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【聖書】試練の中で

発行日時: 2006/9/2

 〓〓†【聖書を開けば・・・】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 第299号 〓〓

  おはようございます。本日もご愛読ありがとうございます。

  ここ最近、またもや子どもたちが主役となる犯罪が多発しています。
  こんな時代の来ることは《預言》されていたことですが、それにして
  も、彼らの心の闇を支配するサタンに対して、我々大人はもっと危機
  感を抱いて取り組む必要があるのではないでしょうか。

  バーチャル世界で無邪気に遊ぶ子どもたちのその心を、サタンは狙っ
  ています。空想・仮想世界はもはや夢の世界ではなく、現実世界の営
  みをむしばむ「狂気を与える世界」となっているのです。
  大人自身がそのことに気づき、一日も早く何らかの手を打たなければ
  この世はもっともっと速度をあげて堕落していくことでしょう。
  その第一被害者は、やはり子どもたちです。

  イエス・キリストの神が、日本の大人たちをあわれんで下さいますよ
  うに。子どもたちをあわれんで下さいますように。

 ◆◆ 今日のメニュー ◆◆◆◆

  φ(^O^)/ [聖書を開けば]: 試練の中で
  φ(^O^)/ [雑談 喫茶室]: 夏休みの思い出

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 ◇◆◇◆ (^^)/ [聖書を開けば・・・] コーナー (^^ゞ ◆◇◆◇
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 今日の聖書個所 : 使徒の働き 16章 22−25節

  長官たちは、ふたりの着物をはいでむちで打つように命じ、何度もむ
  ちで打たせてから、ふたりを牢に入れて、看守には厳重に番をするよ
  うに命じた。この命令を受けた看守は、ふたりを奥の牢に入れ、足に
  足かせを掛けた。

  真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると
  ほかの囚人たちも聞き入っていた。

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 ピリピの町においてパウロは、ある女占い師から「占いの霊」を追い出しま
した。それは、彼女が執拗にパウロたちの後を追いながら《この人たちはいと
高き神のしもべたちで、救いの道をあなたがたに宣べ伝えている人たちです》
と叫び続けたからです。パウロたちにとって一見喜ばしい「推薦状」のように
思われた彼女の言動でしたが、その背後にあって彼女を捕らえ働いているサタ
ンの霊を強く感じたパウロは《この女から出て行け》と命じたのでした。

 占いの霊を追い出され、もはや占いで商売をすることが出来なくなったこの
女の主人たちは、実は彼女が多くの利益を生み出す一番の稼ぎ頭であったので
、今までのようにはもう儲ける望みが無くなったことについてたいへん憤慨し
ました。そこでこの主人たちはパウロたちを捕らえ、町の司法を預かる長官の
もとに連行し訴え出たのです。

  **************************************************************

 当時のローマ市民法では、ローマの市民権を有する者が何らかの罪を犯した
場合には、十分な取調べをして後にしかるべき処置をとることが義務付けられ
ていました。しかし外国人や市民権を持たない奴隷などについては、その限り
にあらずで、結構粗雑で手荒い扱いを受けることがしばしばでした。

 この時長官の前に連れ出されたのはパウロとシラスの二人でした。見るから
にその風体は外国人で、特にユダヤ人特有の顔色と雰囲気を漂わせる二人でし
たから、長官は女奴隷の主人から出された訴状をそのまま鵜呑みにし、あらた
めて双方から意見を聞くなどの十分な取調べをすることも無いまま、一方的に
二人に有罪を言い渡しました。(しかし実は、パウロとシラスは市民権を有す
るれっきとしたローマ市民でした。後でこの事が分かったとき、長官たちは自
分が犯した失態に顔面蒼白となり、パウロたちを直ちに釈放すると共に、今度
は密かに町から出て行ってくれるよう懇願しています。)

 さて長官は、有罪としたパウロとシラスのからだに何度もムチを打たせ、そ
の足には足かせをはめて、一番奥に位置する暗くてジメジメした牢に二人を放
り込んだのでした。本当に手荒い扱いで、現代であれば人権委員会に訴え出る
問題となっていたことでしょう。

 ところでこの牢には、パウロたち以外にも幾人かの囚人がいました。ちゃん
とした理由?で捕らえられた犯罪者がいたことです。でもパウロたちのように
ただ外国人だからという取り扱いの中で「理不尽な理由」をもって捕らえられ
た人も中にはいたようです。そんな彼らにとって、いつここから出られるのか
という釈放の日については、まったく予測のつかないことでした。当初はすぐ
にでも出られるとの希望を持っていた彼らも、いっこうに出口が見えない状況
にだんだんと期待・希望は薄れ、遂には絶望の中で空しく日々を過ごすだけと
なっていきました。

 罪人とされた人々が看守に向かって無罪を叫びつつ、時に威勢良く声を荒げ
るのも、自分が捕らえられてしばらくの間だけのことであり、まったく関心も
示してもらえないとわかると、いつしか誰もが陰気くさいその暗闇の中で気力
を失い、ただ悶々と時を過ごすだけの「生ける屍状態」になることは、当時と
して決して珍しいことではなかったのです。

 そんな牢屋に新参者が二人。しかも一番奥の牢に・・・。そこは光も希望も
吸い込んでしまう、まるでブラックホールのようなところ。「あんな場所に放
り込まれるなんて、彼らはよほど大きな罪を犯した極悪人なんだろうなぁ」と
他の囚人たちは思ったことでしょう。また自分たちと同様に、彼らもしばらく
は看守に向かって罵声を浴びせるのではと想像したことです。ところが・・・

  **************************************************************

 それは《真夜中ごろ》のことでした。ふと囚人たちが耳を澄ますと、どこか
らか歌声が聞こえてきたのです。どうやら新参者が入れられている奥の牢から
聞こえてくるようです。さらに耳を澄ますと、それは誰かに向かって静かに語
りかける声と何やら賛美する歌声でした。

 祈りのことば、賛美する歌声。これらが、寝付かれずに悶々としていた他の
囚人たちの心に届いたようで、彼らはさらにパウロたちの賛美に《聞き入って
いた》と聖書は記録しています。

 自分の今置かれている境遇を嘆き、その理不尽な扱いに不平不満をもって愚
痴るのではなく、すべてをご存知の神に一切を委ねつつ「ただ信じて、神の時
を待つ」という生き方の中にこそ、私たちは揺らぐことのない平安を見出すこ
とができます。

 御言葉《人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなも
のにするのは主である。》(旧約聖書 箴言16章9節)にあるように、何事も
神に頼り従うあり方は、一番安定した人生を生きる秘訣となるのです。

 このときパウロとシラスの心は、暗くジメジメとした牢の中にある不自由な
環境あるいはその中に置かれた自分たちの不運に向かってではなく、すべての
ことを計画し、成し遂げられる全知全能の神に注がれていたのです。

 「今のこの境遇に導かれるについては、たしかに神によって立てられた計画
があった。ゆえにこの試練には、神が意図された何かが用意されている。まだ
何も見てはいないが、必ず(私は)神の栄光を見ることになる。それが神の御心
なのだから。これから後、神が用意された『何か』を具体的に体験し、それに
よって私自身さらなる祝福を受けることになる。」これが神に信頼を置く者た
ちの告白です。

 真夜中の牢屋に静かに響くパウロとシラスの祈りと賛美の声。すると突然で
した。大地震が起きたのです。聖書は記します「獄舎の土台が揺れ動き、たち
まち扉という扉が全部開いて、囚人たちの手かせ足かせもみなはずれた」と。
この後に起こったすばらしい出来事については、またの機会としましょう。

 □□ 聖書の言葉 □□

    わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、
    また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、
    あなたがたは幸いです。
    喜びなさい。喜びおどりなさい。
    天においてあなたがたの報いは大きいのだから。

      (新約聖書 マタイの福音書 5章 11−12b節)

    そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。
    それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、
    練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
    この希望は失望に終わることがありません。

      (新約聖書 ローマ人への手紙 5章 3−5a節)

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           夏休みの思い出

 四十日間に及ぶ夏休みもようやく終わりをつげ、今頃はヤレヤレと開放感を
味わっておられる親御さんが多いことでしょう。ただ、中にはこの喜び?を味
わうについて、我が子がし残した宿題の後始末を、最後まで共に必死で頑張っ
たご両親の陰の奮闘があったことを十分お察し致します。ご苦労様でした。

 思い出しますねぇ、私が小学生だった頃の「ある夏休みの出来事」を。あの
頃は植物採集・昆虫採集という課題とは別に「自由研究」という宿題がありま
した。約45年前のことです。

 ほとんどの宿題に手をつけず、もちろん「自由研究」のテーマも決まらない
まま夏休みがそろそろ後半をむかえようとしていた頃、とうとう業を煮やした
父が私を自分の勤める会社(大阪)に社会見学と称して強制連行?したのです。
しかもご丁寧なことに、実はその日の数日前から「私用に」と会社に関する詳
しい資料まで準備作成してくれていたのです。ちなみに、父が勤める会社はゴ
ミ収集車やバキュームカーなどの特殊車輌の製造に当たっている会社でした。

 でも「親の心子知らず」とはよく言ったものです。親が熱心になればなるほ
ど、子どもの興味は「それ」から離れていく。と言うよりも私の場合は、初め
っから興味を持っていなかったわけで、ですから当然時間が経つにつれて工場
見学にも飽きがきて・・・。(申し訳ないことでした)
 また今回は、父と二人っきりで出かけることになった「生まれて初めての経
験」でしたので、正直その間親子で何を話せば良いのか、わからんかったので
す! で結局、ほとんど終始無言の小旅行となってしまったのでした。

 いまになって思い返すとホントに申し訳なく、せめてもう少し「アレはなぁ
〜に?」とか「これはどういうこと?」などと父を喜ばせるような質問をすれ
ば良かったのにと悔やまれてなりません。

 二学期が始まって宿題の提出期限が来たとき、私は「自由研究」として「父
の仕事」と題するレポートを出しました。もちろんそのほとんどが、父の準備
した「あの資料の丸写し」でしたが・・・。申し訳ない。ホントあしからず。

 〓〓 通  信 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

 ■【キリスト教TV番組“ライフ・ライン”をみませんか?】

   毎週、下記の各地方局から放映しています
   [土曜日放映局] 青森テレビ     あさ 6:00〜
           福島放送      あさ 6:00〜
           新潟放送      あさ 5:30〜
           千葉テレビ     あさ 7:00〜
           テレビ埼玉     あさ 8:00〜
           静岡第一テレビ   あさ 5:00〜

   [日曜日放映局] びわこ放送     あさ 8:30〜
           サンテレビ     あさ 7:00〜
           北海道放送     あさ 5:00〜
           群馬テレビ     あさ 7:00〜
           テレビ神奈川    あさ 8:30〜

   xxx 9月放送予定の内容ご紹介 xxxxxxxxxxxx

   第1週 ライフ・ラインサマーキャンプ
       メッセージ:村上 宣道
        毎年、軽井沢で開催されている「ライフ・ラインサマーキャ
        ンプ」に今年も多くの人が参加した。そのサマーキャンプか
        ら、村上宣道牧師が語った聖書のお話と様子をお届けする。

   第2週 いのちを語る3(日野原重明さん・星野富弘さん)
       メッセージ:関根 弘興
        この4月に群馬県みどり市にある童謡ふるさと館で行われた
        聖路加国際病院理事長の日野原重明さんと花の詩画で知られ
        る星野富弘さんの対談「いのちを語る」の第3弾。今回は対
        談の中で「ゆるし」について語った二人の考えや体験を紹介
        する。

   第3週 「コパン」ひとつのパンを分け合う(堀井栄治さん・祥子さん)
       メッセージ:村上 宣道
        堀井栄治さんと祥子さんは、夫婦で「コパン」というデュオ
        を組み音楽活動を行っている。フランス語で「ひとつのパン
        を分け合う」という意味を持つコパンは、音楽をとおしてイ
        エス・キリストの愛を人々と分け合いたいという。そんな二
        人の歌とお話をお届けする。

   第4週 人々をつなぐ心のパッチワーク(渡辺タニヤさん)
       メッセージ:関根 弘興
        アメリカから宣教師の助手として来日し、日本で結婚した渡
        辺タニヤさんは、現在栃木県日光市で生活をしている。英会
        話やパッチワークを教えながら、地域の人々と暖かい交流を
        続けている渡辺さんの暮らしを紹介する。

   第5週 べてるの家から吹く風(向谷地生良さん)
       メッセージ:安海 靖郎
        北海道浦河町にある、社会福祉法人「浦河べてるの家」。
        ここには、約150名の知的身体的に障害を抱えた人々が関
        わり、地域社会との接点をもちながら、様々な活動を通して
        社会進出を果たしている。「浦河べてるの家」を紹介し、そ
        の発足当初から携わり、側面から支え続けてきた、ソーシャ
        ルワーカー、向谷地生良さんのお話をお届けする。

 ■【聖書を進呈します】

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   下さい。進呈させていただく聖書は『新約聖書』です。  
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ペンネーム : Anthrowpos

  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。日曜礼拝と祈祷会および聖書学び会を三本柱に、自宅にて毎回集会をしています。私の願いは、一人でも多くの方がまことの神様を知ってくださることです。そのためにも小冊子・チラシなどを配布し、地域の布教活動に取り組んでいます。

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