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億の近道 2008/02/18

発行日時: 2008/2/19


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投資情報メールマガジン                   2008/02/18

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
   (本日の担当:炎のファンドマネージャ&投資野おーちゃん)

  ◆コラム「中国出張記」:炎
  ◆コラム「投資の王道(その92)」:投資野おーちゃん
  ◆コラム「アイデアを出せば日本は復活する」:炎
  ◆コラム「M&Aが日本経済を救う!?」:炎

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◆コラム「中国出張記」

 日本ではお正月から1ヶ月も経っているのにお隣の国、中国では旧正月を迎
えて2月6日から約10日間の休みを国民は楽しんできました。それも今週か
ら明けていよいよ巨大国家中国が本格的にオリンピックイヤーの本番を迎える
こととなります。
 年金問題や相次ぐ食品偽装問題などに揺れる日本では米国のサブプライムロ
ーン問題などで先行きの景気が不透明となっていて暗いムードが産業界、証券
界などに漂っているように見られますが、お隣の中国では一体どのような受け
止められ方をしているのでしょうか?こんな疑問をもって今回私は、1月末か
ら2月5日にかけ香港と中国・広州に出張してきました。

 暖かいと思っていた香港では意外にも寒くて残念でしたが、お正月ムードが
盛り上がり街の雰囲気は明るく感じられました。外食が好きな香港人にも今や
和食ブームが訪れていて回転寿司店があちらこちらにあって大勢の人々でにぎ
わっていました。現地の寿司王が日本の大間のマグロを高値で競り落としたと
の話題がニュースで伝えられたことは記憶に新しいところですが、確かに日本
の回転寿司のブランド(元気寿司など)も目につきました。あの日本の有名居
酒屋ワタミも香港に進出し、現地の人用にアレンジして提供しているようです。
(但し、現地の日本人には味は今ひとつらしい)
 日本ではおなじみの吉野家も香港にたくさんありますし、ファンケルや資生
堂といった日本の化粧品のブランドショップもたくさん店を出していました。
野村證券が入っている中環(セントラル)にできた金融センターの近くには高
級食品スーパーが出店し、良質な食材を求めるセレブの人気を集めていました。
お正月休み前ということもあって日曜日の人出は多く、香港の街は活気にあふ
れていました。
 人口800万人という香港はかつて英国がつくった街ということで様々なイ
ンフラが英国風にアレンジされていて、近代的な雰囲気を味わうことができま
す。高層ビルが立ち並ぶアジアの一大拠点となっていることはもう皆さんも十
分おわかりかと思いますが、もうひとつの顔として中国の資本主義のお手本と
も言うべき存在です。

 香港から2日目に私は広州に向かいましたがバスで国境近くまで行き、そこ
から電車に乗り換え。深センとの国境まで足を運んでイミグレーションを通過。
朝の通勤時間帯には中国本土に仕事に向かう大勢の香港人の姿が見られた。香
港側から深センへは小さな川を渡るとすぐに辿り着く。そこからまた電車に乗
り換えて広州東駅まで約1時間20分ほど。将来は香港から広州まで新しい鉄
道が1時間以内で結ばれる計画もあって上海に次ぐ二番目の大都市圏として広
州は俄然、注目されている。
 香港から深セン、東完、広州、佛山、中山などのエリアを中国では珠江三角
州と呼び人口が多く、海外の自動車やハイテク産業が進出しており今後の発展
が大いに期待されている。広州には既に日本からトヨタ、ホンダ、日産といっ
た自動車メーカーやその下請け部品メーカーが進出。現地の合弁企業、協力企
業が大きな発展を遂げている。

 今回、訪問した自動車関連企業であるTGPM社も国内外の自動車メーカー
向けに自動車の内装品やアクセサリー、チャイルドシート、ケミカル製品など
を製造し、売上を年々大きく伸ばしている企業だ。
 その代表者である徐さんは弱冠31歳という若さながら新たな事業展開に意
欲を燃やしている。ホンダ車のディーラーも展開しており、1台1000万円
もするホンダのランドクルーザーが多い日で40台も売れたというから勢いが
違う。広州ホンダの元副社長だった湯さんはそのご友人だというが、彼らは日
本の企業に対して大変好意的で日本の企業とともに発展したいという願望を示
している。もちろん湯さんは日本語も堪能。日本の良さを知り尽くしている彼
らは今、また新たなビジネスの展開に余念がない。
 かつての日本企業が米国で成功したビジネスモデルを真似して日本で展開し
成功を収めたように日本で成功しているビジネスモデルを中国でも展開し大き
く発展させようと計画している。日本のサービス・小売企業も進出してはいる
が多くは現地化に失敗して苦境に陥っている事例が多い。つまり中国で事業に
成功するには現地化をいかに図るかということなのである。独りよがりでビジ
ネスモデルを構築しても決してうまくいかない。
 「郷に入れば郷に従え」で、敢えて現地の優秀なスタッフを採用して成功に
つなげることが重要だというのである。

 さて、日本では毒入りギョーザが事件として話題となる一方で中国では10
0年に1度の大雪で旧正月前に故郷に帰ろうとする人々が広州駅前に40万人
も足止めを食ったとのTV報道がありました。実際に足を踏み入れた現地では、
車での移動を行ったため駅前そのものは見ることはできなかったが大勢の人々
が広州駅近くの高速道路を歩いて何とか駅に辿り着こうとしている異常な光景
を目の当たりにすることとなった。かつての日本にもお正月に故郷で過ごす人々
の熱き思いが帰省列車の大混雑に結び付きましたが、まるで40年前の日本を
見ているようです。中国の経済が発展する中で一歩間違うと危ない側面を備え
ているという実感を今回の毒入りギョーザ事件と大雪による広州駅の大混乱は
持たせてくれました。

 とにかく人口が多い。大きな市場である。日本との関係の深い日本語の堪能
な人々が大勢いる中国が求める事業モデルや技術を備えた日本の企業はまさに
ビジネスチャンス。一時の問題に惑わされることなく大局を見据えながら日中
の新たな友好関係を築くことが双方の国民にとっても大いにメリットをもたら
すことになるだろう。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆コラム「投資の王道(その92)」

■5年先・10年先に刈り取る日本株■

 私の投資手法は、

1、会社四季報掲載の約4000社を自分自身で分析し、経営基盤が安定しこ
 れからの成長が見込まれる400社から500社程度に絞り込む。
2、さらに、その中から、割安圏にある会社を100社程度に絞込む。
3、最終的100社程度の中から投資を行うのは、ベストタイミングで購入す
 るチャンスのあった10社から20社程度である。

というものです。
 今回も、前述の400〜500社の中から100社を中心とした興味深い企
業について解説していきます。

<7748>ホロン
 1985年東京都新宿で設立。半導体検査装置の開発・製造・販売を行う。
2004年4月に韓国支店を開設。電子ビーム(EB)用いた半導体フォトマ
スク用寸法測定装置でトップ。ウエハ用も手掛ける。主力製品であるマスク用
CD−SEMは、半導体デバイス製造プロセスのマスク工程で使用されるマス
クの製造工程で必要となる。マスク製造工程で使用される装置は、大きくマス
クパターン形成装置(マスク描画装置)とマスク検査修正装置に分類され、同
社製品は寸法測定装置のEB式寸法測定装置に該当する。マスクは、CADで
作られた描画データを基に、マスク描画装置でブランクスと呼ばれる石英ガラ
ス基板にパターンニング焼付けされ、検査・修正の後完成。ここまでがマスク
製造工程である。その後,マスクは半導体デバイス会社(工場)に納入され、
フォトリソ工程の”転写”に使われる。転写工程では、ステッパー(縮小投影
装置)に原版として組み込まれ、20数枚のマスクを交換しながらウエハに縮
小転写。尚、ステッパに使用されるマスクを特に「レチクル」と表現する場合
が多くある。電子ビームをコントロールする技術が同社の基幹テクノロジー。
輸出比率は67%。(2005年3月)

<7751>キャノン
 1933年精機光学研究所として創業。1934年、国産初の35ミリフォ
ーカルプレーンシャッターカメラ「KANNON」を試作。1937年キャノ
ンの前進となる精機光学工業株式会社を設立。1945年第二次世界大戦終結
により操業を停止、会社を解散。同年、目黒本社工場で創業再開。1947年
キャノンカメラ株式会社に社名変更。1956年、キヤノン電子(当時、秩父
英工舎)が関係会社となる。1969年、キャノン株式会社に社名変更。19
70年、海外初の生産拠点、台湾キャノンを設立。1976年、ファクシミリ
事業に進出。2000年、NY証券取引所に上場。同社グループの主な事業内
容は、事務機(オフィスイメージング機器=デジタル複合機、複写機、レーザ
ファクシミリ、コンピュータ周辺機器=レーザビームプリンタ、インクジェッ
トプリンタ、インクジェット複合機/ファクシミリ、イメージスキャナ、ビジ
ネス情報機器=コンピュータ、ドキュメントスキャナ、マイクロフィルム機器、
ハンディターミナル、電卓、電子辞典)、カメラ(デジタルカメラ、銀塩カメ
ラ、デジタルビデオカメラ、交換レンズ)、光学機器およびその他(半導体製
造装置、液晶基板露光装置、放送局用テレビレンズ、眼科機器、X線機器、医
療画像記録機器)。1996年から「利益優先」「全体最適」への意識改革と
して始まった「グローバル優良企業グループ構想」は、2001年からのフェ
ーズIIを経て、キヤノンを高収益体質へと変換させた。

(OH)

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆コラム「アイデアを出せば日本は復活する」

 〜新たな政治勢力の登場に期待〜

 少子高齢化の日本が疲弊していてこの先が暗いというイメージを持つ方々も
多いのかも知れないが、案外そうでもないと考えている楽観的な方々もお見え
になるかも知れません。
 日本という国は少子高齢化で財政難、役人の給与が高くて、中小企業と大企
業の格差が拡大し、食料価格、物価高騰で庶民は厳しい生活を余儀なくされて
いる。老後の不安が高まっている。消費が増加せずに景気が先行き良くなって
こない。日本の株式相場は世界と比べ停滞色を強めています。

 でもでも、(そんなの関係ない!)日本には特許は永年の研究や経験に裏打
ちされた技術が存在しています。個性豊かな優秀な人材が揃っています。短期
的に振れてはいるが教育制度が充実しています。基本的に平和を愛している国
民です。島国で国土は狭いが豊かな海洋資源が国の周辺に存在します。優秀な
大企業がグローバルな競争力を備えていて国家を支えています。基本的に自然
を愛することのできる国民です。様々な工夫を凝らすことで地球の温暖化に対
応できる国民意識が根底には備わっています。現状の株式相場は低迷している
が復活の兆しをどこかに感じ取ることができます。投資家の負託に応える経営
者ががんじがらめのコンプライアンスを振り切ってもっと活発なアイデア豊富
な企業経営を実行する時に日本への評価は高まるに違いありません。

という願望のような、日本国への期待も私たちには備わっています。

 楽観的な生き方が投資家である皆さんにとって勝利への道と考えるなら長期
的な低迷の終焉のタイミングをどこでキャッチして資産の形成につなげるかと
いうことになります。

 政治の世界では宮崎県知事や大阪府知事のように地方政治に新たな流れが巻
き起こっていますが、国政レベルでは既得権をもった改革を阻む勢力が再び力
をつけて改革派を押しのけようとしています。

 株式相場はこうした改革の停滞を見逃すことなく過去半年で大きく値を消し
てしまいました。ところが、週末のニュースであのなつかしい小泉元首相の姿
がテレビに久しぶりに映し出されました。まともな国民にとっては、既得権を
守ろうとする勢力よりも結果として国民が満足する政策を打ち出す政治勢力こ
そが真の味方となりえます。
 自民党、民主党を問わず改革派復活の期待がどこかで高まりあるのかも知れ
ないが主流となっている改革抵抗派とも言うべき福田、小沢ラインに対抗して
改革を推進する新たな政治勢力が登場することが年内に想定される衆院選挙へ
の大いなる期待となるでしょうし株式相場にとっても好材料となるに違いあり
ません。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆コラム「M&Aが日本経済を救う!?」

 富士写真フィルムが富山化学を買収するといった話が新聞報道されて再びM
&Aへの関心が高まりつつある。非効率で儲かっていない企業も過去のR&D
への取り組みによって蓄積された技術力やノウハウが会社の中に存在していて、
それを活用して新たな事業に取り組もうというのが今回の富士写真フィルムが
思い切った行動に出た背景なのだろうか?銀塩写真が市場から姿を消そうとし
ている今、富士写真フィルムの事業規模は今後大きく縮小する可能性もあるだ
ろうが、キャッシュは潤沢に存在する。だったら今のうちに新たな事業分野に
布石を打っておきたい。こんな考え方があってのものと推察されるのだが、買
われることになったR&D負担の大きな富山化学にとっても満足な相手と考え
られる。

 上場企業もピンからキリまで存在し非効率な経営を続けている企業も多い。
経営のトップは事業の効率性を求めて様々な工夫を凝らすことになるが、中に
は目先の効率性よりも事業の拡大を優先する余り、苦境に陥るケースも多い。
幸いにも日本のグローバル企業の中にはM&A戦略に秀でた企業も多く、事業
シナジーが期待される企業を今後M&Aで傘下に入れていくという期待も高い。
日本企業だけではなくお隣の中国や欧米の企業も日本企業をターゲットにM&
Aを水面下で計画しているところも多いに違いない。敵対的なM&Aには抵抗
感があるだろうが友好的なM&Aを通じて日本企業の資本効率が向上していく
ことを期待したい。これが閉塞的な日本経済を救う可能性だって十分ありうる
話ではないだろうか?
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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りになっております。現在、2006年7月分まで掲載しておりますが、順次
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