インターンシップ制度で、SONYやNIKEのCMクリエーターに弟子入りした学生、自分の会社を興した学生。彼らの感動・成長ストーリー、時間の使い方・ポリシーを仕事版「Number」として豊富に事例紹介!
- 最新号:2008-06-30
- 発行周期:毎月5日・20日発行
- 読んでる人:649人
- 創刊日:2000-09-05
- Score!:86点
- コメント数 : 10
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- バックナンバー:全て公開
- 発行者サイト:あり
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【 ETIC. 】プロを目指す学生たち〜あなたにとって就職とはなんですか?〜
発行日: 2004/3/5■ ■ ◆------------------------------------------------
■ ■ E T I C. m a i l m a g a z i n e
■ ■ ■
■ ■ ■ 2004.03.5 Vol.83-1(全3話)
――――――――――――――――――――――――――――
密着取材!プロを目指す学生たち
〜学生時代に出来ること〜
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〜This week CONTENTS〜
就職について悩むあなた必見!!
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●第一話 : ポスター
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○第二話 : 就活という「枠」
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○第三話 : 我が道を行く
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■今回の「プロを目指す学生」の横顔
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□名前:荒井 裕希 さん
□所属:株式会社カスケード
□プロフィール:
1981年9月17日生まれ。愛媛県出身。現在22歳。
桜美林大学文学部4年。
就職活動に抱いた疑問から、
株式会社カスケードでインターンシップを始める。
この冬、大手IT会社の新入社員研修を受注。
組織にとらわれない「個人事業主」的な生き方を目指す。
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〜第一話〜 ポスター
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【本号のポイント】
いつものように退屈な講義を終え、家路を急ぐ荒井さん。
ふと目にした1枚のポスターが彼の人生を変えます。
本号では荒井さんの「悩み」そして「はじめの一歩」に
注目しました♪
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■■
■■ お前はいつまでも大手志向か??
■■
「はぁ。なんかせなあかんなぁ…悩むわぁ〜」。
2002年10月。季節外れの強い日差しを見上げ、
一人つぶやく大学3年生がいた。
彼の名前は荒井裕希。
訳のわからない「宇宙語」を話す教授の退屈な講義を終え
一人キャンパスをぶらついていた。
「大学に入ったらきっと面白い何かが待っているに違いない」
そんな淡い期待を持って大学に入学したのは
もう2年以上前のこと。
期待を裏切られるまで一ヵ月もかからなかった。
現在、彼のの悩みの種は「就職活動で話すネタ」。
大学に入ってサッカーサークルに入ったものの、
特に目立った成績も残していない。
バイトだって日雇いの引越しを数える程度しかしていない。
人様に話せるようなネタがない…。
友人の髪の色が着々と黒くなっていくにつれ、
彼の将来への不安は色濃くなっていくばかりだった。
「さぁ就職活動!っていきなり言われてもなぁ。
とりあえず就職できればなぁ」。
ぶつぶつ独り言を良いながらキャンパスを歩いていくと、
大きなポスターが目についた。
「お前はいつまでも大手志向なのか!!!」
挑戦的なキャッチコピーが無性に勘にさわった。
近づいて内容を見てみると、
就活に関する講演会の告知であることが分かった。
今日これから大学内で行われるらしい。
「まぁやることもないし。とりあえず行ってみるか」。
家路を急ぐ学生達に逆流し、彼は講演会に向かった。
■■
■■ 「ルールなんてぶち壊せ!」
■■
会場には彼の予想よりも多くの学生が席についていた。
一様に染め戻された黒髪。
居心地の悪さからか、彼は自然と後ろの席についた。
講演が始まると会場の雰囲気は一変した。
「就活にルールなんて無い!マニュアル本なんて捨てちまえ!
型にハマらず、君が思うようにやれば良いんだ!」
「ベンチャー企業の社長」というその講師の口から
言葉が発せられるごとに、彼は漠然とした就活への
不安が解消されていくのを感じていた。
その講師が、講演会の最後に言った言葉を
彼は聞き逃さなかった。
「うちの会社では『優秀』な学生が多く働いている。
ちょっとでも今日の話に共感したのなら、
このアドレスまで連絡を下さい。まぁそうは言っても
実際にメールをくれるのは100人に3人もいないけどね」。
その社長の挑戦的な勘にさわった。(本日二回目)
「ほほぉ〜『優秀』な学生ねぇ。100人に3人とはなぁ…」
優秀な学生とやらをこの目で見てみたい。
メールを送って「100人のうちの3人」とやらになってみたい。
キッカケなんてそれで十分だった。
彼は家に帰るとその日の内に、感想をメールで送った。
■■
■■ 荒井君はどうなの?
■■
翌日、パソコンを開くと社長からのメールが届いていた。
「興味があるなら、うちの会社でインターンしてみないか?」
何もしないよりは良いんかなぁ。
誘われるがままに、彼はその会社でのインターンを始めた。
その会社で働くなかで、彼が何より驚かされたのは、
他のインターン生の就職に対する意識の高さだった。
「僕は就職を自己実現の手段として考えている。
世の中を動かすのはやはり「お金」だと思う。
だから僕は銀行に入って投資関係の仕事で実績をつみ、
ゆくゆくは『金融のプロ』になり国を動かしたい」。
こんな会話がそこら中に溢れていた。
彼らは就職を通じて自分はどうなりたいのか?
どういう会社でどういう仕事をしていきたいのか、
というビジョンを明確に持っていた。
「荒井くんはどうなの??」
そう聞かれる度に、彼は口ごもった。
「俺あかんわ。何か生きる事に真剣じゃないねんなぁ」。
インターン生として電話での営業などをこなしつつ
自分を見つめ直す彼。
本格的な就活シーズンはすぐそこまでやってきていた。
第一話終わり
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