【聖書】神の備えを知る
発行日時: 2007/11/10 〓†【聖書を開けば・・・】〓〓 第352号/07.11−10 〓〓
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今日の聖書個所 : ヨナ書 1章 17節
主は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。
ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた。
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かつて徳川家康は、人の一生を「重き荷を背負って坂道を行くが如し」と表
現しました。また作家の林芙美子は「花のいのちは短くて、苦しきことのみ多
かりき」という詩を残しています。いずれも「人生の苦しさ」について語って
いる言葉です。
たしかに、その一生において困難・苦難、試練を一つも経験せずに人生を全
うしたという人物を、私は知りません。あの神の子のイエス様ですら、十字架
の苦しみを経験されています。まして凡人の私たちが、いわば無傷でこの世を
歩み続けることができるとは、なかなか考えずらいことです。
では私たちは、ある人たちのように、人生の苦しみをただ「嘆くばかり」で
過ごさなければならないのでしょうか。もちろん嘆いてばかりでは人生ちっと
も面白くありませんし、それでは生きている甲斐がありません。私たちが経験
する苦しさや困難の中にも「ちゃんとした目的と意味がある」ことを見いだす
ことでもできれば、少なくとも今とはまったく違った生き方を選択することが
できるのではないでしょうか。
もしあなたがまことの神様をご存知であれば、たとい今という瞬間がどんな
状況にあろうとも、決して失望するには及びません。嘆くに及ばないのです。
あなたの悲しみ、苦しみ、心の嘆きは一瞬にして希望に変えられ、力となり、
感謝となり、喜びになります。本当です。
どうしてそんなことが言えるのでしょうか。それは、神様の約束があるから
です。天地万物を創り、私たちを造られた方がこう言われています。《わたし
はあなたがたのために立てている計画をよく知っている。それはわざわいでは
なく、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのもの
です》と。
もしあなたがまことの神様に心を開き、この方の御心に思いを注いでいくな
ら、彼はあなたのために立てた「祝福の計画」に従ってあなたを扱うといわれ
るのです。
平安をもって人生を生きるためのキーワードは《神の備え》です。どんな困
難や試練が臨もうとも、その背後に「あなたのために神様が立てられた祝福の
計画がある」と、確信をもって現実を受け入れることができれば、その信仰に
よってあなたは神様の勝利と平安、希望と愛をもってどんな場面にも立ってい
ることができるのです。
神様はヨナをより洗練された神の器とするために、あらかじめ計画された嵐
や魚を彼の行く手に備え、迷走を続ける彼自身を捕らえて下さいました。当初
それらはヨナにとって困難であり苦難でしたが、悔い改めを経て、彼に平安と
希望、勝利と祝福をもたらしたのでした。
□□ 聖書の言葉 □□
陶器師は、粘土で製作中の器を自分の手でこわし、
再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた。
イスラエルの家よ。この陶器師のように、
わたしがあなたがたにすることができないだろうか。
(旧約聖書 エレミヤ書 18章 4,6節)
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日本人の美徳「遠慮」について考える
先日朝日新聞の文化面で「遠慮の名人・私の後悔」と題された記事を読みま
した。コロンビア大学名誉教授で日本文学研究者のドナルド・キーン氏のお話
です。50年間に亘る日本での生活を振り返り「自分が後悔したこと」につい
て告白されたものです。さて皆さんは、キーン氏が一体どんなことで後悔をさ
れていると思いますか。答えはすでに出ていますが・・・。それは「遠慮」と
いうことについてです。
キーン氏は幾人かの日本人著名人と交流があり、そのご縁でこれまでに何度
か彼らから贈り物を頂く機会があったそうです。ところが「日本人よりも日本
人らしく振る舞う決意」を固めていたキーン氏は、すべてにおいて「遠慮のそ
ぶりを見せようと努めた」というのです。
たしかに「遠慮」という態度、そぶりには、日本人の美徳とされる「奥ゆか
しさ」の一面があります。何事にも明解で積極的態度を表わす外国人の目から
見れば、これが「ビューティフル」「ワンダーフル」となるわけで・・・。お
そらくキーン氏はその辺りに惹かれて「より日本人らしく」とその態度を真似
られたのでしょう。
キーン氏が以前「民芸運動を批判する記事」を雑誌で発表した時のこと。こ
れを読んだ陶芸家の富本憲吉さんがたいへんキーン氏を気に入り、彼から「自
分の作品を一つを送りましょう」との申し出があったそうです。ところがキー
ン氏は「いえ、先生のお言葉だけで充分です」と断ってしまったのです。
「日本人よりも日本人らしく」をアピールする絶好のチャンスとばかりに、キ
ーン氏は遠慮をされたのです。しかし彼は、あのときの態度を今でもずっと後
悔していると言われます。
もし富本さんの陶器が手元にあればどんなにすばらしいだろうと思うし、そ
れよりもなによりも、せっかくのご好意を示してくださった富本さんに対して
たいへんな不愉快さを与えたであろうことを思うと、ほんとに悔いが残るとい
うのです。実はキーン氏は、他にも作家の川端康成氏や英文学者の吉田健一氏
などからも有形無形の親切を頂く機会があったそうです。しかしやはりその時
も、彼は同じ考えから「ご遠慮申し上げた」のだそうです。
当時を思い返えしてキーン氏は語ります。「私がそれらの失敗から学んだこ
とは、尊敬する人がモノをくださるという好意を示された時には、躊躇するこ
となく頭をさげて『ありがとうございます』ということです。断われば相手は
がっかりするし、自分も後々後悔することになるのだから」と。
さて「遠慮」という仕草に、人はどうして魅力を感じるのでしょうか。それ
は本来「相手を思いやる心、相手を気遣う心を動機として表わされたことば、
態度」だからです。ところがキーン氏も勘違いをされたように、昨今は日本人
ですら「自分を良く見せるための手段」としてこれを用いていることが多いの
ではないかと思います。
そこにはもはや相手の気持ちを考えたり、相手の好意に心から感謝するとい
う意識はなく、ただ「自分が良く見られたい」「自分のことを奥ゆかしい人だ
と高く評価してほしい」などという自己アピールがあるのみ。
私たちは、かつての日本人なら誰しもが身につけていたであろう「相手のこと
を思いやる心・気遣う心」を養って、美徳とされる本来の「遠慮」を我がものと
したいですね。
〓【 通信後記 】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 † 〓
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遠慮なく下記までメールをお寄せください。
E-mail : otu-bethel@nifty.com
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受信局によっては放映日時が異なります。下記をご確認のうえお楽し
みください。
≪土曜日放映≫
青森テレビ 朝6:00〜 福島放送 朝6:00〜
新潟放送 朝5:30〜 千葉テレビ 朝7:00〜
テレビ埼玉 朝8:00〜 静岡第一テレビ 朝5:00〜
≪日曜日放映≫
びわこ放送 朝7:15〜 サンテレビ 朝7:00〜
北海道放送 朝5:00〜 群馬テレビ 朝7:00〜
テレビ神奈川 朝8:30〜
◆11月の放送予定(番組内容が変更になる場合もあります)
第1週 「新しい喜びの発見」─ 松浦忠孝さん 2回目 ─
前回に続いて、札幌市在住の写真家松浦忠孝さんのお話を紹介す
る。現在肝臓ガンで闘病生活を送る松浦さんだが、今年7月広島
県の呉市で講演会を行なった。その様子などを紹介する。
第2週 「ぺんぺん草のうた」─ 岩淵まことさん、由美子さん ─
シンガーソングライターの岩淵まことさんは、9月に「ぺんぺん
草のうた」というアルバムをリリース。花の詩画で知られる星野
富広さんの詩に曲をつけたもので、新しい「星野富広の世界」が
表現されている。その歌とお話を紹介する。
第3週 「夢を追い求めて」─ 小池雄一さん ─
栃木県宇都宮市で、人気の「たい焼き屋」を営む小池雄一さん。
以前はインドネシアでコンピューター関係の会社を経営したこと
もあるが、学生時代からの夢は海外で「おにぎり屋」を経営する
こと。現在も夢の実現に向かって歩み続ける小池さんにお話を伺
う。
第4週 「充実の我が闘病人生」─ 村瀬恭弘さん ─
神奈川県に在住の村瀬さんは、30代半ばにパーキンソン病と診
断された。以来約30年間、病気を抱えながらも仕事を続け、一
家を養い、定年退職まで勤め上げた。現在村瀬さんは「全国パー
キンソン病友の会神奈川県支部」の役員を勤め、患者や家族との
交流活動を行なっている。そんな生活の様子など、お話を伺う。
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絡下さい。進呈する聖書は『新約聖書』です。(注意:文字極小)
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