ホントに面白い映画はコレだ! 今週の映画瓦版 |
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本当に面白い映画はどれだ!
《映画瓦版・今週の目次》 No.174
2002/09/11
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日本一早い映画評サイト「映画瓦版」から今週の封切り作品をピックアップ!
評価が一目でわかる星取表付き(公開日・劇場名は東京を参考にしています)
★=駄作 ☆=凡作 ☆☆=佳作 ☆☆☆=傑作 ☆☆☆☆=大傑作!
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『まぼろし』 ☆☆☆
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2001年/仏/1h35 9月14日よりシネマライズにて公開
*フランソワ・オゾン監督の手によるヒューマンドラマ。すごい。(三塁打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02050803.html
◆関連HP: http://www.eurospace.co.jp/detail.cgi?idreq=dtl1027651446
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『アバウト・ア・ボーイ』 ☆☆
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2002年/米/1h42 9月14日より日劇3他・全国東宝洋画系にて公開
*男の本音が知りたい女性は必見の映画。ヒュー・グラント最高。(二塁打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02080601.html
◆関連HP: http://www.uipjapan.com/aboutaboy/
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『SUPER8』 ☆☆
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2001年/伊、独/1h32 9月14日よりシネアミューズにて公開
*エミール・クストリッツァ自作自演の音楽映画。楽しい!(二塁打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02061102.html
◆関連HP: http://www.emirkusturica-nosmoking.com/
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『千年女優』 ☆☆
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2001年/日/1h27 9月14日よりシャンゼリゼ他・全国洋画系にて公開
*「昭和」という時代を駆け抜けた女優の一代記をアニメ映画化。(二塁打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02073101.html
◆関連HP: http://www.1000nen.net/
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『命』 ☆
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2002年/日/1h51 9月14日より丸の内東映他・全国東映系にて公開
*出演者は力演。演出も堅実。でも映画としては平凡な印象。(単打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02080501.html
◆関連HP: http://theater.nifty.com/inochi/
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『ズーランダー』 ☆
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2001年/米/1h29 9月14日より銀座シネパトスにて公開
*あまりにもくだらなく、バカバカしすぎる。でもそれが最高!(単打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02082201.html
◆関連HP: http://www.uipjapan.com/zoolander/
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『ジェイソンX/13日の金曜日』 ☆
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2002年/米/1h31 9月14日より銀座シネパトス他・全国洋画系にて公開
*シリーズ10作目となる最新作は宇宙船が舞台のSFホラーだ。(単打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02072402.html
◆関連HP: http://jasonx.excite.co.jp/
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『記憶のはばたき』 ☆
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2001年/豪/1h41 9月14日より日比谷スカラ座2他にて公開
*『メメント』のガイ・ピアースが主演した心のミステリー。(単打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02071501.html
◆関連HP: http://www.gaga.ne.jp/kioku-habataki/
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『echoes〈エコーズ〉』 ☆
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2000年/日、米/1h12 9月14日よりユーロスペースにて公開
*モノクロームの画面は非常に美しい。でもそれだけでは……。。(単打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02082101.html
◆関連HP: http://www.slowlearner.co.jp/movies/echoes/index.shtml
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『クレマスター3』 (未)
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2002年/米/3h02 9月14日より東京都写真美術館ホールにて公開
◇映画瓦版: 試写未見。試写の案内なし。
◆関連HP: http://www.tokyo-photo-museum.or.jp/
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『ディナーラッシュ』 (未)
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2001年/米/1h39 9月14日よりシネスイッチ銀座他にて公開
◇映画瓦版: 試写未見。試写の案内なし。
◆関連HP: http://www.cinemaparisien.com/
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『竜馬の妻とその夫と愛人』 (未)
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2002年/日/1h55 9月14日よりシャンテシネ他・全国東宝洋画系にて公開
◇映画瓦版: 試写未見。試写の案内なし。
◆関連HP: http://www.ryoma.so-net.ne.jp/
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■最新の映画情報は「映画瓦版」のホームページをご覧ください
◎先週観た映画
『Retruner』『ダウン』『テキサス・レンジャーズ』『月のひつじ』『完全犯
罪クラブ』『実録・安藤組侠道伝(アウトロー) 烈火』『猫の恩返し』(計
7本)
◎最新の注目作
公開中の『猫の恩返し』と『Returner』をようやく観た。(2本とも配給は
東宝。僕は東宝の試写を返上してしまったため試写が観られない。)どちらも
少し期待はずれだったかな。今週は『月のひつじ』も観たのだけれど、これも
期待していたほどの感動はなかった。もちろん十分面白くはあるけれど……。
新作では三池崇史監督の『実録・安藤組侠道伝(アウトロー) 烈火』に口
あんぐり。年に6本も7本も映画を撮って、それでもボルテージが落ちない三
池監督にはまったく驚かされてしまう。
◎今週の見どころ
新作『8人の女たち』も公開待機中の、フランソワ・オゾン監督作『まぼろ
し』が非常に面白い。シャーロット・ランプリングが美しい。オゾン監督にし
てはオーソドックスな演出で、ストレートに人間の心の中に分け入っていく。
この演出力と映画のずっしりとした重みは、早くも巨匠の風格。内容的に同日
公開の『記憶のはばたき』とも似たところがあるので、両者を見比べてみるの
も面白いかもしれない。同じようなモチーフを、別の角度から描くとこうなる。
○ヴェネチア国際映画祭受賞結果と『Dolls』のこと
8日に発表された、第59回ベネチア国際映画祭の主な受賞は以下の通り。5
年前に『HANA-BI』で同映画祭のグランプリ(金獅子賞)を受賞した北野武監
督も新作『Dolls(ドールズ)』を携えて現地入りしたが、日本で伝えられる
前評判ほどには評を集められず、結局は無冠に終った。逆に日本ではまったく
伝えられることのなかった塚本晋也監督の作品が、今回から新設されたコント
ロコレンテ(逆流)部門賞の審査員特別賞を受賞している。
金獅子賞『マグダレーン・シスターズ』(ピーター・ミュラン監督)
審査員大賞『狂気の家』(アンドレイ・コンチャロフスキー監督)
特別監督賞『オアシス』(イ・チャンドン監督)
最優秀男優賞ステファノ・アコルシ『愛という名の旅』
最優秀女優賞ジュリアン・ムーア『ファー・フロム・ヘブン』
新人俳優賞ムン・ソリ『オアシス』
コントロコレンテ部門サン・マルコ賞『小城の春』(田壮壮監督)
コントロコレンテ部門審査員特別賞『六月の蛇』(塚本晋也監督)
http://www.labiennaledivenezia.net/gb/cinema/59mostra/index.cfm
それにしても日本の芸能マスコミは、少しばかり名の知れた監督の作品が海
外の有名映画祭に出品されただけで、明らかにバランスを欠いた「グランプリ
確実!」という報道を繰り返すのはなぜだろうか。芸能マスコミが必ずしも映
画マスコミほどには映画に詳しくないということもあるだろうけれど、そもそ
も映画などまったく観ることなく「グランプリ確実!」と連呼しているとしか
思えないニュースは、結局のところ映画会社のPR活動と芸能マスコミが癒着し
きっているから生まれるものだと思う。実際に映画を観てみれば、『Dolls』
がグランプリを取るなどあり得ないということがわかるだろうに。
僕は北野武監督の『Dolls』を失敗作だと思っている。しかしその失敗作は、
才能のある監督が自分の表現スタイルをあえて壊し、新たな表現を獲得してい
く中で生まれる失敗作だ。いわば「偉大なる失敗作」と言えるだろう。黒澤明
でいえば『生きものの記録』や『夢』のような作品に近い位置づけだと思う。
映画の構成としては黒澤の『どですかでん』なんだけどね……。僕は『どです
かでん』も好きだから『Dolls』も好き。でも黒澤の『どですかでん』は、一
般的にはあまり評判のよろしくない映画ですけどね。
http://www.office-kitano.co.jp/dolls/
○「北の国から」終る
去る9月6,7日の放送で、21年間続いた人気テレビドラマ「北の国から」シリ
ーズがとうとう終りました。出演者の成長に合わせていつも同じキャストとス
タッフでドラマを作っていくという、「大草原の小さな家」や「赤毛のアン」
と同じようなスタイルで作られた、日本のテレビドラマには珍しい長寿シリー
ズでした。今回このシリーズに区切りをつけざるを得なかったのは、制作に参
加したスタッフの多くがテレビ局を定年退社する年齢に達したからだそうです。
21年前は30代や40代の働き盛りだったスタッフたちも、今は50代や60代です。
冬には寒風が吹きすさぶ北海道での長期ロケが、体力的にも許されなくなる年
齢に差し掛かっているのです。9月9日放送のドキュメンタリーでは、シリーズ
にずっと参加していたキャメラマンが、病気で倒れたという事件が紹介されて
いました。そんなわけで「北の国から2002遺言」が、21年目の区切りです。
人気ドラマだけに多くの関連本が出版されていますが、決定版は「定本 北
の国から」というシナリオ集。これは21年目の連続ドラマシリーズ時代から、
その後のスペシャルドラマ、最終話となった今回の「2002遺言」まで、すべて
のシナリオを収録した決定版。これさえ手元に置いてあれば、「北の国から」
についてはありとあらゆることがわかるわけです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652044070/eigakawaraban-22
有名なテーマ曲「遙かなる大地より」を含むサウンドトラック盤「北の国か
ら オリジナル・スコア・ヴァージョン完全版」も好評発売中です。とにかく
あのメロディーを聴くだけで、頭の中は「北の国から」一色になり、雄大な北
海道の風景やら何やらがすべてイメージできてしまうのですから、21年間の影
響力は絶大でした。「遙かなる大地より」はさだまさしが作曲した他のどんな
曲よりも、日本人の心に刻み込まれたメロディとなっています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000066ISS/eigakawaraban-22
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編集・発行: 服部 弘一郎
発行部数: 8,509部(No.173)
映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/
ご意見・ご感想は: eiga-kawaraban@nifty.com
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まぐまぐの場合:http://www.mag2.com/m/0000012922.htm
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