葵マガジンK |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
*多重人格の急須 101*
(全160話)
※配信が飛びましたことをお詫び致します。すみませんでした。
舞子、使役する 1
"主"の瞳が、再び光った。「私はただ、生きたいと」
舞子はとっさに、木多丘にしがみついた。
"主"の目から発せられた光線はまっすぐに舞子と木多丘の方を目がけて伸びてきたが、木多丘のかざす掌の手前で放射状に広がり、空中へ散って行った。
舞子は息を呑み、目を見開いた。
「それは大それた望みなのだろうか」
さらに光は発せられ、やはり木多丘の手の前に散らされた。
「そ」舞子は、木多丘の体の後ろから顔半分だけを覗かせながら答えた。「そんなことはないけど、でも地球では無理だよ、そのビームじゃあ」
「そうよ、地球じゃなくて他の星へ行ってよ」遥香の声がすぐ近くに聞えた。
舞子が振り向くといつの間にか遥香は、真央子を抱っこしたまま木多丘の背後、つまり安全地帯に避難してきていた。
「地球ほど資源に恵まれた星はない」"主"は言い、目から光がほとばしり出て、木多丘の手により散らされた。しかしやっぱり舞子は息を呑んで身をすくめるのだった。
*次回へ*
やつらは「何か」に取り憑かれている──オムニバス・ホラーコメディ
「ハーイ皆死んだ魚の目でチ〜ズ」(作/葵むらさき)
連載中!
おりおん☆
http://de-view.net/
by 葵むらさき
http://murasaki.aoi.peewee.jp/
解除はこちら
http://www.melma.com/backnumber_151885/
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
