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「ちょっとおもしろい聖書のお話」ほんとにおもしろく、分かりやすく聖書のお話をしてます。今回は「聖書にみる人間の構造」と題して、天地創造、人間の創造を分かりやすく解説しますのでお楽しみに!(^^)




ちょっとおもしろい聖書のお話

発行日: 2005/8/28

□■□■□ KASAI BIBLE SQUARE □■□■□
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■       「ちょっとおもしろい聖書のお話」 No.32       □
□                              ■
■        2005年8月28日(日) 毎月2回発行      □
□                     発行元                 ■
■   KASAI BIBLE SQUARE ヤッチャンCopyright(C) 2003   □
□           メール kbs@mbm.nifty.com           ■
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              『聖書にみる人間の構造』 No.31


「信じるって、なに?」

唐突ですが、「信じる」って、なんなんでしょうか?
この世には数多の宗教がありますが、信じる対象は何も宗教だけで
はありません。家族を信頼することも「信じる」ことです。
一般的に日本人は何か宗教団体に入信して何かを信仰することが
「信じる」あるいは「信仰」と思っている方が多いようです。
聖書が定義している「信仰」とは、「信頼して、受けいれ、自分の
ものとする」という意味です。ですから神のことばを信じるとは、
「神のことばを信頼し、自分の心に受け入れ、人生を神のことばに
沿った生き方をする」という意味です。

人間は何かを信じて生きています。何も信じていないという人はい
ません。「神などいない」と言っている人は、「神がいない」と「信
じている」のです。もともと「神はいない」などと証明することは
できません。
一般的に、「信じる」とは、「思い込むこと」と理解されいる場合
が多いです。「ほんとうは神などいないのですが、心のなかに神と
いう概念を作ることによって心の安心を求める。それが宗教なのだ。」
と理解している人が多いようです。

私はクリスチャンです。ノン・クリスチャンと神の話をすると、彼
らは必ず「神様ってほんとうにいるの?」と質問してきます。なか
には半分バカにしたように「あなたほんとうに神様を信じているの?」
と、笑いながら議論を吹っかけてきます。私はそのような人たちに
逆に質問攻勢をかけます。

宮田「あなたはお正月に初詣に行ったことはないんですか?
ノンクリ「えっ?初詣は毎年行っているよ」
宮田「何しに初詣に行くんですか?」
ノンクリ「何しにって...一年のはじめだから願いをかけに行くん
だけど。周りのみんなも行くし...」
宮田「どこの神社に初詣に行ったんですか?」
ノンクリ「いつも明治神宮なんだけど...」
宮田「明治神宮に神様いましたか?」
ノンクリ「......まあ、いるかいないか分からないけど、周りの
みんなも行くし、日本人だから...」
宮田「はあ?いるかいないか分からない?なんすかそれ?神がい
るかいないか分からないところに拝みに行ってどうするんですか?」
ノンクリ「個人の気持ちの問題だから別にいいじゃん。日本人な
んだし」
宮田「明治神宮にしてみれば、神がいるかいないか分からない明
治神宮に何百万の人がお金を投げ入れてくるのだから、これって
詐欺じゃないの?。マインドコントロールじゃないの?」

私はこれ以上突っ込んだらノン・クリスチャンが応えられないの
が分かっているので、それ以上は追求しません。でも、上記した
私とノン・クリスチャンのやり取りのなかに、日本人の宗教意識、
本質が表れています。
日本人は私のようなクリスチャンに対しては「神などいない」と
言いながら、自分たちは神社、仏閣にお参りに行く人がなんと多
いことでしょう。靖国問題も、とどの詰まるところ、日本人の曖
昧な宗教意識にあります。

日本では毎年お正月に8000万もの人が神社、仏閣に参拝に出か
けます。日本人はどのような意識でお参りに行くのでしょうか。
本当に自分たちがお参りに行く神社、仏閣に神様がいると思ってい
るのでしょうか?。彼らの神の概念はどのようなものなのでしうか。
私の父はクリチャンで、その影響で私は小学生2年ですでに聖書の
神への信仰を持っていたので、一般の日本人の宗教意識があまり分
かりません。8000万の人のなかで、どれだけの人が自分が参拝
に行く神社の神の概念を説明できる人がいるでしょうか。せいぜい
神社の神のご利益を並べる程度でしょう。

日本では学校で進化論教育をしながら、その進化論教育を当然のご
とく指導している小泉首相や文部科学大臣をはじめ、政治家、官僚
たちは、神社、仏閣に参拝に行きます。客観的な立場で見ると、な
んとも不思議な光景です。「進化論」という科学と、「神道」とい
う宗教が相容れるところはありません。進化論は「生命のはじめは
偶然であり、物質を主体とする生命は死んだら無に帰し、死後の世
界などありません」と教えます。
「すべての存在は偶然であり、人間は物質的存在であり、死後の世
界などありません」と進化論で教えながら、自分たちは8月15日
になると、せっせと靖国神社に参拝に行きます。進化論が事実なら、
戦争で死んだ人たちはすべて偶然に日本に生まれ、戦死と同時にそ
の存在は無に帰し、霊も魂もないはずなのに、なぜ、靖国に参拝に
行くのでしょうか?
「英霊を祀る」といいますが、その「霊」について、具体的に説明
できる人がいるのでしょうか?誰も説明できません。靖国神社の宮
司すら、おそらく論理的な説明はできないでしょう。もともと古事
記、日本書記に由来する神道に教義なんていうものはないのです。
小泉首相自身、実に矛盾したことを行っているのですが、自分たち
がおかしなことをやっているということすら気が付きません。
進化論は人間の「心」に関しては一切言及していません。進化論は
科学検証を前提としているので、「心」に関しては検証できません。
進化論と靖国参拝という相容れることのできない矛盾したことを、
この国の首相自ら行っているのです。

アメリカではしばしば「進化論だけではなく創造論も教育現場で教
えるべきだ」という議論が沸きます。裁判で創造論も教えるべきだ
と訴える団体もあります。先日も、ブッシュ大統領は選挙の大票田
であるキリスト教原理主義団体の要請に応える形で、学校教育に進
化論だけではなく、ID(Intelligent Design)、つまり創造論も取り
いれることを主張しました。要するに、進化論だけではなく創造論
も教えよ、ということです。
日本人から見ればなんとも滑稽な主張です。科学の最先端を行くア
メリカで、神が万物を創ったという創造論を教えよ、という主張が
あるのです。もともと国民の40パーセントがクリスチャン(内容、
質は別にして)と言われていますから、当然そのような議論が沸く
のも理解できます。日本人から見ると「神が万物を創ったと教える
なんて、アホじゃないの」と思われるでしょう。しかし、それと同
じくらい外国からみれば、閣僚が進化論教育を指導しながら、もう
片方で神社に参拝することは、なんとも滑稽(バカバカしい)な姿
なのです。しかし日本人はその滑稽さが分かりません。なぜなら日
本人だからです。生まれつき神社、仏閣に囲まれ親から参拝するこ
とを教わり、神社、仏閣がコミュニケティとして、文化として、日
本の歴史として、日本人の心にガッチリと根付いているからです。

もし、クリスチャンの私が首相になって公人としてキリスト教会の
礼拝に行けば、国民から「政教分離に反する」と攻撃されるでしょ
う。私は反論します。「あれ?みなさんの方がおかしいですよ。だ
って、小泉首相が一宗教法人である靖国神社に日本国総理大臣とい
う公人として参拝することが認められるなら、私が一宗教法人であ
るキリスト教会に日本の恒久平和のために礼拝に出て祈ることは、
当然認められるべきではありませんか?」「なんで靖国神社が認め
られてキリスト教会が認められないのですか?おなじ一宗教法人で
はありませんか。それこそ靖国神社だけが認められるのは、政教分
離に反しますよ」
日本の政治では、だれもクリスチャンが総理大臣になるなんて想定
していませんから、(過去に大平総理がクリスチャンうんぬんと言
われましたが、生まれ変わったクリスチャンなら、神社、仏閣にお
参りには行いかないでしょう。)もし、クリスチャンの総理大臣が
誕生して教会に礼拝に行ったら、日本人はどんな反応を示すでしょ
うか。
小泉首相の靖国参拝は、客観的に見て、明らかなる憲法違反です。
でも、一般的な日本人には憲法違反という認識がありません。最高
裁判所すら明確な判断を示そうとしません。

イスラム原理主義を信じる一部の人々は、自らの命と引き換えに自
爆テロを行います。現代の日本人には理解できないかしれません。
自分の命と引き換えに敵を殺して自分は英雄として祀られます。で
も、60年前、日本も同じことやっていました。天皇を現人神とし
て崇め、国のために死んで靖国に英霊として祀られると教育(洗脳)
され、特攻隊や人間魚雷として玉砕しました。現代の自爆テロとま
ったく同じです。今でこそ日本人は北朝鮮をバカにしていますが、
60年前までは今の北朝鮮と同じことを日本人はやっていたのです。
コーランを唱え、自らの命を絶ってまでアメリカを敵視する宗教心
を現代の日本人には異様に映るでしょう。他の国の宗教は客観的に
見ることができ「おかしいな」と思うことができるのに、日本人は
自分の国の宗教となると、まるで分からないのです。
日本人にしてみれば、大多数の人が「コーランは人間が作った神話
で、それを信じて自爆するなんてバカバカしい」と思うでしょう。
だったら、外国からみれば、正月に8000万もの人が一斉に神社、
仏閣に参拝する光景はなんとも理解しがたい異様な光景なのです。
もちろんそれはイスラム諸国やキリスト教諸国にもいえます。

「信じる」ことの一つの定義は、「ものごとを見る視点を一点から
しか見ないこと」です。宗教にはものごとを見る視点を一点からし
か見えないようにしてしまう力があります。その力とは、サタンが
かもし出す霊的な力です。
小泉首相は靖国神社の背景にある「神道」を「信じている」のです。
だから、自分が行っていることを客観的に見ることができません。
一点の方向からしか靖国を見ることができません。
靖国問題はたんなる政治問題ではないのです。

創世記3:6 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良
く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。
それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、
夫も食べた。

ヘビ(サタン)のことばによって、エバの霊、心は善悪の知識の木
に引きつけられ、執着しました。ヘビはエバを巧みなことばによっ
て神が食べてはいけないと言った善悪の知識の木に関心を向けさせ、
神のことば以外のところにすばらしい世界があるかのごとく誘惑し
ました。そして、善悪の知識の木に対するエバの心の視点を神の視
点(神のことば)からヘビ(サタン)の視点へと誘い込みました。

「そこで女がみると」

これはエバの霊的な視点が神の視点(かみのことば)からヘビ(サ
タンのことば)の視点に移り変わっていくことを象徴しています。
次回でお話しますが、実は、このヘビがエバを惑わした一連の手法
が、古から現代に至るまで人間の心を捉えている「宗教の原理」な
のです。日本人はサタンが仕掛けた「宗教の原理」によって「神道」
というなんとも曖昧な、訳の分からない、実体のない宗教にガッチ
リと縛られています。
サタンは人間を介して数多の宗教を作り、人間を真の神から偽りの
神に信望させ、宗教、民族主義をめぐる対立へと発展させました。

------------------------次回に続く-------------------------

本文の聖書のことばは 日本聖書刊行会「聖書・新改訳」を引用
しています。

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