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丹沢は季節によって、行く度にいろいろな姿を見せます。丹沢の山行記録や山の花などをレポートします。




[tanzawa report No.86]

発行日: 2005/5/23

********************************************* tanzawa report ******

        丹 沢 通 信  No.86  2005. 5.23.

    西丹沢のシロヤシオ、嬉しいことに今年は花が花がいっぱい!

***** tanzawa report *********************************************
 
 今年は花が多いですよ! 見頃は今週末頃です!。
 毎年5月下旬は西丹沢桧洞丸紅白のトウゴクミツバツツジとシロヤシオツツ
ジの群生を見に行きます。昨年は5/26で花期に遅れましたが何とか見られまし
た。2003、2002年は花が少なく特に2003年は惨憺たるものでした。 2001年は
たいへん花の多い年で、丹沢山から蛭ケ岳にかけて山が真っ白と伝えられるく
らいでした。
 2000年は始めて行ったのですが、この時も花が多く始めて見るシロヤシオの
群生に感激し、以後毎年訪れています。シロヤシオ(白八潮)は別名ゴヨウ(五
葉)ツツジと言います。愛子内親王のお印に採用されて有名になりました。
 
 今年は一般に花の咲くのが遅れていますので早すぎるのではないかとちょっ
と心配でした。花の一番多い場所は桧洞丸の西側、ツツジ新道とテシロノ頭か
らの道の交差点付近ですが、この辺りはまだ固い蕾です。これより低いところ
で花は満開で充分堪能できました。

 登山経過を簡単に報告します。5/21(土)晴れ。今回は久しぶりに家内と一緒
です。西丹沢教室行き新松田始発のバスは7:20、40分前に着いたのですが既に
数人分のザックが乗り場に並んでいました。定時には長蛇の列で直ぐに臨時バ
スが後ろに来ていました。私は混雑を避けて西丹沢山開きの前日に来ることが
多いのですが、こんなに混んだのは始めてです。山北町のHPを見ますと29日
(日)が山開き(そしてシロヤシオの見頃)ですから相当混むと思います。
 
 帰路は終点の西丹沢教室が便利なので、往路は箒沢公園橋から板小屋沢ノ頭、
ヤブ沢ノ頭を経て桧洞丸を目指します。公園橋を渡るとき、川でカジカか鳴い
ていました。沢沿いのちょっと広い場所でウツギの白い花も咲いていました。
カジカとこのウツギは毎年同じように迎えてくれます。今年はオトシブミを沢
山見つけました(オトシブミについては前号を参照下さい)。道の真ん中に落ち
ていますので、踏まれないように見つけると拾って道脇に置くようにしました。
 沢沿いの道から尾根に出、尾根道を登ります。長い急坂で荒れています。登
るにつれてウグイスが数羽、鳴き分けていました。標高1000mほどのところで
シロヤシオの花が落ちいます。この調子なら上では咲いていると思い、ちょっ
と安心しました。
 板小屋沢ノ頭を越え、小さなピークの昇降を繰り返しヤブ沢ノ頭近くになる
とシロヤシオとトウゴクミツバツツジが時々見られるようになります。
 
 途中で木の間から富士が見られる場所がありました。残雪は僅かになり、月
初め写真と比べると半分以下です。
 石棚山を越えるとロープが張られ、新しい木道が設けられるなど道は整備さ
れています。バイケイソウやアザミの多い凹地を通過すると尾根道では疎林の
中にブナがそびえ立ち、深山の落ち着きと安らかな気配を漂わせています。こ
の道も好きな丹沢の道です。

 テシロノ頭を越えるとシロヤシオは蕾が多くなり、トウゴクミツバツツジは
固い蕾です。更に行くと、ツツジ新道と合流点付近(ここが一番の見所の場所)
では全部蕾、それも沢山の蕾です。咲いたらさぞ見事な景観であろうと想像さ
れます。ここでは丁度昼なので休憩している人が大勢でした。

 ここで私達も食休憩。休憩中に大勢のハイカーが桧洞丸を目指してゆきます。
何度も書くようですが、これまでで一番多い人出です。
 帰りのツツジ新道の混み具合を考え、桧洞丸は省略して下山しました。下る
につれてシロヤシオもトウゴクミツバツツジも花が開いており再度の楽しみで
す。降り始めにはすれ違いに登る人も多かったのですが途中からは少なくなり
ます。ゴーラ沢出合の沢を渡るところで小休止。休憩しているパーティは2,
3組で、山頂手前の人出が嘘のように静かです。

 沢を渡った崖のところに白い花が咲いていました。写真を撮って家で調べる
とヒメウツギと思われました。沢からは尾根の中腹の緩やかな道を行きます。
この道も気持ちのよい道です。道の左右も、沢の対岸も雑木で秋になれば素晴
らしい紅葉が見られると思います。家内は秋に来ようね、と何時も言うのです
が未だ果たしていません。

 この道には案内標識の行き先が変わっているのことにちょっと気づきました。
標識の左右の方向案内は一方は桧洞丸で問題ないのですが、反対側は新しい木
板が打ちつけられ、西丹沢自然教室と書かれているのです。西丹沢教室と上書
きされてる前の地名が何だったか気になりました。と言うのは、元の標識には
距離が書かれていますが、それが訂正されていませんので、厳密には同じ地名
でなければなりません。少数ですが修正(上書き) されていない標識もありま
す。これには箒沢と、西丹沢バス停の2種類ありました。少し気になりました
がこれ以上調べる気もなく、下山しました。

 バス停には丁度到着したバスが2台続き、1台目に乗車、まだ下山ハイカー
も少なく空席はかなりあります。定時のバスで直ぐに発車しました。もう一台
は増発便とのことでした。
 
 山では道ばたの黄色いキジムシロが目立ちました。新緑の木の下には落ち着
いた朱色のヤマツツジが盛りでした。

 皆さんは万歩計を使われていますか?
 前に万歩計をつけて山を歩いたとき、どうも歩数が少ないような気がしまし
た。それで前回の塔ノ岳登山の登り道で、実測歩数200歩毎に万歩計との比較
を数回繰り返しましたが万歩計の表示が半分以下で規則性がないのです。長く
使っている万歩計なのでいよいよ寿命かと諦めました。
 その後念のため、自宅から駅までこれも200毎に実測と比較すると、万歩計
は今度は正しく表示するではありませんか。訳が分からなくなりメーカーの山
佐時計計器(株)に電話で聞きましたら、山の登り道では使えませんとのことで
す。一歩々々の振動を拾って計数するのですが傾斜のきつい山道では振動が小
さく計器が拾わないそうです。これは機械式のアナログでも、電子表示のデジ
タルでも同じだそうです。下り道は振動が大きいので作動するでしょうとのこ
とです。
 万歩計を腰に着ける代わりに足首に付けたら振動が大きいから正常に作動す
ると思うがと、聞きましたら、実験したことはないが多分よいでしょう。ただ
し山道ですから万歩計が濡れたりぶつかって壊れたりしやすいですよ、とのご
注意でした。 

ホームページに写真を写真を7枚掲載しました。お暇の時にご覧下さい。
    http://www2s.biglobe.ne.jp/~tsuka/tanzawa/

                             (終わり)
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