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【聖書】真剣にいのちについて考える

発行日時: 2007/1/20

〓〓†【聖書を開けば・・・】〓〓〓第316号/07.01−20〓〓〓〓


  おはようございます。今日もご愛読をありがとうございます。

  原油の高騰が気になるところですが、幸い今年の大津は暖かな冬が過
  ごせています。我が家は灯油のファンヒーターを使っていますが、お
  かげで今のところは前年に比べて灯油の消費量がうんと少なく済んで
  おり、たいへん喜んでいます。神様の恵みかも・・・・
  
  ◆◆◆ 今日のメニュー ◆◆◆◆◆◆

 φ(^O^)/ [聖書を開けば]: 真剣にいのちについて考える  

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 ◇◆◇◆ (^^)/ [聖書を開けば・・・] コーナー (^^ゞ ◆◇◆◇
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 今日の聖書個所 : ルカの福音書  18章 18節

 ある役人がイエスに質問して言った。
 「尊い先生。私は何をしたら、永遠のいのちを自分のものとして受ける
  ことができるでしょうか。」

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 昨年は、その一年を象徴する一文字に『命』が選ばれたほど、自殺に関する
ニュースを数多く耳にしたことでした。ことに報道された自殺者の多くが、人
生の豊かさをこれから味わい始めようとする若年者に集中していたこと、また
彼らが自殺に走った要因の一つに『いじめ』が挙げられていたことなどを考え
ると、本当に悔しくて、情けなくて、いったい今の日本の家庭や学校での人間
教育はどうなっているんだろうと憤りを感じました。まさしくこれは親の責任
であり大人の責任です。そしてこれらの問題の根源には、日本人の「いのちに
関する認識の欠如」があるのではないかと、私は思っています。

 いのち、それは天地万物の創造者なる神が被造物である私たちに与えられた
恵み。いのち、それは私たちが地上の時間と空間を歩む中で、様々なものとの
関わり・交わりを楽しみ味わうために、神自らが備え与えてくださったもの。

 いのちの交わりの中で最もすばらしいことは、私たちが自分の生みの親、す
なわち創造者なる神を知ることです。それは、この世に生を受けた幼子が、や
がて自らの目で両親を見、自らの耳でその声を聞き、また自らの手で彼らに触
れて『私のお父さん、お母さん』と認識するに至る喜びと同じです。幼子はそ
の後も成長を続け、さらに多くの人々や物事に触れる経験を通していのちを生
きることのすばらしさや人生の深遠さを身をもって体験していくことになるの
です。いのち、生きる、人生、それらは何とすばらしい神様からのプレゼント
ではないでしょうか。

  **************************************************************  

 今日の聖句に登場する役人は「いのち」に対する執着心をストレートに表わ
した人でした。彼は「いのち」が神による賜物であり、またそれは本来神とと
もに生き続けるもの、すなわちある条件下で神と共に永遠に存続するものであ
ることを知っていました。ですから彼は「自分も永遠のいのちを是非とも手に
入れたい」「我がものにしたい」との願望を強く抱くに至ったのです。貪欲と
言ってしまえばそれまでですが・・・。

 ところで昨今の日本人で、この種の願望を持っている人がいったいどれだけ
いることでしょう。というより、それ以前に「いのちはこの世だけで終わるも
のではない」ということについて、どれほどの人がこれを認め、また真剣にそ
のことについて考えていることでしょうか。

 もし「いのち」がこの世だけで終わるものではなく、死んだ後にも何らかの
形で自分自身に影響を与えるものだとすれば、当然私たちの「いま」の生活の
仕方はガラリと変わることでしょう。人生の捉え方、その考え方に変化が起こ
り、あなたの心には『このままではいけない』との反省の思いがきっと沸きあ
がってくるはずです。「私はこのままでいい」と平静を装っておられる人がも
しいるならば、聖書が語るこの言葉をしっかりと心に留め置いてください。

《人には一度死ぬことと、死んだ後に裁きを受けることとが定まっている。》

 私たちは、この世における一切の言動について、やがて来るべき日には申し
開きをしなければなりません。その日には言い訳やごまかしは通用しません。
すべての人が例外なく、一切の真実・事実をご存知である神の御前に立つこと
になるからです。(実はその意味で、この役人は「来るべきその日」に備えて
「いま」をどのように生きればよいかをイエス様に尋ねたのでした)

 昨今の人々に欠けているものは何でしょうか。いのちに向かう真剣さです。
もしあなたが「自分のいのちは、この世限りのものだ」と本当に信じているの
ならば、ためらうことなく「自分の生きたいように生き、自分の好むことのみ
を追求して生きれば良い」と思います。他人への迷惑とか気遣いなどは全くの
無用です。どんなにあなたが他人から、社会から、時代から批難されようとも
「死んでしまえばそれですべては終わる」のですから、ためらうことはありま
せん。やりたいようにやりましょう。また、例えば他の人がそのように行動し
人生を生きたとして、そしてあなたに何らかの影響を与えたとした場合、その
時あなたは決して彼を批判したり、軽蔑したり、怒ったり、訴えたりしてはい
けませんよ。なぜなら、あなた自らがその生き方を肯定している人なのですか
ら。

 でも実際はどうでしょう。私たちは、自分の属する社会にそのような生き方
をする人を発見すると、どうしても注意したくなるのです。怒りたくなるので
す。間違っているよ、と矯正したくなるのです。もちろん、当然のことながら
自分自身がそんな生き方をしたいとも望みません。なぜですか。それは結局の
ところ、私たちのいのちが、魂が「人のいのちは、決してこの世限りのもので
はない」ことを知っているからです。「この世だけが人生の全てさ」とうそぶ
き、いい加減で滅茶苦茶な生き方をしようとしても、魂は死の向こうにある世
界の現実に恐れ、私たちの心に警鐘を鳴らしてその行動にブレーキを与えよう
と働くのです。

 しかし、それでもなお人々の「いのちに対する意識」が高まらないのは、サ
タンの惑わしがその心を強く捕えているからです。サタンは、この世の快楽、
冨、名誉、権力など、二の次三の次に考えても何ら支障ない事柄をさも第一と
しなければならない重要事項のように錯覚させ、本来なら「いのち」のために
注がれるべき肉体的・時間的・精神的労力を「的外れなこと」のために浪費さ
せるのです。
 先ほどの繰り返しになりますが、私たちが「自分のいのち」を本当に大事と
思うなら、永遠のいのちを思ってこれに心を注ぐ真剣さ、いのちに向かう真剣
さが必要です。

  **************************************************************  

 ところでこの役人はイエス様に『私は何をしたら、永遠のいのちを手に入れ
られますか』と尋ねました。その後の二人の対話を見ていきますと、どうやら
役人は自分自身の宗教生活に相当の自信があったようで、つまり律法に対する
生き方や日々の行動に、相当の誇りを持っていたと思われます。

 イエス様が「律法を守りなさい」と言われたことに対し、彼は「私は幼いと
きから律法に忠実に生きております。あなたがいま言われたようなことは全部
守ってきました」と自信満々で答えたのでした。それはさも「私には永遠のい
のちをいただく資格があります」と、自らの正しさをイエス様に推薦し、自分
を認めるよう訴えているかのようでした。

 しかしこの役人は、結局自分の願いを満たすことは出来ませんでした。彼は
念願であった「永遠のいのちを手に入れる」ことを自らが放棄したのです。そ
れは彼が愚かにも「永遠のいのちよりも、この世の冨」を多く愛し、自らそれ
を選択したからでした。この世の欲を手放せなかった彼は、天国の冨・まこと
のいのちを放棄せざるを得ませんでした。

 彼は「外見的宗教生活」においては、他の人々の模範とされるほどのあり様
を示していたことでしょう。しかし、それは「自分の義」に従って律法を生き
ようとする姿であるに過ぎなかったのです。要するに彼は、自分の身勝手な仕
方、自分の好む仕方で神のことば、戒めに従おうとしていたまでのこと。そん
な生き方の中で彼は知らず知らずのうちに自己満足に陥り、そのあり方にも自
己陶酔し、そして浅はかにも「永遠のいのちを手にする資格が自分には十分あ
る」との錯覚にまで至っていたのです。「高慢は倒れに先立つ」と聖書が警告
していたとおりです。

 役人は、ある意味自分のいのちの行く末を真剣に案じていました。永遠のい
のちを何としてでも手に入れたいと思っていました。それを受けるに値する自
分になりたいと意欲を燃やしたことです。確かにそれだけを聞いているとすば
らしいことでした。ただ残念なのは、彼自身の考える合格ラインが、自分の行
ないを義とする考えを基準にして引かれたものであった、という点です。

 イエス様は役人に言われました《あなたの持ち物を全部売り払い、貧しい人
々に分けてやりなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。
そのうえで、わたしについて来なさい》と。

 永遠のいのちを神様から頂こうと願うなら、あなたは自身のいま持っている
誇り、能力、この世での名声、冨・権力そして自分の義などを捨て、空っぽに
なって、次に神様が命じられたことばの前にへりくだり従ってみましょう。
 もしそれでも、なお従うに難しいと感じる自分がそこにいるのなら、その弱
さをも神様に告白し委ねて、答えをくださる「神の時」を、信じる信仰をもっ
て待ちましょう。その時、すべてが神の御心の通りになります。

 □□ 聖書のことば □□

     わたしは、高く聖なる所に住み、
     心砕かれて、へりくだった人とともに住む。
     へりくだった人の霊を生かし、
     砕かれた人の心を生かすためである。

      (旧約聖書 イザヤ書  57章 15節)

〓〓 【通  信】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

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   [土曜日放映局] 青森テレビ     あさ 6:00〜
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    第4週 平和の虹(南 栄一さん)
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ペンネーム : Anthrowpos

  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。日曜礼拝と祈祷会および聖書学び会を三本柱に、自宅にて毎回集会をしています。私の願いは、一人でも多くの方がまことの神様を知ってくださることです。そのためにも小冊子・チラシなどを配布し、地域の布教活動に取り組んでいます。

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