「ちょっとおもしろい聖書のお話」ほんとにおもしろく、分かりやすく聖書のお話をしてます。今回は「聖書にみる人間の構造」と題して、天地創造、人間の創造を分かりやすく解説しますのでお楽しみに!(^^)
- 最新号:2008-06-15
- 発行周期:月二回
- 読んでる人:25人
- 創刊日:2003-09-04
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ちょっとおもしろい聖書のお話
発行日: 2005/7/21□■□■□ KASAI BIBLE SQUARE □■□■□
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■ 「ちょっとおもしろい聖書のお話」 No.31 □
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■ 2005年7月21日(木) 毎月2回発行 □
□ 発行元 ■
■ KASAI BIBLE SQUARE ヤッチャンCopyright(C) 2003 □
□ メール kbs@mbm.nifty.com ■
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『聖書にみる人間の構造』 No.30
肉の欲に生きる人類
人間は欲望の存在です。「欲望」とは、「創造主なる神に満足を求
める本能的な欲求」です。
エデンの園から追放された人類は、心の満足を求めて、自ら自分自
身を満足させようと、歩み始めました。満足を求めて、人類の英知
を結集して、携帯電話を造り、飛行機を造り、新幹線を造り、人間
が宇宙に行けるようにまでなりました。沢山のものを造り、人類は
確かに便利になりました。では、その便利さが、どれだけ人々の心
を豊かにしたでしょうか?。戦争はなくなったでしょうか?相変わ
らず国と国は敵対して、民族と民族は争っています。
心が満ち足りた人は、決して人と争ったりしません。心にゆとりが
あれば、相手に譲ることができます。心が豊かな人は、人を受取る
ことができます。個人も国家も同じです。もし、人類が満足してい
るなら、戦争など起こりません。これだけ科学技術が進み、生活文
化が豊かになり、物質的に便利なものを造り、沢山の物があるにも
かかわらず、人類は満足することがありません。だから個人におい
ても国家においても争います。お互いを誹謗中傷し、領土の取り合
いあいをします。個人の心にゆとりがなく豊かさがなく満足がない
ので、個人の集合体である国家という形で争いをします。また、こ
の世では、サタンが働いています。サタンは人類に語り続けます。
「物質をたくさん持てば、あなたの心は満足しますよ。」「最高の
権力の座につけば、あなたは満足しますよ。」と。サタンは人間が
神のいのちに生きるとき、人は満足のある豊かな心で満ち足りるこ
とを知っています。人間の心が豊かさで満ち足りたら、この世から
争いがなくなるのを知っています。だから、人間の思索のなかに介
入して、偽りの価値観を人類に植え付け、破壊へと先導します。
さて、話を創世記3章6節に戻します。
創世記3:6 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに
良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかっ
た。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えた
ので、夫も食べた。
No.27でお話したように、エバの善悪の知識の木に対する意識は、
サタンのことばによって180度ガラッと変わってしまいました。
!)ヨハネに次のことばがあります。
!)ヨハ2:16 すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の
欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世
から出たものだからです。
エバの心には、サタンのことばによって肉の欲、目の欲が芽生えま
した。神の命令に反して、善悪の知識の木の実を食べれば、自分の
目が開け、神のようになり、善悪を知るようになり、自分は神のよ
うに今よりもっとすばらしい存在になることができると思い込んで
しまいました。「自分の目が開け、神のようになり、善悪を知るよ
うになる」という未体験の世界に、エバの心はのめり込んでいきま
した。そこにはアダムの戒めなど、もうすっかり消えていました。
サタンは神のことばから外れたところに、あたかもすばらしい世界
があるかのごとくエバを誘惑し、エバはサタンのことばに乗ってし
まいました。
ロマ13:14主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心
を用いてはいけません。
ガラ:5:16私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれ
ば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。
ガラ5:24キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざま
の情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。
エペ2:3私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自
分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たち
と同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。
ここに記してある「肉の欲望」が、神から外れた欲望を意味します。
神のことば、神の霊から外れた欲望です。エバの心はサタンのこと
ばによって神のことばから外れた欲望、肉の欲が植え付けられまし
た。神が食べてはならないと命令した善悪の知識の木の実が、エバ
にとって好ましいものとなりました。サタンは現代でも、人間の心
に肉の欲望を植え付けています。
私たちが生まれたこの世は資本価値の世界です。能力のある者が能
力のない者より優れているとされ、お金がある者がお金のない者よ
り優れているとされ、権力を持っている者が権力のない者より優れ
ているとされます。これが「相対比較の価値観」です。人間の世界
は自分と他人を比較して、能力、お金、財産、権力の優劣を競うと
いう相対比較の価値観のなかで勝利するところに人生の満足を見出
そうとします。これが「肉の欲」です。
サタンは相対比較の世界、物質的な世界に人間を閉じ込め、
相対比較の世界で勝利して物質を多くもつことが人間の幸せであり、
そこに人生の満足があるかのごとく人間の心を誘います。サタンは
神の価値観、神の意に反して、人間に比べ全く価値のない物質的な
ものが人間より価値があるという価値観を人間の心に植付けました。
だから、生まれつき人間は肉の欲に生きようとします。お金を求め、
富を求め、権力を求め、栄華を求めます。
サタンは神の価値観、神の意に反する価値観を人間の心に植付けま
す。サタン(へび)はエバの心に神の価値観、神の意志、神のこと
ばに反する価値観を植付け、エバを罪へと誘いました。
創世紀3:6 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに
良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかっ
た。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えた
ので、夫も食べた。
「そこで女(エバ)がみると、まことに食べるのに良く、目に慕わ
しく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。」
神が「それを取って食べてはならない」と命令し、アダムから食べ
てはならないと戒められたにもかかわらず、善悪の知識の木の実は
エバにとって食べるのに好ましいものとなりました。善悪の知識の
木の実を食べることは神の意志に反するにもかかわらず、エバの心
はサタンのことばによって善悪の知識の木の虜になりました。人類
はサタンによって肉の欲の虜になっています。
人間はすべて神によって創られ、創造主なる神はご自身が創られた
ものに優劣をつけることはしません。神の創造は常に最善にして、
最良で、すべてが優なのです。劣はありません。
人間は神の意に反して優劣をつけたがります。神から見て人間に劣
などないのですが、人間は自分と他人を比較して優劣をつけ、心は
優越感と劣等感の間を揺れ動きます。人類は相対価値の虜になり、
相対価値の世界から抜け出ることができません。
------------------------次回に続く-------------------------
本文の聖書のことばは 日本聖書刊行会「聖書・新改訳」を引用
しています。
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