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【聖書】親切心への応答と信仰の従順

発行日時: 2006/11/11

〓〓†【聖書を開けば・・・】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 第308号 〓〓〓

  おはようございます。本日もご愛読をありがとうございます。

  今週は、なぜかすべてにおいて時間が足りません。
  中途半端な形で事を終えなければならないこの辛さ、歯がゆさ。
  分かってくれますか?

 ◆◆ 今日のメニュー ◆◆◆◆

 φ(^O^)/ [聖書を開けば]: 親切心への応答と信仰の従順

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 ◇◆◇◆ (^^)/ [聖書を開けば・・・] コーナー (^^ゞ ◆◇◆◇
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 今日の聖書個所 : 使徒の働き 21章 13節

  するとパウロは、「あなたがたは、泣いたり、私の心をくじいたりし
  て、いったい何をしているのですか。私は、主イエスの御名のためな
  ら、エルサレムで縛られることばかりでなく、死ぬことさえも覚悟し
  ています。」と答えた。

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 パウロはエルサレムへの船路を急いでいました。それには幾つかの理由があ
りました。一つは、パウロがエルサレム到着の日時を「五旬節の祭が始まる前
に」と希望していたこと。もう一つは、神が異邦人の地で行なわれた救いの御
業とその成果のすばらしさを、一日でも早くエルサレムにいる使徒たちに報告
したいと望んだこと。またエルサレム教会の窮乏のためにと預かった献金を、
同じく一日でも早く届けたいと願っていたこと。そしていま一つは、彼が次に
目標としている「ローマ行き」を、出来るだけ早く実行に移したいとの思いが
あったこと、などでした。

 パウロたちを乗せた船は、前回紹介したミレトの港からコス、ロドスを経由
して小アジア南西部にあるパタラという港に入港しました。ここで彼らは、エ
ルサレム到着期日を当初の予定通りに迎えたいとの理由から、海岸沿いを進む
船便をあきらめ、はるか海上沖を航行する「フェニキヤ行き」の船に乗り換え
ることにしました。そしてパタラを出航したこの船は、キプロス島を左手に見
ながら快調に帆を進め、一気にツロの港に到着。エルサレムへの船旅はなお続
くものの、目的地は「もう目と鼻の先」と言うところまで来ていたのでした。

 彼らはこのツロで、船荷を降ろすために七日間も足止めを食らうことになり
ましたが、幸いにもここまで時間短縮を図って高速の船便を利用してきた経緯
もあり、逆になお十分と言えるほどに時間的余裕が生じていました。

 そこでパウロはこの「一週間」という滞在時間を利用して、この地に住むキ
リストの弟子たちを探し出し、彼らと親睦の機会を持とうと考えました。その
意図は、おそらくエルサレムで彼が報告しようとするのと同じ話、つまりは異
邦人に対する伝道の成果と神の与えてくださった恵みについての話を、特に彼
らとよく似た環境・境遇に生きるツロの弟子たちに語って聞かせ、エルサレム
の人々よりも一足先にこの人々に励ましを与えようと考えたからではないかと
思われます。異邦人、異教徒の土地で、様々な困難や試練と闘いつつ、なおキ
リストへの信仰を維持しながら生きるキリスト者たちの、その苦労を思いやる
パウロの心遣いを感じた一コマでした。

  **************************************************************

 さてツロでの滞在期間も終わり、パウロがエルサレムへの旅路に再び向かお
うとしたとき、彼はツロの弟子たちから一つの忠告を受けました。それは神の
御霊が人々に示されたもので、これから先パウロにはこれまでにない危険が臨
む、というものでした。
 そこで人々は「エルサレム行きは思い止まるべきだ」とパウロに忠告をし、
その身を案じて引止めに躍起となるのでした。しかし結局のところ、パウロは
彼らの忠告には耳を貸さず、人々の心配をよそにさっさと船出してしまったの
でした。彼に同行していた弟子たちも、パウロへの忠告のことばを気に留めつ
つも、最終的にはパウロの行動に自らを合わせるほかなかったようで、とうと
うこの時は何も口に出せず、ただパウロに従って船旅を続けるのみでした。

 そんな彼らを乗せた船はツロを出てからトレマイに寄港し、そののちカイザ
リヤに到着。実はパウロの船旅は、ここカイザリヤでようやく終了することに
なります。そしてパウロたちは、いよいよここから陸路を通ってエルサレムを
目指すことになるのでした。

 ところで、パウロがカイザリヤで伝道者ピリポの家に滞在しているときのこ
と、ユダヤからやって来た預言者アガボがパウロについてこんな預言をしまし
た。それは実に、先のツロで語られたと同じ内容のもので、もっと具体的な描
写が付け加えられた預言でした。つまり預言者アガボは、パウロの帯をとり、
自分の両手と両足を縛ってこう預言したのです。《この帯の持ち主は、エルサ
レムでユダヤ人に、こんなふうに縛られ、異邦人の手に渡されます》と。

 これは、パウロがやがてエルサレムで捕えられ、遠くローマの地に連れて行
かれることを預言したものでしたが、事実この一件はごくごく近い将来におい
てパウロの身に起こった出来事でした。

  **************************************************************

 もし誰かがあなたに次のような忠告をしてきたら、あなたはどう対処されま
すか?「あなたの前途には、大きな困難が待ち構えています。神がそのことを
語っておられます。もし危険を回避したければ、どうかここから動かないでく
ださい」と。

 人々がパウロに与えた忠告の言葉こそ、まさにこれでした。彼の身を案じ、
親切心からでた忠告の言葉でした。ところが、その受け手であるパウロの反応
は意外でした。つまり彼は、ツロのときもカイザリヤでのときも、共に聞く耳
を持たなかったのです。なんと心かたくななことでしょうか。これが神に用い
られる人のとるべき態度でしょうか。「強情は罪である」と聖書にも書かれて
いますのに。それにそもそもこの忠告の出所は神ご自身でした。《御霊に示さ
れて》とか《聖霊がお告げになっています》と、はっきり証言されているので
す。にもかかわらずパウロ自身、なおこれを無視するかのような反応をとって
いるのです。

 この時パウロには、決して何ものによっても揺らぐことのない不動のビジョ
ンがありました。それは神から与えられた使命であり、またこの使命遂行のた
めに、神はあらゆる力と祝福をもって自分を支え導いてくださるとする信仰の
確信がパウロにはあったのです。

 行く手には困難がある、との言葉が神から出た啓示であるなら、しかしキリ
スト・イエスにあってあなたは勝利することができる、との言葉も神によって
与えられた祝福です。イエス様も、かつて十字架を前にして「飲まなければな
らない杯ならば、わたしはこれ以上避けることを求めません」と父なる神に祈
られました。
 神の御心に従って進む道がいずれであるかになお迷いをもっているとき、す
でに心に与えられている確信にしっかりと立って決断することが出来るならそ
の人は幸いです。しかしそうできないならば、その人はパウロの同行者たちが
神に祈った次の言葉を自分の言葉として祈ることをお奨めします。パウロのエ
ルサレム行きの決心が変わらないことを悟った弟子たちはこう祈ったのです。

 《主の御心のままに》そしてあとは、ただ黙して神に一切を委ねるのです。

 □□ 聖書のことば □□

     あなたがたのすることは、
     ことばによると行ないによるとを問わず、
     すべて主イエスの名によってなし、
     主によって父なる神に感謝しなさい。

       (新約聖書 コロサイ人への手紙  3章 17節)

 〓〓【通  信】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

 ■プレゼントのお知らせ

   クリスマスにはチト早いですが、久々にプレゼントをご用意しました。
   一つはキリスト教テレビ番組ライフラインのDVD。
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    あなたの心に届け。ショート・ショートメッセージ。

   ご希望の方はメールにて 「DVD」または「小冊子」希望と申し込ん
   でください。メルアドは、下記聖書の申し込み先と同じです。
   申し込み締切日: 12月2日(土)当日まで 
   ご用意した数量: DVD ・・・  5枚(わずかでスミマセン)
            小冊子 ・・・ 50部

   申込者多数の場合は「抽選」とし、商品の発送をもって当選通知とさせ
   ていただきます。

 ■キリスト教TV番組“ライフ・ライン”をみませんか?

   毎週、下記の各地方局から放映しています

   [土曜日放映局] 青森テレビ     あさ 6:00〜
           福島放送      あさ 6:00〜
           新潟放送      あさ 5:30〜
           千葉テレビ     あさ 7:00〜
           テレビ埼玉     あさ 8:00〜
           静岡第一テレビ   あさ 5:00〜

   [日曜日放映局] びわこ放送     あさ 8:30〜
           サンテレビ     あさ 7:00〜
           北海道放送     あさ 5:00〜
           群馬テレビ     あさ 7:00〜
           テレビ神奈川    あさ 8:30〜

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発行者プロフィール

ペンネーム : Anthrowpos

  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。日曜礼拝と祈祷会および聖書学び会を三本柱に、自宅にて毎回集会をしています。私の願いは、一人でも多くの方がまことの神様を知ってくださることです。そのためにも小冊子・チラシなどを配布し、地域の布教活動に取り組んでいます。

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