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ちょっとおもしろい聖書のお話

発行日時: 2007/9/9


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■    KASAI BIBLE SQUARE      □
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■       「ちょっとおもしろい聖書のお話」 No.45       □
□                              ■
■        2007年9月9日(日)  毎月1回発行      □
□                     発行元                 ■
■   KASAI BIBLE SQUARE ヤッチャンCopyright(C) 2003   □
□           メール kbs@mbm.nifty.com           ■
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              『聖書にみる人間の構造』 No.43

皆さんこんにちは。お久ぶりです。(^^;
えっ?まだ生きていたの?ですって?はい。神様の恵みによって、
まだ生きていました。(笑)
しばらく配信が途絶えて申し訳ありません。しかし、充分充電しま
したので、またメルマガを再会させていただきます。よろしくお願
い致します。
前回の「カインのささげ物、アベルのささけ物」から続きます。

「信仰によるささげ物」

エデンの園を耕しながら、アダムは感謝のささげ物を神に持って来
ました。しかし、神のことばに背いたため、正しい人間と神の関係
が壊れてしまい、罪人となったアダムのささげ物を神は受け入れる
ことが出来なくなりました。そこで、神はアダムとエバに皮の衣を
作り着せることによって、彼らを罪から救いました。そして、皮の
衣、すなわちイエス・キリストの象徴である、裂かれて血が流され
た羊の衣を着せることによって、人類を罪から救うという壮大な神
のご計画をアダムとエバに示しました。

さて、クリスチャンの家庭なら、ご両親が最初にわが子に教えるこ
とは神様の存在だと思います。小さい頃から神様のお話をして、日
曜日には教会学校に連れて行き、とにもかくにも神様を知ってもら
うことが最善で最良の教育であり、人生の教えだと信じています。
神を知り体験した者にとって、自分と同じように神を知り体験する
ことが、最良の人生であると自覚しています。だから、クリスチャ
ンはわが子にこの神様を知って欲しいと願い聖書のお話をします。
クリスチャンは子供に神様のお話、イエス様のお話をして、わが子
もイエス様を信じて救われて欲しいと願います。

ですから、同じようにアダムとエバも、愛するカインとアベルに徹
底的に神様のお話をしたことでしょう。
自分たちは創造主なる神によって創られた存在で、神がすべてのす
べてであることを。また、自分たちが神のことばに背き、罪に陥っ
たことも。ヘビ(サタン)に騙されて、自分たちが神から離れてし
まったことも。目が開け、自分たちが裸であることを知ったことも。
しかし、神は罪に陥った自分たちを救い、やがて人類すべてを救う
計画を持っておられるということも。これら人間と神との関係につ
いて、カインとアベルにすべて話したはずです。カインとアベルは
両親の話(証)を聞ききました。しかし、カイン(兄)とアベル
(弟)は、両親から神様のお話を聞いたにもかかわらず、それぞれ
の反応は違っていました。この違いが、後の兄弟の生き方、ささげ
物の違いへと現れてきました。

創世記4:2〜4 彼女は、それからまた、弟アベルを産んだ。アベ
ルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。
ある時期になって、カインは、地の作物から主へのささげ物を持っ
て来た。
また、アベルは彼の羊の初子の中から、それも最良のものを、それ
も自分自身で、持って来た。主は、アベルとそのささげ物とに目を
留められた。

ヘブル11:4信仰によって、アベルはカインよりもまさったいけ
にえを神にささげ、信仰によって義なる者と認められた。神が、彼
の供え物をよしとされたからである。彼は死んだが、信仰によって
今もなお語っている。

弟アベルは羊を飼う者となり、兄カインは土を耕す者となりました。
なぜ、弟アベルは羊を飼う者となり、兄カインは土を耕す者となっ
たのでしょうか?そして、弟アベルのささげ物は神に受け入れられ、
信仰者として、神の前に義とされ、正しい者とされました。ヘブル
11:4に「信仰によって義なる者と認められた。神が、彼の供え
物をよしとされたからである。」と記してあります。「信仰によっ
て」、アベルは神を信じ、その結果、羊を飼う者となりました。ア
ベルは両親から聞いた「神の救い」を信じたのです。

アダムとエバにとって、神が作り、神によって着せられた裸を覆う
「衣」が、彼らにとっての救いでした。裸で恥ずかしくて神の前に
出ることができず、神の声を聞いて隠れました。罪を持った人間は
神の前に出ることが出来ません。神と交わることができません。
人間は、悪いことをすれば自分の悪事を隠そうとします。アダムは
「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にく
れたので、私は食べたのです。」と言い訳して自分の罪の責任をエ
バに転嫁しました。エバは「蛇が私を惑わしたのです。それで私は
食べたのです。」と言って、自分の罪の責任をヘビに転嫁しました。
人間は自分が責められるのが嫌なのです。たとえ自分が100パー
セント悪くても言い訳をしたいのです。素直に認めたくないのです。
もし、神が赦しを与えなければ、人間は一生神から逃げて、隠れて
過ごさなければなりません。そこで、神は羊を裂いて、その皮で衣
を着せることによって、アダムとエバを裸の恥ずかしさから救いま
した。前に述べたように、神が着せた「羊を裂いた皮の衣」が、イ
エス・キリストの象徴です。
アダムとエバは神の声を聞いて隠れました。神のことばに背いたの
で神に怒られると思い、罪の呵責を自覚したので隠れました。しか
し、神は彼らを探し続け、彼らに事実関係を確認して、彼らを責め
ることはせず、ヘビ(サタン)にその責めを負わせました。そして、
アダムとエバを救いました。
アダムとエバは神が作った衣を着ることによって、自分たちの罪か
らの救いを体験し、自覚しました。アダムとエバだけが、罪に陥る
前の世界と罪に陥った後の両方の世界と罪からの救いを体験したの
です。アダムとエバは自分たちが体験したすべてを、カインとアベ
ルにも話しました。そこで、弟アベルは両親の話を聞いて、神を信
じ、自分が神から外れた者、罪人であることを自覚しまた。自分が
罪人で、救いが必要であることを自覚しました。そして、神の救い
を信じました。だから、アベルは羊を飼う者となったのです。アダ
ムとエバは神が作り、神に着せてもらった皮の衣をいつも着ていま
した。アベルは両親が着ている皮の衣を見て、神の救いを信じ、悟
ったのです。生きた命が裂かれ、血が流され、その流された血によ
って、罪人となって死んだ者が再び生かされるということが、神の
救いであることを。

ロマ5:8〜10 しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリス
トが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対
するご自身の愛を明らかにしておられます。
ですから、今すでにキリストの血によって義と認められた私たちが、
彼によって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。
もし敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させられたの
なら、和解させられた私たちが、彼のいのちによって救いにあずか
るのは、なおさらのことです。

アダムとエバが着せられた、裂かれて血を流された皮の衣はイエス
・キリストの象徴です。パウロが述べている救いの本質を、アベル
はアダムとエバから聞いて、信じて悟ったのです。だから、アベル
は羊を飼うことを生涯の仕事として選びました。

ヘブル10:1〜3 律法には、後に来るすばらしいものの影はあっ
ても、その実物はないのですから、律法は、年ごとに絶えずささげ
られる同じいけにえによって神に近づいて来る人々を、完全にする
ことができないのです。
もしそれができたのであったら、礼拝する人々は、一度きよめられ
た者として、もはや罪を意識しなかったはずであり、したがって、
ささげ物をすることは、やんだはずです。
ところがかえって、これらのささげ物によって、罪が年ごとに思い
出されるのです。

創世記4:3〜4 ある時期になって、カインは、地の作物から主へ
のささげ物を持って来た。
また、アベルは彼の羊の初子の中から、それも最良のものを、それ
も自分自身で、持って来た。主は、アベルとそのささげ物とに目を
留められた。

ある時期になって、カインとアベルは神様へのささげ物を持って来
ました。ある時期とは、いつ頃でしょうか?。何歳頃でしょうか?。
私はおおよそ18歳頃だと思っています。私は人格は18歳位でほ
ぼ完成されると思っています。中学生で70パーセント、高校卒業
位でほぼ完成されると思っています。ですから高校生は充分な大人
だと思っています。私が言う「人格」とは、私はクリスチャンです
から、「神との相対関係における人格」です。
どのような価値観で物事を判断するか、といった人生の物事の選択、
判断を決める基準、規範がその人の人格を創ります。「人生は金だ!」
という価値観をで生きる人は、物事の選択、判断基準はお金が優先
され、お金を喜びとし、お金によって一喜一憂し、お金優先の人格
が創られます。神との相対関係において、神を否定した人間の世界
はお金がすべてですから、建前は「人間が第一」といいながら、最
後はやっぱりお金です。
「ある時期」が18歳頃と言ったのは、人格の完成、すなわちその
人の価値基準が完成されたとき、その人の人生が方向付けられるか
らです。自分自身の価値観を身につけ、もう親から自立して、働い
て、自分自身の生き方を身につける年頃です。

アベルが羊飼いとなり羊のささげ物を持って来たのは、アベルの価
値基準が神にあったからです。アベルは両親から聞いた神を信じ、
神との相対関係で自分は罪人という立場にあり、両親から聞いた神
の救いを信じたからです。神の側から、引き裂かれて血が流された
羊の衣によって人間の罪による裸の恥ずかしさを覆い、再び神と交
わる道をひらかれました。アベルは信仰によって、その救いの象徴
である羊を飼う人生を選び、罪人であることを自覚しながら救いの
感謝として、最良の羊の初子を持ってきました。

------------------------次回に続く---------------------------

本文の聖書のことばは 日本聖書刊行会「聖書・新改訳」を引用して
います。

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