの販促です、
お客様の行動の本質は「自分のプライバシー」を手渡してくれること
です。
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☆☆ 見込み客を集めるスキルとは ☆☆
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見込み客を集めるスキルは「宣伝・広告のスキル」です。商品の品質
やサービスレベルを向上させることではないのです(向上させる必要
がないという意味ではありません、見込み客を集めるときには、その
品質改善をすることとは異なる手立てを考えるべきなのです)。一度
も買ったことのない商品や、受けたことのないサービスの購入を検討
している人は「自然発生」しません。そのひとの知らないところで品
質改善をしていてもやはり購入者は「自然発生」しないのです。
だから購入のための検討行動を引き起こす働きかけを(品質改善とは
別に)しなければならないのです。それが「宣伝・広告」です。
「宣伝・広告」を通じてお客様に伝えるべきことの大切さがおわかり
いただけたでしょう。
でも多くの人はここから先を間違えるのです。お客様に伝えるべきポ
イントは何でしょうか?
商品の品質やサービスレベルのことではないのです。おわかりになり
ますか?
それは「お客様がとるべき具体的な行動」です。お客様に伝えるべき
ことは、そのお客様にとっていただきたい行動を具体的に示すことで
す。
その行動って何? とお考えのあなたへ。
すでに前項でお示ししてあります。
つづく。。。
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★★ 行政F氏の思い 後編 ★★
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去る7月10日〜11日、東京、浅草で関東社会就労センター協議会
の研究大会が開催されました。
時節柄、障害者自立支援法の施行後3年の見直しに向けた意見とりま
とめの活動が各プログラムの中で鋭意行われました。
プログラムの一つである、パネルディスカッションに登場した東京都
の福祉事務所職員F氏の発言にはとても感激しました。地方福祉行政
の職員さんの気概を感じました。
パネルディスカッション後にご本人の承諾をいただきましたので、そ
の発言要旨(ご本人から提出された原稿)を前号に引き続きご紹介い
たします。
▽▽▽ ここから引用 ▽▽▽
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☆☆ 制度改正に不可欠な視点 ☆☆
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(4)財政基盤をどう担保するか
制度発足の動機の一つが支援費の予算不足だったことや、増大するサ
ービス量を支えるには財源不足で介護保険との統合が必至など、どう
しても財政問題に触れざるをえません。
厚労省は、まだ介護保険との統合という方針をあきらめきっていない
のか、利用者負担をここまで下げても「原則1割負担」を見直すつも
りはないようです。いずれにせよ、負担は軽減、報酬は増加、障害基
礎年金も……ということになれば、その財源をどう担保するかという
解決策なしには進まないはずです。
ささやかれているのは消費税増税ですが、後期高齢者医療など失点続
きの政府にしてみれば、とても言い出せるタイミングではないでしょ
う。選挙がらみで政治課題になってしまうのは、本当に納得がいきま
せん。国会議員は国民の代表に違いありませんが、選挙に勝つためで
はなく障害者の生活のために闘ってもらえるのであればいいのですが。
適正な給付管理をめざすのであれば、障害程度区分によって利用の抑
制のしくみを作るより、ケアマネジメントに予算をつけてきちんと制
度化することの方が得策だと思います。介護保険のように支給量管理
ということではなく、自立支援という視点から必要なサービスを必要
な人に……というしくみづくりこそ必要ではないでしょうか。一時的
には予算を必要とするすもしれませんが。
(5)障害児施設の実施主体移管は充分な準備期間と体制の確保を
障害児支援のあり方は、大人のサービスに先行して検討が進められて
いますが、まだ方向性がはっきりと見えません。児童デイサービスの
あり方なども大いに気になるところですが、実施主体をどうするのか
は区市町村に直結する問題です。
大きな流れは身近な地域で……ということであり、いずれ区市町村が
障害児施設の実施主体になることについて、基本的に異存はありませ
ん。障害児の居宅サービスは区市町村が実施主体になっていて、そこ
に障害児施設の支給決定だけを持ってくればいいかというと、そんな
単純な問題ではないと思います。現に児童相談所の判断が問題になっ
ていますが、どこまでが措置でどこからが契約になるのか、居宅サー
ビスの支給決定を行っているとはいえ、家族支援、母子(父子)関係、
兄弟関係なども含む、障害児支援のノウハウがあるとは決していえま
せん。
今後は発達障害に対する支援も重要になってくると思われるので、児
童福祉司だけではなく、臨床心理士などの配置も含めた体制づくりと、
充分な移行準備期間がなければ実現できないことだと考えます。
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☆☆ おわりに ☆☆
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抜本的に見直すといいながら、不満の強い利用者負担を軽減し、事業
所向けにも若干報酬単価をアップし、就労継続支援B型の対象者問題
(就労経験等がないと利用できない)や障害程度区分により現在いる
施設にいられなくなることなど、ややこしいことは経過措置を延長し
て先送りにし、制度の基軸は決して変えることなく、いつかは介護保
険統合という野望は捨てない。
そんな見直しでは、これからも毎年12月26日には全国障害保健福
祉主管課長会議が開かれ、休み中に資料を読み込む年末年始が続くこ
とになってしまいます。それも給料のうち、異動してしまえば対岸の
火事という公務員にだけはなりたくないと思いますが、このしくみの
中で生活し続けていかなければいけない障害者も、毎年10月末に日
比谷公園に集まり続けなければいけなくなってしまいます。
それはそれで楽しみになりつつあるかと思ってみたりしますが、安心
して、笑顔で生活できる日を実現する大きなチャンスを迎えています。
はたして声がどこまで届くのか、山がどこまで動くのか、それぞれが
それぞれの立場から取り組むことによって、皆が求める改革をひとつ
でも実現できればいいなと願いながら、自らも行動したいと思います。
△△△ ここまで引用 △△△
いかがですか? 行政現場でもこのように考えて行動している人がい
ます。
あなたも私も、福祉の現場で考えながら行動していきましょう。
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★★ 今後の講演会(発表)・セミナーのお知らせ ★★
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☆彡★ 講演会(発表)のご案内 ★彡☆ 2008年8月〜
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このコーナーでは、当メルマガの発行者である内藤が参加したり、
講演(パネラーとしての意見発表などを含みます)したりする予定を
お知らせします。会場でお会いして名刺交換などしていただければ
幸いです。
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■■これからの予定■■
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☆☆ 平成20年度 売上を確実にアップさせる集中販促講座 ☆☆
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昨年度は、千葉県内での開催にもかかわらず大阪府と鳥取県からご参
加いただきました。今年もさらにパワーアップした講座を開催します。
【日時】 平成20年8月20日(水)
午前9時30分〜午後3時00分
【会場】 千葉県社会福祉センター 4F会議室
http://www.chibakenshakyo.com/05kenshakyo/annai.htm
総武線「JR千葉駅」から徒歩20分
京葉線「JR千葉みなと駅」から徒歩10分
モノレール 「JR千葉駅」から3分
「JR千葉みなと駅」から2分
市役所前下車徒歩3分
【主催】 千葉県社会就労センター協議会
【共催】 千葉県知的障害者福祉協会・授産部会
【講師】 内藤 晃
(全国セルプ協事業振興委員 千葉県セルプ協会長)
【受講料】5,000円/人
(当日会場にてお支払いください)
【昼食】 600円(オリーブハウスの宅配弁当+飲み物つき)
※千葉県セルプ協会員、千葉県知的障害者福祉協会会員は昼食を
含めて2,000円となります。
【日程】 内容は盛りだくさんです。
体調を万全にして!ご参加ください
9:00〜9:30 受付
第1部
9:30〜10:40 集中販促講座1
戦略立案のポイント
販促の意味・必要性を理解しよう
ほんとうに顧客満足が大切か
ほんとうにニーズをつかめば売れるのか
ほんとうに安くすれば売れるのか
第2部
10:50〜12:00 集中販促講座2
マーケティングの目的
チラシや広告のほんとうの役割とは何か
お客様の成長にあったマーケティングの手法
バザー改革の視点と個人情報の活用
12:00〜13:00 昼食・休憩
第3部
13:00〜14:00 集中販促講座3
広告宣伝のスキル
商売の目標の作り方
目標が設定できれば達成可能です
新規事業の収支計画作成のポイント
福祉と商売の接点
第4部
14:10〜15:00 集中販促講座4
目標を紙に書くワーク
あなたが本当にやりたいことは何ですか?
すぐできることをすぐやろう
【申込方法】
簡単です。下記事項をFAX送信するだけ
1 施設名
2 所在地
3 電話番号、FAX番号
4 参加者の職・氏名
5 千葉県セルプ協会員の会員か非会員かの別
6 千葉県知的障害者福祉協会会員か非会員かの別
7 昼食の要・不要の別
送信先 たびだちの村BISHA
FAX 0439−32−2582
定員は会場の関係で50名です。定員になり次第締め切ります。
お早めにどうぞ。締切はお弁当集約の関係で8月10日とします。
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『平成20年度 沖縄県セルプセンター職員研修会』
〜ナイスハートバザール等バザーにおける
売上増の取り組みに関する研修〜
2008年9月24日(水)13:30〜17:00
会場 沖縄県総合福祉センター(沖縄県那覇市)
対象 会員事業所職員
今年度ナイスハートバザール参加事業所職員
主催 沖縄県セルプセンター
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日程が変更になる場合があります。事前に主催者にお問い合わせくだ
さい。
あなたの施設や事業所でもさまざまな職員研修の一環として講演会や
セミナーを企画運営されているかと思います。ぜひお知らせください。
このメルマガ紙上にてお知らせします。掲載は無料です。ただし掲載
するか否かの判断は当方にお任せください。
情報は下記メールアドレスにお寄せください。
akira.naito@dream.com
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★★ 編集後記とお知らせ ★★
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今回もここまでお読みいただきありがとうございました。
お読みいただいてのご感想、ご意見を下記メールアドレスにお寄せく
ださい。結構一方的に配信していますので、メールをいただけると力
が出てきます。お読みいただけているなと安心できます。
akira.naito@dream.com
障害者自立支援法による制度・枠組みの中で力強く施設運営を進める
には、積極的な目標設定とまず第一歩を踏み出すことが必要だと感じ
ています。
人生のいろいろな場面で第一歩を踏み出したエネルギーをこのメルマ
ガに集めたいのです。
あなたの声をお待ちしています。
このメルマガは「施設長の資格」というタイトルですが、「施設長・
管理者」だけにむけて書いているわけではありません。むしろ若手・
中堅の施設職員の方に向けてメッセージを発しています。
あなたがたとえ施設長でなくても、もし自分が施設長ならばどういう
行動を取るかということを常に考えていることが重要です。
そして「施設長になる」という明確なビジョン・志をもっている職員
の方だけが将来「施設長・管理者」になれるのです。
ですからこのメルマガでは、障害者支援の一線で日々苦闘しているま
じめな職員の方々で将来施設長・管理者になりたいと本気で考えてい
る方にその資格を身につける情報をお届けします。
そうです。あなたのために あなたにお届けします。
このメルマガをぜひあなたのお友達にもご紹介ください。購読の登録
方法はこのメルマガの最後に掲載してあります。
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●発行者:内藤 晃 ●発行:毎月1日・15日
●現在発行部数 378部(目標10万部まであと99622部)
●感想、質問、提案などは akira.naito@dream.com へどうぞ!
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