『PHPリサーチ・ニュース』 4月4日号
発行日時: 2008/4/4― INDEX ―
1. ☆ 巻頭コラム
「暫定税率で混乱しているのは政治家の頭」
2. ★ お知らせ!
(1)「地域主権型道州制」HPを開設
(2)「首長術」WEB連載スタート
(3)『PHP Policy Review』【Vol.2 No.7】発刊
(4)『PHP政策研究レポート』【Vol.11 No.125】発刊
(5)月刊誌『Voice』5月号・「PHPからの主張」のご紹介
3. ○ PHP新刊紹介
― 書籍プレゼントあります! ―
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1. ☆ 巻頭コラム ☆
「暫定税率で混乱しているのは政治家の頭」
常務取締役 永久寿夫
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暫定税率の期限切れでガソリンが安くなった。4月1日をガソリンスタンド
の前で列をつくって待ったドライバーたちもいる。民主党のある議員は、「値
段が下がれば、みんな喜ぶでしょう」と誇らしげ。高いより安いほうがありが
たいのは当たり前だが、これで民主の支持率があがり、次の選挙で得票を増や
せるかと言えば、そう単純ではない。ガソリンが安くなって喜びながらも、2
兆6千億円もの財源がなくなって、ほんとに大丈夫なのか、と多くの「普通の
人」が心配している。
テレビでは、ガソリンスタンドの経営者が登場し、「赤字覚悟で値下げを断
行しました。そうしないと消費者は納得しない」と暫定税率の期限切れを迷惑
がっている。高く仕入れたガソリンを値下げすれば損はするだろうが、衆院の
再可決で暫定税率が復活したら、今度は安く仕入れたガソリンを高く売れる。
とすれば、プラマイゼロ。買いだめできれば、むしろプラス。そんな計算なし
で、値下げなどしないのが商売というもの。うまくやれないところはあるだろ
うが、「混乱」と大騒ぎするほどのことではない。
政治がきっちり議論すべきは、暫定税率の財源がなくなったら、財政はほん
とに立ち行かないのかということだ。政府・与党ばかりか、東国原知事を筆頭
に自治体首長たちもこぞって「やっていけない」と言う。それがほんとなら、
民主は実に理不尽だ。逆に、困るのは既得権益者だけで財源がいたずらに使わ
れているなら、政府・与党の怠慢となる。民主がすべきはそれを具体的に立証
すること。そうした議論なしで税金を上げ下げするのは、有権者を小バカにし
ていることにほかならない。有権者にはそれが見えている。混乱しているのは
政治家の頭である。
▼筆者のプロフィールはこちらへ▼
http://research.php.co.jp/staff/nagahisa.html
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2. ★ お知らせ! ★
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(1)「地域主権型道州制」HPを開設
PHP総合研究所では、1996年の『日本再編計画』の発表をはじめ、従
来より地域主権型道州制の実現に向けた研究活動に取り組んでまいりました。
3月24日、政府の道州制ビジョン懇談会(座長:江口克彦弊社代表取締役
社長)が中間報告を発表し、中央集権体制から地域主権型道州制への転換を提
言しましたが、「地域主権型道州制」の具体像については、一般的にまだよく
知られていません。
そこで、「地域主権型道州制」とはなにかについて、一問一答形式でわかり
やすくまとめてみました。ご理解の一助になれば幸いです。
▼内容はこちらへ▼
http://research.php.co.jp/devolution/
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(2)「首長術」WEB連載スタート
わが国の政治・行政には「公共経営」の確立が求められています。とりわけ
分権化が進む地方自治体においては首長のリーダーシップが重要性を増してお
り、首長の役割を、実践的、体系的、理論的に明らかにする意義は大きいと考
えられます。
このたび、北九州市長を5期20年にわたって務めた末吉興一氏の協力を得
て、「首長術」と題したWEB連載をPHP総合研究所のホームページ上で開
始することとなりました。自治体におけるトップリーダーのあり方について考
えてまいります。
第1回は、「首長術とは何か」です。
▼内容はこちらへ▼
http://research.php.co.jp/leadership/
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(3)『PHP Policy Review』【Vol.2 No.7】発刊
第7号「自治体現場業務から展望する道州制−窓口業務改善と指定管理者制
度の波及効果−」(南学客員研究員、公立大学法人横浜市立大学理事・教授)
を発刊いたしました。
▼内容はこちらへ▼
http://research.php.co.jp/policyreview/vol2no7.php
▼筆者のプロフィールはこちらへ▼
http://research.php.co.jp/staff/minami.html
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(4)『PHP政策研究レポート』【Vol.11 No.125】発刊
執筆者:宮脇 淳(北海道大学公共政策大学院教授)
【パラダイム】 情報共有と参加の意味
【論説】 国家モデルと地方政府
【視点・論点】 パートナーシップの組織的評価
【資料】 国の出先機関の見直しについて−西尾メモ−
▼内容はこちらへ▼
http://research.php.co.jp/seisaku/report/
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(5)月刊誌『Voice』5月号・「PHPからの主張」のご紹介
月刊誌『Voice』5月号(4月10日発刊)・「PHPからの主張」
第4回は、「道州制を先取りした練習問題」(荒田英知)です。
▼詳しくはこちらへ(4月10日より)▼
http://research.php.co.jp/voice/
▼筆者のプロフィールはこちらへ▼
http://research.php.co.jp/staff/arata.html
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● ホームページご紹介 ●
月刊誌『Voice』・Webサイト情報
・・・・・・・・・編集長が書く【今月号の読みどころ】・・・・・・・・・
資源高騰、円高、米国経済の危機……。企業業績にも陰りが見え始めるなか、
日本経済はピンチを跳ね返せるか。特集「大論争!どうなる日本経済」では、
株価・為替・税金・物価・金利・賃金・地価・年金のこれからを読み解く。武
者陵司、榊原英資、中川秀直、与謝野馨、遠藤功、萩原博子、藤巻健史など、
楽観論と悲観論、それぞれの立場を鮮明にする一六人の論文は読み応え十分。
どのオピニオンに信を置くか、読者の方々にじっくりと吟味して戴きたい。
・・・【『Voice』5月号(4月10日発刊)の目次(抜粋)】・・・
・[巻頭の言葉] 日銀問題は官僚支配の典型 竹中平蔵
・[時代を拓く力] わが聖地・チベットの苦しみ アルピニスト・野口 健
【特集】大論争!どうなる日本経済
・「株価」40年に一度の買い時 武者陵司 VS
日経平均は1万円を割る 榊原英資
・「為替」1ドル90円台でも景気拡大 三國陽夫 VS
消費増大には円安しかない 藤巻健史
・「税金」法人減税は全国民の利益だ 中川秀直 VS
消費税10%こそ救国の策 与謝野馨
・「物価」プレミアム価格が拓く新市場 遠藤 功 VS
値上げ時代の格差地獄 森永卓郎
・「賃金」賃上げこそ弱者いじめ ロバート・フェルドマン VS
給料1・5倍で会社も強くなる 門倉貴史
・「金利」利上げが救う「家計の犠牲」 斎藤精一郎 VS
新総裁はゼロ金利に復帰を 若田部昌澄
・「年金」年金脱退で年収100万円UP 木村 剛 VS
北欧型・高負担社会の安心 神野直彦
・「地価」さらに高騰する「東・名・阪」 増田悦佐 VS
2、3割引のバーゲンセール 荻原博子
【特集2】韓国は生まれ変わるか
・李大統領と語った日韓新時代 中曽根康弘
・新政権は国民に嫌われよ 呉 善花〈対談〉井沢元彦
・日韓EPA繁栄論 長谷川慶太郎
・“日流”がソウルを席巻する 黒田勝弘
・サムスンと日本企業の強い絆 日本サムスン社長 李 昌烈
▼詳しくはこちらへ(4月10日正午より)▼
http://www.php.co.jp/magazine/voice/
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3. ○ PHP新刊紹介 ○
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下記にご紹介する書籍を、それぞれ3冊ずつプレゼントいたします。また、
今回は月刊誌『Voice』を5冊プレゼントに加えています。プレゼントの
応募方法は、下記をご覧ください。
・月刊誌『Voice』5月号
http://www.php.co.jp/magazine/voice/ (4月10日正午より)
・『同行二人 松下幸之助と歩む旅』(北康利著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69799-4
・『[新訳]孫子』(兵頭二十八著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69800-7
・『渡部昇一の戦国史入門 頼山陽「日本楽府」を読む』(渡部昇一著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69832-8
・『アメリカの混迷 原書から読み解く「情報戦」の攻防』(草野徹著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69730-7
・『夢をかなえる 人生と時間の法則』(奥健夫著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69949-3
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★書籍プレゼントの応募方法について★
ご希望の方は、「希望書籍名(1冊のみ)、当メルマガに対するご感想並び
に、氏名、年齢、職業、郵便番号、住所」を明記の上、4月9日(水)迄に、
メールで読者プレゼント係(think2@php.co.jp)までお送りください。
当選者の発表は、書籍の発送をもって代えさせていただきます。
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<編集後記>
3月24日、道州制ビジョン懇談会の中間報告がとりまとめられました。こ
の報告書の中で、道州制の理念として、「中央集権型国家」から「地域主権型
道州制国家」への転換ということがうたわれています。
弊社では従来より「地域主権型道州制」の実現に向けた研究活動に取り組ん
で参りました。この機会に、「地域主権型道州制」HPを制作するとともに、
使いやすい関連リンク集も作ってみましたので、是非一度ご覧ください。
また、本日4日から「首長術」のWEB連載も始まります。日本全国を元気
にすることを目指して、これからいろいろと発信してまいります。どうぞご期
待ください。(土)
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