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『PHPリサーチ・ニュース』 3月23日号
発行日: 2007/3/23━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『PHPリサーチ・ニュース』 2007年3月23日号 Vol.5 No.102
http://research.php.co.jp/
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― INDEX ―
1. ☆ 巻頭コラム
「自民憎しで自家撞着の民主」
2. ★ お知らせ!
(1)講演録「安全保障政策形成における自民党政務調査会の役割」[前編]
自由民主党政務調査会主席専門員 田村重信氏
(2)「PHP政策懇談会」開催報告
テーマ:第二次アーミテージレポートの評価と今後の日米同盟
(3)横浜市立大学エクステンションセンター講座のご案内
3. ◇ 研究員コラム【政策短評】
「抑止力の維持と地元の負担軽減を目指しコスト分析を」
公共経営研究センター 研究コーディネーター 小峯弘靖
4. ○ PHP新刊紹介
― 書籍プレゼントあります! ―
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1. ☆巻頭コラム☆
「自民憎しで自家撞着の民主」
取締役 第二研究本部長 永久寿夫
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全国13の知事選が告示された。安倍政権発足後はじめての全国的選挙であ
り、夏の参院選の前哨戦とみる向きが多い。とはいっても自民・民主の対峙は
公式・非公式を含めてわずかに5都道県、参院選を占うバロメーターになるか
は疑わしい。地域には特有の問題があり、候補者は地域に密着したローカルマ
ニフェストをつくるようになった。国政を担当する政党は地域のミクロな問題
をなかなかカバーしきれない。だから、これは当たり前のこととも言える。
だが、これでよくはない。むしろ政党は真剣に地方選挙に取り組むべきであ
る。国政選挙で有権者に向けて掲げたマニフェストを実現するには、各地域の
具体的な土俵に落とし込んだ政策づくりが必要となるからだ。国民生活全体の
利益と個々の地域が抱える問題にうまく折り合いをつける方法を具体的に提示
すべきということである。難しいことだが、これができなければ総論賛成・各
論反対になり、マニフェストは画餅となる。地方選挙は、政党がどれだけ本気
かを問うているのである。
気になるのが民主が訴える「格差」是正だ。毎年一千万人以上も海外旅行者
を出す日本の「格差」がどれだけのものか、という議論はしないにしても、マ
ニフェストで「市町村に権限・税財源を優先的に移譲し」とした民主が地域間
「格差」をいかに是正するのかわからない。国の財政の無駄をなくすには補助
金をやめ税財源の移譲が必要という論理だったはず。だが、移譲すれば「格差」
は不可避、移譲をやめて補助金そのままでは無駄は不可避、なのでは。論ずべ
きは、「格差」を地域の発展に変換する方法ではないのか。民主は「自民憎し」
で自家撞着に陥っているようにみえる。
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2. ★ お知らせ! ★
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(1)講演録「安全保障政策形成における自民党政務調査会の役割」[前編]
自由民主党政務調査会主席専門員 田村重信氏
田村氏は自民党政策スタッフとして、冷戦後の日本の安全保障政策のそのほ
とんどすべてに関わってきました。『新憲法はこうなる』(講談社)『憲法と
安全保障』『日米安保と極東有事』(以上南窓社)など、著作も数多い多彩な
活動ぶりは、氏のブログを通じても知ることができます。
政策現場を知りつくす安全保障のエキスパートである田村氏が、自民党政務
調査会の役割について存分に語った講演内容の[前編]を掲載いたします。
(2007年2月23日実施)
▼詳しくはこちらへ▼
http://research.php.co.jp/etc/027/
………………………………………………………………………………………………
(2)「PHP政策懇談会」開催報告
テーマ:第二次アーミテージレポートの評価と今後の日米同盟
PHP総合研究所では、田中均氏(日本国際交流センター・シニアフェロー)
を迎え、メディア関係者を対象に「第二次アーミテージ・レポートの評価と今
後の日米同盟」をテーマに、政策懇談会を開催いたしました。
当日の講演録を掲載いたしましたので、ご一読ください。
▼詳しくはこちらへ▼
http://research.php.co.jp/etc/026/
………………………………………………………………………………………………
(3)横浜市立大学エクステンションセンター講座のご案内
1.講座名:金がなくても資産がある〜公的資産の有効活用〜
地方財政の先行きが危ぶまれる状況が続いています。しかし、行政サービス
の停滞は許されません。さらに、地方分権と規制緩和の進展に伴い、自治体に
は自律的で柔軟な対応力が求められています。
そうしたなか、「金がなくても資産がある」という発想のもと、知恵を働か
せて保有する資産を活用し、住民サービスの向上に結び付けている自治体があ
ります。
この講座では、杉並区、藤沢市、横浜市の取り組みを紹介し、コンサルタン
トの視点から公有資産を有効に活用するノウハウを提供します。
開催日:4月 5日(木)18時30分〜20時30分
4月19日(木)18時30分〜20時30分
5月 2日(水)18時30分〜20時30分
講師陣:大塚敏之(杉並区政策経営部参事・営繕課長)
徳江 陞(藤沢市代表監査委員(常勤)・公認会計士)
宮下徳生(横浜市教育委員会事務局施設管理課施設担当課長)
望月伸一(株式会社ファインコラボレート研究所代表取締役)
佐々木陽一(PHP総合研究所地域政策研究部主任研究員)
受講料:各回受講料 各2,000円
▼詳しくはこちらへ▼
https://ycupr.yokohama-cu.ac.jp/webmaker/view_page.asp?page_id=883
2.講座名:信用力格付け・横浜市の場合−自治体財政健全化のモデル
外資系格付け機関のスタンダード・アンド・プアーズ社は、昨年10月4日
横浜市が発行する第10回20年公募公債を日本の自治体としては、はじめて
「AA−(ダブルAマイナス)」にランクしました。
この講座では、実際に格付けを担当した柿本与子さんを講師に迎え、どのよ
うな評価を行ったのか、具体的なお話しをいただきます。合わせて、評価され
る側の視点として、横浜市担当職員から格付けを依頼した背景や、格付けによ
ってどのような効果が市にもたらされたのかについて、質疑応答を交えながら
明らかにしていきます。
開催日:3月29日(木)14時〜16時
講師陣:柿本与子(スタンダード・アンド・プアーズ事業法人・公益事業格
付部上席アナリスト)
伊藤敏孝(横浜市行政運営調整局財源課市債係長)
受講料:3,000円
▼詳しくはこちらへ▼
https://ycupr.yokohama-cu.ac.jp/webmaker/view_page.asp?page_id=904
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3. ◇研究員コラム 【政策短評】◇
第15回
「抑止力の維持と地元の負担軽減を目指しコスト分析を」
公共経営研究センター 研究コーディネーター 小峯弘靖
夏の参院選の行方を占うバロメーターが統一地方選挙である。注目の東京で
先月17日、神奈川県相模原市で市米軍基地返還促進市民協議会が主催するシ
ンポジウム「在日米軍再編と市内基地のこれから」が開催され、その司会・進
行を担当した。パネリストは在日米軍司令部のデーヴィッド・ハンターチェス
ター大佐、横浜防衛施設局の高見澤將林局長、NPOピースデポの梅林宏道代
表、市内小山地区自治会連合会の岸久夫会長、拓殖大学国際開発学部の川上高
司教授の5名。市内米軍基地の機能強化・恒久化について、肯定的、否定的意
見双方が活発に交わされ、誠に興味深い内容になった。
▼つづきを読む▼
http://research.php.co.jp/column/s_04/criticism/015.html
▼筆者のプロフィールはこちらへ▼
http://research.php.co.jp/staff/komine.html
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4. ○ PHP新刊紹介 ○
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下記にご紹介する書籍を、それぞれ3冊ずつプレゼントいたします。プレゼ
ントの応募方法は、下記をご覧ください。
・『[新装版]決断の経営』(松下幸之助著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69010-0
・『早わかり・日本の領土問題』(田久保忠衛著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69134-3
・『勝者の思考』(財部誠一著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-64795-1
・『わたしの人生観・歴史観』(渡部昇一著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69057-5
・『トヨタの上司は現場で何を伝えているのか』(若松義人著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69064-3
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★書籍プレゼントの応募方法について★
ご希望の方は、「希望書籍名(1冊のみ)、当メルマガに対するご感想並び
に、氏名、年齢、職業、郵便番号、住所」を明記の上、3月28日(水)迄に
メールで読者プレゼント係(think2@php.co.jp)までお送りください。
当選者の発表は、書籍の発送をもって代えさせていただきます。
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のご連絡、当選書籍の発送のみに利用し、その目的以外では使用いたしません。
この件に関するお問い合わせは、第二研究本部(think2@php.co.jp)まで。
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<編集後記>
PHP東京本部は、桜の名所・千鳥ヶ淵のすぐ近くにあります。だいぶ暖か
くなり、また近辺が賑わう頃になりました。さて、私たちの研究や活動を、よ
り多くの方々に伝えていきたいという願いから、当メルマガは03年4月に創
刊しました。第一回の研究員コラム「列島どこでも研究室」のテーマは、10
道府県知事選挙をうけて「マニフェストを定着させるために」でした。あれか
ら早4年。弊社も政党マニフェストの内容を精査する『マニフェスト白書』を
05年、06年に発表し、マニフェスト運動の一翼を担ってきたと自負してい
ます。5年目を迎える今年は、新しい企画も進めてまいります。引き続きご愛
顧のほど、よろしくお願いします。(土)
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発行 :PHP総合研究所 第二研究本部
〒102-8331 東京都千代田区三番町3−10
編集人:土井系祐
発行人:永久寿夫
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