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シンクタンク山崎農業研究所が農業を中心として健康・食べ物・人物をめぐる情報を提供し、読者との意見交換をはかる農業カルチャーマガジン




『電子耕』No.179-2006.03.09号

発行日: 2006/3/9

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隔週刊「農業文化マガジン『電子耕』」 第179号
−環境・農業・食べ物など情報の交流誌−
2006.03.09(木)発行   山崎農業研究所&編集同人
<キーワード>
環境・農業・健康・食べ物などの情報提供、高齢者と若者、農村と都市の
交流ミニコミ誌。山崎農業研究所&『電子耕』編集同人が編集・発行。
http://www.taiyo-c.co.jp/public_html/yamazaki/yama_index.htm
*************************************発行部数 1381 部***************
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□ 目 次  □----------------------------------------------------
<巻頭言> 科学技術の公共性 大山 勝夫
<80才からのメッセージ> 2・26事件を忘れない 原田 勉
<山崎農業研究所情報>
◇第120回定例研究会要旨
 ――地産地消を野菜の育種、生産、食文化から考える(その1)
<メンカン便り> 2月28日 高田忠典
<老兵の戯言> 落葉の思い出 藤原 昇
<野火止用水開通の風景> その4 漏水の止まった理由 安富 六郎
<編集後記> 種が語りかける世界
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<巻頭言> 科学技術の公共性
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 現代生活に多大の恩恵をもたらしたはずの科学技術は、いま私たちの日常生
活の至近距離でさまざまな問題を抱え、科学技術の「暴走」への不安が市民の
間に高まりつつある。オゾン層破壊、薬害エイズ、遺伝子組み換え食品の安全
性、狂牛病をめぐる混乱、インターネットによる個人情報の漏洩、さらには先
端医療分野における生命操作と倫理問題などこのところ科学技術に起因する社
会問題がマスコミをにぎわしている。

 逆説的にいえば、科学技術は公共の福祉を脅かすもの、民主主義と矛盾する
ものに変質しつつあるのだろうかとさえ思えてくる。こんな疑問に応えるかの
ように、このところ科学技術と公共性を論じた著書が多く出版されるようにな
った。「公共のための科学技術」玉川大学出版部、「科学技術と公共性」東大
出版会、などがその例である。

 ここに自然と人間の関係について調べた興味ある結果がある。人間が幸福に
なるためには、(1)自然に従わなければならない、(2)自然を利用しなければな
らない、(3)自然を征服しなければならない、(4)その他、という設問である。
1953年から1998年の結果をみると、自然を利用することに一貫して肯定的であ
る。しかし、1973年を境に、自然を征服するより、自然に従うべきという考え
が逆転増加している。これは科学技術に起因する社会的諸問題の体験から、一
般市民が過度な自然の制御に懐疑的になったことを示しているのではないか。

 「日本の科学・技術はどこへいくのか」中島秀人著は提言する。科学技術の
進歩が理想的な社会を生み出すという幻想は通用しない。消費生活から国家戦
略まで、「一般社会の誰もが科学技術の当事者になった」がゆえに、科学技術
のシリビアンコントロールが不可欠であると。科学技術の高度化にともなって
専門分化が進み研究者がタコツボ化するなかで、市民と科学技術者の隔壁を取
り払うには「媒介の専門家」の養成が急務であろう。

大山 勝夫
山崎農研会員、日仏農学会顧問
y.nouken@taiyo-c.co.jp

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<80才からのメッセージ> 2・26事件を忘れない
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 1936年、昭和11年2月26日、東京は雪だった。その朝、軍隊が反乱を起こし
た。私は小学校3年生で11歳だったが大人の話でおおよそのことは分かった。
その真相を知ったのは戦後になってからである。しかし、その翌12年には日中
戦争が始まって、いわゆる15年戦争に突入してしまった。

 70年後の現在になって、いろいろの本を読み、先輩の話を聞くと、この2・
26のクーデターが日本を戦争に巻き込み、1945年の敗戦に至る悲劇をもたらし
た元凶であることが分かった。

 私の知っている長野県のMさんは、当時赤坂にあった麻布3連隊の初年兵だ
った。事情を知らず未明に叩き起こされ、上官に従ってクーデターに参加した。
青年将校の読み上げる決起趣意書は、難解な漢語に満ち、国を腐敗させ、民を
苦しめる君側の奸(くんそくのかん)を討つことだと言われてもよく理解でき
なかった。

 しかし、激越な口調で演説している将校の心情は何となく伝わった。当時の
農村は貧しさに耐えかね、娘の身売りが後を絶たない。都市の住民も生活苦か
ら自殺や心中が流行していた。貧富の格差の拡大、社会への怒りと恨みがクー
デター参加の兵士に共感をもたらした。

 「尊皇倒奸(そんのうとうかん)」を呼号する皇道派青年将校が頼りにして
いた老将軍たちは、天皇の激怒にあって期待を裏切った。

 私の知人の初年兵は「今からでも遅くは無い、原隊に帰れ」という天皇の命
令で帰順した。反乱軍の青年将校らは死刑判決を受け、銃殺された。

 結果的に陸軍は、皇道派と対立した「統制派」が実権を握り、太平洋戦争を
推し進めることになった。

 泥沼化した中国との戦争は、和平の道ではなく、米英との開戦によって主戦
論派に押し切られた。

 戦争末期の1945年4月に、2・26事件のとき襲撃された鈴木貫太郎が首相
になった。敗色濃い戦局を早期に終結することが使命であった。しかし、惨烈
な沖縄戦の間も戦争継続し、本土決戦を呼号する最高戦争指導部の反対で平和
交渉は退けられた。

 7月のポツダム宣言にも迅速な対応はなく、広島・長崎の原爆とソ連参戦が
軍部を動揺させたところで、天皇の裁断を拝受する形で、8・15の終結放送
になった。

 2・26事件のクーデターとテロは、殺人だけでなく、国民の心を傷つけ、
思考を麻痺させた。戦時中の軍部の専横を正面切って批判する政治家や新聞は
影をひそめた。

 2・26事件は過去の事と忘れ去ってはならない。現在の政局を見ても、国
会と民衆の意識に大きなズレがあり、マスコミも正面切った批判をしない。国
民の経済生活も貧富の格差があり、労働者は疎外されている。クーデターはい
つでも起こり得る似たような情勢ではないのか。

 小泉政権は、「刺客」などという言葉を安易に使うが、それこそ民主主義の
自殺行為ではないか。


山崎農業研究所会員・『電子耕』編集同人
 原田 勉
tom@nazuna.com
http://nazuna.com/tom/

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<山崎農業研究所情報>
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◇第120回定例研究会要旨
 ――地産地消を野菜の育種、生産、食文化から考える(その1)
   2006年3月4日(土) 太陽コンサルタンツ会議室22名参加

〔講演要旨〕
1.守りたい地方野菜と食文化
―― 野口 勲氏[野口のタネ・野口種苗研究所 埼玉県飯能市]

 かつて手塚治虫漫画プロにいた。いまはタネやに戻った。私のいる飯能は平
地の少ない昔から林業の盛んなところである。地元に農業者はほとんどいない
のでブランド品もないが、そのなかでニホンホウレンソウは人気がある。

 多くのタネ屋も今は外国資本の影響を強く受けて、タネも多くは外国からの
輸入で、包装は異なっても元は同じである。これが全国に栽培されるので日本
の固定種は少なくなった。この固定種の保存に力を入れていきたい。いま扱っ
ているナスは17種ある。固定種はF1(ハイブリッド)よりも味はよく、生命
力も強く、環境変化にも強い、さらに自家採種できるなどのメリットがある。
しかし生育の揃いや形状の点で商品としては不利であり、現在は市場に出てい
るもののほとんどはF1と見てよい。

 日本人の味感覚も変わってきた。全国的に需要も高まって農家もF1を作る
ために生産量は著しく増えた。外食産業からの影響もある。外食産業では、好
みの味をあとで付けるので、味のない方を好む。キュウリなどはとくにこの影
響を受けている。

 現在有機野菜には国の認証が必要である。認証にアメリカやヨーロッパの基
準を導入した。この基準では栽培のタネまで有機栽培のものでなくてはならな
い。これで外国産もJAS認定品となり、わが国の農業は不利な条件を負わさ
ている。これがアメリカからの大量の有機野菜輸入の仕掛となっているとも言
われる。

 固定種は商品化が難しい。だが、人類の歴史と共に栽培され、自然環境にも
っとも合った固定種はその場所で進化し作られてきたものであり、われわれも
これに依存してきた。地産のものを地元で消費することで食文化が育ってきた。
地方野菜である固定種を大切にすることは地産地消の基本の考え方であろう。
この固定種の全国ネットを作ることも考えてよいと思う。
(文責 安富六郎・田口 均)

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<メンカン便り> 2月28日 ※メンカン=ゾンカ語で病院
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ブータンはロサ(正月)を迎えすっかり春の到来が感じられる今日この頃です。

先月末に行われた「全国伝統医会議」では「鍼」治療に対して地方の伝統医た
ちからも興味の声が挙がり指導をしていくことが決まりました。日本とブータ
ンの友好の一助になればと考えております。

 1967年11月、第3代ブータン国王ジグミ・ドルジ・ワンチュックは国民の繁
栄と伝統文化保護の目的で保健省に伝統医学施設の設立を命じた。これに伴い
翌年1968年6月28日、首都ティンプーの郊外ディッチェンチョリンに初の伝統
医学療養所が開設されチベットにて留学修業したペマ・ドルジ、シェラブ・ジ
ョルデンの伝統医師2名が診療にあたった。

 この診療所が現在のブータン国立伝統医学院の前身となる。ブータンの伝統
医療を含めた文化および生活習慣が隣国チベットからの影響を大きく受けて発
展した形である事は一目瞭然である。それにも関わらずこれらの文化はブータ
ンこそがオリジナルであると主張している腑に落ちない政治的側面を垣間見る
事がある。

 ブータン政府が「自国の伝統」を支持するに至った背景には1950年代後半か
ら次々に開国を迫られ文化の衰退の中、滅亡していったチベットやシッキムと
いった仏教王国の歴史の影響は大きい。その様な時代背景の中で世界へ向けて
開国策を示す一方で国内にて進められてきたのが伝統文化の保護政策であった。

 同じ様な傾向はチベット医学を継承するモンゴルや中国医学の流れを組む朝
鮮半島といった国々でも見られる。外国からの侵攻への反発を基に自国の伝統
医学を推進し国の威信をかけモンゴル医学、韓医学と命名し声高に提唱する。

 一方6世紀以来長い歴史を持つ日本の漢医学は19世紀末、国の開国政策と
して衰退を余儀なくされ今日に至っても「医療従事行為」と位置付けられ医療
行為としてさえ認められていない。

 最近中国においても伝統医学の推進を積極的に国策に取り込み、アメリカ政
府は5000万ドルの予算を伝統医学の研究費として費やしている。伝統医学が国
策の道具に使われている様な言い方ではあるが結果的には実際の医療現場にお
けるサービス向上に繋がっている。

 事実患者においては治療の選択肢が増えるわけであるし伝統医学自体がその
国の文化に根付いた精神医学や生活の心構えといった地域的な問題、世界水準
の統計的西洋医学では補えない分野もカバーできるのである。

 ここ仏教国ブータンの伝統医学の最大の特徴は人の一生を生前から死後に至
る死生観にまで昇華している点が挙げられる。診察をするという医療行為と同
時に地域の道徳教育にまで影響を及ぼす。実際にブータンの全ての医療者や国
民が伝統病院に対しこういった点に意識をおきながら生活をしているかという
と疑問も残る。しかし無意識に行っているこのような人々の生活を垣間見たと
き、何か心に起こる懐かしさや憧れといった感情がその国に根づく「文化」の
証ではないかと考える今日この頃である。

ブータン伝統医学院 高田忠典

ブータン伝統医学院だより(ブータン館 来賓室/山本けいこ)
http://bhutan.fan-site.net/raihin.htm
GNH(国民幸福量)のHP
http://www.gnh-study.com
「生涯教育支援」「介護関係者のスキルアップ」
足つぼ療法PC用テキストサンプル
http://www.asitsubo.com/index.html

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<老兵の戯言> 落葉の思い出
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 筆者が住んでいる団地は、造成されて40年近く、俗に云う「3流」の地域
である。小高い山を切り開いて造成されたものらしい。丁度、拙宅の前に、そ
の残骸があり「ちょこっと」ではあるが「うっそう」とした林(森)がある。
筆者のような「百姓」出の人間には、心安らぐ場所である。

 最近、頻繁に「チェーンソウ」の音が聞こえるようになった。それは、この
山の林木が大きくなりすぎて、「落葉」が道路に散乱し、「掃除が面倒臭い」
から、伐採している、という話。

 筆者には、懐かしいカナダやヨーロッパの冬の思い出がある。落葉の中を
「かさかさ」と音を立てながら足早に歩いたこと。いつの間にか、この落葉が、
真っ白に雪化粧する静かな町の光景、今でもはっきりと覚えている。小学校時
代の数年間、カナダで過ごした愚娘、「クリスマスの思い出」は、脳裏から消
え去ることはないという。

 また、ヨーロッパには、今でも15−16世紀の町並みがあり、石畳を歩く
風情は、滞在した者でなければ分からない。歴史の中で生きている人達の心情
は、計り知れないものがある。

 そういえば、筆者が住んでいる小さな町にも、至る所に、街路樹がある。こ
れも、秋になると「丸裸」にされ、黄金色に輝く「銀杏」並木も、数日間で跡
形もなくなってしまう。

 日本では、歴史ある町並みが、どんどんと消えていく。町並みだけではなく、
この国から「人間の心」も「なにもかも」失われていくような気がしてならな
い。老兵の寂しさ一杯の戯言!

藤原 昇
山崎農業研究所会員・中国・浙江大学・客座教授
y.nouken@taiyo-c.co.jp

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<野火止用水開通の風景> その4 漏水の止まった理由
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 なぜ野火止用水は大漏水もなく通水可能になったのだろうか。火山灰土であ
る関東ロームは乾燥収縮の大きい土である。間隙率は70〜80%を占めるから、
空隙を満たしていた水分がなくなれば亀裂ができる。素堀の難しさは掘った土
表面を乾燥から、どう守るかにある。表面の亀裂防止には筵などで表面を覆っ
て養生したのかも知れない。あるいは水路底を叩いて締固める工程をとったか
も知れない。この工程もなく掘ったとすれば、乾燥季には数週間もたてば亀裂
が発生し、水漏れの大きい水路となる。

 亀裂は注水しても自然に消滅するものではない。しかし、この場合でも漏水
は長期間の透水で低下するものなのである。この収まる理由は粒子間の目詰り
による。目詰りには(1)乾燥土が水を吸収するときに生ずる崩落・分散による
間隙の閉塞。(2)間隙にある空気による閉塞。(3)急速な浸透による間隙への粒
子侵入と同時に気泡発生による閉塞。以上の3つが主たる原因と考えられる。

 (1)の崩落については乾燥した土に水が浸潤するとき、内部の空気圧が高ま
り土壌の構造を壊わし、その微細な粒子は分散する。流れの少ないこの段階で
は微細粒子は完全な目詰りを起こすには至らないであろう。(2)の粒子内に存
在していた気体も徐々に外に押し出され、間隙にある空気と一緒になって透水
を遮断する。(3)では浸透の過程で水に溶け込んでいた空気は脱気され、細か
い気泡となって土粒子表面に付着する。しかし、間隙への微細粒子の侵入と浸
透水からの気泡発生には、かなりの浸透流が必要である。速い浸透流によって
土粒子と発生した細かな泡は微細空間を埋め尽くすことになる。

 漏水の大きいとされている関東ローム乾燥土ではこのような目詰り過程を通
して漏水は次第に低下するだろう。これを叶える最も適した外部条件は洪水で
あろう。急激な流れは(1)(2)(3)を一挙に推し進めるのに効果的である。急激
に漏水の止まった理由はおそらく白石の言う夏の大雨にあると思う。洪水によ
る地下水位の一時的な急上昇と、速い浸透流による微細粒子と気泡の混入によ
って、粒子間隙の閉塞は一気に加速されたのではないだろうか。

 この大雨がなければ、通水はさらに遅れたのではないか。これを述べた「紳
書」の通水3年の月日はあまりにも長いが、大雨は漏水低下の物理的条件をお
どろくほどよく満たしている。このような視点からは、工事完了後、ただちに
通水できたとする「萬之覚」は科学的根拠に乏しいようにも感じられる。

安富 六郎
山崎農研会員 電子耕編集同人
y.nouken@taiyo-c.co.jp

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<編集後記> 種が語りかける世界
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 山崎農業研究所・定例研究会第120回で講演いただいた野口種苗研究所の野
口勲さんの話はたいへんおもしろかった。

 種の文化は農の文化、食の文化とふかくふかく結びついている。さらにいえ
ば、それは暮らし方・生き方、ライフスタイルの問題でもあろう。だが日本で
は、高度成長期以降、合理化・近代化の名のもとに、地方の風土と百姓・種屋
の合作とでもいえる固定種と、それを利用する調理方法、そして朝市や野市と
いった流通機構までどんどん捨てられてきた。捨てるよう旗をふってきたのは
国だが、それを受け入れてきたのは農家であり、消費者である。

 種の話しをつきつめていくと否応無しに近代化批判につながらざるを得ない。
これが、野口さんの話しをきいたうえでのわたしなりの結論である。さらにい
えば、グローバリゼーションに対抗する実質的な力が、固定種の世界にはある
のではないか。

2006年03月09日
山崎農業研究所会員・田口 均

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たいことを具体的に。
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◎投稿アドレス変更のお知らせ
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電子耕への投稿アドレスは、117号から発行人の変更に伴い、
y.noken@taiyo-c.co.jp
となっております。投稿される方はこちらのアドレスにお願いします。
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次回 180号の締め切りは03月20日、発行は03月23日の予定です。

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書名:岩波アクティブ新書45『メールマガジンの楽しみ方』
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2006.03.09(水)発行   山崎農業研究所&編集同人
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