ホントに面白い映画はコレだ! 今週の映画瓦版 |
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本当に面白い映画はどれだ!
《映画瓦版・今週の目次》 No.160
2002/06/05
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日本一早い映画評サイト「映画瓦版」から今週の封切り作品をピックアップ!
評価が一目でわかる星取表付き(公開日・劇場名は東京を参考にしています)
★=駄作 ☆=凡作 ☆☆=佳作 ☆☆☆=傑作 ☆☆☆☆=大傑作!
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『アイ・アム・サム』 ☆☆☆
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2001年/米/2h13
6月8日より丸の内ピカデリー1他・全国松竹東急系にて公開
*ショーン・ペン主演の親子もの。芝居巧者がたっぷり泣かせる。(三塁打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02031903.html
◆関連HP: http://www.iamsam.jp/
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『きれいなおかあさん』 ☆☆
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1999年/中/1h30 6月8日よりシャンテシネにて公開
*コン・リーが難聴児の母を演じるヒューマン・ドラマ。(二塁打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02040402.html
◆関連HP: http://www.movietv.co.jp/product/kirei.html
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『模倣犯』 ☆
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2002年/日/2h03 6月8日より日劇2他・全国東宝系にて公開
*宮部みゆきの小説を森田芳光監督が脚色・監督した作品だが……。(単打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02052403.html
◆関連HP: http://mohouhan.yahoo.co.jp/
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『銀杏〈いちょう〉のベッド』 ☆
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1996年/韓/1h26 6月8日よりシネアミューズにて公開
*『シュリ』の監督・主演コンビが作った伝奇ロマン。(単打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02042503.html
◆関連HP: http://www.gingkobed12.com/
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『月のあかり』 ☆
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2001年/日/1h52 6月8日よりテアトル池袋にて公開
*作り手の意図が思い切り空回りしているような気が……。(単打)
◇映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/02/02042502.html
◆関連HP: http://www.rex-creative.jp/yagijiru/
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『スコーピオン・キング』 (未)
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2002年/米/1h32 6月8日より日劇3他・全国東宝洋画系にて公開
◇映画瓦版: 試写未見。試写の案内なし。
◆関連HP: http://scorpionking.lycos.co.jp/
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■最新の映画情報は「映画瓦版」のホームページをご覧ください
○先週観た映画
『イビサボーイズGO!DJ!』『ダスト』『エイゼンシュテイン』『ラッキー・ブ
レイク』『スコーピオン』『チキン・ハート』『今昔伝奇/剣地獄』『チョコ
レート』『ザ・プロフェッショナル』『LOVE SONGS』『ハイ・クライムズ』
『クライム&ダイヤモンド』『パルコ フィクション』(計13本)
○最新の注目作
『チョコレート』の試写室はいつもやけに混んでるのだが、これは単に「ハ
ル・ベリーがオスカーを受賞した」という話題性だけでなく、映画もちゃんと
面白いからだろう。派手な演出はないのだが、人間が心の内面に抱えた葛藤を
丁寧に描き出す脚本と演出の確かさが、最後に大きな感動を生み出す。
◎今週の見どころ
GWと夏休みの間にはさまれて、各社とも目玉作品の封切りを控えている時期。
注目は『スコーピオン・キング』だろうが、僕は試写を観ていないのでないよ
うについてはコメントできない。映画としては『アイ・アム・サム』もお薦め
だが、お話自体は予想できるもの。ただしこの映画、子役が素晴らしい!
○『ゴッドファーザー』に夢中!
ソニーマガジンズ社から発売されているハーラン・リーボの「ザ・ゴッド
ファーザー」を読んで、映画『ゴッドファーザー』の世界にどっぷりとはまっ
てしまった。この本は1972年に製作されたコッポラ監督の映画『ゴッドファー
ザー』が、いかにして作られたかを詳細に記述したメイキング本。マリオ・
プーゾが原作を書くところから始まり、映画か決定までの道のり、監督やキャ
ストが決定するまでの紆余曲折、映画会社に対してアメリカのイタリア人社会
や当のマフィアたちからかけられた圧力の数々、撮影開始直後から訪れる監督
解任の危機、マーロン・ブランドを初老の男に変身させた特殊メイクの秘密、
公開当時から話題になった銃撃シーンのトリック、シナリオの改訂作業、撮影
したもののカットされてしまったシーンなどについて、じつに細かく書いてあ
る。主として1作目についてだが、2作目3作目についても記述があるので、
これを読むと『ゴッドファーザー』を通しで一気に観直したくなる。僕はこの
本を古書店でたまたま見つけて2000円で購入したのだが、定価3500円を払って
も決して損はないと断言できる良書。ハリウッドの映画会社が小説をどのよう
に映画化するのか、映画会社と映画監督の関係はどうなっているのか、映画作
りにおいてシナリオがいかに重要なのかなどを、『ゴッドファーザー』という
映画をテキストにして学べる映画の教科書でもあるのだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789717747/eigakawaraban-22
そんな『ゴッドファーザー』三部作をDVDで見ようとすると、現在は「ゴッ
ドファーザーDVDコレクション」というBOXセットを購入するしかない。僕はこ
れをamazonで購入したのだが、全部でDVD5枚組というたいそうボリュームの
あるセットになっている。メイキング本を読んだ後にコッポラの音声解説を聞
いたり、特典ディスクに収録されているメイキングを見たりすると、映画製作
の裏側がより一層くっきりと見えてくる。特典ディスクには「ザ・ゴッド
ファーザー」に記されていた削除シーンや、オーディション用のカメラテスト
映像、リハーサルシーンなどが収録されている。これらは活字で読むより、や
はり映像として見られた方が面白い。『ゴッドファーザー』には劇場公開され
た3部作の他に、エピソードを年代順に並べたテレビ版やビデオ版が存在する。
いずれこうしたものも、DVD化されるかもしれないが……。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005NNBU/eigakawaraban-22
マリオ・プーゾの原作は現在も早川文庫で手に入れることができる。映画は
1作目が原作をほぼそのまま踏襲したもの。2作目はマイケルのエピソードが
オリジナルだが、ビトーのエピソードは原作にあったエピソードをもとにして
いるという。3作目は原作からキャラクターを引き継いだオリジナル。ただし
映画にはすべてプーゾ本人が参加し、コッポラと共同でシナリオを書いている。
だから映画のタイトルには「Mario Puzo's」という肩書きが入っている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150400547/eigakawaraban-22
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150400555/eigakawaraban-22
『ゴッドファーザー』は3部作すべてのサントラCDが、今もちゃんと発売さ
れ続けている。DVDがあればサントラ盤はいらないかというと、必ずしもそう
ではないわけで、仕事をしながら部屋に音楽を流して、どっぷりと世界にはま
りこみたいということだってある。狭い台所で茹でたスパゲティと安いワイン
の食事も、『ゴッドファーザー』のサントラをBGMにして食べれば、なんだか
すごく豪華なイタリアの食卓に見えてくるかもしれないぞ! パート1から
パート3までの各サントラ盤の他に、各映画から主要な曲を集めて1枚にまと
めた「ゴッドファーザー・トリロジー」というCDも発売されている。以下のリ
ンクは上から順に映画三部作のサントラで、最後が「トリロジー」。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000063KZ0/eigakawaraban-22
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000063KZ1/eigakawaraban-22
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G3IE/eigakawaraban-22
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005S7CR/eigakawaraban-22
映画からは少し離れるが、原作者のマリオ・プーゾが小説を書くにあたり、
コルレオーネ・ファミリーのモデルにしたと言われている実在のマフィア組織
の実録本が発売されている。タイトルは「ゴッドファーザー伝説―ジョゼフ・
ボナーノ一代記」。このジョゼフ・ボナーノこそ、映画に登場するドン・コル
レオーネのモデルであり、本の著者ビル・ボナーノはマイケルのモデルになっ
た人物だという。シチリア出身の父が築いたファミリーを、大学出のインテリ
だったビルが継ぐという話は、そのままプーゾの小説にも取り入れられている
のだ。ボナーノ・ファミリーについてはゲイ・タリーズの「汝の父を敬え」と
いうノンフィクションも出版されていたが、これは今から10年ほど前に文庫化
されたまま、現在は残念なことに品切れになっているようだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087733629/eigakawaraban-22
○映画日記をつけよう!
映画瓦版も元はと言えば、大学ノートに付けていた映画日記。その後Macで
ハイパーカードのスタックを作ることを試み、さらにHTMLを使ってホームペー
ジを作るに至ったという経緯がある。たぶん大勢の映画ファンが、自分自身の
映画鑑賞記録を何らかの形でまとめていると思う。
以下に紹介するのは、Windowsパソコンを使って映画鑑賞記録をまとめるフ
リーソフト。映画館やテレビやビデオで映画を観たあと、自分のできる範囲で
データを入力しておくと、やがて自分専用の映画データベースが出来上がると
いうもの。画像も取り込めるので、チラシやパンフ、手元に残った前売り券の
半券などをスキャンして取んでおいてもいいだろう。
→映画日記Ex: http://www5a.biglobe.ne.jp/~dinah/
○第55回カンヌ国際映画祭・受賞結果
先月26日にカンヌ映画祭の受賞結果が発表されている。パルムドール(最優
秀作品賞)は、ロマン・ポランスキー監督の『THE PIANIST(戦場のピアニス
ト)』。第二次世界大戦中にポーランドの首都ワルシャワのユダヤ人居住区で
生き延びる男性を描いた作品だが、じつはポランスキー監督自身も当時はポー
ランド国内のゲットーで生活し、そこで母親を失った経験を持っているという。
グランプリ(審査員特別大賞)はアキ・カウリスマキ監督の『THE MAN
WITHOUT PAST(過去のない男)』で、本作に主演したカティ・オーティネンも
主演女優賞を受賞。主演男優賞はベルギー映画『THE SON(息子)』のオリビ
エ・グルメ。監督賞は『CHIHWASEON(酔画仙)』でコンペに乗り込んだ韓国の
イム・グォンテク監督と、新作『PUNCH-DRUNK LOVE(パンチドランク・ラ
バー)』を出品したポール・トーマス・アンダーソン監督が受賞している。
モニカ・ベルッチの過激なレイプシーンが話題になったキャスパー・ノエ監
督の新作『IRREVERSIBLE(イルバーシブル)』は結局無冠だった。
カンヌ映画祭公式サイト: http://www.festival-cannes.com/
○AERA Mook 80号『キリスト教がわかる。』発売中!
映画鑑賞という趣味を仕事にしてしまった僕にとって、現在唯一の趣味はキ
リスト教の歴史やその周辺文化について調べることかもしれません。そんなわ
けで、朝日新聞社から発行されているAERA Mook 80号『キリスト教がわか
る。』に、「映画でわかるキリスト教」という原稿を書きました。本体1200円。
(通っている教会の牧師先生が同じ本に寄稿していてプレッシャーも感じまし
たが、おそらく先方は僕の顔も知らないでしょう。)amazonでの取り扱いがな
い本なので、朝日新聞社のページを紹介しておきます。
http://www3.asahi.com/opendoors/span/aera/mook/
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◎新着DVDニュース
『フェリックスとローラ』 6/5発売
パトリス・ルコトントの新作。遊園地で出会った謎の女ローラの正体は?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000065EGI/eigakawaraban-22
『恋する遺伝子』 6/7発売
アシュレイ・ジャドとヒュー・ジャックマン主演のラブ・コメディ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006591I/eigakawaraban-22
『ゴーストワールド』 6/7発売
スティーブ・ブシェミ演じるブルースマニアのダメ中年につい共感……。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000064819/eigakawaraban-22
『スウィート・ノベンバー』 6/7発売
キアヌ・リーブスとシャリーズ・セロン主演のほろ苦いラブストーリー。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000064959/eigakawaraban-22
『O〈オー〉』 6/7発売
ジョシュ・ハートネット主演の現代版「オセロー」。終盤は劇的な緊迫感!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000065CAU/eigakawaraban-22
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編集・発行: 服部 弘一郎
発行部数: 8,249部(No.159)
映画瓦版: http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/
ご意見・ご感想は: eiga-kawaraban@nifty.com
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まぐまぐの場合:http://www.mag2.com/m/0000012922.htm
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