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【聖書】私たちへの教訓

発行日時: 2007/6/23

〓〓†【聖書を開けば・・・】〓〓 第338号/07.06−23 〓〓〓


  おはようございます。

  このところ外食が続いています。行き先は、いま流行の回転寿司屋。
  自宅からさほど遠くない所に新しい店がオープンしたので、誰かに頼
  まれたわけではありませんが、ちょっと様子見がてらに回を重ねてい
  る次第です。

  最近の若者は肉食に偏り、魚をほとんど食べなくなったと聞きます。
  しかし寿司に関して言えば、それは間違いのようです。店内を見渡せ
  ば客の殆どが若者で占められているからです。もちろん、魚の種類と
  しては6〜7種類に限定され、一口の量もわずかです。でも全体の食
  事量を量ってみれば、結構な量を食べているんですよ、彼らも。

  そんな彼らに少し欲を出して言いたいことは、生魚ばかりでなく、日
  本人が古来得意としてきた煮る・焼く・蒸すなどの調理を施した「バ
  リエーション豊かな魚料理」にも興味を示し、それらをぜひ食べても
  らいたいということ。なんせ日本人なんですから、私たちは。

  ただ今日的問題は、こうした料理が家庭の食卓に出てくる機会がうん
  と減ったことです。そこで思うのは、日本の食文化を守るキーマンは
  今を生きる若い女性方だ、ということ。

  魚料理を、バラエティー豊かな調理法を、お婆ちゃんやお母さんから
  教えてもらって、ぜひ覚えてください。男性のために。将来のお子さ
  んのために。そして日本のために。

  日本の食卓から魚料理が消えてしまう。かつては笑い話としてささや
  かれた話が、いまや現実になろうとしています。

  寿司をほおばり、店内にこだます若者たちのにぎやかな声を聞きなが
  ら、そんなことを考えていました。

  あっ、ビントロの皿が廻ってきた。いっただきまーす。(失礼)  

  ◆◆◆ 今日のメニュー ◆◆◆◆◆◆

  φ(^O^)/ [聖書を開けば]: 私たちへの教訓
  φ(^O^)/ [マメマメ知識]: 聖書を知ろう−19

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  今日の聖書個所 : コリント人への手紙第一 10章 6節a

  これらのことが起こったのは、私たちへの戒めのためです。

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 聖書において指摘され、そして私たちが犯しやすい罪の一つに「過去の教訓
を軽んじる」という行為が挙げられます。「それって、あえて取り上げるほど
に大きな罪なのですか」と疑問に思う人がいるかも知れません。しかし実際こ
のことのゆえに、今現在に至っても、なお過去に犯したと同じ過ちを繰り返す
愚かさを私たちは目にするのです。

 このところのテレビや新聞で報道される事件、事故のニュースを見るとき、
あなたは「またか」とため息をつくことがありませんか。たしかにそれらは今
に始まったことでなく、それこそずっと昔から繰り返されてきた「同じ過ち」
なのです。
 たとえば、いつぞやの朝日新聞に書いてありましたが、考古学資料として出
土した飛鳥時代の木簡に、ある人物が上役に自分の出世を依頼するためワイロ
を贈ったという密告文書が書かれていたそうです。我が身の出世のために、当
時からゴマすり、ワイロ、季節ごとの付届けなどがあったという事実。結局は
昔も今も人間の考えることに大差ないことがわかります。というより、人間と
してぜんぜん成長していないことがわかります。事実をばらされた人物は、ど
んな刑罰を受けたのでしょうか。それとも案外「お咎めなし」だったのでしょ
うか。その辺のことが気になります。

 「過ちを改むるに、はばかることなかれ」 昔の日本人は過ちや罪を犯すこ
とを「恥」として意識しました。人間として恥ずかしい、人格者として恥ずか
しいことであると。何事もなかったかのようにそのままで過ごすことは、一人
前の大人としてあるまじき行為であるとして反省し、大いにその後の生き方を
自重したものです。

 それが最近ではどうでしょう。平然と人前で過ちを犯し、しかも何度も同じ
ことを繰り返す。他人の目にとまらなければ、世間が気づかなければ「罪は罪
でなし」「過ちも過ちでなし」というたいへん身勝手な理屈でもって、人々は
相も変わらず明日に向かって歩み続けようとするのです。これではいつまで待
っても堂々巡りで、人としての本当の進歩成長は望めません。

 あなたが目指す、人間としての成長レベルはどのあたりにあるのですか?

  **************************************************************

 偽造、捏造、改ざん、偽証、弁解、口裏合わせ、談合、根回しなど、人が己
の欲得や出世あるいは保身のためにこれまで行なってきた「恥ずべき行為」の
数々。聖書が「罪」として告発するものを挙げれば、それこそキリがありませ
ん。
 あなたは自分自身がその「罪」に近くあることを意識していますか?注意を
払っていますか?自分だけは大丈夫だと、勘違いをしていませんか?高をくく
ってはいませんか?

 神は罪を見抜かれる方です。それがどんなに小さな罪でも、またどんなにわ
ずかなシミであっても、神は確かに知られるのです。それは、神が光としての
性質をもったお方だからです。光があたるとすべてが明るみに引き出され、真
実の姿がそこにあらわにされます。もはや誰も光を逃れて、隠れることはでき
ません。どんな巧みな言い訳、言い逃れもできません。

 ですから聖書は、神の民として選ばれた人々が犯した過去の多くの過ちを、
再び「教訓」として学べと勧めています。先祖が犯した数々の愚かさと、それ
について下された神の審判から知恵を学び、今を生きる生き方の参考にせよと
述べているのです。

 神が私たちに与えようとされている知恵は、罪の誘惑が多いこの時代の中で
「あなたを、神に喜ばれる人間として歩ませることを可能にする知恵」です。
 神の言葉は生きていて、まことの力があり、あなたを真実の人に建てあげる
ことができます。聖書は、過去の足跡に光をあてて、あなたにまことの知恵を
与える書物です。

 教訓を得てください。聖書から数多くのことを学んでください。神が与える
教訓は、あなたをまことの人間へと育て導く知恵です。教訓は、あなたの魂に
必要とされる霊的糧が何であるかを教え、悟らせてくれます。

 □□ 聖書のことば □□

    主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、
    主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。
    主の戒めは正しくて、人の心を喜ばせ、
    主の仰せはきよくて、人の目を明るくする。

      (旧約聖書  詩篇 19篇  7−8節)

    あなたの戒めの道を 私に悟らせてください。
    私が、あなたのくすしいわざに、
    思いを潜めることができるようにしてください。

      (旧約聖書  詩篇 119篇 27節)
    
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  聖書を知ろう−19 新約聖書から「ユダの手紙について」

 この手紙の差出人はユダであるが、新約聖書には三人のユダが登場する。彼
らのうち二人は、イエスの弟子としてルカの福音書6章16節に紹介されてい
る。すなわちヤコブの子のユダと、後にイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダ
である。三人目はマタイの福音書13章55節に記録されているヨセフとマリ
ヤ夫妻の子ども、つまりはイエスの弟にあたるユダである。

 差出人のユダとは、この中の誰のことか?イスカリオテ・ユダはすでに自殺
しているので、当然手紙の著者ではありえない。また手紙の冒頭には《ヤコブ
の兄弟であるユダから》とあり、イエスの弟子であったユダは《ヤコブの子》
であるから、彼も除外される。つまるところ、残る該当者はイエスの弟ユダだ
けということになる。
 また、初代教会において特に名を知られていたヤコブと言えば主イエスの兄
弟以外にはおらず、その点から推測してもやはりこの手紙の差出人はイエスの
兄弟ユダということが言える。

 それにしても、ユダはなぜ自己紹介をするにあたり「イエスの兄弟であるユ
ダ」とは書かず《ヤコブの兄弟であるユダから》としたのであろうか。
 おそらくそれは、彼自身の謙遜から出たことだったと思われる。いくらイエ
スが同じ家族の一員であり、しかも自分がその実弟にあたるからと言って、世
の罪を取り除くために遣わされた救い主、神の子と同じ位置あるいはそれに限
りなく近い立場に我が身を置くことは、ユダとしても心苦しく、畏れ多いこと
と思われたのである。事実彼ら兄弟たちはその初期においてイエスのことが全
く理解できず、彼の行動や言葉に困惑の思いを抱いたことが多々あったのであ
る。

 また、彼が自らをわざわざ《ヤコブの兄弟であるユダから》としたのは、彼
の手紙が他の人々に必要以上の威圧感を与えないための配慮であったと思われ
る。とはいえ手紙の内容は、人々に誤った福音を教えようとする敵の働きに対
し、断固これに惑わされることのないようにとの警告があり、これまでに伝え
教えられた本当の福音にしっかりと留まっているべきことを強く求めている。
結局のところこの手紙は、当時のキリスト者たちに「権威ある言葉」として厳
しく受け留められたのであった。

 ユダの手紙はペテロの死後あまり経っていない頃に書かれたと思われる。お
そらく紀元64年頃と思われる。

 (参考資料/聖書ハンドブック、新約聖書概説、聖書概論、新聖書辞典)

〓〓 【通  信】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

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ペンネーム : Anthrowpos

  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。日曜礼拝と祈祷会および聖書学び会を三本柱に、自宅にて毎回集会をしています。私の願いは、一人でも多くの方がまことの神様を知ってくださることです。そのためにも小冊子・チラシなどを配布し、地域の布教活動に取り組んでいます。

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