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【聖書】神のご計画

発行日時: 2006/7/22

 〓〓†【聖書を開けば・・・】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 第293号 〓〓

  おはようございます。本日もご愛読ありがとうございます。     

  このところの長雨が原因で、河川の氾濫による家屋の浸水や土砂崩れ
  など各地で大きな被害がでています。あなたの地域は大丈夫ですか?
  
  イエス・キリストの父なる神の御力を信じて、あなたの「今あるがま
  ま」をこの方にお任せしてみませんか。真実なる神は、すべてのこと
  を働かせて益としてくださいます。神はあなたを愛しておられますか
  ら。
  
  ◆◆ 今日のメニュー ◆◆◆◆

  φ(^O^)/ [聖書を開けば]: 神のご計画
  φ(^O^)/ [マメマメ知識]: サウロからパウロへ  
  φ(^O^)/ [雑談 喫茶室]: 人を学ぶ? 大学で? 

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 ◇◆◇◆ (^^)/ [聖書を開けば・・・] コーナー (^^ゞ ◆◇◆◇
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 今日の聖書個所 : 使徒の働き 13章 4−5節

 ふたりは聖霊に遣わされて、セルキヤに下り、そこから船でキプロスに渡
 った。サラミスに着くと、ユダヤ人の諸会堂で神のことばを宣べ始めた。

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 もっぱらユダヤ人のみを対象に布教を続けていたエルサレム教会の人々に対
し、ユダヤ人にはこだわらず、外国人にも積極的にキリストの福音を宣べ伝え
たアンテオケ教会の人々。やがてこの教会は、諸外国に向かっての宣教基地と
して大いに用いられることになるのですが、バルナバとサウロはその初期アン
テオケ教会で信者を指導する人たちの中のひとりでした。

 ある時、教会の人々が共に主を礼拝していたとき、ご聖霊が彼らに臨み《バ
ルナバとサウロを聖別して、わたしが召した任務につかせなさい》と、神様の
指示を告げ知らせました。そこで人々は、祈りのうちにバルナバとサウロを神
の御手に委ね、その任務のために二人を快く送り出したのです。

  **************************************************************

 ところで、神が彼らに与えておられた任務とは何だったのでしょう?また、
彼らが目指したその行き先は何処だったのでしょうか?

 まず彼らの任務についてですが、それは「キリストの福音を広くユダヤ人以
外の異邦人にも宣べ伝えよ」というものでした。これはかつてイエスの弟子ア
ナニヤに対して、当時迫害者であったサウロに関する預言として神が語られた
ものでした。《あの人(サウロ)はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエル
の子孫の前に運ぶ、わたしの選びの器です》と。

 ダマスコへの途上でまばゆい光に打たれ一時目の自由を失った迫害者サウロ
は、その場で十字架上に死んだはずのイエス様の声をはっきり聞きました。こ
の衝撃的な出来事を通してサウロは改心し、彼はイエス様を神の子と信じる者
に変えられたのです。
 目の視力を回復したのち、彼は神と直接対峙するためにしばらく人前から姿
を消しましたが、おそらくその間に、彼は自分の使命についてのさらに詳しい
指示を神から受けたのだと思われます。

 それから数年の時が経過し、サウロがアンテオケ教会で奉仕していたとき、
神は彼に「あなたの使命を実行に移せ」と、その機会を与えられたのです。
サウロはあらためて神の召しを確認し、そこでバルナバと共に出かけることに
しました。
 ところで冒頭の聖句を見ますと《ふたりは聖霊に遣わされて》と書かれてい
ます。これは、この計画がサウロたちの個人的思いから出たものでも、またア
ンテオケ教会の人々の願いから出たものでもないこと、つまりこれから始めら
れようとする福音宣教の働きが人間の思いつきによる事柄ではなく、神の御意
思によってしっかり計画され、実行に移されるものであったことを私たちに示
しているのです。

   **************************************************************

 では、その行き先について見てみましょう。聖書には、二人は《セルキヤに
下り、そこから船でキプロスに渡った》とあります。
 地図を見ますと、セルキヤはアンテオケから南西約25kmのところにある
港町で、彼らはここから船に乗り地中海に浮かぶ島キプロスに渡りました。余
談ながら、実はこの島はバルナバの出身地でもありました。

 キプロス島自体の歴史は紀元前14世紀にまでさかのぼることができるほど
に古く、ローマの行政下に置かれるまで目まぐるしい支配者の変遷を経験して
きました。その主な理由は「銅山の存在」でした。鉱山の採掘権を狙って人々
の間に争いが絶えなかったのです。
 ローマ皇帝アウグストゥスの治世において、彼がユダヤのヘロデ一世に鉱山
の採掘を許した時、そこで働くために多くのユダヤ人がキプロス島に入植し、
以後彼らは異邦人と共に暮らすようになりました。ただユダヤ人入植者たちは
この状況下でもユダヤ教徒としての信仰はしっかりと堅持して暮らしました。

 さて、今回の出来事が神のご意思によって計画された宣教の旅であるなら、
このキプロス島へ渡ることにはどんな意味があったのでしょうか。

 答えはすぐに分かりました。当時この島は地方総督セルギオ・パウロという
人物によって統治されていましたが、彼は、バルナバとサウロが島を巡回して
キリストの福音を宣べ伝えている、とのうわさに興味を示し、ぜひとも自分も
神のことばを聞きたいと願ったのです。彼について聖書は《この総督は賢明な
人であった》と紹介しています。

 総督は手はずを整えて、彼ら二人を招こうとしました。ところがこれを邪魔
する人物があったのです。その名前をバルイエスといい、ユダヤ人魔術師、に
せ預言者でした。彼は長年の間いかさま魔術で総督に取り入り、彼の庇護のも
とで実は私服を肥やしていたのでした。今回キリストの福音に興味を示す総督
の姿をみた彼は、このまま事が運べば己の立場が危うくなるかも、と危険を察
知。つまり真の光が差し込めば、暗闇は去っていかなければなりません。バル
ナバとサウロの登場は、バルイエスにとってまさに「存亡の危機」を与える事
態だったのです。

 金ずるを失いたくない。これほどにおいしい生活をみすみす捨ててしまうの
は惜しい。彼は、何としてでも総督と二人の出会いを阻止しなければなりませ
んでした。そこで彼はいつものように口から出まかせを言って、総督を信仰の
道から遠ざけようと図りました。

 神がご存じない人間の策略・その業など、この世に一つとしてありません。
御聖霊を通じてサウロはバルイエスの妨害工作を知らされました。そこで彼は
キリスト・イエスの権威をもって次のように宣告したのです。《あらゆる偽り
とよこしまに満ちた者、悪魔の子、すべての正義の敵。おまえは、主のまっす
ぐな道を曲げることをやめないのか。見よ。主の御手が今、おまえの上にある
。おまえは盲目になって、しばらくの間、日の光を見ることができなくなる》
と。この瞬間バルイエスの目は見えなくなり、彼は自分の手を引いてくれる助
け手を探して、あたりを右往左往するのでした。

 この様子を見ていた総督は、神にある不思議な力とその業を驚くと共に、サ
ウロを通して語られる神の教え、キリストの福音にあらためて耳を傾け、結果
彼もキリストへの信仰を抱く人に変えられたのでした。

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 バルナバとサウロに外国人への福音宣教を命じられた神。その第一歩をしる
した場所はバルナバの出身地キプロスでした。なぜキプロスだったのか?
 決して場当たり的計画でこの島が選ばれたのではありません。もちろんバル
ナバの個人的希望によるものでもありません。すべては神の深いご計画による
ことでした。

 地方総督セルギオ・パウロとの出会いと彼の改心。一説によれば、彼はロー
マの由緒ある元老の家系に属するローマ人だったということですので、その彼
の改心が島全体、さらには遠く離れたローマの指導者たちに与えた影響を思う
と、キプロス島にキリストの福音がもたらされたことはたしかに「意味あるこ
と」だったのです。

 頂点に立つ者のありようが変われば、その下にあって従う者たちの生き方に
も大なり小なりの変化が起こるもの。まことに権力を握る指導者が変われば、
その下にあって生きる何百何千という部下、人民の生き方も変わります。
 良い指導者に仕えることは、私たちにとって夢です。正しい指導者のもとで
教育・訓戒を受けることは、私たちにとって祝福です。力ある指導者と共にあ
ることは、私たちの平安です。キリストの神はまさにそのような方なのです。

 キリストの神は、唯一まことの神。天地万物をお造りになった方。私たちに
いのちを与え、私たちのために平安を備えて、将来と希望を与えるためのご計
画を立てて下さっている方。この方はまことの知恵をもって一切を統べ治めて
おられます。この方に仕えることができるとは、何という祝福、何という幸い
でしょう。

 かつてソロモンは私たちに言いました《あなたの若い日に、あなたのまこと
の造り主を覚えよ》と。あなたは今、どんな主人に仕えていますか?誰の指導
の下に日々を歩んでいますか?彼はあなたにとって「本当の主人」ですか?
 もしそうでないなら、あなたも一度「キリストの福音」にしっかりと耳を傾
けてみませんか。

 □□ 聖書のことば □□

    わたしはあなたがたのために立てている計画を
    よく知っている。
    それは、わざわいではなく、平安を与える計画であり、
    あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
    あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、
    わたしに祈るなら、わたしはあなたがたに聞こう。

       (旧約聖書 エレミヤ書 29章 11−12節)

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           サウロからパウロへ

 かつての熱心なユダヤ教徒サウロは、キリスト・イエスとの出会いを通して
熱心なキリスト教徒へと変えられました。

 以前の彼は、他のユダヤ教徒たちと同様「イエスは神の子である」との主張
を認めることができず、むしろそれは「神を冒涜する言葉である」として、そ
の後の弟子たちによる布教活動に対して激しく敵意を表わす者でした。それは
サウロが「まことの神」に対して熱心であったればこそで、ただ悲しいかな、
その理解に無知と誤解があったための敵意でした。
 神はその後このサウロに現われて、先に記したように彼の目を開き、誤解を
解いて下さいました。そしてサウロには、神が予定されていた彼への計画が示
され、今日紹介した出来事へと導かれていったのです。

 これまで「サウロ」とヘブル名で呼ばれていた彼は、キリスト教へ改心した
後、さらには外国人への宣教者として新たに召されるに至って、その呼び方を
ローマ式に「パウロ」と呼ぶようになりました。外国人とのその後の関わりを
たぶんに意識した呼び方の変更となりました。
 キプロス島での活動を出発点として、聖書は以後彼のことをサウロとは記さ
ず、その後どの個所においても「パウロ」と呼んで紹介しています。

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         いまさら大学で人間教育・・・?

 皆さんも報道などですでに知っておられることと思いますが、先日大阪で、
女性との交際を巡るトラブルが原因となり二人の死者を出すという集団暴行事
件がありました。被害者が生き埋めで殺されたという、あの事件です。

 加害者・被害者双方に、現役のしかも同じ大学に籍を置く学生が数人含まれ
ていたことが分かり、中でも渦中の東大阪大学では「大学の創設意義」を問わ
れかねない重大事件として、もっか大変頭を痛めているそうです。

 報道によればこの大学は、2003年に短大から『こども学部』の単科大学
となり、いまの4年生が初の卒業生になるのだそうです。彼らの多くが幼稚園
教諭や保育士を目指しているとのこと。(朝日新聞7月18日付朝刊記事)
 その在籍生徒の中から今回のような事件を引き起こす者が出たとなると「あ
の大学では何を教えているんだ!」との非難が出でくるのは当然です。「人の
いのちを軽んじるような者に、果たして将来の教育者として資格を与えること
はふさわしいのか?」と懸念を抱く人々も。

 で、先日同大学では教授会が開かれ、次のことを決めたそうです。即ち「来
年度からは『人を学ぶ』と称する科目を創設し、来年度の新入生から履修を必
須にする」と。集団の中で個人が物事を客観的にみる力を養う、ということら
しいのですが・・・。副学長は「二度とこんな人間を輩出することがないよう
にしたい」とのコメントをしておられました。

 しかし「集団の中で個人が物事を客観的にみる力」というものは、元来各自
が幼い頃の身近な体験を通して学ぶべきことではなかったでしょうか。そのこ
とを考えると、大学の学問としてあらためて学ぶべきことなのかどうか、疑問
に感じます。
 実際私なんぞは、小さい頃から隣近所の悪がきどもと遊びながら、喧嘩しな
がら、いたずらしながら、その中で社会的ルールのいろいろを学びました。他
人にして良いことや悪いことは、最初周囲の大人たちの顔色や反応を見ながら
判断し、後には直接的指導のきびしい体罰を身に受けて、理屈と痛みの両面を
通して社会秩序や共存共生というものを学んだのです。個と集団、自由と秩序
、個性と社会性、こうしたものはみな「学問」としてではなく、小さい頃の遊
びと周囲の大人たちを通して日々の経験の中で少しずつ学んできたのです。

 えっ、時代が違う!? そりゃぁそうでしょう。しかし「他者を尊び、いの
ちをいたわる人間を育てる」についての基本は、いくら時代が変わっても同じ
はず。幼い頃の各種の経験には、実は学問では到底補いきれない、貴重で重要
な学科が含まれているのです。

 最近の子供たちは、残念なことにめっきり近所の子供たちと外で体を使って
遊ぶことが少なくなりました。大人たちとの関わりをもつ機会も少なくなりま
した。もっぱら家にこもってゲーム機やパソコンに向かい、一人っきりでの時
間を過ごしています。
 もちろんバーチャル世界でも会話や体験を経験することはできます。でもそ
れらはすべて生身の生きた体験・会話ではありません。バーチャル世界では本
当の心が養われるべき「生きているいのちの要素がない」からです。
 それが証拠に、時に自分の気にいらなければ、その世界はいつでもボタン一
つでリセットできます。またやり直せばいいやと、簡単にいつでもやり直しが
きく。それゆえ本人は、何事に関しても単純・簡単・短絡的に考えてしまう傾
向を持つに至り、やがてはこの考え方が現実の世界でも通用すると思い込んで
しまうのです。そして、取り返しのつかない悲劇を起こしてしまうのです。実
に怖いことです。悲しいことです。

 あらたに「人を学ぶ」科目を創設する?大学で? 遅すぎはしませんか。
 人間性を学び、自らの心を養い育てる、そんな環境を後の学問の場において
ではなく、幼い頃の経験の中に提供していくことこそ、今日の大人や教育者に
求められる急務ではないでしょうか。

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  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。日曜礼拝と祈祷会および聖書学び会を三本柱に、自宅にて毎回集会をしています。私の願いは、一人でも多くの方がまことの神様を知ってくださることです。そのためにも小冊子・チラシなどを配布し、地域の布教活動に取り組んでいます。

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