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Brazil Today
発行日: 2008/5/29━━■ P R ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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BRAZIL TODAY 2008/6/2(361号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース (毎週配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、5月28日現在 R$1=\62.93
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■伯銀、ノッサカイシャを購入予定(5月22日)
伯銀は5月22日、ノッサカイシャを購入することになった。この金庫の創立は
1917年昨年12月の資産総額は伯銀が3,578億レアル、ノッサカイシャは474億
レアルにて合計4,052億レアル、イタウ銀行の2,888億レアル、ブラデスコの
2,844億レアルとの差を一段と拡大した。第4位は連邦貯蓄銀行の2,496億レ
アル、以下は若干離れて、ABNアンロ1,587億レアル、ウニバンコス1,480億
レアル、サンタンデル1,163億レアルが続き、この後には預金量1,000億レア
ル以下のHSBC、サフラ、ボトランチン、シティーが続く。
新伯銀の第一4半期の純利益は伯銀23.47億レアルとノッサカイシャ1.15億レ
アル、収入は25.68億レアルに2.51億レアル、行員数は8.34万人と1.50万人、
支店数は15324店と559店にて合計15,883店になる。ノッサカイシャの開設さ
れたのは1917年、第一次大戦の後、ヨーロッパ向けコーヒー輸出が切断され時
代に、アルチノ・アランテス氏により開設されたもの、主として少額の預金を
集め、サンパウロ、サントス、カンピーナス、リベイロンプレットなどの商工
業へ融資した。これが現在では560支店、行員15,032人の銀行となった。
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■失業率は史上最低の8.5%に下がる(5月22日)
4月の失業率は8.5%、これは統計院IBGEによる月次雇用者数調査PMEが02年
3月に開始されて以来の好成績、今までの最低記録は昨年4月の10.1%であっ
た。労働者の平均給料はR$1,208に上るが、最高記録は02年のR$1,229にて、
1.7%ほど不足している。失業率は02年には12.5%、04年には13.2%と高率で
あったのが05年には10.8%と低下、昨年は10.1%となり、08年には8.5%とい
う好成績であった。但し、15才から24才という若年層の失業率が高く、46.6%
に達しているのが欠点である。
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■4月徴収としては新記録の598億レアル(5月22日)
4月の徴税としては小切手税CPMFが廃止されたのが最も大きな変化であり、こ
れによって累積税額にてCOMF小切手税CPMFは前年121億レアルが10億と減少し
たが、所得税が昨年当月までに543億レアルであったのが本年は666億レアル、
また、CSLL128億レアルが157億レアルというように増収があったために、4
月までの徴収累計は08年2,232億レアル、昨年度の1,983億レアルよりも249
億レアル増という成績におさまった。
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■パラ州、誰がインヂオに武器を売ったのか(5月22日)
パラ州南部のアルタミラ付近のインヂオたちは、伝来の弓矢や手刀を所持して
いる者が多く、『シングー万歳』の集会では、昔から伝わる武器以外に鉄砲と
弾薬が現われ、誰がこれらを売却したのかが問題化されている。
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■ミンク環境相、アマゾンの無断伐採を語る(5月22日)
新規に環境相に任命されたミンク環境相が自然破壊の一例として挙げた慈善破
壊は次の通り。連邦警察はアマゾン奥地、マナウスからソリ前はモンエス河を
西方へ約400キロの地点、コアリ市において廃屋の中に多量の札束が放置され
ているのを発見し、これを押収した。マナウスの連邦貯蓄金庫に依頼して、職
員を派遣して貰い、勘定した結果689万レアルを越える。恐らく、密輸資金と
も思われるが、誰もおらず、持ち主が一切不明であった。広い面積の上、殆ど
無人の場所である故、これ以上の捜査は困難といえる。
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■ペトロブラス社長、石油生産分離を支持(5月23日)
ブラジルの石油生産は日240万バーレルという自給自足水準に達し、ペトロブ
ラスの第一四半期は、資産総額2,314億レアル、営業収益469億レアル、諸税
公課支払140億レアル、純益69億レアルという成績である。
国内における精油所はリオのヅッケ・デ・カシアス、COMPERJとミナス州のベ
チン。サンパウロ州のサンジョゼ・ドス・カンポス、クバトン、マウア、パウ
リーニャの4ヵ所。南に下ってアラウカイア(PR)とカノアス(RS)。北方へ
はベチン(MG)とサンフランシスコ・デ・コンデ(BA)。更に東北伯ではフォ
ルタレーザ(CE)、マナウス(AM)に精油所があり、これ以外にスアペ(PE)、
サンルイス(MA)に精油所建設を予定している。
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■イタウ、ノッサカイシャの伯銀へ売却に不満(5月23日)
ノッサカイシャの伯銀への売却に関してイタウ銀行が不満を表明した。イタウ
銀行のロベルト・セツバル頭取はエスタード紙の記者に対して「銀行の売却に
関しては民間銀行にも官立銀行と同様の条件にて買取りの権利がある。これを
当事者間における話し合いに基いて行なうのはルールに外れた行いであり、当
然、競売によって所有者を決定すべきである」との意見を述べた。カンピーナ
ス大学のベルーゾ教授も「この場合、伯銀も当然、市中銀行と同様の立場に立
つべきである」と語る。
なお、伯銀は資産総額3,578億レアルにて伯国第一、これに続くのはイタウ銀
行の2,888億レアル、次いでブラデスコ2,844億レアル、ノッサカイシャは12
位の474億レアルである。
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■南米12カ国の国家主席が防衛会議(5月23日)
南米の12人の国家主席がブラジリアに集合し、南尾米の防御に関して南米連動
特別会議UNASULを開催する。UNASULとは南米12カ国により地元の結束を固め、
OEA、リオグループなどに替わり政治問題などを解決しようとして組織された
もの。例えば、コロンビアとベネズラの対立問題の解決策を探すなどの問題を
取り扱いたいという。
パラグアイはヅアルテ大統領に替わりルートス氏、ウルグアイはロドルフ・ニ
ン・ノボス副大統領であるが、他は総て大統領が出席する。アルゼンチンのク
リスチーナ大統領、チリのバチャレット大統領の2女史を始め、最左翼のベネ
ズエラのチャベス氏、ボリビアのモラレス氏、最右翼のコロンビアのウリベ大
統領。ペルーのガルシア氏とエクアドルのコレア氏、これにギアナのジャグデ
オ氏とすりナメのベネチアン氏、地元のブラジルのルーラ氏が入る。
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■南米民族会議UNASULの発足(5月24日)
現在、ブラジリアにおいて南米民族連合会議UNASULが12カ国の首脳を集めて開
催されている。これはルーラ大統領の提唱による会議、ブラジルのルーラ大統
領を始めとして、クリスチーナ大統領(アルゼンチン)、チャベス大統領(ベ
ネズエラ)などのメルコスールのメンバーとアンデス共同体CANのボリビア、
ペルー、エクアドル、コロンビアの構成国、および、チリのバシャレー首相で
あった。
構成国の人口と所得水準はブラジルが1.893億人、所得13.136億ドル、アルゼ
ンチンが3,940万人、2.6億ドル、ウルグアイが320万人、2.3億ドル、パラ
グアイが600万人、1.09億ドルにベネズエラが2,750万人、2.36億ドルがメル
コスール加入国、これに準加入国としてチリの人口1,660万人、1.64億ドルが
加わる。
更に北方にはアンデス共同体CANのボリビア980万人、1.32億ドル、ペルー
1.09億人、1.09億ドル、エクアドル1,370万人、4,420万ドル、コロンビア
4,750万人、1.72億ドルが続き、メルコスールおよびアンデス共同体CANのい
ずれにも加入しなかったが、南米民族連合会議UNASULに参加したのはギアナ人
口80万人、10億ドル、スリナメ50万人、24億ドル、仏領ギアナの3カ国。これ
ら総ての南米大陸の国々の合計は人口3.82億人、国民所得23.49億ドルとなる。
第一回の南米民族連合会議は上記の11カ国と1地区がメンバーと集合し、これ
が如何に発展するかは将来の問題として、南米において対話の舞台が準備され
たのは大いなる進歩でいえる。
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■銀行側の希望、ノッサカイシャ売却は競売で(5月24日)
今回はノッサカイシャが伯銀へ売却される商談が進められている模様であるが、
イタウ、ブラデスコ、サンタンデル、ウニバンコなど私立銀行の中で、ノッサ
カイシャの売却は競売によるべきであるとの意見が高まっている。ノッサカイ
シャは07年においてブラジルにて12番目の資産高474億レアルの銀行、この買
取りの話によって株価はR$28からR$36.30にまで上昇したが、これは競売によ
って解決すべきものというのが、一般市場における意見であるという。
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■ビールのINBEV、更に拡張も可(5月24日)
ブラジルのビール会社AMBEVとベルギーのINTERBREWが合併してINBEV社が発足
したが、更にビールのバッドワイザーを製造するアニェウゼルーブッシュ社を
購入するために460億ドルを提供しても良いとの手紙を発信した。購入の条件
は一株当りUS$65、現在に価格に20%のプレミオ付きの値段。この報によって、
昨日のアメリカのビール会社の株は7.66%の上昇、INBEVの方は2.86%の下げ
であった。
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■未開地にて、2日に1種の植物新種発見(5月24日)
ブラジルは一方を大西洋海岸山脈へ、他方は奥地に向かって急速に発展しつつ
あるため、2日間に1種の割合で植物の新種が発見され、登録されている。03
年から04年までの植物新種は03年184種、04年183種、05年206種、204年
204種、90年から06年にかけて発見されたブラジルにて植物新種は2,875種と
いう膨大な数にふくれ上る。ブラジルの樹相、面積、比率はアマゾン森林が
420万平方キロ(49.2%)、大西洋樹林は111万平方キロ(13%)、セラード
204万平方キロ(24%)、カーチンガ84万平方キロ(10%)、パンパス18万平
方キロ、パンタナル15万平方キロという分布である。
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■金利と税金が高く、景気阻害が確実視(5月25日)
国民所得に対する投資の比率は17.6%の4,500億レアルであるが、これに対す
る国民所得は21%増の6,200億レアルであり、国民所得の達成値に対して、実
績値は可成り不足している。03年から05年の開発銀行の企業に対する融資は大
企業向け業に84.5%、中企業に8.7%、小企業に6.8%の割り振り、輸入の伸
びが輸出を上回り、この傾向が今後も続くならば、09年には輸出と輸入が均衡
されずという状態が継続する。
しかし、サービス収支分は赤字を継続せざるを得ない故、為替収支は赤字の連
続にて国民経済は破産状態に陥る。これを防ぐには、輸出を伸ばして為替収支
の赤字を埋めなければならない。現在の輸出は国民所得の1.18%、16.06億ド
ルであるが、これを更に拡張し、国民所得の1.25%、20.88億ドルとして、差
額を埋める必要に迫られる。しかし、現在の国民所得16.06億ドルから20.88
億ドルに成長させるには約30%の成長が必要、これがブラジル国民に必要な成
長である。
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■インジオとの地権争い、10地区に達す(5月25日)
ブラジルの北端、ロライマ地権争いが問題となり、インヂオとの土地抗争が表
面に浮かび上がったが、現在、地権を巡り、抗争中の土地は国内各地にあり、
その主なものは下記に示す10箇所である。
1)ラポーザ/ソール山は北部ロライマの170万ヘクタール、インヂオのマク
シ、ワピシャナ、インガリコなど5部族の土地、最高裁STFは非インヂオの退
去を中止させた。2)イアノマミは北部アマゾナスと東部ロライマの970万ヘ
クタール、イアノマミ族と金堀りおよび大農場との土地占拠争い。3)ルーズ
ベルトはロンドニア州のエスピゴン・ド・エステの23万ヘクタール、シンタ・
ラルガ族とダイヤ無届け採掘の連中の闘争の地。
4)アピテレワはシングー河アルタミーラ付近(PA)の77万ヘクタールを占め、
インヂオと材木商・農場主との闘争の地。5)カイアポはサンフェリックス・
ド・シングー(PA)付近を占める320万ヘクタールの土地、この地には金およ
び優秀材木に恵まれている。6)マライワテデはサンフェリックス・ド・アラ
グアイア(MT)にあり、面積16万ヘクタール、シャバンテス族の生息地である
が、牧場が入り込み、紛争が多い。
7)アラグアイアの川中島として有名なバナナル島(TO)は130万ヘクタール、
カラジャ、ジャバエ、イアノマニ族の生息地、以前から牧牛地として知られて
いた。8)パラゴミナスなどガマ河上流の町、28万ヘクタール、不法材木採集
と不法土地所有者などが多い。9)アラリボーラ(MA)はマラニョン州に属し、
41万ヘクタール、材木と麻薬など。10)トルカはペルナンブコのカブラコ付近
に生息するインジオにて1,600ヘクタール程の土地を有し、隠れてマコーニャ
栽培を行なっている。
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■コロンビア、FARC首領の死亡を発表(5月25日)
コロンビア政府は内戦の対向者FARCの首領と見做されるペドロ・アントニオ・
マリン、仇名チロフィジョ(78才)は3月26日に死亡した。発表はコロンビア
防衛大臣、ホアン・マヌエル・サントス氏により行なわれたもの、これで、コ
ロンビア政府の力は上昇すると思われる。
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■ペルー国境、3,687部落に住むインヂオ(5月25日)
アマゾン河を遡行し、コロンビアの国境に達した地点にタバチンガの町がある。
ここからアクレ州までの間はアマゾン中でも未開地に属する。東からのイタク
アイの畔にはクナマリス族の部落が9ヶ所ほど存在、その東はイツイ河、河下
からコルボス族が2ヶ所、マテス族が2ヶ所、後はマルボー族が13ヶ所に分か
れて住む。
国境線を流れるジャバリ河の支流クルサ河でもマルボー族の部落が6ヶ所ある
が、他の支流プラド河を含めてこの流域はマテス族が7部落を支配する。また、
マテス族は国境線に沿ってジャバリ河に4部落を有しているが、河下に近い個
所でクナマリス族の勢力が強くなる。この一帯ではペルーとの国境に近い場所
にクラマリス族ン次いでマテス族、奥クルサ河とその背後ではマルボー族、最
も奥にクナマリス族というのが、この付近一帯の民族分布であると思われる。
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■FARC、指導者の死を確認、後継者を発表(5月26日)
コロンビアのゲリラ組織FARCは今までの組織の最高指導者マヌエル・マルラン
ダ氏の心臓麻痺による死亡を確認し、後継者としてアルフォンソ・カノ氏が選
ばれたとテレビのテレスールを通じて発表された。カノ氏は52才、FARCの政治
思想家であり、ゲリラ指揮で成功し、指導者に昇級した。ナオ、カノ氏派「平
和交渉を開始する用意がある」と声明した。
なお、この国における政府とゲリラの戦闘の歴史は古く、自由党の発足は1948
年、マルクス主義の革命軍FARCの発生は60年台に中西部においてマヌエル・マ
ルランダ氏、通称チロフィホのリーダーによって開始されたもの。国内におい
て国軍、ゲリラ隊、右翼自衛隊という3軍隊が争う歴史を半世紀以上も継続し
ている。
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■急上昇の債務がブラジルの成長を抑える(5月26日)
リスク管理の代理店、スタンダード&プアーズに勤務するライザ・シュナイラ
ー常務の意見に基けば「ブラジルは租税および社会保証の債務の上昇によって、
現在の経済成長にブレーキが掛かり、脱却に悩んでいる。現状を分析すれば、
経済成長は精一杯で4%から4.5%の程度であり、5.4%の成長は望めない。
ブラジル経済の最大の弱点は財政にあり、債務総額が国民所得の47%というの
は余りにも高率であり、これを半減する必要がある。最も根本的な点は経費を
節減し、投資を増加する点にあり、このようになれば、経済は更に強力なもの
となり、世界に羽ばたける国となるであろう」と述べた。なお、証券取引委員
会CVMは伯銀と貯蓄銀行ノッサカイシャの株式取引その他に関して不正取引が
なかったかに関して取調べ中という。
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■連邦入植地、開発許可80億レアル無しで入植(5月26日)
これは入植の不備に関してであるが、85年から06年の21年間に植民院の経営す
る入植地の85%、75万家族は地権無しであり、今に到るまで地権を受取ってい
ないことが判明した。入植者数は北伯30.8万家族、東北伯25.7万家族、中西伯
11.6万家族、東南伯3.4万家族、南伯3.3万家族、合計74.8万家族であり、そ
の理由としては、環境使用許可の不備、技術支援不足、道路不足、水不足、電
力不足などの理由が挙げられている。
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■アルゼンチン、再び抗議態勢に戻る(5月26日)
アルゼンチンでは、選挙のために暫らく沈静化していた大衆動員のデモが再び
盛んとなり、5月25日のクリスチーナ大統領に対するデモ参加予定者は25万人、
亜国農業連盟社会CRAおよび農業組合連合CONINAGROは、本日の交渉が成功しな
い場合、来る火曜日には大々的な抗議デモに入るのを予定している。
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■連邦警察、犯罪組織中のパウリーニョを逮捕(5月26日)
連邦警察は現在、開発銀行BNDE汚職事件を捜査中であるが、フォルサ労組出身
のパウロ・ペレイラ・ダ・シルバ下院議員(PDT-SP)を犯罪組織関係者として
逮捕した。容疑はプライア・グランデ市市長より受取ったR$18,397、および、
ロージャス・マリオーザよりのR$82,163の小切手に関する件である。
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■3本足の探索機、火星に到着し調査を開始(5月26日)
アメリカの探索ロボット機『フェニックス』号は火星表面から13キロの地点に
到着、徐々に高度を下げ、5月28日20時53分、無事に火星に到着し、「こちら
は火星」と報告、命令に従い、土壌を採集し始めた。
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■為替収支、史上最悪の累積赤字を記録(5月27日)
為替収支の悪化に関しては、数ヶ月前から心配させていたが、4月貿易収支
33.10億ドル、国民所得の1.08%という赤字によって遂に1月より4月まで史
上最高の141億ドルという記録を達成した。即ち、4月の為替収支は輸出
140.59億ドル、輸入123.15億ドルにて貿易収支は17.44億ドル黒字。サービス
収支は金利3.48億ドル赤字、利益および配当36.96億ドル赤字、国際旅行7.87
億ドルにて小計53.31億ドルの赤字。これに振替取引2.76億ドルの黒字が加算
され、為替取引は33.10億ドル、国民所得の1.08%に相当する赤字となる。
為替取引が次第に悪化し、1月には12ヵ月間の取引がマイナスに転化、4月の
33.10億ドルを加算して、過去12ヵ月の取引がマイナス146.55億ドルに達する
という間の抜けた成績。昨年4月の貿易収支18.06億ドル、国民所得のプラス
1.22%の黒字と比較して、この成績にフォーリャ紙は「史上最悪の成果」とい
うタイトルを付した。なお、外国資本の4月の直接投資は38.72億ドルの流入、
利益送金は36.96億ドルの流出。
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■農村金融の再交渉に70億レアル(5月27日)
本年は選挙の年、可能な限り便宜を図る必要があるというのがルーラ大統領を
始めとする政府の方針であり「農業融資の720億レアルの残高に対して何らか
の恩典を与えることによりの農村における労働党支持を確立したい」という基
本政策を確立した。
この方針に基いて、1)農業生産者は本年度に返済を予定される投資基金に関
して9月末までに40%を支払えば良く、残りは来年廻しにするのが可能である。
2)02/03年から05/06年までの利子は年8.75%から6.75%に引き下げる。更
に生産者は2年、南リオグランデの農家に対しては4年の期間を与える。3)
90年以降の再交渉された債務に関しては、政府は更に割引を認める。但し、現
在248億レアルに達した債務の支払期限を2025年までと再交渉する。4)連邦
に返済去れず、連邦債権となっている70億レアルに関しては40%から75%を割
引し、その残高を5年間に支払うものとする。
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■大統領、ペトロブラスの発進を祝う(5月27日)
5月26日、ペトロブラスは造船業界に対して公海に於ける石油探索のために44
隻の石油運送船の建造、40本の石油採掘口の開口、146隻の石油開孔支援航海
を依頼した。ルーラ大統領は「ペトロブラスはただ単なる設備提供者ではなく、
ブラジル共和国の発展にとって不可欠な当事者となって欲しい」と語った。式
典に参加できなかったディルマ官房長官も声援を送り、ペトロブラスの投資は
ガブリエル社長に率いられて発進する。なお、社長は『マラニョンにおける精
油所建設は有望と語った。
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■ブンゲ肥料、32億ドルの投資を発表(5月27日)
ブンゲ肥料は「120万トンの燐酸肥料をブラジル国内市場へ提供するために32
億レアルを投資する」と発表した。燐酸は窒素と並んで肥料の3要素の一つ、
この計画は燐酸120万トンの製造を目指すもの、売上予想は昨年80億レアルの
同社売上を150億レアルに上昇させる。
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■キルチネル亜国大統領、牧畜業者と対立(5月27日)
キルチネル亜国大統領と牧畜業者の対立は76日を経過、更に度を高めている。
3月11までの税率は50%であったのが政府の発表した税率は95%を限度とする
もの。農村派では「35%までの税率ならば致し方なしと諦めるが、この税率で
は納得し難い」と憤慨しており、解決策から更に遠ざかりつつあるという。
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■バーレ、ウジミナスを手放す(5月27日)
バーレ・ド・リオドッセはウジミナスの普通株5.89%を所有していたが、「同
社の戦略に同意し難い」との理由に基き、この株式を手放すことにした。
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■銀行融資、1兆レアルを超過(5月28日)
4月の銀行貸付残高は1兆176億レアル、遂に1兆を超過した。年間の伸長率
は30.9%、国民所得に対しては36.1%の割合である。給料生活者に対する貸付
は703億レアル、リーシングによる信用提供は389億レアル。小切手過振りに
対する利息は152.7%と高率であるが、自然人に対する平均貸し出し利率は
47.7%と下がり、法人向けでは平均26.3%となる。なお、中銀の発券高は196
億レアルにて、社会福祉庁向け28億レアルを差し引いても168億レアル、いう
までもなく、史上初めての高額である。
なお、農業融資に関しては、残高875億レアルの約80%に相当する750億レア
ルに対して再交渉すると決定、280万の農業生産者と交渉に入ることになった。
再交渉の基準は、1)債務の割引として最高75%までを認める。2)03年から
06年の収穫に対する融資は年18%から10.5%までに引き下げなどが採用された
主な措置である。
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■ビール瓶の容積を巡る会社と委員会の論争(5月28日)
法務省の経済権委員会SDEがビール会社AMBEVを相手取り、権利乱用者として
糾弾した。理由は使用されているビール瓶の大きさが一般基準の600MLと異な
り630MLであるために、経済習慣法違反に該当するか否か調査するという。こ
れに対してAMBEV側は「調査委員会側の権力乱用である」と主張しており、標
準容器というものが規定されているか、否かという論争になりそうな気配であ
る。
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■政府勘定、記録的な黒字16.7億レアル(5月28日)
4月の政府勘定、即ち国庫・中銀の合計収支勘定は195.7億レアル、これに社
会福祉院赤字27.9億レアルと中銀残0.4億レアルを考慮すれば、残高は16.74
億ドルと黒字残高の最高記録となる。
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■インヂオ、抗議を4州に拡大する(5月28日)
最初はマットグロッソ州クヤバにおいてのみ、抗議行為を行なっていたインヂ
オはその政府に対する抗議地域の範囲を拡張し、南マットグロッソ、パラナ、
ミナスにおいても開始した。ミナスにおいては、国道におけるトッラクの動き
を止め、政府に対する抗議と共に寄付金を請求するように変更し、中南部の交
通を停止させている。
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■海岸山脈の伐採、最高はサンタカタリーナ(5月28日)
ブラジルを地理的に大別すれば、北方にアマゾン地方、その東南にサンフラン
シスコ河が流れる東北伯地方があり、南部にはラプラタ水系の土地がある。
ブラジル南部では海岸地帯から急激に海岸山脈に入り、海抜約800メートル程
度に達し、この海抜300メートルから400メートルの高原から次第に高度が下
り、海抜が数十メートルの高原が続くのが、南はリオグランデ州から北はバイ
ア州までの一般的な地形である。それ故、例えば、サンパウロに降った雨は北
西に流れ、南マットグロッソ州境から南に流れ、パラグアイとウルグアイ、ア
ルゼンチン北部の雨水を集めて、ラプラタ河となり、ブエノスアイレスを経て
モンテビデオから大西洋に注ぐ。
この南部の土地を中心としてブラジル文明が発達したのであるが、そのために
犠牲となったのは大西洋樹林であり、現在では傾斜の激しい海岸山脈地帯のみ
に残る程度まで切り開かれてしまった。サンパウロ、リオの両州には殆ど開発
の余地はないが、近隣の州の森林伐採の状況を記せば2000年から05年までに切
り開かれたのはカタリーナ4.5万ヘクタール、パラナ2.8万ヘクタール、ミナ
ス4.1万ヘクタール、バイア3.6万ヘクタールであった。
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メールマガジン: BRAZIL TODAY(※ボランティア活動ですので、至らない点に
つきましてはご了承下さい。)
発行者: 大岩國男
サイト: HTTP://WWW.ANA-LOG.COM
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