丹沢は季節によって、行く度にいろいろな姿を見せます。丹沢の山行記録や山の花などをレポートします。
- 最新号:2008-08-04
- 発行周期:不定期
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[tanzawa report No.20]
発行日: 2001/3/13********************************************* tanzawa report ******
丹 沢 通 信 No.20 2001. 3.13.
仏果山と経ケ岳−丹沢山塊を東から見る
****** tanzawa report ********************************************
暖かくなって久しぶりの山行−−いやハイキングの報告です。
3/10(土)晴れですが空気は冷たく、昼頃から雲が広がり風が強くなりました。
まずまずのハイキング日和です。行程を示します。
本厚木8:15(バス)−野外センター前(8:54)−仏果山(10:32-11:06=食事休憩)−
半原越(12:21)−経ケ岳(12:51)−半原越(13:14)−リッチランド前(13:54)−坂
尻バス停(14:20)−本厚木(バス)
天気予報では寒いと言われていましたがハイカーが結構多くてバスを降りたの
は10人ほどでした。バス停の名前は昭文社の地図では「愛川ふれあい村入口
前」になっています。序でですが本厚木からのバスは野外センター前を経由半
原行きと、田代経由半原行きの路線があります。後者の方が便数が多いのです
が野外センターからちょっと遠い「撚糸(ヨリイト)組合前」が登山口になります。
ハイキング道は途中で高取山への道と別れます。一度林道を横切りますが仏果
山までの道は尾根道で細い丸太で階段が作られ割合整備されています。
北・東の視界が開け愛川町や丘陵のゴルフ場などが見えます。西は高取山に連
なる尾根が見えます。
山麓から山頂近くまで霜柱が見られました。残雪もほんのちょっと。
山頂には展望台があり、樹木の上から四方の展望が開けます。尾根道からでは
見えなかった宮ケ瀬ダムが直下に見え、その上は丹沢山塊を東側から眺めるこ
とになります。南の大山から北の蛭ケ岳までの雄大な景観です。東側から全貌
を眺めるのは初めてでそれぞれの山の高低がはっきり分かります。
蛇足ですがこの展望台にはアマチュア無線の自動中継局が敷設されていて、説
明を見ますとサービス範囲は関東平野一円となっていました。当日もコールサ
インをさかんに送っていた方が二人いましたので障害物の少ない絶好の場所な
のでしょうか。
展望台の周囲には数組のハイカーが出たり入ったりで寒い時期としては多いと
思いました。ここから下ります。
山頂の標識は展望台のある場所から少し南の岩にあります。しかし、そのちょ
っと先の方が僅かに高いように思いますが。
仏果山から南下する道はやせ尾根で小さなピークを幾つか昇降する急坂が暫く
あります。後で経ケ岳から仏果山を見ますと結構尖った山でした。
半原越の林道に降りると工事の車が数台ありました。林道を横切って経ケ岳へ
の道を辿ります。階段が続きやや急な道です。山頂近くなると丹沢の展望が開
けます。風は強くなり寒く、経岩、山頂を見て早々に降りました。
半原越に戻って坂尻までは残念ながら舗装道路です。車が少ないのが救いです
が1時間は嫌になります。途中のリッチランドから先にはログハウスのレスト
ランや喫茶店が3軒ほど、ほかに売却物件の札がある3階建ての建物、更には
中断されて相当日数がたっている建設途中の建物があります。足の便も良くな
い場所で客が多いのでしょうか、余計な心配ですが。
坂尻からのバスの便数は1時間に1−2本で約30分待ちました。
久しぶりのハイキングで気持ちのよい一日でした。歩行時間ははぼ標準時間で
した。
この道は「関東ふれあいの道」の一つです。「関東ふれあいの道」は「東海道自然
歩道」から始まって「九州自然歩道」「中国自然歩道」「四国自然歩道」の順に作ら
れ、5番目に出来ました。関東7都・県1,667km、一日行程のコースが144設定
され、神奈川県には17コースがあります。県自然保全センター自然公園課(
046-248-6682)に申し込めば送料390.で資料を送って貰えます。私が歩いたの
は12番コース「丹沢山塊東辺のみち」でした。
昭文社の地図ではこの「関東ふれあいの道」は太い赤線で書かれています。地図
には書かれていませんが半原越−経ケ岳の道にも「関東ふれあいの道」の標識が
ありました。セインターから送っていただいた資料の地図にも書かれていませ
ん。まあ、どうでもよいことですが。
このコースをこれから歩かれるのでした帰りのバスの便が多い半原に抜ける道
をおすすめします。仏果山へは登りが急ですが下りは緩やかです。
丹沢山塊の展望が良いのは経ケ岳です。仏果山前後の道は尾根道ですが樹木に
阻まれて見えません(今なら葉の出ていない木の枝の間から見られますが)。
また高取山を経由などサブルートやエスケープルートが幾つかあります。
仏果山山頂から南15分の所に「→馬渡バス停」と書かれた標識があり左(東側)に
下る道がありました。昭文社の地図では秋葉社(神社)経由の道が二股になって
点線で書かれています。この道を歩かれた方がおられましたら道の状態をお教
え下さい。これも一つのエスケープルートなのでで。
丹沢通信12,13号で蛭のことを書きましたがまた蛭の話二つです。
一つは”多摩のハイカー”さんという読者からのメールで、お許しをえました
ので掲載します。
> 私が(蛭に)出会ったのはいずれも沢登りでしたので、一般的でないのです
> が。東丹沢は蛭があちこち居ます。沢筋が多いのですが、夏に御殿森ノ頭で
> 大量の蛭に遭遇した報告が別のMLでありました。
> 今までに私が蛭にご馳走したのは3回です。
> 早戸川本間沢(ここは確実にたかられます)
> 塩水川堂平沢
> タライ小屋沢ヤゲン沢
> 煤ケ谷の上流、谷太郎川不動沢はおそらく居ますが、私は行った事がありま
> せん。ただどこの沢にでも居るわけではなく、不動沢の隣の鳥屋待沢、大小
> 屋ノ沢ではたかられませんでした。
私と家内は1997年7月に塔−丹沢−円山木ノ頭−本間ノ頭−御殿森ノ頭−宮ケ
瀬と歩きました。ここは皆さんのお話では蛭の多いところですが、その時は気
づきませんでした。蛭が人見知りするとは思えませんので、それ以後急に増え
たのでしょうか。
もう一つは仏果山山頂で一緒になった方の話です。蛭対策は塩を靴下に擦り込
むのが一番利き、地元の方もやっているそうです。
過去の通信を調べましたら13号で新倉さんが「地元の方は家の周りに塩をまい
ています」と連絡されています。やはり塩がよいようです。
その方のお話では近年蛭が増加しているが鹿の増加によると地元では見ている、
仏果山周辺には蛭がいないが鹿を年に数頭駆除しているからでしょうとのこと
です。
鹿と言えばこのコースのほとんどは鹿除けの柵に沿っています。柵をくぐる扉
が数カ所ありますが、完全なのは半原越に近い2箇所だけで、残りは破損して
います。駆除しているので鹿の食害がないのでしょうか?
話は変わりますが、ニュージーランドのトレッキングの通信18号をご覧になら
れた読者の方から、計画中で参考になったとお便りを下さいました。その方は
70歳と書かれていましたので、69歳以下の年齢制限があります、しかし現地の
ツアーでは74歳の方がおられましたので何か便法があると思いますのでお調
べ下さいと返信しました。
私がお世話になった旅行社アトラストレックに照会した結果を書きます。
年齢制限はトレッキングを運営する会社の規定で、制限を越えた方からは健康
診断書を提出して貰い、これを翻訳、提出して許可を受けるとのことです。
実際に歩いて何故年齢制限かと思います。丹沢のバカ尾根を歩ければ全く問題
ありません。老いも中年も大いに行こう!
ニュージーランドのトレッキングの話の序で一言。
私(と家内)の山行はホームページのHIROSHIのページに写真を主にアップして
おります。従ってニュージランドのトレッキングのことは遅れましたが
HIROSHIのページに掲載しております。
丹沢通信は丹沢と箱根など近隣の山の情報を目的としています。18,19号に場
違いのニュージーランドトッレキングのことを書きましたのは、あまりも日本
の登山や山岳旅行と違うので、こういうトレッキングもありますよ、というこ
とで広く知って頂きたく掲載しました。
読者の方から山小屋の様子を聞かれたりしましたことも理由の一つです。従っ
て丹沢通信では小屋とか道、ツアー運営の状況などを書きました。
HIROSHIのページは山行記録です。目的が違いますので内容が重複していませ
ん。HIROSHIのページもどうぞ。
ホームページに丹沢通信のバックナンバーがあります。こちらには全部ではあ
りませんが写真を末尾に添付してあります。写真を掲載するためメールマガジ
ンの配信より遅れる場合がありますが。
ついでにもう一つ。
ホームページのトップページの模様替えを行い、リンクのページを加えました。
ご参考になればと思います。
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発行者:塚本 宏
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