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インターンシップ制度で、SONYやNIKEのCMクリエーターに弟子入りした学生、自分の会社を興した学生。彼らの感動・成長ストーリー、時間の使い方・ポリシーを仕事版「Number」として豊富に事例紹介!

  • 最新号:2008-06-30
  • 発行周期:毎月5日・20日発行
  • 読んでる人:650人
  • 創刊日:2000-09-05
  • Score!:86点
  • コメント数 : 10
  • メルマガID:15681
  • バックナンバー:全て公開
  • 発行者サイト:あり
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プロを目指す学生たち〜学生時代にできること〜

発行日: 2002/12/27

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■ ■       E T I C.      m a i l    m a g a z i n e
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■ ■ ■             2002.12.26   Vol.58-3(全3話)
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        密着取材!プロを目指す学生たち

          〜学生時代に出来ること〜
                
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                〜This week CONTENTS〜    
  
     今回3日連続でお届けする内容のご紹介
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〇第一話 :気づき始めた自分の「役割」
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〇第二話 :同世代とのネットワーク
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●第三話 :「作品」を作りたい
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■今回の「プロを目指す学生」 藤沢 烈さんの横顔


□名前:藤沢 烈さん

□所属:一橋大学社会学部出身
    某コンサルティング会社に勤務

□学生時代の主な活動:
多分野で活躍する全国の同世代の仲間を取り上げた雑誌
「アドレス」を立ち上げ、彼らがリアルな場で集まる
ネットワークパーティを主催。
更にリアルな場として物語Bar「狐の木」を店長として
立ち上げ。(現在は閉店)
          
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      〜第三話〜  「作品」を作りたい
____________________________
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■本号のポイント

「場作り」という自分の役割を見つけ出した藤沢さん。
彼は自分の役割を追求し、
全国の「行動を起こしている」学生を訪ねて
学生同士のネットワークを作り上げました。

「東の藤沢」とまで言われたネットワーカーは
旅を続けながら、自分の役割だけでなく
「同世代」として社会の中で果たす役割を考えていきます。
自分たちの「同世代」で何かを作りたい。
その思いが高じて、彼は物語バー「狐の木」を
オープンさせました。

しかし、「狐の木」からは彼の思い描いていたような
「物語」がなかなか生まれませんでした。
それはなぜでしょうか。
その答えを見つけた時、
彼にどんな変化があったのでしょうか。

最終話の本号では、彼の更なる飛躍を追っていきます。

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■■
■■  アウトプットの意識
■■

なぜ、「狐の木」は彼をすり減らしていったのだろうか。

立地やスペースの問題など
いくつか思いあたる原因があったが、
最大の原因はネットワークのブームが
去ったという問題だった。
これによって、自分が枯れていくような感覚を覚えたのだ。

1998年、ネットワークというブームは去りつつあった。
そんな中、ネットワークをさらに加速させていこうという
彼のような考えの人と、
ネットワークには形(What)がないと言って
現場に戻るという考えの人とに分かれていた。

時代を読んでいたのは、後者だった。
「人がただ集まる場」では、
思い描いたような「物語」はなかなか生まれなかった。
「形」や「アウトプット(=成果)」を意識しないと、
新しい「物語」となっていかない。
「狐の木」には、それが欠けていた。

次第に、社会にアクションを起こしたいと考える人は
現場に戻っていき、「何か」やってみたいけれど
何をやっていいかわからない、
という人が集まってくるようになった。
彼のように「何か」を起こしている人の
情報を持っている人から「何か」のきっかけを得たい。
そう考える人が集まり、
彼の蓄えを少しずつ減らしていったのである。

「もっと自分が深まるような勉強をしたいと
考えるようになったんですよ」。
彼は店長をやめ、店のコンセプトもチェンジして
学校に戻ることを決めた。

■■
■■  「作品」を生み出せる仕組み
■■

「狐の木のことは、自分でも納得がいっていないし、
今でも心残りです。
こうした場を作りたいという思いは今でもありますね」。
「狐の木」での失敗は、彼に新たな課題を作ることになった。

ネットワークにはアウトプットがない。
ただ場所を作るだけでは意味がなく、
これまでにないアイデアやプラン自体が必要なのだ。
さらに、それが継続して生み出せる仕組み作りがないと
「物語」は生まれない。

そう考えて、彼は社会学部ながら
ビジネスに関するゼミを取り、
経営を学んでいこうと決めたのだ。

そこで実際に企業と触れ合ったり
教授のコンサルティングに同行することで、
自分が同世代と何か「作品」を作るための
仕組み作りを学んでいった。
それは言わば、「作品」を作るための
「道具磨き」と表現できるものだった。

彼の作り出したい「作品」とは何だろうか。

その答えはまだ見つかってはいない。
しかし社会を変える、
そんな大きな試みであることは間違いない。

「作品」の大きさは、彼の言葉から少し想像できる。

「作品が何になるかは、まだはっきりしていないんです。
それはサービスかもしれないし、他のものかもしれないし。
その時に、日本人という、何でも自由に出来る
可能性を生かしていきたいと思っています。
昔に比べてハングリー精神は衰えていますが、
その分、いろんな生き方ができると思うんですよ。
そんな生き方をしている人達と共に、
人を元気にするようなものを作るということは確かです」。

■■
■■  「作品」を生み出せる仕組み
■■

「作品」がどんなものになるか決まっても、
彼はそれを言わずに、あくまでも
「場作り」に徹しようと考えているという。
高校時代に気づいた「自分の役割」を、
あくまでも貫き通そうと考えているのだ。

彼を良く知る人は、「世界の中の日本」
という大きな枠で自分たちの同世代をとらえ、
その中で「自分の役割」を徹底的に演じている彼に
敬意を表しているという。

現在、彼は大手のコンサルティング会社に勤務し、
「継続できる場作り」という道具磨きの最中である。
同時に、休日を返上して、
学生団体やソーシャルアントレプレナー(*注)などの
活動支援を行っている。
団体が何かに関わらず、
自分の思いにすべてをかける若者を
応援したいと考えているのだ。

全国を歩き回っていた頃は
直感で社会の動きを感じられたし、
自分自身に勢いがあった。
その時、自分の思いに正直に突き進んだからこそ、
今の自分の姿がある。

「だから、20歳前後の学生を見ると、
当時の自分がそうであったような勢いを感じます。
思い切り踏み込んで欲しい。
学生だから、と中途半端な活動にするのではなく
すぐにでも社会に挑戦するんだ、
といった気持ちで活動に取り組んで欲しいと
強く思っています」。

近い将来、私達は彼らの同世代の
「作品」を目にすることになるだろう。
その時こそ彼のネットワークや磨いてきた
「場作り」という道具が生かされ、
「作品」を作る時にこれ以上ない場を提供していく。

全国を歩いて回り、数々のネットワークの中心となって、
彼は「東の藤沢」と呼ばれるほどになった。
その時感じた「同世代が社会を変える」という直感は、
今も生きつづけている。
10年、20年がたった後も
その思いが生きつづけいるであろうことを、
彼は確信している。

「社会を変える」ような若者の力が集まって放出される時、
きっとそこに彼の姿が見えるはずである。

(*注)ソーシャルアントレプレナー:
「社会起業家」。社会にある様々なことに対して問題意識を持ち、
その独自の解決策を打ち出して活動している人。また、問題への
解決策が社会にとって価値ある行動を行なう人。
____________________________
       ♪  ♪♪編集後記♪♪  ♪

今回のメッセージは
「自分の枠を大きくとらえ、役割を見つけていく」
ことでした。
それについて、藤沢さんにメッセージをお願いしたところ、
こんな例えを教えてくれました。

「ノミを箱に入れると、箱の高さまでしか
飛べなくなりますよね。
しばらくその状態にしておいて箱を取ると、
ノミはもうそれ以上の高さを飛べなくなっているんです。
もともとは、2メートルの高さまで
ノミは飛ぶことができるのに、
自分で自分の枠を作ってしまうんですね」。

「人間もそれと同じで、いつのまにか自分で枠を作って
その中でしか生きられなくなってしまっている。
日本はこんなに豊かなのに、
チャンスがたくさんある国なのに、
そこにいる人が枠にはまってしまっているんですよ。
もっと自信を持って、枠を人のせいにしないで
生きていけばいいのに、と思いますね」。

確かに、私達が生きていく上で、
枠にはめられる場面はいくつもあると思います。
しかし、特に大学生活以降は、
誰も私達に枠をつけてはいないはずなのです。
自分自身が、今の自分の枠を作り出してしまっているのでは
ないでしょうか。

枠がないことに気づいて飛べるようになった瞬間、
私達の世界も広がっていきます。
世界の中の日本、
その中の自分たちの世代、そして自分の役割。
枠を取り払って考えた自分の可能性に
ぞくぞくするような興奮を覚えるのは、
私だけではないでしょう。     

___________________________
      ♪ ♪♪ごあいさつ♪♪ ♪

本号が、2002年最後のメールマガジン配信となります。
今年一年間、私達3期コンテンツチームは
読者の方にとっての「気づき」を追求し、
毎回テーマやメッセージを話し合って
メールマガジンが少しでも深くみなさんの心に響くよう
努力してきました。

読者数も3500人を超え、ゲストは60人近くなり、
メールマガジンはますます
読者の皆さんに対する責任の重みを増してきています。

そんな中、皆さんがアンケートなどに協力してくださったので
私達は、皆さんが何を大切にしているのか、
どういうメッセージを求めているのかを知ることができたり
時に根本的に、メールマガジンの本質を問いなおしたりと
たくさんの「気づき」を得ることができました。
励ましのメールを頂くたびに、
「やっててよかった」「もっともっとがんばりたい!」
と思うことができました。

来年もこの「プロを目指す学生達」メールマガジンは
皆さんに新しい「気づき」や行動のきっかけを
提供できるよう、さらに努力を重ねていきたいと思っています。
今年一年間、応援ありがとうございました!
そして、来年もよろしくお願いします!!

          3期コンテンツチーム編集長 橋本香苗
         

----------------------------------------------------------
▼読者アンケートのお願い -----------------------------------

メールマガジンを、さらにより良くしていくために、
みなさんのご意見を、ぜひお聞かせ下さい!!
ご協力、よろしくお願いします。

【 宛先;info@etic.or.jp 】
.....
 .........【コピー&ペーストしてご利用下さい】...................



1.今回のメッセージ「自分の枠を広くとらえ、
  その中で自分にできる役割を考える」ことについてお聞きします。
  このメッセージに
  ?共感できる
  ?ぜひ実践したい
  ?あまりピンとこない
  ?理解はできるが、自分で実践しようとは思わない
  ?共感できない
   (複数回答可、よろしければ理由もお聞かせください)

2.あなたがロールモデルとしている生き方や、
 それを実践している人についてお聞かせください!



3.今後、ストーリーを知りたい職種・業種がありましたら
 ぜひお聞かせください。


................【コピー&ペースト終わり】....................

――――――――――――――――――――――――――――――――
       ♪♪ ♪次号予告♪ ♪♪

新年第一号、1月6日配信のメールマガジンは
鈴木麻純さんを主人公にお届けします!

「幸せな家庭を築きたい」
というテーマを持っていた彼女は
だらだらした大学生活に満足できず、
インターンシップを経験します。

そこで彼女は、家庭と仕事の「両立」という
新たなテーマを発見します。
そこから日本初の企業評価指標や
その事業化を進めたり、
自らのテーマを追求する勉強会を開いていきました。

しかし、彼女は常に順風満帆に成果を生み出したのではありません。
時に悩み、壁にぶつかる彼女は
周囲の助けを受け、壁を乗り越えてきました。
なぜ、周囲は彼女を応援したくなるのでしょうか。
次号は「人」をテーマとしていきます。お楽しみに!
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