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■□番外コラム第4弾 〜対上司編 第9号:上司マネジメントの振り返り□■

発行日: 2008/7/7

研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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番外コラム第4弾:対上司編 
『上司をマネジメント』
 第9回 〜上司マネジメントの振り返り

 会社に上司は付きものです。
 再現性のある上司マネジメントスキルを身に付けましょう。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

読者の皆さま
こんにちは。株式会社チェンジの伊藤です。

今日は七夕ですね、東京は生憎の曇天模様です。
この時期はちょうど梅雨前線が本州に居座っており、東京や大阪
では10年に1-2度しか星空を見ることができないようですね。

織姫様と彦星様には気の毒な話ですが、こちらは天候に関わらず、
毎日顔を合わせられる(てしまう?)上司とのお付き合いを粛々と
考えてまいりましょう。

上司マネジメントのお題でお送りしてまいりました当シリーズも
いよいよ今週が最終回です。これまでの内容を振り返りながら、
まず実践できるところを見つけていただければ幸いです。


◆◆◆上司の活用度を改めてチェック!◆◆◆

これまでの号で上司をいかにマネジメントするかを確認してきま
したが、「果たして自分は上司マネジメントができているのか?」
を確認してみましょう。

以下のチェックリストを、いくつの項目にYesがつくかを考えながら
眺めてみてください。

-------------------------------------------------------------
1.自分が仕事をする上で必要となる方針レベルの情報は、
 上司から伝達されている

2.方針レベルに変更が発生した場合は、速やかに自分に情報が
 伝えられている(後で「え?そうなんですか??」はあまりない)  

3.上司に承認を依頼した際、多くの場合は自分の求めるスピード感
 で決裁がおりる(もしくは降りないことが分かる)

4.想定外のトラブルが発生した場合、スピーディーに/気兼ねなく
 上司に相談できる(している)

5.問題の打開策が見つからず手詰まり感が漂っている際に、上司の
 知恵を引き出すことで状況を打破できている

6.他部門や顧客との調整が必要なシーンにおいて、上司は自分の思った
 ようにアクションを起こしてくれる

7.担当している仕事の状況について、上司に「私は聞いていないん
  だが・・・」とヘソを曲げられることはまずない

8.担当している案件について、上司の上司まで話が通っていないが
  ために、突然の方針変更が起きることはまずない

9.自分自身の今後のキャリアについて上司と定期的に話をする
 場を設けている

10.自分自身は想定していないタイミング/理由によって、
 叱責を受けたり、低い評価を付けられることはまずない
-------------------------------------------------------------

いかがでしょうか?
ざっと10問ほどチェックリストを眺めていただきましたが、
皆様、いくつチェックがつきましたでしょうか?

簡単ではありますが、チェックのついた数とあわせて上司
マネジメントのレベルを確認してまいりましょう。

10問全て:
 ・上司マネジメントの基礎はばっちりできています
 ・上司をさらに活用して、より高いビジネス上の成果を
  めざしましょう

7問〜9問:
 ・ほぼ上司マネジメントの基礎は押さえられています
 ・上司理解〜信頼構築〜機能活用の流れの中で、さらに
  足りない点を埋めることで上司マネジメントを強化しましょう

4問〜6問:
 ・まだまだ上司マネジメントが十分とは言えません
 ・上司の特性にも寄りますが、どんな上司に相対しても
  成果を発揮する手法を身につけましょう

1問〜3問:
 ・上司マネジメント力を強化する余地が大きいと言えます
 ・まずは上司の特性を理解し、部下側からメッセージを発信する
  スタイルを取り入れましょう


◆◆◆「結果」につながる「プロセス」◆◆◆

上記、ご確認をいただいたのはあくまでも上司マネジメントの
「結果」と言えるでしょう。上司とは仕事を進める上での最も身近な
ビジネスパーソンのうちの一人であり、日頃からの関係構築の
成果がこのような「結果」として現れるものと考えられます。

上司マネジメントの目的は上司の機嫌を取ることでもなく、上司を
出世させることでもありません。上司⇔部下の関係をポジティブに
捉えなおして、ビジネスパフォーマンスの向上を狙うことが目的と
して挙げられます。

残念ながら1日やっただけで劇的な成果を生み出すものではなく、
日々の積み重ねが少しずつ花開いていくものだと思います。

これまでの号で見てきた上司マネジメントの考え方について、
要点のみを再度振り返って締めくくりとしたいと思います。


◆◆◆まず上司を理解する◆◆◆

上司を理解するキーワードはまず【ミッション】と【タイプ】でした。
どのような職責を担って何にプレッシャーを感じているか、また
仕事の進め方の好みはどのようなものかを(指示とチェックの
マトリクス)まず押さえましょう。

その上で、上司の職務に対する【得手・不得手】と【好き・嫌い】を
把握することで機能補完をしやすくなる点も挙げられます。


◆◆◆部下力(フォロワーシップ)を発揮する◆◆◆

上司との職務上のコミュニケーションにおいて、【積極的】かつ
【独自の批判的な視点】で臨むことがチームにおいて成果を後押しする
部下のあり方(発揮すべきパワー)と捉えられます。

とはいえ闇雲に反論しましょう、という話ではなく、上司理解と
機能補完を進めて上司との議論のベースを作ることで建設的に
話を前に進めましょう。


◆◆◆上司と機能を補完する◆◆◆

上司を理解した上で、上司との間でうまく機能補完を行うことが
ポイントです。【得手・不得手】【好き・嫌い】を中心にお話をして
きましたが、ジグソーパズルのピースがはまるように上司との間での
役割分担を見つけましょう。

機能補完を行うことで上司に「より上司としてやって欲しいこと」を
促すことがポイントでした。


◆◆◆上司の機能を活用する◆◆◆

上司が職責上また経験上、保有している機能をうまく活用
することが上司マネジメントの一つのゴールです。

【方向性の提示】【問題解決】【業務スペシャリスト】
【ネットワーキング】【承認】この5つの機能を使い分けながら
上司を活用して仕事を前進させることが狙いですね。


◆◆◆上司として上司マネジメントを考える◆◆◆

いかがでしょうか、ダイジェストで要旨を整理してまいりましたが、
頭の中をすっきりさせていただけましたでしょうか?
(あれれ?な部分は是非バックナンバーをご確認くださいませ)

最後になりますが、この時期、新たに新入社員の方を迎え
入れられて、上司となる方も数多くいらっしゃることかと思います。

これまでに整理してきた「上司マネジメント」の考え方は、
上司への突き上げスキルではなく、相互補完によるパフォーマンス
発揮の考え方だと私自身は捉えています。

上司マネジメントを上司と部下、相互の歩み寄りによって実現
させるものと捉えた場合に、上司として部下にどのように自分を
マネジメントさせるか?も興味深いテーマのひとつですね。

是非、今回の内容を裏返しに捉えて、部下育成の一助として
いただけると嬉しさも2倍です。

全9回の長きにわたってお付き合いいただいた番外コラム第4弾
「上司をマネジメント」も今週をもって終わりとなります。
次週はお休みを頂いて、再来週からは新たなテーマで
お会いしたいと思います。

ご愛読、ありがとうございました。



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番外コラム第4弾:対上司編
『上司をマネジメント』<第9回>

バックナンバーの参照はこちら >> 
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