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【いざ、日本再生へ!】 日本再生ニュース:「ポスト小泉」の構図をどう考えるか
発行日: 2006/2/18☆<^0^>☆<^0^>☆<>☆<^0^>☆<^0^>☆<^0^>☆
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平成18年2月18日
テーマ:「ポスト小泉」の構図をどう考えるか
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日本政策研究センター
月刊「明日への選択」18年2月号 今月の主張より
日本政策研究センター所長 伊藤哲夫
昨年の年頭、筆者は今年は中国が日本にとっての最大の問題に
なるだろう、とある所に書いた。その後の事態展開は各位ご存じ
の通りだが、筆者は今年更に強い確信を込め、今年の日本の最大
の問題は中国だ、といいたいと思う。
むろん、それは靖国神社問題とか、東シナ海のガス田問題とい
った個別の重大問題があるから、ということではない。
中国という異常な国家の存在そのものが、この東アジアにおいて、
日本国家の存在と相容れぬ存在になり始めている、という認識を
もつからだ
先日来日したゼーリック米国務副長官は、この日中の現状を「両
国のナショナリズムや中国の大国化を反映したものだ」とし、
「靖国神社問題を超えた問題」との認識を示したとされるが、大
筋の認識は当たっていよう。
日中関係は「何よりも大切」との言をなすものが多いが、この日
本をある媚中派がいうごとく「中華秩序の一員」とでも位置づけ
ない限り、この中国との絶対矛盾は解けないと思う。
ということは、中国との厳しい対立は不可避――との前提に立
ちつつ、腰を据え、根本的な戦略観をもって中国に対峙していく、
という基本姿勢が必要だということだろう。
単に対立関係の緩和が必要だというだけでは、当然そのためにど
んな譲歩ができるか、という話になるだけだし、これまでにもそ
ういう文脈で一方的に中国の手玉に取られてきた先例は枚挙に暇
がないからだ。
大切なのは、むしろ対立は不可避であり、安易な解決策など初めか
らない、と腹を決めてかかることではないか。
ところが今年になってから、一方的にメディアを賑わせている
のが、「アジア外交の再建」なる大合唱である。
相も変わらず朝日新聞が、というのなら話は簡単なのだが、そこに
NHKが、読売新聞が、日本テレビが、TBSが、となっていると
ころがすこぶる怪しいのだ。
とりわけ読売新聞の渡辺恒雄主筆の動きが異様だと筆者は指摘した
いのだが、『論座』二月号では朝日新聞の若宮啓文論説主幹と反靖
国の「共闘宣言」までしているし、先日のTBS番組では筑紫哲也
氏と意気投合していた。
かつての共産党員の地金が出てきたのか、中国に一服盛られたせい
なのかはむろん分からないが、大局から見れば中国の対日工作の線
に沿う動きであることは否定できないだろう。
それだけではない。
そんな動きに煽られて山崎拓氏までもが「ポスト小泉レース」に名乗
りを上げた。
まさか勝算があるとは本人だって思ってはいなかろうが、ここで小泉
首相の対中姿勢とその後に控える安倍官房長官に対する反対世論喚起
の触媒役を狙ったパフォーマンスだと考えれば、その背景も理解でき
るというものだ。
敵を分断し、最大の標的を孤立化せしめる、というのが中国の戦術
である。
それを日本に当てはめれば、中国にとって今や最大の標的は安倍官房
長官であり、そのために氏を孤立化せしめていくことが最大の工作目
標に他ならない。
そのために、国民世論に楔を打ち込み、それを分断せしめ、多数の国
民の中に中国への漠然たる不安を喚起し、「何とかしなければ」と勝
手に思い始めるバカ国民を作っていくのが喫緊の課題なのだ。
好むと好まざるとに関わらず、今年も靖国神社参拝問題がもめ事の
材料になるだろう。
しかし、断言しておくが、中国にとってこの問題は単なる日本揺さぶ
りのための材料に他ならないということだ。
何よりの証拠は、首相の靖国神社参拝に反対する前原民主党代表が、
中国の軍事力は脅威であるといっただけで、昨年秋、中国首脳に会談
を拒否されたという事実である。
ということは、参拝を止めても、その後も全て中国の言いなりになっ
ていなければ、所詮中国からの物言いは終わらないということである。
「アジア外交の再建」など儚い幻想に他ならないのだ。
こうした構図の中で考えると、ポスト小泉の行方は、結果的には
「安倍」対「親中派大連合」といった構図になるような気がしてなら
ない。
それは換言すれば、この日本が再びあの「自虐外交の日本」に回帰す
るか、あるいは「自立の日本」へと更にその歩みを前進せしめていく
かの決定的な岐路になる、という話なのではないか。
本誌はこんな視点で、今年も日本の「明日」を論じて行きたい。
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明日への選択 Contents18年2月号
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―interview―
☆神話が現代に生きる国・日本
萩野貞樹(元産能大学教授)
・日本人は神話の神々をお祀りした全国無数の神社にお参りする。
お祭りとなったら御神輿を担ぐ。天皇陛下は先祖の神々を祀ら
れている。神話が生きて働いている唯一の文明国だ。
☆日本メディア「中国報道」の闇
青木直人(ジャーナリスト)
・なぜ中国での日本企業の挫折は報じられないのか。中国当局に
よるチェック、企業自身の隠蔽、そして何よりも「日中友好」
に縛られた日本メディア。
いまジャーナリストの志が問われている。
―opinion―
伊藤哲夫☆「毛沢東神話」は崩壊した
・「秋収蜂起」も「革命根拠地」も、そして「長征」すらも
「偽造」されていた。『マオ』が語る「正しい中国建国史」。
岡田邦宏☆読売新聞がおかしいのはなぜ?
・「読売新聞は革命的に変わった」「どっちが朝日新聞かわかりません」
と朝日新聞論説主幹が評価した読売新聞主筆。
小坂実☆暴走するフェミニズムへの「歯止め」
・第二次参画基本計画の修正点をどう捉えるか。
伊藤哲夫☆「ポスト小泉」の構図をどう考えるか
―history―
新連載・インテリジェンスとは何か―情報史に学ぶ
第1回 インテリジェンスを理解するには
柏原竜一(インテリジェンス研究家)
・上海領事館での外交官自殺事件が騒がれている。この事件は
情報戦の敗北であり、わが国に専門の情報機関を作れという
声もあがっているが、話はそう簡単ではない。
この連載は、インテリジェンスというものを知る上で、最も大
切な歴史的視点から、そもそも「情報」とは何かということを
解き明かしていこうという試みである。
岡田幹彦☆人間魚雷回天と黒木博司・仁科関夫少佐(一)
海軍機関学校の元気の源泉
―maxim―
村山實☆吾づくりの人間学
第7回 海軍の五省
・至誠に悖るなかりしか(松下元)
―column―
☆一刀論断
日米同盟を軸とする新しい世界秩序を
兪明鶴(大紀元時報記者)
☆地方議員は主張する
山形県政治塾で学んだこと
佐藤広幸(舟形町議会議員)
☆世相クローズアップ
マヨネー一味に制圧された日本
☆知っておいてためになる話
・「東アジア共同体」とは何か?
・中国バブル崩壊の金蔓?
・地域覇権と日米分断をめざす中国
・推進者は朝日と岩波だ
☆百題百話
・「スジを引けば運行状況がすぐに頭に描ける」
・「君は何というパトリオットだ」
・「愛国心は日本人が失った徳目を呼び返す最もふさわしい言葉だ」
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●「明日への選択」ご案内(日本政策研究センター)
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