『PHPリサーチ・ニュース』 1月25日号
発行日時: 2008/1/25— INDEX —
1. ☆ 巻頭コラム
「洞爺湖サミットに向けた福田政権の『不純』な動機」
2. ★ お知らせ!
(1)『PHP Policy Review』【Vol.1 No.5】発刊
(2)『PHP政策研究レポート』【Vol.11 No.123】発刊
(3)第4回自治体政策実践フォーラムのご案内
3. ◇ 研究員コラム 【教育のとびら】
「学校評価」
教育研究部主任研究員 亀田徹
4. ○ PHP新刊紹介
— 書籍プレゼントあります! —
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1. ☆ 巻頭コラム ☆
「洞爺湖サミットに向けた福田政権の『不純』な動機」
常務取締役 永久寿夫
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安倍政権同様、福田政権は小泉政権による郵政民営化総選挙の「資産」の上
で成立している。安倍政権は参院選で国民の審判を受けたが、福田政権は未経
験。正統性の証となる支持率は、もはや30%台半ばと参院選直前の安倍政権
と大差なくなった。「ねじれ国会」で改革・政策は停滞。衆議院の3分の2で
法案を押し通すのは法的には問題ないとはいえ、そればかりでは正統性はさら
に弱まる。解散総選挙をとやかくいう前に、支持率回復が至上命題である。
その福田政権にとって、7月の洞爺湖サミットは起死回生のための重要イベ
ントとなる。テーマは「地球環境」。施政方針演説では「世界の先例となる
『低炭素社会』への転換を進め、国際社会を先導」するとその意気込みを述べ
た。いま注目の分野で世界から評価されれば、当然支持率は高まる。23日か
ら開催のダボス会議をその前哨戦と捉え、福田首相は地球温暖化対策などにつ
いて演説するという。外務省をはじめ、お役所あげてその準備におおわらわら
しい。
外交の目的は国益の維持拡大。それには「力」が必要となる。もっとも古典
的なものが軍事力。そして経済力、資源力。EUは20年までに温室効果ガス
90年比20%減を目標に排出量取引を強化、あらたに運輸やサービス分野で
も国別に数値目標を設定する意向だ。率先垂範も外交力となる。日本は世界最
高のエネルギー効率を実現した省エネ技術を「環境力」として活用するという
が、京都議定書で約束した「温室効果ガス6%の削減」は未達成どころか6・
4%の増。これまで本気の努力もみせたことがなく、にわかに「不純」な動機
でリーダーシップを発揮しようとしても、ショー以上のものにはならないだろ
う。
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http://research.php.co.jp/staff/nagahisa.html
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2. ★ お知らせ! ★
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(1)『PHP Policy Review』【Vol.1 No.5】発刊
第5号「中国の対日政策 −PHP『日本の対中総合政策』政策提言への中
国メディアの反応−」(前田研究員)を発刊いたしました。弊社の政策提言に
対する中国メディアの反応、そこから垣間見られる中国政府の対日政策に関す
る分析です。
▼内容はこちらへ▼
http://research.php.co.jp/policyreview/vol2no5.php
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http://research.php.co.jp/staff/maeda.html
………………………………………………………………………………………………
(2)『PHP政策研究レポート』【Vol.11 No.123】発刊
執筆者:宮脇 淳(北海道大学公共政策大学院教授)
【パラダイム】 総合行政の真意
【論説】 地方活性化の本質
【視点・論点】 2008年の国と地方の税制議論
▼内容はこちらへ▼
http://research.php.co.jp/seisaku/report/index.php?s=08-123
………………………………………………………………………………………………
(3)第4回自治体政策実践フォーラムのご案内
PHP総合研究所が後援する公立大学法人・横浜市立大学主催「自治体政策
実践フォーラム」を、ご案内いたします。
◆日時/2008年2月13日(水)15:00〜17:00
◆会場/横浜市立大学エクステンションセンター(横浜ランドマークタワー13階)
◆参加費/無料(事前申込制)
◆プログラム
基調講演「地方政府、自立への条件」
宮脇 淳(北海道大学公共政策大学院教授
・内閣府地方分権改革推進委員会事務局長)
実践報告「『事業仕分け』厚木市での検証」
白井行彦(厚木市市政企画部行政経営課長)
進行/南 学(横浜市立大学理事)
小峯弘靖(PHP総合研究所公共経営センター)
▼詳しくはこちらへ▼
http://research.php.co.jp/etc/039/
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3. ◇ 研究員コラム 【教育のとびら】 ◇
第22回「学校評価」
教育研究部主任研究員 亀田徹
昨年、ミシュランガイドの東京版が出されました。3つ星とは、「そのため
に旅行する価値がある卓越した料理」(同HPから)とのことです。調査員が
匿名で食事をし、その評価によって星の数を決めます。ミシュランのような伝
統のある評価であれば評価結果に多くの人が納得するでしょうが、一般的には、
結果を数値で表すことができないものを誰がどう評価するかは難しいところで
す。
▼つづきを読む▼
http://research.php.co.jp/column/s_10/edu/022.html
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4. ○ PHP新刊紹介 ○
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下記にご紹介する書籍を、それぞれ3冊ずつプレゼントいたします。また、
プレゼントの応募方法は、下記をご覧ください。
・『生活保護VSワーキングプア』(大山典宏著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69713-0
・『匠(たくみ)の国 日本』(北康利著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69683-6
・『コオロギと革命の中国』(竹内実著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-65838-4
・『おとなの叱り方』(和田アキ子著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69625-6
・『外国人投資家の視点』(菊地正俊著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69693-5
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● ホームページご紹介 ●
月刊誌『Voice』・Webサイト情報
・・・・・・・・・編集長が書く【今月号の読みどころ】・・・・・・・・・
膨大な1500兆円の個人資産を使い、経済をどう勢いづかせるか。大前研
一氏は「外国人助っ人」を利用すれば、十年後には資産運用が日本の国技とな
り、国民の富は倍増すると述べる。一方、現在の国技である「モノづくり」に
ついてトヨタの渡辺社長は、“圧倒的な技術開発力で、日本は世界最高の製品
を作り続けられる”と断言する。さらに、「輸出産業としての農業」への挑戦
をルポした財部誠一氏の力作など、日本経済の驚異的成長に向けたヒント満載
の新春号です。
・・・・【『Voice』2月号(1/10発刊)の目次(抜粋)】・・・・・・
・[巻頭の言葉] いまだ日本は「政策後進国」 竹中平蔵
・[時代を拓く力]防衛省の「平和ボケ」を覚ます 元防衛大臣・小池百合子
【特集】驚異的に成長する日本経済
・個人資産倍増プラン 大前研一
・ヨーロッパに学ぶ元気な福祉国家 伊藤元重
・「値上げ」繁栄論 藤巻健史
・増税路線は「自爆テロ」だ! 竹中平蔵〈対談〉ロバート・フェルドマン
・農業が輸出産業になる日 財部誠一
・トヨタ流“究極の匠”の育て方 片山 修
・モノづくりの質を日々高める トヨタ自動車社長 渡辺捷昭
【特集2】地域主権型道州制
・中央集権を捨てるとき 堺屋太一
・霞が関解体計画 猪瀬直樹
・北海道道州制特区の悲惨 永久寿夫
・地方経済は道州制で強くなる 池田弘一〈対談〉大久保尚武
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<編集後記>
1月6日から日本テレビ報道局が、「ACTION 日本を動かすプロジェ
クト」というキャンペーン報道を開始。1年を通じて日本の抱える難題につい
て取材し、解決のための提案をしていきたいという内容です。
「なぜそうなったのか。どうすればよいのか」。いままでの一過性で過剰な報
道では、モヤモヤ感だけが募ってしまいがちでした。そして、新しい事件が起
こる度に、前の問題は忘却される。そんなことの繰り返しであったように思い
ます。
番組では、小児科医の不足と過労の実情、食品偽装の様子、教育現場での教
師の多忙な姿などが取り上げられていました。今後の調査・検証報道とそこか
ら導かれる提案が、どのように展開されていくのか、期待しています。(土)
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- 甦れ美しい日本
- 日本再生のための政治・経済・文化などの発展・再構築を目的とし、メールマガジンの配信を行う
- 花岡信昭メールマガジン
- 政治ジャーナリスト・花岡信昭が独自の視点で激動の政治を分析・考察します。ときにあちこち飛びます。
この記事へのコメント
全6件表示自治体関係者宮脇先生の『PHP政策研究レポート』、いつも読んでます。ただで毎月読めるのはありがたいです。今後とも続けてください。日時:2008年1月31日
懸賞王『おとなの叱り方』欲しいです。宜しくお願いします!日時:2008年1月31日
さよならテレビくん編集後記の(土)様へ。今後の報道に期待するのも1つ。一方で、テレビは「一過性で過剰」で、さらにバイアスがかかりがちなので、テレビをあてにしないという人も増えてきているようです。日時:2008年1月31日
金八先生【教育のとびら】読みました。学校評価が導入されつつある現状がよくわかりました。ただ、同じ評価基準を採用すると、画一的な中で序列が生じる状況が生まれるのではないかという感じもしました。
生徒の声を聞くことが重要だと考えることには同感です。それとともに、これからは多様な人材が必要になってくるはずなので、学校自らが独自の教育理念に基づいた目標や評価指標をもち、それをどれだけ達成しているのかを測る手段として評価制度を活用するという流れもあってもいいのではないかと思いました。日時:2008年1月31日
ジャパン太郎いつも永久コラム、拝見しております。
「外交の目的は国益の維持拡大」はその通りなのですが、日本は環境外交における国益をどう定義しているのか、また定義するべきなのか、そこら辺も解説も欲しいです。「リーダーシップの発揮」は手段であって、それ自体が目的・目標ではないはずなので・・・。日時:2008年1月30日
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