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「総務やさん」 第73号

発行日: 2002/12/30

■■■■■■■■■■■■■■●総務やさん●■■■■■■■■■■■■■■

                                        【vol.73】Dec.30.Mon.2002

                発行人:株式会社 総務システムサービス
                                                http://www.ssyss.co.jp
                                           mailto:magazine@ssyss.co.jp

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■総務やさん について■
 いらっしゃいませ!『総務やさん』は社長さんや総務・人事・経理担当者さ
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■めにゅう■
●給与(賃金)の話 第16回
●人間にとっての「気」
●アクセスを使おう 第4回
◆「総務やさん」よりアンケートのお願い
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●給与(賃金)の話 第16回

 今回は変動勤務関連手当編の「時間外勤務手当」です。会社によっては「超
勤手当」や「残業手当」等の名称で設定、運用されている場合もあります。
労働基準法により、制限や支給基準、罰則等が定められており、義務基準や詳
細は、法条文を参照して下さい。(第33条、第36条、第37条)

「時間外勤務手当」について

 1.歴史的発生経緯(推測)
   ・時間外勤務手当はご承知の通り、労働基準法に規定されています。
    その歴史は終戦直後憲法制定と共に検討され昭和22年に制定されま
    した。 第33条及び第36条の規定により、法定労働時間を超過し
    た労働時間に第37条の割増率を乗じた手当の支給が義務付けられて
    います。 時間外勤務手当の割増率は基本的に2割5分増ですが、当
    時、原案は「5割以上」でした。 GHQの検討段階のエピソードと
    して「敗戦した日本の復興のためには「5割以上」ではこの国の復興
    は遅れる」との判断にて、GHQの手により「2割5分以上5割以下
    」に書き換えられ、今日に至ります。 結果として、この規定が高度
    経済成長期を支え、復興はもとより、驚く程の速さで経済成長するこ
    とになったと思われます。 しかし、裏腹に時間外労働に対する意識
    が労使共に希薄になり、実質的に長時間労働社会になったのも事実と
    いえます。

 2.支給義務の目的(法解釈)

  「時間外手当」の支給義務の目的は次の3つが考えられます。
   ・長時間労働抑制目的の法定労働時間の原則維持
   ・時間外労働の原則禁止と使用者に対する経済的負担義務
   ・臨時的労働の位置付けと過重労働に対する労働者への補償

 3.支給形態
  「時間外手当」の支給形態は法基準に則り設定されていると思われます。
   ・法定の割増率を支給
   ・法定の割増率以上の率を設定し支給
   ・その他別基準により支給し、法定支給額以上の金額確保

 4.支給基準設定のポイント
   ・時間外手当は、法的拘束力が強いため、極力時間外労働させない勤務
    シフト及び労働時間としたい。
   ・慢性的に業務繁忙であって、人材確保が難しい小規模企業などは恒常
    的になる場合が多いが、所定労働時間中の業務の効率化を図り、なる
    べく、ムダな時間を排除し所定労働時間内に収めることが望しい。

 5.今日的位置づけや今後の方向性
   ・国際的に時間外割増率は「5割以上」が多く、日本も徐々に、法定労
    働時間と実労働時間の実態により、長期的には5割増に近づけるのは
    当然の流れといえます。
   ・しかしながら、時間外労働に対する低意識と社会ニーズ(長時間営業
    等)から、依然として課題は多いと思われます。
   ・つまりは、労働生産性の向上とワークシェアリングが命題であると思
    われます。

 今回は、「時間外勤務手当」をご紹介しました。
次回は「深夜勤務・休日出勤手当」を紹介したいと思います。ご期待下さい。

====株式会社 総務システムサービス 細口桂造(ほそぐちけいぞう)=
))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
●人間にとっての「気」

 私達が気を失って、もとに戻らないということは、死に至ることになります。
私達にとって「気」の存在は、はかりしれないぐらいの大きさを持っているよ
うに思われます。

 日常生活・仕事においても「どうも気が乗らない」「やる気がない」「気が
ぬけてしまった」と思うことが、誰でも一度はあるのではないでしょうか。

 「気」の持ちようで弱気になった時にどんな現象がおきるのか2点紹介しま
す。

 1883年オランダにおいて医師団がブアメードという国事犯をつかって実
験が行なわれました。

 「1人の人間からどれだけの血液を取とったら人間は死ぬものか」
というものでした。

 「3分の1以上になると死ぬでしょう」
などと。ブアメードの前で医師団は話し合った結果

 「それでは実験をはじめよう」
といって、手術台に縛り付けたブアメードの足の親指にメスを入れました。た
ちまち、用意しておいたバケツに血液がポタポタとたれはじめました。

 やがて4時間ほど経過してから、医師団は、
 「どのくらいになったかね」

 「間もなく3分の1になるところです」
それを聞いたブアメードは静かに息を引き取ったというのです。

 実は、実験というのは心理実験で、医師団の話も、足の指にメスを入れたの
も、血液がぽたぽたたれるようにしたのも、みんなトリックでした。足の指に
メスを入れたようにみせかけ、バケツには水をたらしていたのでした。

 ブアメードは、自分の体内から血液がどんどんなくなっていったと思い死ん
でしまったのです。

 もう一つ、浅野八郎氏の話ですが、アメリカのある鉄道会社の作業員が、冷
凍庫の中に入って作業をしていました。ところが、中に入っている事に気がつ
かないまま、外から扉を閉められてしまいました。

 そして、24時間後に発見された時には凍死していました。ところが、冷凍
庫は電源が切られていたのです。作業員はどんどん気温が下がってきたと思い
込み凍死してしまったというのです。

 「気」の持ちようで、人間の思い込みがいかに影響しているかがわかったと
思います。良いほうに思い込む事で自分が変われるならば、本気で変えようと
思いこむ事が必要だと思いました。

====株式会社 総務システムサービス 水野貴代子(みずのきよこ)==
))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
●アクセスを使おう 第4回

 前回、社員データを入力するテーブルの作成ができましたが、データの入力
は出来ましたか?実際にデータを入力して何か感じませんでしたか?そうです
ね何度も同じデータを入力している項目がありますね。

 例えば、性別は男と女しかないのにこの二つのうちどれかを毎回入力してい
ます。所属はどうでしょう。これも同じ部署の人の場合、同じ部署名をその都
度入力していますね。役職も同じです。

 このような決まりきった内容を毎回入力するのは無駄ですよね。また、入力
ミスがあった場合、例えば部署名を一字でも間違えれば全く違った部署になっ
てしまいます。これでは後から検索した場合に正しい結果が得られません。

 また、入力ミス以外にも入力する人によっては略して入力してしまうことも
考えられます。あるいは、部署名などは将来変わってしまうことも考えられま
す。

 その時、変更になった部署に所属する人全員の部署名を一つずつ修正するの
は大変です。ひとりや二人なら良いのですが、何十人何百人となれば大変な作
業ですしミスも出てしまいます。

 このようなことを防ぐには、重複するデータや固定的なデータを分けてしま
い別のテーブルで管理したほうが楽です。

 社員台帳をこのような考えで分けるとどうなるでしょう?

 例えば、所属を分けてみると

【社員台帳テーブル】
|社員番号|氏  名|生年月日|入社年月日|性別|所属コード|役職|
    1 総務太郎 1970/1/1  2002/4/1    男   001       なし
2 総務花子 1980/2/1  2002/4/1    女   002    なし
   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【部署テーブル】
|部署コード|部署名|
001   営業部
002   総務部

 このように部署テーブルを作って、二つのテーブルをコードで結びつければ、
コードを入力するだけで済みますよね。

 また営業部が営業本部に変わっても部署テーブルの部署名を変更するだけで
社員台帳テーブルの方は何も変更する必要はありません。性別や役職も同じよ
うにテーブルに分けてしまえば良い訳です。

 このように重複するデータを分けていくことを「正規化」と言います。

 上記の例は正規化でも非常に単純な例ですが、データベースを作成するため
にはとても大切なことですから、いろいろな例を試して勉強しながら理解して
みてください。

====株式会社 総務システムサービス 尾崎哲夫(おざきてつお)===
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         ◆「総務やさん」よりアンケートのお願い◆
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「総務やさん」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。読者の
皆様からのご意見を参考に、内容の充実を図るためアンケートを実施しており
ます。
 お忙しい中とは思いますが、以下のアンケートに基づき皆様のご意見をお聞
かせ下さい。積極的なご意見をお待ちしております。


1.あなたの職業(役職含)、年齢、性別を教えてください。
  (例)会社員(人事課長)、42歳、男

2.今号の中で一番おもしろかった(興味をひいた)記事は?

3.「総務やさん」で今後取り上げて欲しい内容はありますか?

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