>> 記事トピックス一覧 
トップ > ライフスタイル > 生活の知恵 > 聖書を開けば・・・

【聖書】約束の子ども

発行日時: 2008/2/23

  おはようございます。

  この間の日曜日、京都のある教会で催されたキリスト者を対象とする
  集会に参加してきました。初めて伺う教会なので、迷って遅刻しては
  いけないと思い、地図で入念に下調べして出かけました。
  しかし、どうしたものでしょう。目的地近くまで来たとき、例によっ
  てまごついてしまったのです。幸い遅刻は免れましたが、もし地元の
  地理に詳しい人物が助手席でナビゲートしてくれていれば・・・と感
  じたことでした。ところであなたには、御自分の人生を正しく目的地
  にまで導いてくれるナビゲーターはいますか?

  ■□■ 本日のコーナー ■□■

  1.聖書のお話  : 約束の子ども
  2.雑談喫茶室  : ビフォー・アフター 
  3.ちょこっと聖句: なんでも感謝

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
   ★☆★☆  (^^)/ [聖書のお話] コーナー (^^ゞ  ☆★☆★
 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
  《今日の聖句》   創世記 16章 1−2節

   アブラムの妻サライは、彼に子どもを産まなかった。
   彼女にはエジプト人の女奴隷がいて、その名をハガルといった。
   サライはアブラムに言った。「ご存知のように、主は私が子どもを
   産めないようにしておられます。どうぞ、私の女奴隷のところにお
   はいりください。たぶん彼女によって、私は子どもの母になれるで
   しょう。」アブラムはサライの言うことを聞き入れた。

  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 聖書を読みますと、アブラハムは天地の創造者である神様から、折にふれ「将
来に関わる祝福の約束」を受けています。すなわちそれは彼の子どもとその子孫
に関する事柄で、『わたしはあなたを大いなる国民にします』とか『わたしはあ
なたの子孫にこの地を与えます』とか、あるいはまた『わたしはあなたの子孫を
地のちりのようにならせます』などというものでした。

 何というすばらしい神様の祝福、感謝な御約束ではありませんか。

 しかし聖書をさらによく読んでみると、一般常識から言って当時の彼ら夫婦の
間に「将来的に子どもが生まれる可能性はない」ということがわかります。それ
は聖書が「妻のサライは不妊の女性であった」と記しているからです。

 医学の発達により、今日になってようやく様々な不妊治療法が開発され、この
種の人々にも出産の道が開かれ始めたことです。が、しかし当時の時代を生きる
人々には、まったくそれは「閉ざされた祝福」でした。加えて、当時の彼らの年
齢を考え合わせれば、子どもが与えられる可能性はさらに「ゼロ」に近いもので
した。
 にもかかわらず、神様は彼らに対して繰り返し「あなたがたの子孫」に関する
約束を告げ知らせておられるのです。アブラムと妻サライは神様のこの約束をど
のように聞き、受け止めたことでしょう。

 神様にとって、不可能なことはありません。

 神様の偉大さについては二人ともが認めるところです。神様にはどんなことで
も出来ると彼らも信じています。しかしその心をさらに深く探ってみると、何と
妻サライは「一般論」として信じているに過ぎず、ひとたびそれが自分自身に関
わる出来事となると、不信、疑問、恐れ、不安などが現実化してきたのです。
 信じたい、受け入れたい。でも・・と、いわゆる「人間的常識」を振り回すう
ち、神様の御力とその誠実さを素直に受け入れられなくなっていったのです。

 神様への疑いは、あらゆる祝福・恵みから私たちを遠ざけます。

 神様は、御自身の備えられた祝福が人間の側において実現・成就するには、人
の心に生じる「信じる信仰」が不可欠だと言われました。ヨハネの福音書におい
て約束されている言葉『キリスト・イエスを信じるものは誰でも、永遠のいのち
を受けます』を見るなら、この救いの約束が実現するための条件として、私たち
が「ただキリストを信じればよい」と理解することができます。そう「ただ信じ
ること」のみです。それ以外の何も求められていません。

 聖書は首尾一貫して私たちに語っています。《信じるものは誰でも、みな救わ
れます》と。全知全能の神様、唯一まことの神様をあなたの心で信じ、約束の御
言葉を受け入れるとき、約束された祝福の一切をあなたは受け取る現実を経験す
ることになるのです。

 しかし悲しいかな、神様への不信仰は私たちを混乱と無秩序に誘います。

 神様の御力をいまひとつ信じられなかったサライは、結局当時は社会的に認め
られていた「人間的方法」に手を出してしまったのです。すなわち自分に仕える
女奴隷ハガルを夫アブラムに仕えさせ、彼女を通して子どもを得ようとしたので
す。それは非常によく考えられた現実的解決手段のようでしたが、しかしあきら
かに神様の約束、神様の言葉、その御心に対する不信仰、不従順でした。

 このことが実行に移された結果、アブラハムと女奴隷ハガルとの間にはイシュ
マエルという子どもが与えられます。妻サライはこれで良かったのだと心に言い
聞かせました。しかし神様は、イシュマエルは約束の子どもではないと断言して
おられます。アブラハムとサライとの間に生まれた子どもこそ正真正銘の世継ぎ
であり、まことの祝福の継承者、約束の子どもであると。

 人間には及びもつかない神様の現実の世界があります。それは信仰によっての
み知ることが出来る世界です。知恵でも、知識でもなく、能力や努力によって知
ることができるというものでもありません。ただ信じる信仰によってのみ、知る
こと、見ること、触れることのできる神様の栄光です。

 この件でアブラハムと妻サライは、先祖のアダムとエバが失敗した時のように
「不信仰の罪」を犯しました。その不信仰ゆえの刈り取りの実は、二人にとって
また後の子々孫々にとってたいへん苦く辛いものになりました。すなわちイシュ
マエルは後にアラブ社会を形成するところの祖となりますが、その子孫は今日に
至るもなおイスラエル人との間に反目をもって敵対し合っています。異母兄弟で
ありながら、互いの間には争いが絶えず、それは数千年を経た今も神様の宣言さ
れたとおりの現実となって、我々にも影響を与えているのです。

 神様の約束の実現は、アブラハムと不妊の女と言われていた妻サライとの間に
イサクという名の子どもが与えられたことをもって見事に成就します。しかしこ
の奇跡的な出来事は、今もって人間の知恵では理解、解明されることはありませ
ん。神様の御心ゆえに、それは成就したのですから。そしてこのイサクからやが
てヤコブ、すなわちイスラエル民族の父が誕生することになるのです。彼の命は
ダビデ、ソロモンへと引き継がれ、そしてイエス様への繋がっていくのです。

 神様がアブラハムに言われた約束が実現します。《地上のすべての民族は、あ
なたによって祝福される》と。つまり、アブラハムの子孫でもあるイエス様によ
って、彼の十字架における血によって、今や罪に苦しむすべての人間が「救いの
祝福」を受け取ることが出来るのです。

 約束の子どもは信仰によって生まれます。もしあなたが聖書の神様を、その言
葉を信じるなら、あなたは約束の子どもであり、祝福を受け継ぐ子孫の一人なの
です。

  □□ 聖書の言葉 □□

    主を求めよ。お会いできる間に。
    近くにおられるうちに、呼び求めよ。
    悪者はおのれの道を捨て、
    不法者はおのれのはかりごとを捨て去れ。
    主に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。
    私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。

      (旧約聖書 イザヤ書 55章6−7節)

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
   ■◇◆◇  (^^)/ [雑談喫茶室] のコーナー (^^ゞ ◇◆◇■
 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

            ビフォー・アフター

 古い・狭い・住みにくいの三拍子そろった家を、新進気鋭の建築士さんにお願
いして住み易い家に改築しもらう番組「ビフォアー・アフター」が今多くの人の
注目を集めています。私も何度かその番組を見たことがありますが、いつも「お
ーっ」と感心、感激することばかり。デザインのユニークさもさることながら、
それぞれに湧き出てくるアイデアの豊かさには本当に驚かされます。さすが!

 驚かされるといえば、改築するに当たって旧家屋から運び出される家具類の多
さ。よくもまぁこんなにたくさんの荷物が・・と、他人の家の事情とはいえ毎回
唖然とさせられます。
 長く生活していれば家具類その他の必需品が増えることは当然の成り行き。し
かし、いつしかそれらは溜まりに溜まって『膨大なお荷物』と化し、生活空間を
物理的精神的に圧迫していく。「もうこんな家には住めない」となるわけです。

 ところで、改築された新しい我が家で生活を始めるにあたり、依頼主は例の「
お荷物」をどうしたのでしょう。全部を再び新居に収納したのでしょうか。いつ
もそこんとこが気になってしょうがない私です。もちろん建築士はそのことも十
分計算にいれて図面をひいているとは思うのですが・・・。「ホントにぜ〜んぶ
収まったの?」「あれはぜったい大型ごみで廃棄処分せんと、この家には収まり
きらん」と夫婦でつぶやくこともしばしばあります。

 よく言われるように、引越しや改築は「増えすぎた荷物を整理するチャンス」
です。そこでフト人間についても「同じことが言えるのでは」と思いました。
 人は誰でも現状の自分に嫌気がさしたとき「違う自分になりたい」「自分を変
えたい」と思います。人にはそれぞれ理想像があって、その人物を目指したいと
渇望します。努力します。でも多くの人が大抵やってしまうことは、実は自分を
愛するがあまりに「古い自分を捨てないまま」変化を遂げようと試みる。捨て去
るべきものをなお抱えたままで、新しい自分を生きようとするのです。結果、外
側はなんとか取り繕われるものの、内側は依然変わらないままの状態が続く「着
ぐるみ人間」になるわけです。

 お荷物と化した不要なものは思い切って捨て去るべきです。もしそれが何であ
るかを自分で見極め、そして捨てることができないのならば、力があり信頼でき
る方(第三者)に依頼し大手術をしてもらうことです。そうでもしない限り、きっ
と「もったいない」との心(欲)がいつまでもあなたを放さず、心のビフォー・ア
フターはいつまでたっても実現しないでしょう。

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
   ■◇◆□ (^^)/ [ちょこっと聖句] のコーナー (^^ゞ □◆◇■
 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

  新約聖書 テサロニケ人への手紙第一  5章18節より

    ── どんなことにも感謝しなさい。 ──

   「どんなことにも」とは、あなたにとっての良いことはもちろん、
   悪い事柄、嫌なことをもひっくるめての「すべて」という意味なの
   です。神様の真実と誠実なる取り扱いの御手にわが身を委ねるとき
   「すべてを益に変えてくださる」ので、どんなことも感謝すること
   ができるのです。


   神様のことばがあなたの心に届きますように。


 〓【 通信後記 】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 † 〓〓

 ■本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
  ご意見、ご感想などありましたらコメントをお願いします。

 ■好評、毎週放映中!のキリスト教テレビ番組『ライフ・ライン』です
       ※ 受信局によって放映日時が異なります

  ≪土曜日放映≫
    青森テレビ 朝6:00〜   福島放送    朝6:00〜
    新潟放送  朝5:30〜   千葉テレビ   朝7:00〜
    テレビ埼玉 朝8:00〜   静岡第一テレビ 朝5:00〜

  ≪日曜日放映≫
    びわこ放送  朝7:15〜  サンテレビ   朝7:00〜
    北海道放送  朝5:00〜  群馬テレビ   朝7:00〜
    テレビ神奈川 朝8:30〜

 ◆2月の放送予定(番組内容が変更になる場合もあります)

  第1週 「わたしのよろこび」 ─ 関 尚子さん ─ 
   神奈川県川崎市に住む関尚子さんは、子育てをしながら、小さいこ
   ろから習ってきた書道を生かして「絵手紙教室」を開いている。
   関さんの作品を紹介しながら、子育ての中での苦労や喜びについて
   また関さん自身の信仰について、お話を伺う。

  第2週 「愛と奉仕の願いを込めて」─ 丸山 雅子さん ─
   「働く女性の役に立ちたい」そんな願いから始まった、埼玉県川口
   市の保育園「おさなご園」は、今年で39年目。キリスト教精神を基
   に、静と動のメリハリのある子どもに育てることをモットーとして
   いる。現在、約150名の子供たちが通っている園の様子と園長の丸山
   雅子さんのインタビューをお届けする。

  第3週 「和紙盆栽教室」─ 緒方 陽子さん ─
   神奈川県小田原市に住む緒方陽子さんは、和紙を使って盆栽の木や
   花々をつくるアート教室を開いている。現在79歳になる緒方さんは、
   かつて女学校時代にミッション系の学校でキリスト教に触れ、信仰
   をもった。緒方さんの作品の数々を紹介しながら、信仰者としての
   歩みについて語っていただく。

  第4週 「あすかとあいのバイブル百貨店」
         ─ 渡辺 明日香さん、飯島 淳代さん ─
   先月に引き続き、インターネット上で「サンプル百貨店」というサ
   ンプルを扱うバーチャル百貨店を運営する、渡辺明日香さんと飯島
   淳代さんを紹介する。日本ブリタニカで世界142か国ナンバーワンの
   営業成績を達成した実績を持つお二人に、起業したころの話や、昨
   年11月に出版された本『あすかとあいのバイブル百貨店』について
   お話を伺う。

 
このメルマガの読者になる
規約 
>> メルマ!の会報誌もお届けします
ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to GoogleRSS

このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます

毎日の聖書
いのちのことば社の教会学校教案誌「成長」の「毎日の聖書と祈り」の聖書個所に、ほぼ基づいて聖書のことばをお届けしています。キリスト教に興味のある方はぜ...
世界キリスト教情報
国際情勢を深く理解するための補助線として世界のキリスト教の現状を提供する
聖書からのショートメッセージ
関西人クリスチャンのHallelujah!!です。聖書からの短いメッセージで、あなたに元気を贈ります。永遠のいのち、十字架、罪、赦し、救い、癒し、祈...
賢者の道
自分の人生と向き合う時、生きることが難しい時代に「聖書の教え」を解説しています。どうぞ、お楽しみに!
キリスト教案内マガジン「愛の道」
 プロテスタント・キリスト教会の発行です。教会に行ったことがない皆様や、信仰暦の新しい皆様にも、聖書の信仰と文化、教会の様子などを、楽しく、分かりや...


この記事へのコメント


コメントを書く
コメントはありません。

おすすめキャンペーン

利息、払いすぎ?
オリックスVIPローンカードなら<<年率5.9%〜、利用可能枠最高500万円>>
ゆとりのカードローンです。


比べてみれば、こんなにお得→

メルマガデータ

  • メルマガID : 153701
  • 創刊日 : 2000-10-07
  • 最新号 : 2008-05-17
  • 発行周期 : 週1回(土)発行
  • バックナンバー: 全て公開
  • 発行者サイト: なし
  • 読んでる人 : 75人
  • コメント数 : 1
  • Score! : 非表示
  • >> 月間ランキング

発行者プロフィール

ペンネーム : Anthrowpos

  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。早朝バイトに精を出しつつ、日曜礼拝と祈祷会、聖書の学び会を三本柱に毎回集会を開いています。また小冊子・チラシの配布を通して地域への布教活動にも取り組んでいます。

このメルマガの読者になる

規約に同意する





このメルマガの最近の記事


このメルマガの最近のコメント


このメルマガのバックナンバー


注目情報


新着記事トピックス