順空和尚の一分で読めて一生忘れない悟りのお話 |
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■忍冬(すいかずら)■
間もなく年越しですね。皆様にとって今年はどんな年でしたか?
〈すいかずら〉という常緑樹は“冬を忍ぶ”と書きます。
寒さが厳しくなると、葉っぱたちが背を丸め身を寄せ合うようにして冬を越す姿から、この名前がつけられたそうです。
「忍冬」という文字を見ていると「私もそのように生きなければ!」と感じます。さて‥
◆この一年で〈一番辛くて苦しかった時〉のことを思い出していただけますか?
それはいつ頃で、どんな出来事があなたを苦しませたのでしょう?
もしかしたらその時あなたは「この苦しみが永遠に続くのではないか」と不安になられたかもしれませんが、あなたはその苦悩をしっかりと乗り越え、こうして今、年の瀬を迎えています。
一年の締めくくりに、心の中で静かに宣言してください。
「私は困難を乗り越える力を持っています‥」
◆あなたがその困難を越える時、そばであなたを支えてくれた人がいたのではないですか?
その時、誰が、どんな形であなたを応援してくれたのでしょう?
苦しい時に、そばにいてくれた人、そばにいて欲しいと感じた人、その人の顔を思い浮かべてください。
その人はあなたの人生にとって、絶対に交換のきかない大切な存在です。
一年の締めくくりに、もう一度その人に感謝をして、こう宣言してください。
「私には苦しい時に無条件で支えてくれる味方がいます…」
◆あなたが辛く苦しい時、あなたの胸に自然と沁み込み、心を潤してくれた言葉や音楽、本や映画、動物や自然など…世界から受け取ったプレゼントは、どんなものがありましたか?
それらの諸々は、あなたが力づけられたのと同様に他の誰かをも癒やすパワーを持っているはずです。
あなたを力づけた“それ”を、胸の宝箱に大切にしまってください。
そしてあなたの回りに、困難に直面している人を見つけた時には、胸の中の宝物を取り出して、そっと差し出してあげてください。
こう宣言して一年を締めくくりましょう。
「今度は私が困っている人の力になります…」
◆平和な年の瀬を迎えている方は、どうぞそのまま、よいお年をお迎えください。
もし不安や苦悩の中で年を越そうとしている方がいらしたら、その痛みを共に分かち合いたいと思います。
苦しいかもしれませんが、気持ちを寄せ合って寒さを忍び、ご一緒に冬を越えていきましょう。
全ての方に新しい光が届きますように!
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