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【聖書】忠告を、語る口・聞く耳

発行日時: 2007/10/6

〓〓†【聖書を開けば・・・】〓〓 第347号/07.10−6 〓〓〓〓


  おはようございます。皆様お元気でしょうか?
  突然約一ヶ月半の長きに亘ってメルマガ配信を中断しましたこと、ま
  ずは心よりお詫びいたします。
  昨今『説明責任』の問題が論じられている折でもあり、私も・・・・

  実は八月の中頃、落雷が原因と見られるパソコントラブルに見舞われ
  ました。突如インターネットが出来ない状態に陥ったのです。
  すぐさまプロバイダに連絡を取り、異常の見られたモデムの交換をし
  てもらいましたが、状況は変わらず。その後再度モデム交換をしたの
  ですが、やはり事態に変化なく、そこでパソコン本体も再検査に出し
  調べてもらいました。返事は「異常ありません」とのこと。
  本体もモデムも正常なのに、接続が出来ない?????
  あとはサポートセンターからの救援に頼るほかなしと、結局2チーム
  のご厄介になりました。がしかし、それでも回復しませんでした。

  お手上げ状態の中で半ばあきらめかけたとき、パソコンメーカーのス
  タッフから「本体とモデムの相性が悪いんじゃないでしょうか」との
  アドバイスがありました。ナニッ、相性が悪い? そんなバカな!
  人間じゃあるまいし・・・ でも、たまにあるんだそうです。
  ランボードかハブを介してモデムのケーブルを接続してみたらどうか
  というので、半信半疑ながらその一つを試してみたところ、なんと、
  ようやく今週初めに回復し、ネットができるようになりました。

  一時はどうなることかと、パソコンの修復にはまったく疎い私は正直
  焦りました。それにしても「お互いの相性が悪いかも」という、すこ
  ぶる人間臭い診断結果には思わず笑ってしまいます。これからはぜひ
  ともお互い仲良く働いてもらいたいものです。

  そんなわけで、たいへんご心配とご迷惑をかけた一ヶ月間でしたが、
  今回よりまた配信を再開させていただきますので、よろしくご愛読を
  お願い致します。

  ◆◆◆ 今日のメニュー ◆◆◆◆◆◆

  φ(^O^)/ [聖書を開けば]: 忠告を、語る口・聞く耳
  φ(^O^)/ [マメマメ知識]: 建築家ネブカデネザル王

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 ◇◆◇◆ (^^)/ [聖書を開けば・・・] コーナー (^^ゞ ◆◇◆◇
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 お話の流れに一ヶ月間のブランクが出来ましたが、引き続き旧約聖書のダニ
エル書を学んでいこうと思います。

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  今日の聖書個所 : ダニエル書  4章 24−25節

  王さま。その解き明かしは次のとおりです。これは、いと高き方の宣
  言であって、わが主、王さまに起こることです。あなたは人間の中か
  ら追い出され、野の獣とともに住み、牛のように草を食べ、天の露に
  ぬれます。こうして、七つの時が過ぎ、あなたは、いと高き方が人間
  の国を支配し、その国を御心にかなう者にお与えになることを知るよ
  うになります。

 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 バビロンの2代目である王ネブカデネザルの治世は絶頂期にありました。
彼は手に入れた繁栄を日々謳歌しつつ、宮廷での安逸をむさぼり過ごしていま
した。

 そんなある夜のこと、彼は一つの夢を見ました。その夢は彼に非常に深い憂
いと恐怖心を与えるものでした。はじめ王は自分なりに夢の解釈を試みてみま
したが不安と恐れが増すばかりで、一向にその意味が解りません。そこで彼は
夢の解き明かしのために(いつも行なうように)バビロン中の知者を召集した
のでした。

 王は自分が見た不可解な夢を彼らに詳しく語って聞かせ、その解き明かしを
待ちました。ところが(以前もそうだったのですが)今回もまた知者たちには
解き明かしができません。王はどんな反応を示したでしょうか。不甲斐ない彼
らに再び怒りを爆発させ、彼らのいのちを奪うべくまたまた無茶な命令を出し
たでしょうか。いいえ、今回はダニエルも他の側近たちと共にその場に召しを
受けていましたので、最後に登場した彼によってその不可解な夢は見事解き明
かされるに至ったのです。

  **************************************************************

 では、王が見た夢とは一体どんな夢だったのでしょうか?かいつまんでお話
しすると、こうです。

 見ると、地の中央に一本の木がありました。その木は見る見る成長し、いま
にも天に届こうかという非常に立派な、大きな木になりました。この木のおか
げで周辺のものは大いなる恩恵と祝福を受けました。ところが突然、この木が
根株だけを残して切り倒されてしまったのです。しかも残された木の根株には
なんと鉄と青銅の鎖がかけられていた。と、まぁ、ネブカデネザル王が見た夢
とは、このように奇妙なものでした。

  **************************************************************

 実はこの夢、近い将来に王自身がその身に被るであろう「悲惨な現実の姿」
をあらわし示していました。それは、傲慢さの故に王がまことの主権者である
神を軽んじた結果生じたものでした。夢は王に対して「祝福と試練」を示し、
彼に反省と悔い改めを促し求めていたのです。しかし、王は悔い改めようとし
ないのです。ですからその結末が悲惨なものとなってしまうのですが・・・。

 ダニエルは、この夢の解き明かしを果たして正直に王に話すべきかどうかを
ためらいました。「バカ正直な答えは、かえって王の怒りを増し加えることに
なるのでは」と彼は懸念を抱いたのです。しかしそんなダニエルの様子を察し
た王が「安心して正直に話すように」と促すので、彼はすべてを神に委ねて、
真実をごまかし隠すことをせず、その解き明かしを話して聞かせたのでした。
『王さま、あなたがその切り倒される木なのです』と。

 ダニエルは偶像崇拝者であるネブカデネザル王に「もしあなたが天地万物の
創造者である唯一まことの神を認め、この方の中に一切の主権のあることを認
めるなら、そして、あなたのこれまでの傲慢さを神の前に悔い改めるなら、神
は一端あなたから取り上げられた祝福を、再び回復されるのです」と警告と助
言を語って聞かせたのでした。

 ところで、目下の者が目上の人に、あるいは部下から上司に「ものを申す」
という時、それが楽しい話題や単なる挨拶の類ではあっても相当に勇気を必要
とするものです。ましてや内容が「相手への助言や苦言また忠告」となれば、
たとい的を射た正しい事ではあっても、時に命がけの進言となります。いかに
王自身が「安心して語りなさい」と許可を与えたとは言え『君子豹変す』のこ
とわざもあるくらいですから、正直油断も安心もできません。こういう場合、
世間一般では「相手を怒らさないように、少々のおべっかを使いながら」ある
いはまた「当たり障りのない程度に中身を水増ししながら」話をやわらかくす
ることが多いのではないでしょうか。口は禍のもと、とも言いますし。

 しかしダニエルは人間をではなく神を畏れる人物でした。今回は王にとって
聞くに堪えない苦々しい内容の解き明かしとなりますが、それが、神の意図し
て与えられた夢でしたから、ダニエルはむしろ王自身の将来を思って大胆に語
って聞かせたのです。彼は神に対しても王に対しても、忠実・誠実をもって仕
えていたのです。

 ダニエルは夢の解き明かしを閉じるに際して、最後にこう付け加えて言いま
した。《それゆえ、王さま、私の勧告を快く受け入れて正しい行ないによって
あなたの罪を除き、貧しい者をあわれんであなたの咎を除いてください。そう
すれば、あなたの繁栄は長く続くでしょう。》と。

  **************************************************************

 たとえば、自分の仕える主人の人格・品性が、いかに欠けたるところの多い
人間であっても、真実を尽くし、誠実をもって仕えることは大切なことです。
忍耐が要ることです。寛容も求められます。確かに、言うは易し行なうは難し
です。そういう欠点だらけの主人ですから、きっとあなたの忠実な仕え方を理
解してくれないかも知れません。でも私たちには、この在りようを常に天から
見おろし、正しく評価してくださる神がおられますから感謝です。主人には届
かず、報われることのない行為や助言も、神はしっかりと受け止めてくださり
、神ご自身が報いてくださるのです。

 このとき預言された神の言葉は「いつ」「どんなかたちで」実現したでしょ
うか。これらが王の身に起こったのは一年後のことでした。

 ネブカデネザル王の治世は引き続き繁栄を維持し、その権勢はさらに強くな
っていました。そんなある日、宮殿の屋上を散歩していた王は、自分の町を見
下ろしながら、こうつぶやいたのです。「この美しい都大バビロン、そして今
あるこの繁栄は、余が自分の力をもって作り上げ、獲得し、彼らに与えたもの
ではないか」と。

 彼と彼を取り巻く環境・状況が一転したのは、まさにその瞬間からでした。
 夢で告げられたとおり、彼の傲慢さと不信仰は神によって裁かれ、王の精神
状態は不安定となり、実に彼は錯乱状態に陥ったのでした。王は自分がまるで
獣ででもあるかのように四つん這いになって歩いてみたり、野ざらし雨ざらし
にその身をゆだねたりしました。人間として、一国の王として、決してあって
はならない醜態を国民の前にさらしたのです。そこには当然王としての威厳も
気高さも見ることはできませんでした。

 裁きの期間が終わったとき、すなわち人間としての理性が再び王に戻された
とき、彼はようやく自らの愚かさをと無力さを悟り、心底からの悔い改めを経
験し、すべてのものの上にあって一切のものをご支配なさる「まことの神」を
心から認めるに至ったのでした。

 いかに人間がこの世において権勢権力を誇ってみても、実はその背後にあっ
てすべてを御旨のままに導き支配される「まことの神」がおられることを、私
たちはへりくだって認めなければなりません。『傲慢は倒れに先立つ』との教
訓は繰り返し繰り返し聖書の中で警告されている事柄です。

 今回ネブカデネザル王は、自分の身をもってこの事実を体験し学んだことで
したが、あなたはどうでしょう。厳しい試練を経験する前に、日ごろの体験の
中で語られる神の警告に、周囲の人々を介して語られる神の助言に、ぜひぜひ
心へりくだり、耳を傾けてください。あなたは愛されているのですから。

 □□ 聖書の言葉 □□

    知恵を得ることは、黄金を得るよりはるかにまさる。
    悟りを得ることは銀を得るよりも望ましい。
    自分のいのちを守る者は自分の道を監視する。
    高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。
    御言葉に心を留める者は幸いを見つける。
    主に拠り頼む者は幸いである。
    思慮を持つ者にはいのちが泉となり、
    愚か者には愚かさが懲らしめとなる。

     (旧約聖書 箴言 16章 16−22節 抜粋)

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 回◆回 (^^♪ [マメマメ知識] コーナー  (~o~)/~  回◆回◆回◆
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          建築家としてのネブカデネザル王

 紀元前605年〜561年、バビロニヤ帝国の王として権勢を誇ったネブカ
デネザルは、貿易、建築、芸術、占星術など多方面においてバビロニヤの名を
世界に知らしめた人物であった。

 中でも建築家・芸術家としての彼は有名である。彼の父ナボポラッサルは、
バビロンを地方の寒村から世界の中心都市にとその地位を高めたが、ネブカデ
ネザルはさらに町全体に修復を加えて治水設備を整え、己が権威と権勢を誇示
して見せた。

 彼は己がための宮殿を造営し、偶像のための神殿を建て、また様々な公共の
建物も建てた。道路や運河の建設にも関わっている。

 古代世界の七不思議の一つに数えられるあの有名な「空中庭園」は、建築家
ネブカデネザルの作である。それは、壇状になったテラスを何段にも組み合わ
せ、水路を通して水を流し、異国の木々を植えた庭園であった。
 さらに王は、これに劣らず有名な「ジグラート」も建設。その高さは90m
あり何層もの構造をもって、階段が上までついていた。

 王はこれらを建設する費用として「自発的な貢物」を頼みとし、また労働力
は「戦争捕虜者たちによる強制労働」をもって捻出した。

        (参考資料/聖書ハンドブック、聖書人名事典)

〓〓【 通信後記 】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 † 〓〓

 ■本日も最後までお読みいただいて感謝します。
  記事を読んで、何かお気づきの点やご意見、ご感想、ご質問などありまし
  たら遠慮なく下記までメールをお寄せください。

    E-mail : otu-bethel@nifty.com

 ■好評、毎週放映中!キリスト教テレビ番組『ライフ・ライン』

  受信局によっては放映日時が異なりますので、下記をご確認のうえ
  お楽しみください。

  ≪土曜日放映局≫
    青森テレビ 朝6:00〜   福島放送    朝6:00〜
    新潟放送  朝5:30〜   千葉テレビ   朝7:00〜
    テレビ埼玉 朝8:00〜   静岡第一テレビ 朝5:00〜
  ≪日曜日放映局≫
    びわこ放送  朝7:15〜  サンテレビ   朝7:00〜
    北海道放送  朝5:00〜  群馬テレビ   朝7:00〜
    テレビ神奈川 朝8:30〜

 ◇10月の放送予定(番組内容は変更になる場合もあります)

  第1週 「リビングウォーターズ」─ 戸田みどりさん ─
    日本画家戸田みどりさんは今、水をテーマにした抽象画「リビン
    グウォーターズ」シリーズ4部作に取り組んでいる。彼女のアト
    リエを訪ね、制作の様子を紹介しながら、画に込める思い、信仰
    のお話などを伺う。

  第2週 「聖書と自然に魅せられて」─ 小島 勇さん ─
    那須高原の山林を切り開いた田園風景の中にあるペンション「シ
    ャローム」。ここには毎年2000人を超える宿泊客が訪れ、彼
    らは自然を満喫しながら、ゆっくりとした時間を過ごしていかれ
    る。ペンションのオーナーである小島勇さんからお話を伺う。

  第3週 「ハーレムで出会ったキリスト」─ 和 真衣香さん ─
    和真衣香(カズマイカ)さんは、KZダンス教室の代表で、振付師
    として芸能界でも活躍してきた。彼女は、アメリカのハーレムに
    あるアポロシアターで行なわれたダンスコンテストに出場した際
    そこで出会ったホームレスのおばあさんを通して教会に出席する
    ことになったという。

  第4週 「永遠の希望」─ 松浦 忠孝さん ─
    札幌市在住の写真家松浦さんは、北海道の雄大な景色を長年に亘
    って撮り続けてきた。現在肝臓ガンで闘病生活中であるが、神の
    愛によって『永遠の希望』があると言われる。彼の生活の様子を
    紹介しつつ、お話を伺う。

   **********************************************************

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   希望される方は住所・氏名など、送付に必要な情報を下記までご連
   絡下さい。進呈する聖書は『新約聖書』です。(注意:文字極小)

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ペンネーム : Anthrowpos

  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。日曜礼拝と祈祷会および聖書学び会を三本柱に、自宅にて毎回集会をしています。私の願いは、一人でも多くの方がまことの神様を知ってくださることです。そのためにも小冊子・チラシなどを配布し、地域の布教活動に取り組んでいます。

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