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丹沢は季節によって、行く度にいろいろな姿を見せます。丹沢の山行記録や山の花などをレポートします。




[tanzawa report No.98]

発行日: 2006/7/1

********************************************* tanzawa report ******

        丹 沢 通 信  No.98  2006.7.1.

        霧とウツギ、ヤマボウシの表尾根

***** tanzawa report ***********************************************

 昨年見たサラサドウダンのすばらしさが忘れられず今年も行きました。6/
25(日)に登りましたが全く見られません。昨年は6/13と6/25に見ているのです
(丹沢通信No.88)。花が終わっていれば落花の跡がある筈なのに痕跡もありま
せん。不思議です。
 その代わりウツギの花は沢山咲いていました。

 当日は秦野からヤビツ峠までバス、曇天でしたが大勢のハイカーが並んでい
ます。始発は8:18ですが8:04に直通の臨時便、ついで8:15にも臨時便でこれに
乗れました。ヤビツ峠から登山口までの道にはウツギの花が迎えてくれます。
 途中の冨士見山荘の煙突から淡い煙が立ち上っており、如何にも山荘の朝ら
しい風景です。
 登山道からはガスと時折の小雨です。だんだん雨が多くなったのでザックカ
バーはつけ、雨具の代わりにウインドウブレーカーだけで歩きました。雨が少
なければこれで充分です。合羽はゴアテクスでもやはり暑いですから。 

 ニノ塔を登る途中でやや遠くに見られた黄色の花を撮りました。帰ってから
図鑑で調べるとスイカズラでした。    

 ニノ塔、三ノ塔はガスの中で時折小雨、この雨は霧雨より少し大粒ですが数
が少ないので助かります。勿論視界はゼロ。この調子で大倉尾根を下るまで続
きました。
 三ノ塔への登り道で珍しい花を見つけました。図鑑で調べたのですが分かり
ません。

 ヤマボウシはあちこちで咲いていましたが、この花を上から見える場所が少
なく撮影に手間取りました。今年は花が少ないように感じます。書策小屋の先
で赤いヤマボウシを見つけましたが、こちらは見事に咲いていました。
 他に花と言えばヤマツツジが鮮やかに赤く咲き、川苔山で沢山見られたガク
ウツギが一個所で見られました。川苔山の経験がなければ見過ごすところです。
小さな白い花が密集して咲いている木が2、3種類ほど見られました。名は分
かりません。(勉強不足!)    

 三ノ塔の先に左に直角に急な下り坂があります。この坂を見守るように御影
石の地蔵さんが立っています。 地蔵さんは毛糸の帽子をかぶり揃いのマフラ
ーを首に巻いています。この帽子やマフラーがそれ程古いとは見えなかったの
でWebで調べたら2000年に丹沢に詳しいs-okさんの写真、他の方の2004年(?)の
写真が見つかりました。 帽子、マフラーの色は違いますが模様は似ており鉤
針の手編みです。編み方や模様から同じ方の作品と思われます。 何方かが時
折新しい帽子とマフラーを着せ替えているのでしょう。これまで気にも留めて
いなかった地蔵さんですがなんだか親しみを感じます。

 地蔵さんの後ろに道があってヨモギ平(ブナ平)へ通じるようです。標識もな
く、登山地図にも載っていない道ですが s-okさんのWebを見ますと何度も歩か
れています。
  http://homepage1.nifty.com/s-ok/tan/d_tan/yomogi/yomogi.htm
 この道を4人のパーティが行きました。    

 三ノ塔からの下りは高度計で測ったら125m、逆コースで歩くときは最後の急
登でこたえる所です。烏尾山、行者岳へは昇降を繰り返して登ります。行者岳
の先の鎖場で昇降のハイカーが交錯し渋滞となっていました。渋滞を利用して
鎖場の先の岩場で昼食休憩です。

 書策小屋に近づきますと幼稚園児を交えた30人程の人が雨も気にする様子も
なく休んでいました。 
 小屋の扉は穴があきやや荒廃の気配です。小屋のご主人はどうなさったでし
ょうか。
  
 新大日、木ノ又大日を経て塔ノ岳に行きます。このあたりはかなり崩壊が進
んで登山道の補強整備に相当費用をかけているようです。木道も多くなりまし
た。
 塔ノ岳では雨中に10人程、疲れた私は雨を避けて尊仏山荘でコーヒーを飲ん
でいましたら書策小屋の前で休んでいた幼稚園児の団体がつきました。小屋の
ご主人のお話では地元の幼稚園児で富士登山の訓練で毎年ヤビツから登ってい
るそうです。頼もしいですね。

 塔ノ岳から金冷シへの下り道の一部は木道(階段)になっていて歩きやすいで
す。ここ数年の丹沢の変容は金冷シ−鍋割山の尾根道に見られるように木道(
階段も含めて)の伸長と思います。
 この日は休日のせいか雨にも拘わらず大勢のハイカーがいてました。大倉尾
根の茶屋も大部分が店を開いていました。 

 HPに写真を12枚掲載してあります。お暇の時にご覧下さい。 

                            (終わり) 

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