【聖書】委ねませんか 神のことばに
発行日時: 2006/11/4〓〓†【聖書を開けば・・・】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 第307号 〓〓〓
おはようございます。本日もご愛読をありがとうございます。
「ごみのお話」で恐縮ですが・・・
最近自宅近くに新築の一戸建て住宅が十数軒建ちました。そのほとん
どの家がすでに新生活を始めています。そこで迎えた、彼らにとって
は初めてとなる今回の『大型ごみの日』。
指定の集積場所を通ると、これからも十分使えるのにと思えるような
立派な家具が、今回も捨ててあるわ捨ててあるわ。マットレスにサイ
ドボード、机にソファーなどなど。私がチラリと見た限りでは、比較
的まだ新しく、しかも無傷と思える品物が幾つかあったようでした。
市の指定業者が来る前に『良品だけ』を回収しようとしているのでし
ょう。集積場所には、すでに一台怪しげなトラックが横付けされ、二
人の人物が忙しく作業を進めていました。
それにしても、どうしてあんなに立派な品物をあっさりと捨ててしま
うんでしょうねぇ。実にもったいない!と思うのですが、まぁ、よそ
様の事情ですから「余計なお世話だ」と言われればそれまでなんです
が、貧乏性な者ですからついつい気になりましてね・・・
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今日の聖書個所 : 使徒の働き 20章 32節
いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。
みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々
の中にあって御国を継がせることができるのです。
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三回目となる伝道旅行を終えて船でエルサレムへ戻る途中、寄港地ミレトで
停泊のために数日間を過ごすことになったパウロは、「エペソの人々にいま一
度会いたい」との強い願いから、急きょミレトより使者をエペソに遣わし、ぜ
ひ自分のところに来てくれるよう長老たちに召集をかけました。
パウロにとってこのエペソに誕生したキリスト者の群れは、大いなる神の恵
みであり、外国における喜ばしい刈り取りの実の一つでした。それだけにこれ
までにない多くの時間をかけて、たっぷりと彼らを指導訓戒してきたパウロで
す。その彼が去り、あとの責務を引き継ぐことになった長老たちに、パウロは
今一度のアドバイスを与えておきたいと、その思いから彼らと出会う機会を持
ちたいと願ったのです。
エペソから長老たちがやって来たとき、パウロは話の本題に入る前に、これ
までのエペソを含むアジヤ州における自分の全働きについて語り、どれほど深
い愛と熱心をもって神と人とに仕えてきたかを彼らに語って聞かせ、またその
間経験した数多くの迫害や妨害についても、神への信仰と忍耐をもって耐えて
きたことなどを思い起こさせたのでした。
パウロがこの場所で語った言葉は、短いながらもエペソ教会の人々とりわけ
後任を任された長老たちへの「遺言的説教」と呼ばれるものになりました。
後に「エペソ人への手紙」という書簡がパウロの手によってローマの獄中か
ら彼らに書き送られていることですが、直接顔と顔を合わせて言葉を交わした
のは、彼らにとっておそらくこれが最後の機会であったと思われます。
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さてパウロは、話の本題のなかで(冒頭にあるように)「神と恵みのみことば
に、あなたがたの一切をゆだねます」と言いました。その理由を彼は続けてこ
う語ります。すなわち《みことばは、あなたがたを育成し》《みことばは、御
国を継がせることができる》からであると。
彼は言います。神のことばは「生きている」ので「まことに働く力」を持っ
ているのだと。そしてこの力は「人をまことに育成するものである」と。
パウロはもはやこれ以上直接的にエペソの人々と関わりをもつことはないと
考えていました。もちろんできるならば彼は最後まで彼らの面倒を見たいと願
っていたことでしょう。しかし実際それは不可能なことでした。その点神のこ
とばはたとい相手がどこに居ようと、時間空間を越えて直接的に働き、影響を
及ぼすことができます。しかも人間が関わる以上に大きな力を伴なって。また
神のことばは、単に力強いばかりでなく、時に繊細で優しくもあります。どの
ように働くことがその人にとって良いことか。本当の益になることなのか。神
のことばはそれらのことを十分わきまえた上で相手に働くのです。土足で踏み
入るように、決して強制的に臨むことはなく、また恩着せがましく働くことも
ありません。本当にいつも「私の益」を思って、神のことばは臨むのです。
とは言え、神のことばは私の自分勝手な都合に合わせてくれるものではあり
ません。神のことばは、あくまで「神の義」を示し働くもの。罪を犯したまま
でいる人に対しては「いのちの滅び」を憂い、厳しくその罪・過ちを指摘して
悔い改めへと導きます。真理の道から歩みを逸らしつつある人に対しては、静
かな声をもって、しかしはっきりと警告を与えて元の安全な道へ導き返そうと
働きます。
神のことばは人それぞれの状況・段階に応じて「もっとも適切な仕方」で働
いてくれます。人には介入不可能なことでも、神のことばの働きには限界や制
限というものがありません。ただし、かたくな心と不信仰を除いてはですが。
パウロは、偉大な力、真実の力、まことに生きて働く力を持っている『神の
ことば』に彼らを委ね任せました。そうすることがパウロにとって最善の選択
肢であると確信したからでした。
神のことばはまことに純粋で真実、真理です。が、どんなに優れた人の教え
や考えでも、そこには少なからず不純物が、混ざり物が生じるもの。さてどち
らのことばに、人のいのちとその行く末を委ねることができるでしょう。どち
らが自分を任せるに安全な道なのでしょうか。
世が、時代が、人が変わろうとも決して変わらないもの。一切を委ねて信頼
に足るもの。それこそ真理であり真実ですが、パウロは神と神のことば以外に
それを見出すことができませんでした。ですからエペソの人々の信仰とその行
く末に関わる一切を、彼は「神のことば」に託し委ねたのでした。
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パウロはこの説教の中で、自分が去って後にエペソ教会の内外で起こるであ
ろう思想や信仰の教えに関わる混乱を預言しました。実際、神のことばに混ぜ
物をし、とにかく耳当たりの良い話ばかりをもって人々を自分の方に引きつけ
ようとする偽教師、偽預言者が多く出現しました。パウロの預言どおり、エペ
ソの人々はやがてこの混乱に巻き込まれ、大勢のキリスト者が信仰のふるいに
かけられることになりました。ただその状況下で、パウロの忠告とかねてより
の神のことばの教えに対して、忠実・誠実に耳を傾け、その上をしっかりと歩
んでいた人々の中には決してひとりも脱落者が起こらなかったということでし
た。
昨今、日本の行く末がとても案じられる事件が続発しています。指導者およ
び指導力の問題、あるいは指導内容そのものの問題と、あれもこれも不安定な
要素だらけです。人間の教え・考えに、人生の土台とすべき永遠に変わらない
ものなど一つもありません。人間それ自体が常に不安定なのですから。
その点、万物の創造者である唯一まことの神とその教えに、へりくだりつつ
耳を傾け従う時、どれほど将来に希望と安全(平安)を見出すことができること
だろうかと思います。もちろん現在の安全も確保されながら。
人は問うことでしょう。なぜキリスト教でなくてはならないのか、と。答え
は単純明快なことです。それは、キリストの神こそ、まことの神であり、真理
なる方だからです。昔も今も、そしてこれから後も、ずっと変わりなく存在さ
れる方。それがキリストの神だからです。聖書を読めばわかります。そのこと
ばに耳を傾けていけば理解が与えられます。まことの神だからこそ、あなたの
その理解をも導いてくださいます。
□□ 聖書のことば □□
聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による
救いを受けさせることができるのです。
聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と
義の訓練とのために有益です。
(新約聖書 テモテへの手紙第二 3章 15−16節)
救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを
受け取りなさい。
(新約聖書 エペソ人への手紙 6章 17節)
あなたのみことばは、私の足のともし火、
私の道の光です。
私は、あなたのさとしを永遠のゆずりとして受け継ぎました。
これこそ、私の心の喜びです。
(旧約聖書 詩篇 119編 105、111節)
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必修科目の履修漏れ
この事件?を耳にした時、私はまたしても教育現場と社会の現状にある歪を
垣間見た思いでした。
なんだろうねぇ、この有様は。大学受験を第一目的とする教育現場に起こっ
た、当然と言えば当然の出来事。
ある高校では「受験に関係ない科目の履修については生徒たちから不満があ
った」と言うわけで、生徒からも保護者からも受験を優先するカリキュラムの
要望が出されていたのだとか。もちろん学校側としても、一人でも多くの有名
大学合格者を出したいという世間の評価に関わる欲があって、この要望にはむ
しろ喜んで手を貸したという。まさに一蓮托生の感あり、です。
こうして我が国日本は、あらゆる面において成長未発達な成人?を生産して
いくわけであります。こんな国が、世界に通用する国になれるわけがない。こ
んな人間ばかりが輩出される国の将来が、どう立ち行くというのでしょう?
もっと真剣に、現状の危うさを省みるべきなんじゃないですか。素人考えな
がら、大学受験の今のあり方を、まず徹底的に見直すことが必要だと思います
が、いかがでしょうか。正直いまのままでは、勉強するということの意味と本
質がまったく見失われているような気がします。
受験という狭い入り口を通過するためだけに暗記能力が必要ならば、そんな
ものはコンピューターにすべて任せればいいじゃないですか。考える、思索す
る、想像する、推察する、こういった能力をこそ私たちは磨くべきです。
あぁ、でも本当にわが国においては、将来どんな人間が「いっぱしの大人」
として社会に登場するのでしょうか。考えるだけでおそろしいことです。
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