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プロを目指す学生たち〜学生時代にできること〜

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プロを目指す学生たち〜学生時代にできること〜

発行日: 2002/7/10

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■ ■       E T I C.      m a i l    m a g a z i n e
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■ ■ ■             2002.07.10    Vol.47-3(全4話)
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        密着取材!プロを目指す学生たち

          〜学生時代に出来ること〜
                
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                〜This week CONTENTS〜    
  
     今回4日連続でお届けする内容のご紹介
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〇第一話 :根っからの負けず嫌い
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〇第二話 :足りない能力を得るために
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●第三話 :目標の達成
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○第四話 :これから目指すもの
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■今回の「プロを目指す学生」 瀧川 淳さんの横顔


□名前:瀧川 淳さん

□所属:一橋大学商学部4年

□インターン先:株式会社アルファプライム・ジャパン
        東京電力の社内ベンチャー第一号企業。
        住宅性能表示CADの開発、
        住宅設計・デザイン・施工などの
        住宅関連事業をおこなう。 
        http://alfaprime.com

□インターン業務内容:社長直属の企画室として、
           営業やマーケティングの切り口からの
           企画の立案。また、そこから派生する
           コンサルティング業務 

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      〜第三話〜  目標の達成
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■本号のポイント

自分に足りない能力は
物事を筋道立てて考える能力、
つまり論理的思考力だと考えた瀧川さん。

彼のインターンは、
TEPCO横浜館の改装から始まった。
こだわりを追求するインターンの同期生、
原さんとともに、
TEPCO横浜館をカフェとしてオープンさせる
計画が進んでいた。

本号では、アルファプライム・ジャパンで
彼が論理的思考力をどうやって身につけていったのか、
そこから彼の世界がどう広がっていくのかを紹介する。

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■■  成長の過程
■■

こだわりを追求する原さんと、
論理的な思考能力を求めていた
彼の考えをミックスさせることによって、
計画は順調に進んでいく。

しかし、TEPCO横浜は横浜そごうの8階にあり、
カフェを建てる立地としてそれほど適していなかったこと、
また東京電力が今までにやってきたこととあまりに違いすぎ
技術のスキルがなかったりリスクが高いことなどから、
残念ながらコンペに勝つことはできなかった。

この企画をはじめとして、彼らは2、3ヶ月間、
さまざまな企画を立ち上げる。
原さんがアイデアを出して、それを彼が
実現への筋道をつけて形にするという
スタイルが多かったものの、
時に彼がアイデアを出して原さんがそれを形にしたり
個別に企画を立ち上げたりと、
二人のインターン生は互いに
切磋琢磨しながら成長をとげていった。

■■
■■  顔の見えない仕事
■■

10月、彼らに新しい仕事が任される。
「いつも企画ばかりやっているから、実務もやってみるか。」
という社長の言葉から生まれた仕事だ。

それは、お客様の要望に応えた宅地をさがすというものだった。
中央線近辺で、30坪ほどの土地。
ただし都心から20分ほどまでの距離で、
3000〜4000万円ほどの予算。厳しい条件である。
それを、彼が中央線沿線の不動産を担当し、
原さんが京王線沿線の不動産を担当して調べ
会社に提案をするのだ。

彼らは、パンフレットを片手に不動産屋を回り歩き、
お客様の要望に応えようと努力を続けた。
しかし、彼には納得できない部分があった。

お客様に直接会っていない。

これではイメージがつきにくいし、
お客様のため、という気持ちを持ちにくい。
実際仕事をしていても、おもしろいとは感じられなかった。
彼が1件の物件を紹介しただけにとどまり、
結局はお客様の方で探してきた別の物件を
リフォームすることが決定した。

「ただ、このリサーチで不動産屋に
顔がきくようになったのはよかったですね。
今でも中央線の物件の話が来ると、僕に相談されますし。」

■■
■■  目標の達成
■■

物件探しの仕事はお客様が見えなくて
モチベーションが下がったものの、
この仕事ではじめてフィードバックをしたことをきっかけに、
社長への仕事のフィードバックを自主的に
こまめにするようになった。

自分たちでフィードバックのためのシートを作って、
1週間ごとに業務内容と
それをフィードバックしたものにまとめるようになり、
やがては毎日の目標を立てて管理するようになっていった。

そんな彼らの成長ぶりを目にしたのだろう、
12月の末に、ETIC.のコーディネーターから
「もう君らは、ふつうのインターン生としての
仕事は終わったと言っていい。
次のステップに進むために、おのおので企画を出してくれ」
という言葉があった。

いよいよ彼らは、
アルファプライム・ジャパンの企画室として
会社の営業チャネルを生み出していくことが
任務となったのある。

ここで彼は、会社に対して挑戦を仕掛けた。
原さんが、会社のホームページを変えるという
「会社の営業チャネルを作る」企画を出したのに対して、
彼が出したのは
アルファプライム・ジャパンの分譲事業の
原価管理に対する提案だったのである。
学校で経営のゼミに所属していた彼は、
アルファプライム・ジャパンの
経営の穴を見つけ出していたのだ。

アルファプライム・ジャパンの分譲事業では、
設計士が遠くまで出張して仕事をすることが常だった。
しかしそれでは、移動費だけで赤字になってしまう。
彼が目をつけたのは、会社の営業企画ではなく、
会社の経営企画だったのだ。

「こんな生意気な企画を出して、
怒られるかな、と思ったんです。
でも、社長に『論理展開はうまい』と言われたんです。
この時点で、僕の目標だった
“ものごとに筋道をつけて考える力をつける”
という目標は達成されたと言ってもいいなと思いました。」

■■
■■  新しい仕事
■■

分譲事業に対する企画は実現しなく、彼も結局、
企業向けの会社のホームページ作りを任されることになった。
しかし企画を出した後は、
コンサルタントとしての仕事も任されるようになった。
それだけ、彼は論理的な思考力を
身につけることができたのだろう。

例えば、東京電力がリフォーム事業を
始めることになった時、
そのために必要なものは何か
彼が考えて事業計画書をたてた。
インターン生の学生が考えた計画書が、
コンサルティングの結果として東京電力に提出されたのだ。

他にも、社長からではなく、
取締役からコンサルティングの依頼が
直接来るようにもなった。
ビジネスマナーについての注意などはされたものの、
彼の仕事は社会で通用するようになっていたのである。

「でもコンサルティングって、
企画全体で言えば調査の部分ですよね。
ほんとうに大変なのは、
調査で得られた数字をどうやって
企画に反映させるかというところなんです。
だからコンサルタントとしては、
できないとか知らない、っていう言葉は絶対に出さなかった。」

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