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オーストラリアのゴルフ(3)注10年前 ...9 南海楽園ゴルフクラブ

発行日: 2006/9/5

オーストラリアのゴルフ(3)注10年前

 オーストラリアのゴルフ事情はまことにうらやましい限りで・・・強いゴルファー
が次々と出現してもおかしいことではないと思うのであります。

 うらやましついでに、もうひとつ。
 日本のではスポンサー杯と称してカウンターで強制的に参加費を徴収され、その代
わりにほんとに形ばかりの参加賞を手渡され、ぺりアでいいスコアが出てもまず立派
な商品に行き当たることはないのではないでしょうか?一体あの参加費は正当に使わ
れているのか、だまされた気分ばかり味わわされるスポンサー杯であります。
 さてオーストラリアのスポンサー杯であります。私が経験したのはオーストラリア
陸軍所有運営のコースでのスポンサー杯でありました。スポンサーはアメリカのたば
こ会社であります。山小屋という感じの素朴なクラブハウスには商品が10個程度並
んでいましたが、正直な感想は「・・・しょぼい!?」ではありました。
 しかし1番ティーからスタートすると各ティーグラウンドに巨大クーラーボックス
が置かれていて、「なんじゃこれは?」とパパに聞くと「今日はスポンサー杯だろ、
ぜんぶタダだ、・・飲め飲め。」と下戸の私にビールを押しつけるのでありました。
文字通り各ティーでグビ、グビ、グビとやるものですから、ハーフ終わった頃には参
加者はほとんどヘロヘロ状態ではありました。
 ラウンドを終え、クラブハウスに帰ると何台ものバーベキュー台が用意されていて、
すでにあがっていた人はグビグビ、がふがふとやっておりました。「これも?」と聞
くと当然という顔で「もちろん!」とパパは言うのでありました。参加者全員がグビ
グビ、がふがふで満ち足りきったあとで表彰式がはじまるのでありました。満ち足り
た人々は、素直に他を賞賛できるものであります。
 スポンサー企業がきちんと利益の社会還元に努めようとしていることが実感できる
とてもよいスポンサー杯でありました。もしかしたら、日本とオーストラリアのスポ
ンサー杯は同じ程度の経費がかかっているかもしれませんが、その効果、やり方の稚
拙これまたオーストラリアに軍配であります。・・参加者みんなを喜ばせるには・・
と考えるか考えないかでこんなに印象が変わってしまうのであります。

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