プロを目指す学生たち〜学生時代にできること〜 |
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■ ■ E T I C. m a i l m a g a z i n e
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■ ■ ■ 2003.11.20 Vol.77-1(全3話)
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密着取材!プロを目指す学生たち
〜学生時代に出来ること〜
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〜This week CONTENTS〜
今回の話は地域活性化に興味のある人必読!!
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●第一話 : なぜ働くの?
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○第二話 : 地域活性NPOで働く
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○第三話 : 自分の働く意味
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■今回の「プロを目指す学生」の横顔
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□名前:所 浩之(ところ ひろゆき)
□所属: 名古屋工業大学大学院工学研究科2年生
NPO法人 G-net コアメンバー
G-net ホームページ:http://www.gifist.net/
□プロフィール:
79年岐阜県揖斐郡で生まれる。
岐阜県で小・中・高校を過ごす。
幼少のころから車や電子機器へ興味があり、
98年名古屋の工業大学へ入学。
在学中は10年間続けているテニス部所属。
その後、名古屋の学生団体・千成考房に所属し
就職活動勉強会などを開催。
その活動の中、岐阜を面白くしたいという想いを持った
現G-net代表の秋元氏と出会い、
G-net立ち上げに関わる。
02年名古屋工業大学の大学院に進み、
アンテナに関する研究を継続して行う。
G-netでは、コアメンバーかつ舞台装置など
イベント運営の職人として活躍中。
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〜第一話〜
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■本号のポイント
場所は岐阜。
そこで社会の注目を一身に集める地域活性団体
『NPO法人G-net』が活躍している。
そのG-netにおいてコアメンバーかつ技術者として
組織を牽引する重要人物が今回の取材ターゲット、所 浩之。
しかし、所さんも別に何か特殊能力や
使命感があったわけではなく、
最初は大学の勉強と部活に明け暮れる
キャリアという意識が希薄な学生だった・・・。
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■■ 今、岐阜県が熱い。
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今、岐阜県が熱い。
G-netというNPO法人をご存知だろうか?
「岐阜の街から新たな社会を仕掛けたい」
手元にあるG-net団体概要の表誌にそう書かれている。
ミッションは
「思いを言葉にし、言葉を行動に変えていく
起業家的・創造的人材を育成し、人材に根ざした
まちづくりのロールモデルを岐阜のまちから確立すること」
彼らこそ、岐阜をあらゆる意味で活性化させようとしている
「カクメイ」集団なのである。
事業内容は、トークライブやライブイベント等のイベント関連事業。
インターンシップコーディネート、起業家的人材育成プロジェクト等
の社会教育事業。さらには、政策提言なども手がけている。
フリーペーパーの発行も始めた。
コアメンバーは7人、サポートメンバー40人を抱えるG-net。
岐阜駅から商店街の中を歩いて10分のところにある、
オシャレなスタジオ風のオフィスが活動場所である。
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■■ ある夏の記憶 BEANS FESTA 2003
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2003年、9月7日。岐阜市内は猛烈な残暑だった。
照りつける太陽の下、朝から市街にある広場では
白い生地に緑の文字がプリントされた
T-シャツを着た若者たちが走り回っていた。
胸の緑の文字は『BEANS FESTA 2003』。
屋台では特産品の枝豆が売られ、オリジナルで作ったT-シャツの展示、
アカペラやロックバンドたちのパフォーマンス、
風船で人形を作る大道芸人、みんなで踊った「よさこい」・・・・。
様々なイベントがその日岐阜市内の6箇所で繰り広げられた。
ツアー客も首都圏・関西・九州から訪れ、
総動員数は1万5000人を超えた。
BOOMの『風になりたい』を大合唱し、
様々な人との出会いと感動を残した祭りは
大団円で終了した。
その晩、打ち上げの席で疲れきった体を
壁にもたせかけながら
とても満足そうに酒を飲んでいる男がいた。
昼間、会場を走り回り、ステージの統括を
一手に引き受けていた男だ。
決して華々しくは表舞台に立たないが、スタッフの誰もが
「彼がいなければイベントは動かない」
と口を揃える頼りになる男。
裏方に徹した技術屋。
彼こそがG-netのコアメンバーの1人、所 浩之だ。
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■■ なぜ働くの??
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現在、所さんは大学院2年生。
2000年、大学3年生のとき、就職活動をしていた。
企業選びの基準は有名かどうかだった。
大学三年生の秋に名古屋で開かれたある合同説明会を訪れた。
そこでブースを出していた
「自分がやりたいことは何だ?」
というキャリアを考える学生団体と出会う。
父親が電力会社で働いていたし、
実家は農家をやっており、農機具などの
機械と触れ合う環境の中で過ごしてきた。
あまり悩まず自然に工学部に進んだのだった。
(工学部では習ったものを応用して使う。自分の思いや意見は必要無い)
と感じていた所さんにとって
「なぜ働くのか?」
というキャリアを考えるということは新鮮だった。
3年生の後期、その学生団体は「千成考房」
という名前に変えて活動を始める。
「千成考房」のイベントに訪れたとき、
文系の学生たちと話をする機会があった。
みんなそれぞれ「やりたいこと」を持っていた。
そんな中、
「所さんは何がやりたいの?」
「エンジニアになって何がしたいの?」
という問いかけに答えられない自分がいた。
(工学部に入って勉強はしてきたが、この先に何の意味があるのか?)
という虚しさを感じはじめた。
大学と部活中心の生活で、付き合っていた周りの学生は
自分と同じような種類の学生ばかりだった。
その交流の枠の狭さにも気付いた。
特に大学は工学部だけの大学だったので、
深く勉強を掘り下げるにはいい環境だったが、
ともすれば世界が偏りがちになる。
名古屋全体のサークルで色んな学生と交流できるという
刺激的な環境を考え、千成考房にスタッフとして所属する。
この選択がターニングポイントとして
大きな意味を持つこととなる。
【第一号 終わり】
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【第二号予告】
誰でも悩む自分の「働く意味」と「将来の選択」。
答えを見つけるために彼は狭い現状から
一歩外に出た。
そこで彼が手に入れた世界とは?
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