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賢者の道 Vol.281

発行日時: 2008/5/10

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  <賢者の道〜Vol.281 -In Christ Alone- 2008-5-10>
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■【今週のテーマ】「キリストの証し人ゼブルンよ」 
■【聖書】創世記 49:8〜15


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創世記49章の祝福の第1グループは、ルベン、シメオン、レビですが
この第一組の特徴は生まれながらの性格、身分は変えられることを
啓示してます。
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ルベンは長男と言う生まれつきの優遇された身分にあったのですが、
肉の罪の故にそれを失い、変えられました。


シメオンとレビは残虐な性格を持っていました。シメオンはその
性格を気ままに用いたので祝福を失い、レビはその不良の性格を
神のために用いようとしたので性格は有益なものに変えられ、
祭司職という特権とさらなる祝福を得ました。


私たちは、みなかつてルベンのように猥雑に耽る面もあり、シメ
オンのように自分勝手で乱暴者でした。


社会には表と裏があり、その表と裏が交差する領域を行き来する、
見てはいけないものがうごめいているものに関心を持つような危う
さが漂っているようなものです。


誰にだってそんな不良な部分があるんです。しかし救われてレビに
なりました。


祭司として神の臨在の中に人をもたらす者とされたのです。


………………………………………………………………………………
祝福の第2組は、ユダ、ゼブルン、イサカルです。
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ここでまじめてキリストの予表を見ます。キリストはユダから出て
きました。


獅子なるキリストは、私たちの敵と戦い、捕らえ、勝利し、いまや
安息しています。そして多くの子獅子としての私たちを生み出され
ました。


ユダの次に、ゼブルンが来ます。「ゼブルンは海辺に住む。そこは
舟の出入りする港となり、その境はシドンに及ぶ」(49:13)と
あります。


この節の成就はマタイ福音書4章15節にあり、そこは、「ゼブルン
の地とナフタリの地、湖沿いの道、ヨルダン川のかなたの地、
異邦人のガリラヤ」と言います。


キリストはガリラヤのゼブルンから宣教を開始し、福音を全地に
もたらしたのはガリラヤ人でした。


申命記33章18節は、「喜べ、ゼブルンよ、海に漕ぎ出すときに」と
言います。ゼブルンは、外に出て行く、福音の良き証し人なのです。


このように、ガリラヤの弟子たちは、舟の泊まる港であったのです。


彼らは獅子なるキリストの福音を、シドンで代表される地の果てに
までもたらしたのでした。これに対してイサカルは、天幕の中に
とどまりました(申命記33:18)。


また彼は11節のろば、豊かな収穫に結ばれているろばとして表現
されています。


骨太のたくましいろばであるイサカルは、伏して、休息しています。
しかも「彼はそこで背をかがめて荷を担い、苦役の奴隷に身を落とす」
(49:15)とあります。


これは彼がキリストに何かを献げたいために仕えることを意味し
ます。


ゼブルンが福音を伝えるために出て行き、証しし、奉仕するのに対し、
イサカルは喜ばしい場所にとどまって、福音を享受し、多くの人々の
重荷を思い祈り続けている、勤勉に神のことばを学ぶために読み、
祈っています。これは教会生活です。


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ある意味で、家庭生活は騒動に満ちた嵐の海です。
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私たちは嵐がいつ来るか、決して分かりません。危うい日々です。


私たちは長年、その家庭生活の海を航海してきて、しばしば大きな
嵐を経験しました。


マタイ福音書14章で嵐の海(正確には湖ですが)での弟子たちの
経験を見ます(22〜33節)「イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、
向こう岸へ先に生かせ」されました。


そのとき主イエスは近くの山に登り祈る時をもっていました。


夕方になった頃、弟子たちを乗せた舟は逆風のために波にもまれ
ていました。祈りを終えられた主は、海の上を歩いて、舟にいる
弟子たちの所へ来られました。


主が舟に乗り込むと、風が静まり、嵐がやんだのです。


嵐がやんだのは、主イエスがおられるところには嵐があり得ない
からです。


嵐は私たちを悩ましますが、波の上を歩かれる主イエス・キリストを
悩ますことはできません。ですから祈る時も、主のからだである教会
(兄弟姉妹の霊)の中で、自分の環境を見るのでなく主のことばに
立って祈るなら、多くの問題は解決するでしょう。


私たちはとどまって祈るイサカルでなくてはならないのです。


………………………………………………………………………………
ユダの部族は山地に住みました。シオンの山の周辺地帯です。
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しかしながら、ゼブルンは海辺に住みました。そしてゼブルンは舟を
表徴し、イサカルはろばを表徴します。


当時の舟は、風の力で航海しましたユダのもたらした福音はゼブ
ルンの港から舟で送り出されます。しかもその福音を送り出す
正しい方法は、重労働によって旅をするろばによるのではなく、
天の風でなされるのです。


使徒言行録1:8で、主イエスはガリラヤ人の福音宣教者たちに対して、
上から聖霊が降り、力を受けるまで待つようにと告げられ、使徒言
行録2章2節は「突然、激しい風が吹いて来るような音が天から
聞こえ」たと言います。


そのときから舟は航海し始めました。その舟の一つがペトロでした。


ペンテコステの日に、ペトロは旅をして労苦するろばではなく、
人々に主イエスは救い主であり、この方を信じなければならない
こと、そうでないと滅びると告げたのです。


福音を宣べ伝えるには決して人が造ったエンジンつきの船やろばに
よるのでなく、天の風の力によることが大切です。


私たちの教会は、舟の港です。私たちが福音を携えて出て行く舟
そのものです。


皆さんはガリラヤ号という舟です。それも風任せの舟です。

出て行って喜ぶ、ゼブルンでありたいものです。



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 最後に、イサカルの霊的意義についても考えましょう。
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彼はろばに譬えられています。たくましくなったろばは、「羊の
おりの間に伏している」〔口語訳聖書〕とあります。

諸教派はおり、囲いです。


イサカルはその囲いの中で安らいでいるのではありません。


主イエスはヨハネ福音書10章16節で、「わたしには、この囲いに
入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない」
と言います。


この伏しているろばは、囲いの中にいるのでなく、囲いと囲いの間
に伏しているのです。


「好ましい休息の場所」は、教派の外にある教会生活、神の山です。


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