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【聖書】神の箱と不敬の罪

発行日時: 2005/10/1

 〓/†/【聖書を開けば・・・】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 第255号 〓〓〓

  おはようございます。きょうもご愛読をありがとうございます。
  
  今日から10月。
  山の木々の葉が秋色へと徐々に移り変わる様が、とてもキレイです。
  そんな訳で、デスクトップの壁紙も「それ風」に変えてみました。
  が、皆さんにお見せできないのが、あ〜ぁ 残念!
  
  さて【聖書を開けば・・・】は、今月から「6年目に突入」です。
  聖書を少しでも多くの人に知っていただきたい、との思いから配信を
  始めた当マガジンですが、読者となって久しい方々の、忍耐と寛容、
  背後にある祈りと励ましのおかげで「ここまで続けてこられたんだな
  ぁ」と、つくづく思う今日この頃です。本当にありがとうございます。

  今後とも、さらに続けてご愛読くださいませ。
  またご質問やご意見なども受け付けていますので、そちらの方もよろ
  しく。 m(__)m

  今日のメニュー:
  φ(^^ゞ [聖書を開けば] コーナー “神の箱と不敬の罪”
  φ(^^ゞ [雑談喫茶室]  コーナー “秋の色って?”

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 ■回■  1(^^ゞ  [聖書を開けば・・・]コーナー  (^o^)丿  ■回■
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  ダビデはユダのバアラから神の箱を運び上ろうとして、自分につくす
  べての民とともに出かけた。神の箱は、ケルビムの上に座しておられ
  る万軍の主の名で呼ばれている。
  彼らは、神の箱を、新しい車に載せて、丘の上にあるアビナダブの家
  から運び出した。アビナダブの子、ウザとアフヨが新しい車を御して
  いた。

  彼らがナコンの打ち場まで来たとき、ウザは神の箱に手を伸ばして、
  それを押えた。牛がそれをひっくり返しそうになったからである。
  すると、主の怒りがウザに向かって燃え上がり、神は、その不敬の罪
  のために、彼をその場で打たれたので、彼は神の箱のかたわらのその
  場で死んだ。

   (旧約聖書 サムエル記 第2  6章 2−3,6−7節)
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 イスラエルの人々にとって『神の箱』(アーク)は、とても重要な意味と意義をもつ存在でした。

 そもそも『神の箱』は、神がモーセに命じて作らせた可動式礼拝所すなわち幕屋と呼ばれる天幕の、さらにその中の「至聖所」と呼ぶ小部屋に安置された長さ約111センチ、幅・高さそれぞれ約67センチの箱のことです。
 
 これは「契約の箱」「主の箱」「神の契約の箱」「あかしの箱」などと呼ばれ、聖書によれば、箱の中には神がモーセに示し与えられた「十戒の書かれた石版2枚」が入っていたそうです。また《神の箱は、ケルビムの上に座しておられる万軍の主の名で呼ばれている》とあるように、それは神の臨在を象徴し、ここには常に神の全知と全能が働いていて、その場に居合わせるだけで畏れ多い思いを抱かせられるのでした。確かにそこは「聖なるものの中の、もっとも聖なる場所」でした。 

 神の箱は、モーセの後を引き継いだヨシュアが、イスラエルを率いて初めてヨルダン川を渡り、約束の地カナンに入ろうとした際、民の先頭に立って進みました。ヨシュアは神の箱をギルガルに、またさらにその後においてはシロという町に移しています。
 神の箱が行くところどこにおいても、祝福が伴ないました。生ける神の御手が、契約の箱を通して働かれ、祝福を注がれたからです。

 但し、例外もありました。それは神の箱が敵の手に渡った時です。あるいは正しく取り扱われなかった時です。
 冒頭の聖句にあるように、ダビデが神の箱を自分の町へ運び込もうと、アビナダブの家から持ち出したときのことでした。
 アビナダブの子、ウザとアフヨがその係りとして事にあたったのですが、そこで思わぬハプニングが起こりました。神の箱を載せた荷車が、これをひく牛のせいで一瞬傾き、荷台から神の箱が落ちそうになったのです。傍にいたウザは、とっさに腕を伸ばし、ケルビムのふたをその手で押えたのでした。それで神の箱は荷台から転げ落ちずに済んだのですが、神はこの件で激しくウザを怒られ、なんと彼のいのちを奪ってしまわれた、というのです。聖書はウザが不敬の罪を犯した記録しています。

 これまでにも「不敬の罪」に関連して、油注ぎを受けた器サウルに刃を向けたアマレク人のことを紹介したことですが、今回のウザの失態についてはどうも私自身納得がいかないのです。正直言って、わけが分からないのです。あなたはどう思いますか? なぜウザはここで死なねばならないのでしょう。この行為は、神にとって「小さな親切・大きなお世話」なんでしょうか。

 思いますに、神の為さる事柄に「人間の考え」や「思い」「常識」を先走って入れ込むことは、かえって「愚かである」と言うことだと思います。
 ある人が語っているように『神は神であられるゆえに、人間の傲慢から来る手助けや小賢しい知恵に基づく弁護を必要とはされない』と理解しようと思います。

 極端な話が、今回もし神が許されているなら、神の箱は荷台から落ちることが御心だったのです。そうでない場合だとしても、人の手にはよらない、神の備えられた方法でそれは支えられたはずなのです。
 もしウザが手を差し出さなければ、もしかすればアフヨと共に神の栄光を見ることができたのかも知れません。

 神はご自分のものに心を配ることができるし、また実際に心を配られます。神の御力・その思慮深さは、私たちの知恵をもっては測り知ることが到底不可能です。

 □□ 聖書の言葉 □□

    もし、あなたが高ぶって、
    愚かなことをしたり、たくらんだりしたら、
    手を口に当てよ。

      (旧約聖書 箴言  30章 32節)

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 回■回■ (^o^)丿  [雑談喫茶室] コーナー  1(ーー;)2  ■回■回
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        秋の色の移ろいって、たそがれイメージ?
         
 黄色く色づきはじめた街路樹を見つめて、ため息混じりにある人が言いました。「あ〜ぁ、秋かぁ。寂しいなぁ。枯〜れ〜葉よ〜、枯れ葉よ〜。」

 秋の深まりが進んでいくにしたがい、たしかに木々の葉は緑から赤や黄色に変色していきます。人はその変化を「枯れる」と表現し、葉っぱの生命力が時間と共に徐々に失われゆく「もの悲しい状態」として捉えます。人はまたその移ろいを自らの人生にも重ね見て、深く嘆息をするのです。が・・・。

 しかし「葉っぱが黄色くなる」ということについて、以前私はこんな話を聞いたことがあります。

 そもそも「木の葉が黄色くなる」というのは、その葉っぱ自身が持っている「本来の色」が、秋という季節になってようやくストレートに表面に表われ出てくるのです。つまり私たちは、この季節になって初めて「葉っぱ本来の真の姿」を「見ること」「知ること」になるのです。

 生物学的にもう少し詳しく説明すると、葉っぱが黄色くなるのは「カロチノイド」という色素が影響しているのだとか。これは、葉っぱの中に初めから含まれている色素で、ただ春から夏にかけては、葉緑素の活発な働きがあるために「一時的に見えなくなっている」のだそうです。秋になって葉緑素が分解すると、背後から本来の色・姿が表われるのです。ですから、緑から黄色への変化は、俗に「枯れる」という「単なる生命力減退を示す現象」ではなく、葉っぱ本来がもっているその色・姿に戻る変化なのです。

 人は、若いときには「力や若さ」が優って、時に無茶をしたり羽目を外したり、また無知も手伝って自由気ままに生きていることが多いですよね。しかし徐々に歳を重ねるにつれ、私たちは単純に「力や若さ」に支配されることから自立し、人間本来に備えられた「良識をもって考え、行動する」という能力が表面に表われ出てくるのです。いわゆる「落ち着き」をもって生活することが誰にでも出来るようになるのです。(もちろん、中には例外もありますが)

 黄色く色づく木の葉を見て「もの悲しい感傷にふける」のではなく、むしろこの季節は、これまで自分自身を縛ってきたあらゆる見栄・外面・体裁の束縛を脱ぎ捨てて、本来の自分を取り戻す季節なのだ、と認識しませんか。

 〓〓☆★ つうしん ★☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 

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発行者プロフィール

ペンネーム : Anthrowpos

  • 滋賀県大津市在住のキリスト教プロテスタント系牧師です。日曜礼拝と祈祷会および聖書学び会を三本柱に、自宅にて毎回集会をしています。私の願いは、一人でも多くの方がまことの神様を知ってくださることです。そのためにも小冊子・チラシなどを配布し、地域の布教活動に取り組んでいます。

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