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【聖書】良い教えの受け方について

発行日時: 2006/10/14

〓〓†【聖書を開けば・・・】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 第304号 〓〓〓

  おはようございます。本日もご愛読ありがとうございます。

  バイト先の主任が緊急入院しました。
  日ごろから無理を重ねていた結果らしいのですが、そこまで我慢しな
  くても良かったのに、と思わず全員で冷たい一言。

  主任の一人や二人欠けたところで、ぜ〜んぜん影響ありません。
  どうぞごゆっくり ご養生を。

  いまだに生き残っていたのですね、こんなところに企業戦士が・・・。


  ◆◆ 今日のメニュー ◆◆◆◆

 φ(^O^)/ [聖書を開けば]: 良い教えの受け方について 
 φ(^O^)/ [マメマメ知識]: アレキサンドリヤ  

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 ◇◆◇◆ (^^)/ [聖書を開けば・・・] コーナー (^^ゞ ◆◇◆◇
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  今日の聖書個所 : 使徒の働き 18章 24−26節

 さて、アレキサンドリヤの生まれで、雄弁なアポロというユダヤ人がエペ
 ソに来た。彼は聖書に通じていた。この人は、主の道の教えを受け、霊に
 燃えて、イエスのことを正確に語り、また教えていたが、ただヨハネのバ
 プテスマしか知らなかった。彼は会堂で大胆に話し始めた。それを聞いて
 いたプリスキラとアクラは、彼を招き入れて、神の道をもっと正確に彼に
 説明した。

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 今回は、前回に引き続いて上記聖句から短くお話しようと思います。テーマ
は「謙虚・謙遜の心は、あなたにとって大いなる財産である」です。

 パウロから信仰の直接指導を受けたアクラとプリスキラ夫妻。夫妻がエペソ
の町に滞在していた時、そこにアポロという人がやって来ました。彼はアレキ
サンドリヤ生まれのユダヤ人で旧約聖書に詳しく、そこに語られたメシヤに関
すること及びバプテスマのヨハネが人々に説いていた罪の赦しのメッセージを
自らも受け入れていました。信仰に情熱を燃やしていた彼は、自らが信じる福
音を人々にも宣べ伝えつつ、いわゆる布教活動を行ないながらエペソに流れて
来たと思われます。

 ある日、アクラとプリスキラ夫妻がいつものようにシナゴーグでの集会に参
加していると、その日の講壇にはアポロ(おそらく二人よりは歳が若かったと
思われます)が説教者として立ち、ユダヤ人を相手にイエスの福音を語り始め
たのでした。
 夫妻はアポロの大胆さに感心しつつ、またその聖書知識と信仰の情熱に感動
を覚えたことでしたが、ただ彼の語るメッセージには何か全体として「物足り
ないもの」「欠けたるもの」のあることを感じざるを得ませんでした。

 一体それはどうしてだったのでしょうか。実は、当時のアポロが持っていた
聖書知識と霊的経験は、いわゆる「バプテスマのヨハネ時代のもの」だったの
です。バプテスマのヨハネと入れ替わるようにして登場されたイエス様および
そのイエス様の口を通して語られた新しい教え(古い契約を更新する教え)や
聖霊に関する知識、聖霊のバプテスマの経験などについては、どうもアポロ自
身まったく知らなかった知識であり経験であったと思われるのです。適切な表
現ではありませんが、当時のアポロの信仰を支える聖書知識等は、実は「更新
時期を迎える、期限切れの代物であった」と言うことなのです。

 そこでアクラとプリスキラ夫妻はアポロを自宅に招いて、自分たちがパウロ
から教えられたキリストの福音・十字架の福音・復活の福音を、彼の信仰に加
える形で、さらに詳しく聖書から教え導いたのでした。

  **************************************************************

 ところでこの時、いきなり夫妻の自宅に招かれたアポロはどんな思いを抱い
たことでしょうか。

 その日の午前中、彼は説教者として人々を前に大胆に聖書から福音を説き聞
かせました。旧約聖書に関する豊かな知識をもって、彼は神の御心を正しく人
々に伝える務めを果たしたのです。講壇から降りた時、彼はさぞかし充実感を
味わっていたことでしょう。「だれか、もっと話を聞きたいと願う人はいませ
んか?」「神様の約束について、いくらでもお話しますよ」そんなことを彼は
思っていたかも知れません。そんな彼に、アクラとプリスキラ夫妻が声をかけ
てきたのです。 

 彼らは、もっと私から詳しく聖書の話を聞きたいと思っているんだな。

 そんなことを考えながら、アポロは招かれるままに夫妻の家に入りました。
そして彼は、自分が招かれた理由についてあらためて二人に尋ねてみました。
「どうして私をここに招いてくださったのですか。もっと詳しく神の約束につ
いて聞きたいからですか」と。
 しかし彼は、実は互いの立場が逆転していることに気づかされたのです。つ
まり、聖書に詳しいと自負するアポロの信仰には、新しい契約に関する知識と
経験の欠けていることが、夫妻によって明らかにされたのでした。

 アポロは、自分の聖書知識に関して絶大な自信を持っていたと思われます。
神に対する熱心さにおいても、決して他人に引けをとるものではないと思って
いました。求められればどこにあっても、その雄弁さをもって彼は神の戒めを
人々に説いたことです。
 しかし彼は、自らがまだ知らなかった神の契約の事実について、その奥深さ
に関して、これをすでに知り且つその霊的体験をも経験している人物がここに
いることを知らされたのです。

 アポロは決して高慢な人物ではありませんでした。彼はアクラとプリスキラ
夫妻を通して、聖書とキリストの福音に関する新しい知識と霊的力、体験をそ
の場で導かれることになったのです。

 教える立場から一転して教えられる立場に。もし私たちに中途半端なプライ
ドがあると、なかなかこの位置に自分を置き換えることには抵抗を感じるもの
です。「なんでいまさら、彼らから教えられなければならないんだ」と、自尊
心を踏みにじられたような気持ちに陥ることでしょう。

 しかし、まことに知恵ある人、聡明な人はそうではありません。彼は、誰か
らでも教えを受けることのできる人です。どんなことからでも学ぶことのでき
る人です。かつてイエス様は、人々に求めて言われました。覚えておられます
か、あの言葉を。

 それは《聞く耳のある者は聞きなさい》です。
 人の話を正しく聞くためには、へりくだりの心が必要です。《人を自分より
も優れた者と思いなさい》と、聖書は勧めます。自らの心を謙虚に保って人の
話に耳を傾ける姿勢が必要です。素直な心で言葉を受けとめる姿勢を、ぜひあ
なたも養ってください。「謙虚・謙遜の心は、あなたにとって大いなる財産で
ある」とは、まことに真理です。それは、あなたが今もっている宝にさらなる
新しい宝を増し加えることに通じるものです。

 □□ 聖書の言葉 □□

   いと高くあがめられ、永遠の住まいに住み、
   その名を聖ととなえられる方が、こう仰せられる。
   「わたしは、高く聖なる所に住み、
    心砕かれて、へりくだった人とともに住む。
    へりくだった人の霊を生かし、
    砕かれた人の心を生かすためである。・・・」

       (旧約聖書 イザヤ書 57章 15節)

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            アレキサンドリヤ

 アレクサンドロス大王によって紀元前332年、エジプトの北海岸に建設さ
れた都市。プトレマイオス王朝時代からローマ帝国の時代、さらにはキリスト
教時代の下エジプトの中心的な都市であった。

 プトレマイオス王朝はこの町に40万から90万とも言われる蔵書を有する
図書館を持つ博物館を設立した。市は重要な文化の中心地で、卓越した大学を
誇っていた。そこはもともとアテネの偉大な大学を模して造られたが、そのレ
ベルはすぐにアテネを追い越し、数学、天文学、医学、作詩法などの学問は名
高く、また文学と芸術も盛んであった。

 ヘブル語旧約聖書のギリシャ語への翻訳は、エジプトにおいて紀元前3世紀
頃行なわれたと思われる。アレキサンドリヤ図書館のために、エルサレムから
律法の巻物と72人に及ぶ訳者を集め、その翻訳作業の結果完成したのが、い
わゆる70人訳聖書とよばれるものである。この聖書は離散のユダヤ人の聖書
となり、また新約聖書の記者たちが一般に使ったのも70人訳であった。

  (参考資料: 新聖書注解 いのちのことば社/ 使徒行伝 聖書図書)

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ペンネーム : Anthrowpos

  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。日曜礼拝と祈祷会および聖書学び会を三本柱に、自宅にて毎回集会をしています。私の願いは、一人でも多くの方がまことの神様を知ってくださることです。そのためにも小冊子・チラシなどを配布し、地域の布教活動に取り組んでいます。

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