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【いざ、日本再生へ!】 日本再生ニュース★「人権迫害・中国」の共犯者となるな
発行日: 2007/12/7
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平成19年12月7日
テーマ:「人権迫害・中国」の共犯者となるな
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日本政策研究センター
月刊「明日への選択」12月号 今月の主張より
日本政策研究センター所長 伊藤哲夫
最近、クラーク・ラント駐中米国大使が母校のエール大学で行
った講演なるものを紹介する記事をあるウェブサイト(大紀元)で
読んだ。米国外交については理念よりも現実の利益を重視するネ
オ・リアリストの台頭なるものが最近各方面で指摘されているが、
筆者には「人権」という米国外交の魂はまだまだ死んだわけでは
ない、との印象が残った。
ラント大使の講演は中国司法の現状を紹介するものだったが、
大使は特に中国農民たちの中国政府への陳情問題や、法輪功へ
の集団迫害、人権派で知られる高智晟弁護士の当局による拘束
などに関心をもち、これについて中国当局に頻繁に抗議を繰り
返してきたことを語ったという。
このような迫害を容認する当局の指導者とは深い信頼関係を構
築するのは不可能であり、「真の友にはなれない」と、言ったと
いうのだ。
わが福田首相は「相手の嫌がることはしない」というのが対中
外交のモットーだと広言してやまないが、大使はそれでは外交
の原則が立たず、「深い信頼関係」が築けないとするわけだ。
それだけではない。大使はこれ以外にも色々考えさせられる
ことを語っている。
まず中国当局者の口癖「法律に基づいて国家を治める」との言
葉について、大使はそれは「法律を守る」との意味ではなく、
「法律を利用して民衆を制御することを意味する」と解説する。
かかる法律の対象には発言をする本人と中国共産党員は含まれ
ていない、と言うのだ。
次に全国各地の人々が北京にやってきて政府に陳情を試みる
ことについて、大使は当局には彼らの問題を本気で解決しよう
などという誠意はなく、ただ彼らを地方に強制送還することし
か考えていないという。
その上で「多くの陳情者が米国大使館の前で抗議と嘆願を試み、
私の助けを要請するが、しかし私のできることは非常に限られ
ている。そのことに私は深い悲しみを感じる」と述べている。
この言葉を眼にした時、筆者は恐らく日本大使館などにはこれ
らの陳情者はやってはこないのだろうが、それにしても日本の
外交官はこうした問題をどう考えるのだろうか、と思わずには
おれなかった。
報道によればこの十二月、民主党は小沢代表直々の肝いりで、
五百人を超える党使節団を中国に派遣するとのことだ。
現地では、恐らく原理も原則もない「友好、友好」の眼も当て
られないような光景が繰り広げられるのだろうが、せめてそれ
と同時に、大使が指摘するような人権弾圧や迫害といったもう
一つの現実が、この国に確実に進行中であることくらいは忘れ
ないでいてほしい、というのが筆者の叶わぬ願いである。
この十月に行われた中国共産党大会では、「和諧社会の構築」
なるものが胡錦濤総書記の重大方針として提示されたとされる。
「経済の発展を基礎として社会の公平と正義を促進する。全国
民が教育、就業、医療、老後の生活、住宅などで保障を受けら
れるよう努める」というのがその内容だというが、ならばその
共産党指導部が最低限の「公正と正義」を求め、はるばる北京
に出てきた陳情者たちを無慈悲に捕らえたり、暴力を振るった
り、地方に強制送還させたりするのはどういうことなのかと、
そのことくらいは問うてみるのが人間としての務めではなかろ
うか。
大使は「残念ながら、私は多くの兵士を指揮できる将軍では
ない」と力の限界を口にする。
しかし、併せて「このような人権迫害は両国関係の更なる発展
を妨げる」と繰り返し高官たちに訴えているとも言うのだ。
まさにその通りで、にもかかわらず、そんな中国と「東アジア
共同体」なる太平楽を築き上げて行けると考える政治家や学者
たちの感覚がわからない。
そんな連中とこのまま一体になれるとでも言うのだろうか。
この十一月、在外ウイグル人の国際組織「世界ウイグル会議」
の主席、ラビア・カーディルさんがこの日本を初めて訪れたが、
残念ながらマスコミの扱いは小さなものでしかなかったし、そ
れもあってか国民の関心も今一つであった。
「アジアでは最も民主主義の発展した日本の人たちに私たちウ
イグル人の非民主的な抑圧の悲惨を是非とも知ってもらいたい
のです」というのが彼女の切なる願いだったというのだが、そ
の眼に映ったアジアの国・日本の姿は期待に足るものだったの
だろうか。
改めてラント大使の貴重な努力を思わずにはおれなかった。
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Contents19年12月号
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―interview―
☆沖縄集団自決冤罪訴訟で何が明らかになったか
徳永信一(弁護士)
・今回の騒動は予期しなかったが、ここに問題のあるこ
とは知られた。誰でもちょっと調べれば、「軍命令説」
は虚偽であることは自ずから明らかになる。提訴に
踏み切った意味は大きい。
☆南京事件はやはり宣伝戦だった
阿羅健一(近現代史研究家)
・共産中国は四十数年間「南京」を主張しなかった。虐殺
イメージを作ったアメリカ人宣教師たちの正体は?
―opinion―
伊藤哲夫☆「人権迫害・中国」の共犯者となるな
岡田邦宏☆「在日特権」を見直せ
小坂実☆永住外国人「参政権反対」のポイントはここにある
・なぜ永住外国人への地方参政権付与に反対すべきなのか。
伊藤哲夫☆左派の台頭はこうして始まった
・占領軍と「憲法研究会」(上)
―history―
岡田幹彦☆田中光顕 第3回 宮内大臣の天職
―maxim―
村山實☆吾づくりの人間学
第29回 武士の恥
―column―
☆一刀論断
危機こそ好機 一挙に政界再編を
三輪和雄(日本世論の会会長)
☆日本人の知らない中国!)
「残留孤児」が語る「中共」時代
清流(在日中国人による共産中国研究グループ)
☆地方議員は主張する
国づくりの根幹は人づくり
吉田利幸(大阪府議会議員)
☆世相クローズアップ
今年限り? でも、そんなのカンケーねぇ!
☆知っておいてためになる話
・離婚後「幸福感調査」が教えるもの
・あの吉本隆明氏が説く「母子の絆」
☆百題百話
・「信仰は機械的論理の因果ではなく、人格的感情のセンスが大事」
・「訪日の成功は安倍前総理が日本のトップにいたことが大きかった」
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●「明日への選択」ご案内(日本政策研究センター)
http://www.seisaku-center.net/
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〜月刊『明日への選択』について〜
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制作:日本政策研究センター
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