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投資情報メールマガジン 2008/10/03
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週4回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:村田雅志)
◆コラム「グローバル投資のポイント(113)」:村田 雅志
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◆コラム「グローバル投資のポイント(113)」
■株式投資のチャンスかもしれない欧米の利下げ観測と株安の進展■
欧州中央銀行(ECB)は、10月2日の理事会で、政策金利である定例買
いオペの最低応札金利を4.25%に据え置きました。政策金利の据え置きは
3カ月連続です。9月のユーロ圏消費者物価指数の伸び(前年比)が3.6%
と、ECBが目標とする2%を大きく上回っていることから、政策金利の据え
置きに意外感はなかったといえます。
ただ、理事会後の会見にて、トリシェECB総裁は、ユーロ圏景気は金融市
場の混乱を背景に不透明感が異常に高まっているとし、景気減速が明らかなこ
とからインフレ率が上昇するリスクは低下したと述べています。また、結果的
には全会一致で政策金利の据え置きを決めたものの、理事会の議論の中では利
下げが検討されたことも認めています。
これまでECB理事会では、景気減速よりもインフレリスクが高いとし、利
上げこそあっても利下げを検討することはほぼゼロだったと推察されています。
そのECB理事会にて、利下げが検討されたことは、それだけECBが、ユー
ロ圏の景気減速ならびに金融市場の混乱を懸念しているといえます。まだまだ
情勢は流動的とはいえ、ECBの判断は、これまでの利上げ体制から、利下げ
の可能性もありえる状況に大きく変わったといえます。
利下げの可能性が出てきたのはユーロ圏だけでなく米国でも同様です。10
月2日付のウォールストリート・ジャーナルは、米連邦準備理事会(FRB)
が利下げを検討していると報じ、市場関係者の注目を集めました。
すでに数多くのメディアが報じているように、米国では金融危機の影響が深
刻化しており、貸し渋りなどを通じて米景気が下押しされている状況です。今
後、米国景気が消費を中心に景気後退色が強まれば、FRBが利下げに動くこ
とは十分に考えられます。
10月3日の東京株式市場では、日本株は全面安となり、日経平均株価の終
値は1万938円14銭と、3年4カ月ぶりに1万1000円の大台を割り込
んでいます。また、日本株だけでなく、アジア株も大きく値を下げ、インドN
IFTY指数と香港ハンセン指数はともに前日比2.9%安を記録しています。
欧米で利下げ観測が強まるほど景気減速や金融市場が混乱していることや、
株価が大きく下げていることを知ると、しばらくは株式投資を手控えようと考
える方も増えているかもしれません。しかし、冷静に考えれば、今こそ株式投
資のチャンスといえるかもしれません。
一般に利下げは株価を押し上げる効果を持つといわれています。利下げは景
気拡大を刺激するほか、資金の流動性が高まり、投資採算性が高まり易いから
です。また、株価の下落は、株価保有者にとっては資産の目減りを意味します
が、保有株式をこれから増やそうとする方にとっては、以前より低い価格で株
式を保有できることを意味します。
今から5年前(2003年)、日経平均株価は一時7700円台まで下落し、
バブル経済後の最安値を更新しました。しかし、今でこそ分かることですが、
その時が日本株が底値だったときであり、この時に株式保有を積みました方々
は、大きな利益を手にすることができました。まだまだ先行き不透明感は強い
ものの、最近の状況が5年前と似つつあると考えるのも一つの方法かもしれま
せん。
村田雅志(むらた・まさし)
(GCIキャピタル・チーフエコノミスト)
<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月より現職。
<主な著書>
「景気予測から始める株式投資入門」(パンローリング)
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784775990070
「絶対リターンを目指すオルタナティブ投資」(すばる舎)
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784883994298
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ては御自身の責任と判断で願います。)
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